NEXT POP powered by Motion

3年半前にMotionというライブ・ハウスがオープンした。100人程の小さなキャパで、場所はアジア1の歓楽街、新宿歌舞伎町。オープンからわずか3年半で、、やなどインディ・シーンを賑わす若手ミュージシャンたちがこぞって出演し、今では月のスケジュールの6割がバンド主導のイベントで埋まってしまうという人気のライブ・ハウスに成長した。

この企画は日々新しい才能を排出し続け、今最も勢いのあるライブ・ハウス新宿Motionのスタッフが、フレッシュな若手バンドを厳選して紹介するコーナー。“NEXT POP”をキーワードに、次世代のミュージック・シーンを担うであろうミュージシャンをどこよりも早くプッシュします! 第1回目はMotionの店長でありabout tessのギタリストでもある鶉野拓人さんとブッキング・スタッフの池内恵己さんにMotionの歴史を振り返ってもらい、その後にmotionのお二人が最初のオススメ・アーティストに選んだJUGONZのボーカル・ギター原田卓馬さんとギター千葉創太さんにインタビューをした。


Interview Motion

—Motionはオープンして3年ほどですが、当初はどんな状態でしたか?

Motion店長 鶉野 拓人 (以下 鶉野 ) : 初代の店長は1人で店長とブッキング両方の仕事をやっていたんです。その頃、僕はabout tessというバンドでswan song councilというイベントをMARZとmarbleでやっていました。その時に、前のMARZの店長に「Motionの店長が1人で大変そうだからブッキングやりなよ。」と言われて始めたのがきっかけですね。初めはブッキングの事とか全く解らない状態でした。しかもオープン当初なのでブッキング台帳を渡された時に、真っ白な状態で本当にびっくりしました(笑) 真っ白な台帳を前に、これは死ぬ気でやらないとと思いましたね。それで朝から晩まで、ずっと色々なバンドに声をかけてメールして、電話してっていう事を続けていました。毎日カオスって感じでしたね(笑)

—その当時のエピソードを教えてください。

鶉野 : 明日出るバンドが決まらないとか、タイム・テーブルが出てないとか当たり前でした(笑) 知り合いの弾き語りの人とか、ちょっとおかしな… 個性の強い人がステージに段ボールのテレビを作り出して、全然やめないとか… そんな日々が続いていました(笑) でも、とにかく1、2年はがんばるしかない! という感じでした。それでも、Motionは当初からバンドに救われていた部分が大きくて、バンド側が常に盛り上げてくれるので、こちらとしてはオープンに色々な人がいられるような場所を作っていこうと思ってがんばっています。

Motion booking staff 池内恵己 (以下 池内 ) : いつもバンドの皆さんに助けられていて、まだまだ自分たちから仕掛けられている部分は少ないですね。

—それでも3年目にして、盛り上がってきている感じはありますよね。

鶉野 : どうなんでしょうか? でも、色々な人が他のライブ・ハウスのメンツを見て「Motionっぽい」と言ってくれる時はすごくうれしいですね!

—オープン1年目にしてやなどが参加したMotionのコンピレーション『NEXT POP』を発売していますね。

池内 : 早すぎたコンピと言われていますよ(笑)

—豪華なメンツですよね。

鶉野 : 今では少し噂になっていて、あのコンピを探している人もいるらしいです。

—次のコンピが楽しみですね。

鶉野 : 最近はいいバンドって色々な事情が絡んでしまって、コンピとかってなかなか出せなかったりするんですよね…だから早く作りたいなとは思っています。

—コンピレーションのタイトルとこの企画のタイトルにもなっている『NEXT POP』にはどんな意味が込められているのですか?

鶉野 : 僕はnoise musicもperfumeも、boredomsもミスチルもプリンスもポップだと思っていて、並列に考えています。ポップって伝わってくる力の象徴だと思っているんです。このコンピの一曲目はから始まっていて、もいて、伝達力の強いバンドがばかりがそろっていると思います。そのコンピを作る時に「次のポップ」「新しい形のポップ」つまりNEXT POPをMotionのカラーにしたいと思いました。

—そのコンセプトは今でも変わりませんか?

鶉野 : 変わっていませんね。「ジャンルはNEXT POPです。」って言ってくれるバンドさんもちらほらいるんですよ。

Motion Profile


新宿Motionは新宿歌舞伎町に2005年10月にOPENしたキャパ120人のライブ・ハウスです。良い歌、良い演奏、良いライブというのはジャンルを超えて伝わるものだという思いで、多くのバンドが「どうすればもっと良くなるだろう? 」と思う気持ちを一緒になって考えています。伝える事、伝わる事の難しさ、楽しさ。その伝達力の強さが強ければ強い程「POP」なんだという思いから、OPEN一周年記念コンピのタイトルは「NEXT POP」にしました。その「NEXT POP」という言葉がそのまま新宿Motionのカラーになっていると思います。


Vol.1 JUGONZ

ボーカルギター 原田卓馬
ギター 千葉創太
ベース 石井工事
ドラムセット 入交盾
エフェクター 佐々木篤

第1回目は西東京出身のJUGONZ。複雑に構築されたアレンジにボーカル・ギター原田卓馬のキャッチーなメロディがのると、いつの間にか心地よいポップな楽曲に。ニュー・ウェイヴ、パンク、ギター・ロックなど多種多様なジャンルを一気に取り込み、一気に吐き出す様子は笑えるくらいにポップです。


Interview JUGONZ

—JUGONZがMotionに出ることになったきっかけを教えてください。

池内 : 私がwild gun crazyというイベントにたまたま遊びに来ていて、そのときライブを見てすごくよかったので声をかけたんです。

—Motionに出た時の印象はどうでしたか?

JUGONZ 原田卓馬(以下 原田 ) : なんなんだこのライブハウスは! ? って思うくらい面白いメンツでしたね。確か東京Freestyle club、ホライズン山下宅配便、ATARIMAEDANOCRACKERSとOCCURPOOでしたね。その日のライブのフライヤーが未だに家に8枚くらい貼ってあるんですよね〜(笑)

池内 : でもライブの後には「僕らもっとポップなうたものとやりたいです。オモシロくくりはやめてくださいっ」て言われましたね(笑)

鶉野 : その時もJUGONZのライブがすごくよかったのは覚えていますね!

—JUGONZはずっと同じメンバーで活動しているのですか?

原田 : 入れ替わりは激しいんですけど、一度やめても戻ってくることが多いんです。そういう変遷を全て入れると実は今は第九期ぐらいなんです(笑)

—Motionの皆さんはJUGONZの変遷を見ているのですね。

鶉野 : ほぼ見ていますね。少し不安になる時期もあったんですけど、1回抜けたメンバーが戻ってきてライブやるときは、演奏も顔つきも全然違いましたね。気合いが入っていて、戻ってきて本当によかったなと思える程すごくいいライブしていましたね。


—5/28に行われる自主企画は正にMotionといった顔ぶれですね。

JUGONZ 千葉創太(以下 千葉) : 今回はそういう感じですね。やっぱりMotionには良いバンドが多いからだと思います。実は音楽性は全然違っているんだけれど、それこそさっき言っていたNEXT POPという共通点をもったバンドばかりじゃないかなと思います。

—やなどMotionを通して出会ったバンドにシンパシーを感じる事はありますか?

原田 : が歌詞で使う言葉やキーワードのインパクトは、曲作りの時に参考にしたりします。他のバンドからも音楽はもちろんそれ以外でも色々な影響を受けていると思いますね。

—拓人さんから見てJUGONZの魅力はどこにありますか?

鶉野 : 初めて見た時の印象がずっと続いていて、「フランク・ザッパがポップ・フィールドで音楽を作った。」感じですね。こんなこと言ったら、怒られちゃうかもしれないですけど、フランク・ザッパってすごい人だけど、音楽的センスがあまりなかったと思うんです(笑) その彼がポップ・センスを持って音楽をやっている感じですかね。

—すごい褒め言葉ですね!

原田 : お褒めに預かりましたJUGONZです(笑)

一同 : 笑

鶉野 : 4月のライブからクオリティが一気に上がり、これはJUGONZきてるなと思いました。レコーディングをしているという話を聞いていて、やっぱりライブだけじゃなく、レコーディングやイベントなど、全体としての動きがバンドにとっては大事なんですよね。今は活動のバランスがすごくよくとれている状態だと思うので、より多くの人にJUGONZを聴いてほしいです。


JUGONZ Profile

ボーバルギター 原田卓馬
ギター 千葉創太
ベース 石井工事
ドラムセット 入交盾
エフェクター 佐々木篤

枠組みを壊したり、ところにより型にはまってみたりとにかく節操がない!
専売特許はユーモアとナンセンスで、夢は隠遁生活。
東京発スペクタクル不完全燃焼JUGONZ!
数々のメンバー・チェンジ(主に出戻り)を経て現在の5人のメンバーとなる。
実に延べ第9期か10期くらいだが本人達ですら曖昧なところである。

HISTORY

2005年6月 結成
2006年1月 1st Maxi Single [穴]発売
2006年6月 1st Album [電気危機]発売
2006年10月 wild gun crazy compilation vol.2 [罪と罰]で参加
2007年8月 1stCompassionSingle [絶滅器具]
2007年8月 SUMMER SONIC 07 最終選考15組に選出
2007年8月 名神阪京ツアー
2008年3月 メトロスモvol.1開催
2008年7月 関西ツアー
2008年9月 東京Freestyle CLUB とスプリットで行く聖剣奪回ツアー
2008年12月 メトロスモvol.2開催
2008年5月28日 メトロスモvol.3開催予定
2009年7月9日 1st Big single [monomania] レコ発予定

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