オールデイズ・レコード


ブレイン・イッツ・オン・ザ・ボサノバ
EYDIE GORME
大ヒット・ナンバー「恋はボサ・ノバ」を含むイーディ・ゴーメの人気盤! スティーヴ・ローレンスとのおしどり夫婦デュオとしても人気を博したイーディ・ゴーメが、ボサ・ノヴァ・ブームに乗って発表したベストセラー・アルバム(63年作品)。バリー・マン&シンシア・ワイル作の大ヒット・チューン「恋はボサ・ノバ」は、大滝詠一「恋はメレンゲ」の元ネタとしてもおなじみの名曲だ。64年の貴重なシングル2曲をボーナス収録。


ブレンダ・リー・イン・トーキョー
BRENDA LEE
65年に開催された来日公演の模様を収録した、ファン垂涎の貴重なアルバム! “リトル・ミス・ダイナマイト”との異名を取った歌姫ブレンダ・リーが65年に行なった来日公演の模様を収めた貴重なアルバムが遂にCD化! 代表レパートリーの「ジャンバラヤ」「ごめんなさい」「スイート・ナッシンズ」から、日本での大ヒット「ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー」まで、充実したステージが楽しめる一枚で、二十歳にしてすでに貫禄あふれる彼女の歌唱は実に見事なもの。“ライヴ・イン・ジャパン”ものの一つとしてもコレクションしておきたいアイテムだ。


グリーン・ソング・ブック
Various Artists
黒人ピアニスト、ドン・シャーリーと破天荒なイタリア系白人トニー・リップとの友情を描いた心温まるロードムービー『Green Book』を彩る名曲のルーツを探るシネマの旅。 唯一無二の黒人ピアニストのドン・シャーリーと破天荒なイタリア系白人トニー・リップとの友情をモデルにした心温まるストーリーで2019年アカデミー作品賞とゴールデングローブ賞を受賞した映画『グリーンブック』。本作はその感動の源となった50年代や60年代の黒人音楽を中心にスポットを当て、様々なアプローチでルーツ探しをした編集盤。サントラ収録曲のクレジットを頼りに当時のオリジナル曲を探し当て、さらに劇中の何げないシーンやふとした場面で使われながらもサントラには入らなった楽曲にも優しい愛情を注ぎ込んだ、映画と音楽を愛するすべての人に捧げる私家版サウンド・トラックというべき逸品!


ジ・イン・サウンド・フロム・ウェイ・アウト! & カレイドスコピック・ヴァイブレイションズ (50周年記念デラックスエディション)
Perrey & Kingsley
エレクトロニック・ミュージック・デュオ、ペリー&キングスレイの電子音楽ポップの金字塔! 発売50周年を記念して、ポップなエレクトロニック音楽の金字塔的名盤の唯一となった2枚のアルバムを2in1仕様で全曲収録。 「この音の塊が放つ輝かしさ、まぶしさ、かわいさよ。これからこのアルバムを初体験する次世代ファンがたくさんいるのだろうと思うと、僕はうれしくてしょうがない。こんなに楽しくて&面白くていいのかとわくわくしながら、このまぶしいほど鮮やかな音世界を賞味してほしい!」その後ディズニーランドの“エレクトリカルパレード”のテーマ曲となる目玉曲「バロック・ホウダウン」はもちろん、彼らのトレードマークともいえるスピード感溢れるテープ編集と電子音の応酬が冴え渡る「ワン・ノート・サンバ」「第3の男のテーマ」などを収録。 ポップでキャッチ―でファニーな音楽を求めてやまないあなたへ!


ランナウェイ・ウィズ・デル・シャノン
DEL SHANNON
ロック史に残る名曲「悲しき街角」を含むデル・シャノンの傑作デビュー盤! デビュー曲にして全米ナンバーワンに輝いた「悲しき街角」をフィーチャーしたデル・シャノンの記念すべきファースト・アルバム(61年)。ロック史に残る名曲を含む代表作でありながら、日本で入手困難な状況が長いこと続いていたため、今回の紙ジャケット仕様での復刻は、ロック・ファンやオールディーズ・ファンにとって見逃せないものといえる。エルヴィス・プレスリーとの競作となった「マリーは恋人」も必聴だ。ボーナス・トラックとして「悲しき街角」のヒット・シングル・ヴァージョンや貴重なシングルB面曲を追加しているほか、アルバム本編のステレオ、モノの両ヴァージョンを収録したコンプリート・コレクション!


ウェア・ユア・ラヴ・ライク・ヘヴン
DONOVAN
ドノヴァンのファンタジックな世界と美しいジャケットが織りなす、名盤の輝き もともと2枚組ボックス仕様を意図して制作された作品で、67年に『Wear Your Love Like Heaven』と『For Little Ones 』が単体でリリースされたあと、翌68年にその2枚を美麗なボックスに収めた『ドノヴァンの贈り物/夢の花園より(A Gift From A Flower To A Garden)』がリリースされた。1枚目にあたる本盤は同世代の大人に向けたエレクトリック・ポップ・アルバムで、穏やかでノスタルジックな雰囲気のなか、ドノヴァンならではのファンタジックな世界が展開されている。(さらに初期ドノヴァンの代表曲2曲の別ミックスもボーナス・トラックとして追加)


ブーツ
Nancy Sinatra
全米ナンバーワン・ヒット「にくい貴方」をフィーチャーしたファースト! フランク・シナトラの愛娘としてリプリーズ・レコードからアイドル歌手としてデビューしたナンシー・シナトラが大胆なセクシー路線で大成功したのが、66年の全米ナンバーワン・ヒット「にくい貴方」だ。このファースト・アルバムには、同曲のほかにもビートルズやストーンズのイカしたカヴァーが満載。レザーのブーツにミニスカートで時代の最先端を駆け抜けたナンシー嬢のコケティッシュな魅力を存分に味わってほしい。


チャーリー・チャップリンズ・ソングブック
Various Artists
笑いながら、泣いてしまう。チャップリンの映画には、不思議な力があります、「喜劇王」でありながら心に響く音楽を奏でた名作曲家。その哀愁のメロディーが、今日もあなたの心を揺らす。 彼は映画を撮り、脚本を書き、そして音楽を“作る”人でした。譜面が読めなくても、自分の心の旋律をピアノで奏で、映画の世界に命を吹き込んだのです。 『モダン・タイムス』の「スマイル」、そして『ライムライト』の「エターナリー」。どちらの曲も、言葉を超えて人の心を温める名旋律として、いまも世界中で歌い継がれています。チャップリンが伝えたかったのは、「人生には笑いと涙のどちらも必要だ」という普遍のメッセージ。本作では、彼の音楽を受け継いだ数々のカヴァー作品を通して、その優しさと強さを見つめ直します。


ブレンダ・リー
BRENDA LEE
60年「I’m Sorry」で全米トップ、59年-60年4位の「Sweet Nothin’s」を含む実質的に処女作と位置付けられる大ヒット・アルバムが蘇る。リトル・ミス・ダイナマイトの称号を決定付けた名盤。 60年「I’m Sorry」で全米トップまで上り、その少し前、59年-60年には4位まで登った「Sweet Nothin’s」を含む実質的に処女作と位置付けられる大ヒット・アルバムの登場。このアルバム発表時、15歳の可愛い女の子。リトル・ミス・ダイナマイトの称号を決定付ける実力をみせた名盤。 ボーナス・トラックには11歳の時のデビュー・シングルなど彼女の驚くべく天才の秘密が理解できるファンにとって嬉しい作品化となっている。


踊るブラウン管 : ルーツ・オブ・TV番組 「ゴー・ゴー・フラバルー」
Various Artists
60年代にアメリカで放映された伝説の音楽番組、『Hullabaloo(フラバルー)』を特集。 ポップス黄金期を彩った懐かしのテレビ番組を特集。アメリカで放送された音楽バラエティ 『Hullabaloo(フラバルー)』をピックアップ。本番組は、大橋巨泉が司会を担当した、あの『ビートポップス』の元祖ともよばれる伝説的TVシリーズ。ヒットパレードを賑わせた英米アーティストによるパフォーマンスをメインに、注目を集めたブライアン・エプスタインの特別コーナー、映画スターや歌手による超豪華な司会進行、さらに“Hullabaloo Dancers”によるキュートなダンスと、僅かな放送期間でありながら、ポップス・ファンの心を鷲掴みにしてきた。 そこで本作では、ショーを盛り上げた司会・出演者・曲目の数々を徹底解剖。また恒例のメドレー・コーナーなどを中心に誕生した奇跡のカバー・パフォーマンスやデュエットにも着目し、番組内で披露された楽曲を厳選収録。「“Hullabaloo”=大騒ぎ」という意味の通り、様々なポップ・ミュージックが起こした化学反応の足跡を辿る。


GSが教えてくれた洋楽99
Various Artists
1960年代末に日本中を熱狂させたグループ・サウンズたちがライヴやアルバムで演奏した洋楽のオリジナル・ヴァージョン99曲を収録したボックスセット! <THE SEARCH & THE ROOTS MUSICシリーズ> 1967~1968年にかけて一大ブームを巻き起こした「グループ・サウンズ(GS)」と呼ばれる和製ビート・グループたちの大きな特徴のひとつとして、ジャズ喫茶(現在のライヴハウスのようなもの)等における彼らの演目が、洋楽カヴァー曲を中心に構成されていたことが挙げられる。これは、スパイダースやブルー・コメッツ、ワイルド・ワンズといったバンド内にソングライターも兼ねたメンバーがいる自作自演組(1965~6年デビューのGS第一世代)も、外部職業作家からオリジナル楽曲を提供してもらってレコーディングするスタイルが大半だった1967年以降のデビュー組(GS第二世代)も同様であった。 ~本CDは、そんなGSがステージ・レパートリーやレコーディング等でカヴァーしていた洋楽ポップス作品のオリジナル・ヴァージョンを集めたコンピレーションで、GSの台頭期でもある1965年~1967年にリリースされた洋楽ポップス/ロック楽曲を中心に収録している。ポップ・バラードからロックンロール、ブリティッシュ・ビート、ブルース・ロック、ニューロック、フォーク、R&B…とその音楽ジャンルは多岐に亘るが、この多様性・雑食性こそがGSの醍醐味と言えるのではないだろうか。 選曲にあたって、基本的に“オリジナル・ヴァージョン”はGSがカヴァーする際に対象となったヴァージョンをセレクトしており、例えばディスク1の1曲目「アラウンド・アンド・アラウンド」が本来の意味でのオリジナル・アーティストであるチャック・ベリーではなくて、アニマルズのヴァージョンが収録されているのはそのためである。また、収録曲はすべてGSによるカヴァー・ヴァージョンが現在でもCDやレコードで聴くことが可能な楽曲なので、機会があったら、ぜひ聴き比べてみることをお奨めする。~解説より抜粋


サムタイムス・ユー・ハフ・トゥ・クライ
SAM BAKER
オーティス・レディング、ジェイムス・カーと並ぶサザン・ソウル・シンガー! サム・ベイカーは、オーティス・レディング、ジェイムス・カー、あるいはクラレンス・カーターといったサザン・ソウルを聴いてきた者にとっては、とても忘れることのできないシンガーのひとり。サウンド・ステイジ・セヴンにとってほとんど初めての本格的な黒人シンガーとして65年に第1弾シングルを出し、67年には本アルバムをリリースした。本作はその12曲にボーナス・トラックとして6曲を加えたもので、多大の夢を与えてくれた彼への恩返しである。


カル・ジェイダー、スタン・ゲッツ・セクステット
CAL TJADER
ヴィブラフォンとテナー・サックス、互いのクールネスが溶けあった名作! カル・ジェイダー(ヴィブラフォン)とスタン・ゲッツ(テナー・サックス)による双頭アルバム(58年作品)。モントレーにある和食レストランの店名から取られた「ギンザ」(別名「ギンザ・サンバ」)、チャーリー・パーカー直系のブルース「クロウズ・ネスト」、甘美なワルツ「リズ・アン」など、人気ソリスト同士が互いのクールネスを交歓させた名作が、ここによみがえる!


ザ・シンギング・ナン:ドミニク
THE SINGING NUN
“歌う修道女”スール・スーリールによる世界的ヒット「ドミニク」をフィーチャー! “歌う修道女”ことベルギー出身のスール・スーリール(akaシンギング・ナン)が63年に放った全米ナンバーワン・ヒット「ドミニク」は、カナダやオーストラリア、ニュージーランドでも1位を獲得する世界的ヒットとなり、我が国でもペギー葉山やザ・ピーナッツ、伊東ゆかりなどがカヴァー。シングルと同時期にリリースされた本アルバムも、すべてオリジナルによるフランス語歌唱集ながら、チャートのトップに10週間居すわるベストセラーを記録した。


ソウル・サウンズ
CHRIS CLARK
17歳でモータウンと契約した白人女性シンガー、クリス・クラーク幻の名盤! 弱冠17歳にしてモータウン・レコードと契約し、ベリー・ゴーディの全面バックアップでデビューした白人女性のクリス・クラークは、イギリスのノーザン・ソウル・シーンで絶大な人気を誇るブルー・アイド・ソウル・シンガー。その67年のプレミアムなデビュー・アルバムが待望の復刻となった。ホランド=ドジャー=ホランドやスモーキー・ロビンソンの書き下ろし楽曲を、持ち前のソウルフルなヴォーカルで歌い上げる長身ブロンド・ガールの魅力に惹きつけられること必至! シングル3曲追加。


ロッキン・ウィズ・リード
JIMMY REED
今なお多くのアーティストに影響を与えているブルースマン、ジミー・リードの人気盤! 50年代中期から60年代前半にかけて数多くの全米R&Bヒットを放ち、大人気を誇ったブルースマン、ジミー・リード。本盤は、彼の全盛期であるヴィー・ジェイ・レコード時代の名盤(59年発表)で、ジミー・リード・クラシックスと呼んでもよい人気曲「ダウン・イン・ヴァージニア」ほかを含む、ブルース・ファンの必聴盤だ。さらにヒット曲「アイム・ゴナ・ゲット・マイ・ベイビー」など5曲をボーナス追加!


アラバマ・ブルース
J.B. LENOIR
殿堂入りを果たした伝説のブルースマン、J.B.ルノアが60年代に遺した名作! 女性かと思うようなハイピッチなヴォーカルで知られ、軽快なロッキン・ブルースを得意としたJ.B.ルノアは、いっぽうで、社会や政治に関わる事象を積極的に歌った希有なブルースマンでもあった。シカゴでレコーディングされ、CBSからリリースされた本盤(66年)は、全曲がアコースティック・ギターによるもので、弾き語りの多くはスロー・ブルース。ジョニー・ウィンター、フレディ・キングらにカヴァーされた代表曲「ザ・モジョ・ブギ」、最大のヒット曲「トーク・トゥ・ユア・ドーター」などを楽しむことができる。


アイ・ウォント・キャンディ
THE STRANGELOVES
謎のスタジオ・グループ、ストレンジラヴズの正体が明らかになる待望の復刻盤! エンジェルス、マッコイズのヒット・レコードを手がけたことで知られるプロデューサー・チーム、ボブ・フェルドマン、ジェリー・ゴールドスタイン、リチャード・ゴッタラーが結成したスタジオ・グループ、ストレンジラヴズ唯一のアルバム(65年)が、貴重なシングル曲追加で復刻! ボ・ディドリー・ビートを取り入れたヒット・チューン「アイ・ウォント・キャンディ」は、80年代にバウ・ワウ・ワウがカヴァーした。


パリセイズ・パーク
FREDDY CANNON
62年全米3位の大ヒット曲「パリセイズ・パーク」をフィーチャーした彼の代表アルバムいよいよ作品化。ボーナス・トラックにはアルバム未収録曲6曲が入った待望の決定盤となっている。 62年全米3位の大ヒット曲「パリセイズ・パーク」、邦題「恋のジェット・コースター」)をフィーチャーした彼の代表アルバムいよいよCD化となる。ボーナス・トラックにはアルバム未収録曲、59年の大ヒット曲「 Tallahassee Lassie」、同年ロックン・ロールのアレンジで新たにリバイバル・ヒットさせた「Way Down Yonder In New Orleans」他ボーナス・トラックに6曲が入った待望の決定盤。 通称フレディー・ブーン・ブーン・キャノン、本CDは彼が在籍したスワン・レーベルに残されたロックン・ロール創世記、重要な役割を果たしたトラックを聴くことができる。音源はユニークであり当時の若者達のハートをつかんでいった。それまでのアイドルとは違いワイルドな歌い方、何か田舎臭さもあるが生きのいいポップ・ロックを歌いまくる、素晴らしいエンタテイナーでもある。


シングス・ザ・ジョージ・アンド・アイラ・ガーシュイン・バラッズ・ソング・ブック
CHRIS CONNOR
ガーシュインの恋歌を、クリスがバラード中心に丁寧に歌い上げる日本独自セレクト盤。夜のリラックスタイムどんなシーンにも似合う上質な歌のBGM。 ガーシュインの名曲をクリス・コナーのクールな歌で味わうそれだけで、部屋の空気がすっと整うような一枚です。本作はオリジナルのLP2枚組の楽曲からバラードを中心とした15曲にしぼった日本独自編集盤。『I’ve Got a Crush on You』のほの甘さ、『How Long Has This Been Going On?』の大人の吐息、『They Can’t Take That Away From Me』の凛とした強さ。どの曲もコナーが感情を盛りすぎずに言葉を丁寧に差し出してくれるのが素敵です。ジャズ入門にもおすすめ、聴き慣れた方ほど「こんな表情があったんだ」と再発見があるはず。


シングス・ザ・ジョージ・アンド・アイラ・ガーシュイン・バラッズ・ソング・ブック
SARAH VAUGHAN
ガーシュインの恋歌を、サラがバラード中心に丁寧に歌い上げる日本独自セレクト盤。夜のリラックスタイムどんなシーンにも似合う上質な歌のBGM。 ガーシュインをサラ・ヴォーンの声でしっとり味わうための日本独自セレクト。オリジナル音源からバラード中心にぎゅっとまとめた内容です。まず惹き込まれるのは、声の質感。きらっと艶がありながら、角が立たずどこまでもなめらか。『Someone to Watch Over Me』では守られたい気持ちが静かにほどけ、『The Man I Love』では胸の奥の待つ時間がふっと浮かびます。『He Loves and She Loves』の優しさ、『How Long Has This Been Going On?』のとろけ方も絶品。さらに『Summertime』『My Man’s Gone Now』で見せる陰影が、アルバム全体を大人の表情に引き締めます。派手な技巧で圧倒するのではなく、歌で、物語を紡ぎだすサラ・ヴォーンの魅力が詰まった一枚。


グレイト・アメリカン・コンポーザー:ガーシュイン・ソング・ブック
Various Artists
「アメリカ音楽の父」と称され、わずか38年の生涯でジャズとクラシックの壁を越えた数々の名曲を遺した天才作曲家、ジョージ・ガーシュイン、彼を理解するために深掘ってみた。 「アメリカ音楽の父」と称され、わずか38年の生涯でジャズとクラシックの壁を越えた数々の名曲を遺した天才作曲家、ジョージ・ガーシュイン。彼の生み出した洗練された旋律と、アイラ・ガーシュインの機知に富んだ歌詞は、時代を超えて「グレート・アメリカン・ソングブック」の最高峰として輝き続けています。 ガーシュインの楽曲の最大の魅力は、ジャンルの境界を軽々と飛び越えるその普遍性と柔軟性にあります。本作に収録されているジャズの巨人たちにとどまらず、音楽史に名を刻む数多のトップアーティストたちが彼の曲をカヴァーしてきました。 たとえば、マイルス・デイヴィスは名盤『ポーギーとベス』でオーケストラ・ジャズとして楽曲を再構築し、ジャニス・ジョプリンは穏やかな子守歌である「サマータイム」を、魂を削るようなサイケデリック・ロックのアンセムへと変貌させました。さらに、スティングやエルトン・ジョン、ケイト・ブッシュ、ジョン・ボン・ジョヴィといったポップスやロックの巨星たちも独自の解釈で名曲を歌い、彼のメロディは常に第一線の天才たちを惹きつけてやみません。 本作は、そんなガーシュインを深掘り、次々と名曲を生み出し名声を手に入れた音楽の王様のあまりにも短く、あまりにも濃密な、38年の生涯を理解する企画。


シングス・ザ・ジョージ・アンド・アイラ・ガーシュイン・バラッズ・ソング・ブック
Ella Fitzgerald
ガーシュインの恋歌を、エラがバラード中心に丁寧に歌い上げる日本独自セレクト盤。夜のリラックスタイムどんなシーンにも似合う上質な歌のBGM。 「バラードだけ聴きたい!」に真正面から応える、日本独自セレクト盤。エラ・フィッツジェラルドが1959年に残した『ガーシュイン・ソングブック』の中から、しっとり系ナンバーのみを厳選し、18曲にまとめています。 この盤の魅力は、選曲のやさしさ、エラの表現力、聴き疲れしない上質さ。『A Foggy Day』の情景描写、『Embraceable You』の甘さ、『How Long Has This Been Going On?』の大人の余韻がうまいだけではなく、言葉のひとつひとつに心の温度があるのがエラ。 しかも曲がすべてガーシュイン兄弟作品なので、統一感が抜群。ジャズの知識がなくても、メロディの美しさで自然に引き込まれます。夜のリラックスタイム、読書、ワインやコーヒー、雨の日の部屋…どんなシーンにも似合う上質な歌のBGM。


チョップスティックス・エキゾチカ : 極東幻想!オリエンタル・ロック 1954-1964
Various Artists
銅鑼(ドラ)が鳴れば、そこはパラレルワールド! 1950~1960年代に西洋の幻想が生んだ、魅惑の「東洋ロック」秘宝館へようこそ。 フジヤマ、ゲイシャ・ガール、カラテ、サケ、チョップスティックス・・・。1950~1960年代に西洋人が「盛大な勘違い」で突っ走った、インチキ東洋ロック・コレクション!! 名曲(迷曲)、珍曲が目白押し、まさに「トンチンカンな解釈」の見本市。そこに描かれた無国籍でごちゃ混ぜの東洋ファンタジーワールドは、さながらB級カルト映画のサウンド・トラックだ。 さらにボーナス・トラックとして、妖艶なカタコトの日本語をフィーチャーしてエキゾ感を加速させた、カルト的な人気を誇る3曲を追加収録した全32曲! Have A Nice Trip To The Wonder Land !


ヘルプ!
GEORGE MARTIN & HIS ORCHESTRA
「5人目のビートルズ」ジョージ・マーティンが、自らタクトを振った究極のインスト盤!ロックの衝動を、優雅なオーケストラで解剖。歌がないからこそ、レノン=マッカートニーの旋律の美しさが浮き彫りになります。映画『Help!』の舞台裏を歩くような、大人のためのビートルズ・ラウンジへようこそ。 「ビートルズの音楽を完成させた男」ジョージ・マーティン。彼が1965年に世に送り出したこの『Help!』オーケストラ盤は、単なる企画モノの枠を遥かに超えた、音楽史上極めて重要な「ミッシング・リンク」です。 本作の最大の特徴は、ビートルズ本人のレコーディングを熟知しているマーティン自身が、その「音楽的骨格」をクラシックやジャズの語法で再構築した点にあります。例えば『Help!』で見せるスパイ映画のような緊張感、あるいは『Youve Got To Hide Your Love Away』で見せるバロック的な気品。これらは、後に『Yesterday』や『Eleanor Rigby』で開花する「ポップスとオーケストラの融合」の予行演習でもありました。 USオリジナル盤ならではの、当時のダイナミックな音像も魅力。ビートルズという巨大な才能を、マーティンというフィルターを通して眺める贅沢。マニアには制作背景の深さを、新しいリスナーには極上のイージーリスニング体験を約束する一枚です。


ライトフット
GORDON LIGHTFOOT
ゴードン・ライトフットの記念すべき1st。飛行場、鉄道、北国の自然……彼が描く詩情豊かな風景は、まるで一本の映画のよう。ブルース・ラングホーンの繊細なギターと、唯一無二の歌声が織りなす極上のアコースティック・サウンド。大人にこそ聴いてほしい名盤です。 1966年、音楽界がサイケデリックやロックへと傾倒する中、カナダから現れた一人の男が世界を驚かせました。その名はゴードン・ライトフット。本作『Lightfoot』は、彼の輝かしいキャリアの第一歩であり、現代に続くシンガーソングライター文化の礎を築いた重要作です。 最大の見どころは、やはりその「ソングライティング」の質の高さ。ボブ・ディランが「彼の曲を聴くと、一生終わってほしくないと思う」と絶賛し、PPMやエルヴィス・プレスリーまでが彼の楽曲を取り上げたという事実が、その凄さを物語っています。 アルバムを開ければ、代表曲「Early Morning Rain」があなたを待っています。霧深い朝の滑走路、飛び立つ飛行機を見送る孤独な男……その情景描写の美しさは、もはや文学の域。さらに、卓越した12弦ギターの技術と、伝説のギタリスト、ブルース・ラングホーンによるサポートが、楽曲に奥行きと気品を与えています。 派手な演出はありません。しかし、そこには「良い曲と良い声」という、音楽の最も純粋な感動が詰まっています。フォーク好きはもちろん、良質なポップスを求めるすべての人に。50年前の作品とは思えない、瑞々しい響きを今すぐ体感してください。


オールデイズ・アルバム・ガイド:THE SEARCH & THE ROOTS MUSICシリーズ #2
Various Artists
アーティストやムーブメントの源流を探る人気シリーズ「THE SEARCH & THE ROOTS MUSIC」の珠玉のナンバーを選曲。伝説的DJイベント「LONDON NITE」や世界的に再評価が進むシティポップ、忌野清志郎やはっぴいえんどといった邦楽アーティスト、さらにエリック・クラプトン、サイモン&ガーファンクルら大物アーティストのルーツを辿ります。 時代を超えて愛されるバンドやシンガーソングライターが影響を受けた名曲と、その血肉となったルーツ・ミュージックを、ジャンル横断で集約したコンピレーションです。


アイ キャン・テル + ソー・メニー・ローズ
JOHN HAMMOND
後にザ・バンドとなるザ・ホークスの面々、ストーンズのビル・ワイマン、マイク・ブルームフィールドなど、伝説の怪物達が集結したブルース・ロックの金字塔2枚をカップリング!! 本作は、ジョン・ハモンドがアトランティック(1967年)とヴァンガード(1965年)に残した、彼のキャリアにおけるハイライトともいえる名作2枚を贅沢に収録。 それは、ディランが「ザ・バンド」を従えるきっかけとなった伝説のセッションであり、エレクトリック・ブルースがいかにして「ロック」へと進化したかを追体験できるドキュメントでもある。特筆すべきはその参加メンバーの凄まじさ!ロビー・ロバートソンやレヴォン・ヘルムなど若き日の豪華参加メンバーたちが、若さゆえの鋭利な演奏を聴かせ、ジョン・ハモンドの野性味溢れるボーカルとも相まって、白人がブルースを演奏する(歌う)ことへの疑念を瞬時に吹き飛ばす。 シカゴ・ブルースへの敬意と、ロックンロールの初期衝動、その両方が爆発した奇跡のトラックリストなのだ!


ザ・バンド前史:ビッグ・ピンクまでの軌跡
Various Artists
伝説のグループ、ザ・バンドには、もうひとつのストーリーがあった。 ザ・バンドといえば・以前にも名盤「ムーンドック・マチネー」などのルーツに肉薄したBOXセット(ODR6410-12)があるが、その礎となった前身バンドやミュージシャン達に絞った本作は、ファン待望のマスト・アイテムだ。(もちろん、BOXセットとの選曲だぶりはありません。) いまだ根強い人気を誇るグループ「ザ・バンド」には、かの有名な「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」に至る前の序章が隠されていた。黄金期メンバーが一堂に介したM1、ザ・バンドを思わせるM3、岡林信康のその憧憬バンドがはっぴいえんどなら、ロニー・ホーキンスのバック・バンド「ザ・ホークス」として、数々の名演で魅了した楽曲を選曲した。 後半は、ボブ・ディランとの邂逅を表すM16、その仲をとり持ったジャズ界の巨匠のご子息ジョン・ハモンド(・ジュニア)の役割にも副次的視点から注力する。それにしても、前半部で魅せるロビー・ロバートソンの曲作りのうまさは,ザ・バンド結成前なれど格別だ。ボーナス・トラックは、ガース・ハドソンが名演を聴かせるM25が収録された。


傷だらけのアイドル
PAUL JONES
マンフレッド・マンでおなじみのブルー・アイド・ソウル・シンガーのソロ・アルバム! ポール・ジョーンズは今も現役のブルー・アイド・ソウル・シンガー&ハーモニカ奏者。1960年代に世界的な人気を誇ったビート・グループ、マンフレッド・マン(Manfred Man)のリード・ヴォーカルを経てソロのミュージシャンとして独立。自身のアルバムだけではなく新たなグループを結成したり、またさまざまなセッション活動にも精力的に参加。1960年代~1970年代~1980年代~1990年代~2000年代~2010年代と6Decadeにも渡る現役生活を送っている。 1970年代にはテレビ番組やミュージカルにも出演していたが、その‘原点’となるのが1967年の主演映画「傷だらけのアイドル(Privilege)」(日本公開:1967年12月)。 サントラ・アルバム(全12曲)にはポールの歌唱が3曲(4ヴァージョン)含まれており、本国イギリスと同じ内容でアメリカでもUniレコードからリリースされたが(別ジャケット)、同時にアメリカではサントラ盤からポールの歌唱3曲を取り出し、イギリスで1966年に出ていたポールの初ソロ・アルバム「My Way」からの楽曲等を足して編集したアルバム「Sings Songs From The Film Privilege」がキャピトル・レコードから送り出された。それに独自のボーナス曲を加えたのが、紙ジャケット盤CDで復刻された今回のアルバムである。


シェイラ
TOMMY ROE
62年に自作の全米No.1ヒット「シェイラ」で大ブレイク。バディ・ホリーに影響を受けたロックン・ロールと甘さを持った彼がABC時代に残した記念すべくファースト・アルバムが遂に作品化。 トミー・ロウは1960年代前期~1970年代前期にかけて数々のヒットを放っていたポップ・スターで、かつシンガー・ソング・ライターでもある。1962年に自作の全米No.1ヒット「Sheila」で大ブレイク。1950年代後期のバディ・ホリーに影響を受けたロックン・ロールと甘さを併せ持つ彼だった。 本作は彼がABC時代に残した記念すべくファースト・アルバムにその後63年3位まで登ったヒット曲「Everybody」他6曲のボーナス・トラックに加えたファン待望の単独作の発売である。


ヴィヴァ・ボサノヴァ!+ オレ!ボサノヴァ!
LAURINDO ALMEIDA
ブラジル屈指の名ギタリスト、コンポーザー、ボサノヴァの先駆者。彼が62年-63年米キャピトル・レコードに残したアルバム2枚が2in1。西海岸の豪華メンバーとコラボ、ボサノヴァ・ジャズの世界を堪能できる秀作。


スウィンギン・ゼム・ジングル・ベルズ
Various Artists
それらの幸福なレコード達の中から、1950~60年代のジャズとその周辺の音源を集めている。まだそれらが大衆のものだった頃の音だけに、いまでも楽しさは色あせることがない。誰もがお馴染みの曲達をスインギーに変えてしまうアレンジの妙を、弦と管と声をふんだんに使った分厚く豪華なサウンドを、そしてエンターテイナー達の素晴らしいパフォーマンスを楽しんでいただきたい。


リズム&クイーンズ:ロックンロール・シスター列伝 1942-1964
Various Artists
シャウト、唸り、祈り・・・。ロックンロール、ソウルの源流となった「真のクイーン」たちによる、魂を焦がす30曲の「熱狂の炎(Inferno)」! 1940年代初頭から1960年代初頭という、音楽史におけるダイナミックな変革期。ジャズ、ジャンプ・ブルース、R&B、そしてゴスペルが溶け合い、ロックンロールという名の爆発的なエネルギーを生み出した時代、彼女たちはその中心にいたのだ! 本作は、ロックンロールという熱狂的なムーヴメントの核心を築き、その後のソウル・ミュージックの炎を灯した、偉大なるブラック・ビューティ(黒人女性アーティスト)たちの揺るぎない功績を讃えるもの。エルヴィス・プレスリーで知られる(M-01)、ジェリー・リー・ルイスで知られる(M-18)、さらにリトル・リチャードやマディ・ウォーターズの代表曲のベースとなった楽曲(M-05, M-17)などは、まさにロックンロールの「原型」が彼女たちの手によって創造されたことを示している。 この魂を焦がす30曲が、ロックンロール・シスターたちの放つ「時代を揺さぶる熱気(Rockin’ Inferno)」を肌で感じさせてくれるはずだ!


キャデラック
THE RENEGADES
ヨーロッパで人気を博したワイルドかつコミカルな英国バンド、レネゲイズのベスト選曲盤が登場! ザ・レネゲイズはイギリス、バーミンガム出身だがフィンランドとイタリアを拠点に活動、ヨーロッパで大人気だった「Cadillac」の大ヒットでその地ではトップ・スター・バンドだった。フィンランドでは「アドルフ・ヒトラー以降フィンランドを襲った最大の出来事」と呼ばれ10枚のシングルと4枚のアルバムをリリースしている。マージー・ビートとフィフティーズ・アメリカン・ロックンロールをミックスしたパブ・ロックと呼べるようなオリジナル曲で魅力を放ついっぽう、ロード・サッチばりのワイルドかつコミカルなステージングを繰り広げ、強烈なガレージ・パンク「Thirteen Women」も残している。フィンランドでのヒット曲だけではなかなか伝わらないザ・レネゲイズの魅力を独自の編集でお届けする。


レジェンド達のプレイリスト4:ポール・マッカートニー編
Various Artists
大好評レジェンド達のプレイリストシリーズにポール・マッカートニー編が登場!ポールのルーツを家庭環境からの影響と、アメリカのロックンロール・R&Bからの影響が出会う場所としてわかりやすく解説したルーツ・ガイドになっています。 父のダンス・ジャズ・バンド趣味で磨かれた“耳”が、直撃ロックと合流。スタンダードの品と勢いを同じ一枚に並べ、ポール自身のルーツの地図を描く。 1950年代後半のリヴァプールで育ったポールのルーツを、本作は父親や家庭環境からの影響とアメリカのロックンロール・R&Bからの影響が出会う場所としてわかりやすく見せてくれる。曲目には、お父さんの影響が色濃い。お父さんはダンス・バンドで音楽をやっていて、ジャズやミュージックホール(昔の娯楽音楽)が好きだった人。そのためナット・キング・コールやフレッド・アステアのような、上品でメロディが美しいスタンダードが入っている。こうした曲で身につくのは、歌が自然に流れる作り方、言葉の乗せ方、少しだけコードを変えて雰囲気を変える工夫、のちのポールの“歌心”の土台だ。一方で、「Twenty Flight Rock」やリトル・リチャード、バディ・ホリー、エルヴィスといったロックンロールは、勢いとスピード、声の出し方、そして「歌って、弾いて、自分で曲を書く」というロックの基本形を教えた。さらに「Bad Penny Blues」を聴くと、後年の「Lady Madonna」につながるアイデアのヒントが見えてくるし、「God Only Knows」のような緻密な曲は、コーラスやハーモニーを作り込む発想の入口になっている。バラバラに見える選曲が同じ一枚に並ぶことで、ポールがどうやって自分の音楽を作る力を広げていったのかが、地図みたいに理解できるルーツ・ガイドになっている。


オールデイズ・アルバム・ガイド:R&B編#5
Various Artists
60年代のグッドミュージックをこだわりの紙ジャケで復刻してきたオールデイズ・レコードのタイトルから毎月テーマを決めて膨大なカタログを掘り起こすアルバム・ガイドブック・シリーズのR&B編5弾。 初期モータウンを代表するコントゥアーズ、ノーザン・ソウル・シーンで再評価されたメトロズ、ロンドンの若者を熱狂させたラム・ジャム・バンド、そしてユニークなジャングル・ビートで一世を風靡したボ・ディドリー等。ゴキゲンな曲からスウィートな曲までR&Bの名曲を一堂に集めた、まさに決定版!


ジャック・オライオン
BERT JANSCH
ツェッペリンの名曲「ブラック・マウンテン・サイド」の真のオリジネイター。バート・ヤンシュの指先から零れ落ちる、呪術的で官能的なギターの調べ。1966年の傑作『ジャック・オリオン』を聴かずして、ギター・ミュージックの真髄は語れません。 1966年に発表されたバート・ヤンシュの3作目『Jack Orion』(Transatlantic)は、当時のロンドン・フォークの地下水脈から生まれた転換点として語られる一枚です。前作までに自作曲で存在感を示していたヤンシュが、ここではあえて全曲を伝承歌(トラッド)で構成し、素材の古さを逆手に取りながら、ギター表現そのものを更新していきます。最大のポイントは盟友ジョン・レンボーンとの共演で、フォーク・ギターを単なる伴奏から、旋律と対位法が拮抗する二重奏の芸術へ引き上げた“フォーク・バロック”的手触りがアルバム全体に刻まれています。中でも「Blackwaterside」は、ドロップDを用いた独自の響きとフレージングが決定的で、のちにジミー・ペイジ周辺へも影響が及んだことでロック側からも再評価が進み、ギタリストのバイブルとして定着しました。また、アン・ブリッグス由来のトラッド解釈をヤンシュ流の語法へ翻訳した「The Waggoner’s Lad」や「Nottamun Town」などは、伝承曲を研究資料に留めず、現代の耳にも通じる緊張感と推進力を与えている好例です。録音はビル・リーダーが担当し、ハイファイとは別の方向で、弦の軋みや指先のニュアンスまで近距離で捉えるフラットな音像が特徴。ジャズ/クラシック/ブルースの要素が自然に混ざり合うこの時点の結晶は、のちのペンタングル的なフォーク・ジャズの萌芽としても重要で、1966年の北ロンドンの空気を音のドキュメントとして保存した作品と言えます。


ザ・サンセット・ストリングス・プレイ・ザ・ロイ・オビソン・ソング・ブック
THE SUNSET STRINGS
ニック・デカロの輝かしいキャリアの第一歩となったストリングス・アルバム! バーバンク・サウンドやA&Mポップスで花ひらいた名アレンジャー、ニック・デカロの知られざる第一歩がここに。若きランディ・ニューマンの提案により実現したサンセット・ストリングス名義の本作(64年)には、ロイ・オービソンの名曲を華麗なストリングス・サウンドで料理する、ニックの溢れんばかりの才能が刻み込まれている。『ナイアガラ・ソング・ブック』の元ネタとしても注目。


シュガー・レッツ・シング・ア・リング
SHIRLEY ELLIS
名匠チャールズ・カレロが、エリスの野性味を豪華なブラスで磨き上げた最高傑作! 遊び心溢れるリズムと、大人の色香漂う歌声が交差する「アップタウン・ソウル」の決定版。 ラテン・ブーガルーとR&Bが融合し、若者たちが自由に体を揺らしたあの時代の空気感を完璧に封じ込めたのが、このアルバムです。 タイトル曲「Sugar, Lets Shing-A-Ling」のイントロが流れた瞬間、あなたの部屋は60年代のナイトクラブに早変わり。緻密に計算されたハンドクラップと、エリスの変幻自在なボーカルが、抗えないグルーヴを生み出します。 本作は、ノーザン・ソウル・シーンで今なお神格化されている「Soul Time」を筆頭に、バーバラ・メイソンの名曲カバー「Yes Im Ready」など、アップテンポから極上のバラードまで隙がありません。 特にチャールズ・カレロによる編曲は、当時最新鋭のコロムビア・スタジオの技術を駆使した「アップタウン・ソウル」の極致。 パンチの効いたサウンド、広がるオーケストラの優雅さも、どちらも贅沢の極みです。この極上のリズムに身を任せてみましょう。


ラヴ・ストリングス・アンド・ジョビン
ANTONIO CARLOS JOBIM
巨匠ジョビンの名の下に、ブラジル音楽の粋を集めた珠玉のアンサンブル。映画のようなストリングスと、哀愁のボサノヴァが完璧に融合しています。『イパネマの娘』以降、世界を虜にしたジョビンの世界をその耳で体感してください。 1966年作品『Love, Strings and Jobim(副題:The Eloquence of Antônio Carlos Jobim)』は、タイトルとジャケットにジョビン(Tom Jobim)が大きく掲げられているため本人名義のアルバムとして語られがちですが、実態は複数のブラジル人ミュージシャンが新世代ボサノヴァ/ブラジリアン・ジャズを演奏するコンピレーション的内容で、ジョビンは基本的に「作曲家」として参加(12曲中2曲の作曲に関与)という位置づけです。ワーナーからの海外展開盤で、プロデュースはアロイジオ・ジ・オリヴェイラとレイ・ギルバート、アレンジ/指揮にはリンドルフォ・ガヤ、そして若きエウミール・デオダートらが名を連ね、当時のブラジル側の空気をそのままパッケージした点が面白い。実際、曲目もジョビンの代表曲集というより、マルコス・ヴァーリ、メネスカル、ルイス・エサ、オスカー・カストロ=ネヴィスらの作品や、「Berimbau」などを含む推薦盤的選曲で、ジョビンの世界観(都会的洗練とサウダージ)を軸に、後輩たちの才能を束ねたアルバムとして聴くと腑に落ちます。本作は、ジョビンのソロ名盤というより、60年代半ばのボサノヴァ人脈とサウンドを俯瞰できる、重要な横断資料として効く一枚。


ダレル・バンク・イズ・ヒア!
DARRELL BANKS
32歳で散った悲劇の天才、ダレル・バンクス。名曲「Open the Door to Your Heart」の圧倒的な疾走感に魂が震える!ゴスペル仕込みの力強さと、ザラついた甘い絶唱。一度聴けば、デトロイト・ソウルの真髄、ここにあり。 1967年、Atlantic系のAtcoからリリースされたダレル・バンクスのデビュー作『Darrell Banks Is Here!』は、デトロイト・ソウルの洗練と、彼のゴスペル由来の強靭な歌心が真正面から噛み合った完成度で聴かせる一枚として評価され続けています。制作陣も豪華で、アレンジャーのソニー・サンダースによる華やかなストリングス、デトロイトの腕利きミュージシャンが支えるタイトなリズム、その上に太く甘いのに芯が折れないバリトン・ヴォイスが乗ることで、アルバム全体が統一感のあるサウンドに仕上がっています。代表曲は全米R&Bチャート2位の「Open the Door to Your Heart」で、著作権問題を乗り越えてヒットした背景も含め、当時の熱気を象徴する一曲。ジョージ・クリントンが関わった「Our Love (Is in the Pocket)」の推進力も強烈で、フロア映えするグルーヴが光ります。さらに、フランク・ウィルソン作とされる「Somebody (Somewhere) Needs You」はノーザン・ソウル的な理想形として語られ、バラード「Here Come the Tears」では切実な表現力の深さも確認できます。捨て曲を感じさせない構成ゆえ、入門にも定番にもなり得る一方、彼はその後レーベル移籍を経て2作目を発表した直後、1970年に32歳で銃撃により急逝。特に英国盤シングルなどは現存数の少なさからコレクター市場で高騰し、オークションで数百万円規模の取引例が語られることもありますが、神格化の根拠は希少性だけでなく、時代のポップさと南部ソウルの泥臭い感情を同時に鳴らせる歌とグルーヴの強さにあります。針を落とした瞬間に、その理由が音で理解できる名盤です。


リトル・シングス
BOBBY GOLDSBORO
65年にスマッシュ・ヒットした「リトル・シングス」を含む通算3枚目! さまざまなスタイルの楽曲の中にはのちのイメージに繋がる楽曲も多く含まれており、彼を知る上で重要な作品となった3rdアルバム(65年作)。この後、全米ナンバー・ワン・ヒット「ハニー」(68年)で一躍スターダムにのし上がる。ボーナス・トラック2曲収録。


スウィンギン・ゼム・トロピカル・ジングル・ベルズ
Various Artists
「今年のクリスマスはトリップ・トゥ・サウス!」 オールデイズが送るクリスマス・ギフト! 南国編! 本盤は50~60年代に吹き込まれた、暖かくも楽しい南半球のクリスマス・ソングを収録! プエルトリコにトリニダード、ジャマイカ、メキシコ、ブラジルにハワイへと、サンタもこんがり日焼する音楽の南国旅行!今年のホリデイ・シーズンはホットに過ごそう!


ドゥ・ユー・ワォナ・ダンス
BOBBY FREEMAN
ゴキゲンなダンス・ヒット「ドゥ・ユー・ワォナ・ダンス」をフィーチャー! サンフランシスコ出身のR&Bシンガー、ボビー・フリーマンのファースト・アルバム(58年発表)。全米5位となった表題曲「ドゥ・ユー・ワォナ・ダンス」をはじめとするダンス・ナンバーからバラードまで、幅広い魅力が味わえる。スライ&ザ・ファミリー・ストーンのスライことシルヴェスター・スチュワート制作の「カモン・アンド・スウィム」ほか6曲をボーナス収録。


ゴー!ゴー!レディオ・デイズ・プレゼンツ・ジョニー・バーネット
Johnny Burnette
独自選曲でお届けするベスト・コレクション・シリーズ! 人気アーティストの名曲・代表曲を独自選曲でコンパイルした“ゴー!ゴー!レディオ・デイズ・プレゼンツ・ベスト・コレクション”より、ジョニー・バーネットの決定版が登場! 出世作「夢にみる恋」、リンゴ・スターのヴァージョンでも大ヒットした「ユー・アー・シックスティーン」などの全米ヒットはもちろん、日本独自ヒットした「片目のジャック」や「夢のロマンス」「イカしたあの娘」「涙の紅バラ」など、日本編集ならではの凝った選曲が嬉しい、オールディーズ・ファンにとって待望の一枚だ。


ハロー・ストレンジャー~ベイビー・アイム・ユアーズ:バーバラ・ルイス・チャート・ヒッツ&モア
BARBARA LEWIS
若きR&Bガールの魅力あふれるチャート・ヒットからカヴァー曲までを網羅したコンピレーション! 本作は63年のR&Bチャート1位「Hello Stranger」から67年の「I’ll Make Him Love Me」までのチャート・ヒット曲から「Stand By Me」「What’d I Sa」などのR&Bスタンダード・ナンバーの魅力あふれるカヴァーまでを網羅した全20曲を収録。アトランティック時代のヒット・チューンもさることながら、カバー・ソング6曲で見せるたたずまいも印象深い。


ロッキン・ゼム・ジングル・ベルズ
Various Artists
オールデイズ・レコードが贈るクリスマス・プレゼント。スタッフが自信を持って選曲。第1弾がロックンロール、ポップス編、第2弾がジャズとその周辺のスウィング編、そして3弾がブルース編。さぁ楽しんで下さい。


シングス
ROSCOE SHELTON
サザン・ソウル・シンガーとして認知されてきたロスコー・シェルトンの原点がここにある。ゴスペル・グループに所属、シンガーとしてのスタート、その後ソロ・シンガーとなった彼が在籍したレーベルがエクセロ・レーベルだ。61年発表された初ソロ・アルバムにアルバム未収録の重要7曲がボーナス・トラックで収録。


ジ・イミディエイト・プレジャー
THE PUPILS, THE EYES
モッズ・シーンからザ・フーに次ぐポップ・アート・バンドとして登場したフリーク・ビート・バンド! 目玉のイラストの付いたラグビー・シャツが印象的なジ・アイズは1965年、モッズ・シーンから登場、ザ・フーに次ぐポップ・アート・バンドとして「When The Night Falls」「I’m Rowed Out」「The Immediate Pleasure」「My Degeneration」という強烈なフリーク・ビートを残した。ザ・フーの影響が強いものの才能を期待されたが、モッズ・シーンの人気に留まりチャート・イン出来ずわずかシングル4枚で失速。金のためにピューピルズ名義でローリング・ストーンズのカヴァー・アルバムを残すも話題にすらならなかった。しかし、これも素晴らしいガレージ・パンク・アルバムだ。オリジナリティなど要らない。平均年齢19歳のシニカルな態度と暴力的なサウンド、アイズの妖しい輝きは消えることがない。


なみだの日記
BARRY DARVELL
62年夏のヒット・パレードをにぎわせた失恋ソング「なみだの日記」をフィーチャーしたバリー・ダーベルの決定版! 彼女にフラれるまでの1週間の日記を綴った、美しくも哀しいメロディが耳に残るロッカ・バラード「なみだの日記」が、62年夏に日本独自のヒットを記録したバリー・ダーベル。本国アメリカでは1曲のヒットも生みだせず、無名のロカビリー・シンガーに終わった彼の全シングル音源(59年から67年)を網羅した、世界的にもめずらしいバリー・ダーベルの決定版コレクションが登場!


ベイビー・レッツ・プレイ・ハウス
ARTHUR GUNTER
エルヴィスをはじめ多くのロックンローラーにカヴァーされた曲「Baby Let’s Play House」の原作者としてだけでなく、ダウンホーム・ブルース・シーンでも評価されてきた。エクセロ・レコードに残した作品(54~61年)が作品化。


ヒストリー・マン ~ベスト・オブ・アーリーイヤーズ
BUDDY GUY
ブルースの歴史と功績に光を当てる好評シリーズ「この者、歴史あり」 「シカゴブルースの第一人者」バディ・ガイが登場! 80代を過ぎてなお現役ミュージシャンとして君臨し続ける、シカゴブルースを代表するギタリスト、バディ・ガイ。派手やかなステージ・パフォーマンスと速弾きのプレイは、ジミ・ヘンドリックスをはじめエリック・クラプトン、スティーヴィー・レイ・ヴォーンなどに影響を与えた。本盤では60~67年まで在籍したチェス時代の音源を厳選収録。M-2,5,7,8等の初期代表作が詰まったコレクションにて、偉大なるその半生をじっくりと味わってほしい。


デヴィッド&ジョナサン
DAVID & JONATHAN
ジョージ・マーティンが手がけた、ビートル・マニアも必聴の英国ポップ名盤! デヴィッド&ジョナサンとは、フォーチュンズ、ゲイリー・ルイス&ザ・プレイボーイズ、口笛ジャック、ホワイト・プレインズほかにヒット曲を提供したソングライター・コンビ、ロジャー・グリーナウェイ&ロジャー・クックによるイギリスのポップ・デュオ。 彼らが残した唯一のアルバム(66年)はジョージ・マーティンのA.I.R.プロダクションが制作し、気品にあふれたヴォーカル・ハーモニーとメロディアスな曲調が融合した優れたオリジナル曲に加え、ビートルズ・ソングの秀逸なカヴァー「ミッシェル」「イエスタデイ」も聴きものとなっている。シングル3曲をボーナス追加。


ツイスト・タイム・イン・スター・クラブ・ハンブルグ・ワン
THE RATTLES
ドイツの有名スポット、スター・クラブでの貴重なライヴ・レコーディング! ビートルズをはじめとする多くのリヴァプール出身バンドが巡業を行なったドイツのハンブルグにある“スター・クラブ”から誕生した4人組ビート・バンド、ラットルズによるライヴ・レコーディング作品(64年)。当時のハンブルグにおけるビート・バンドの人気と熱気を伝えてくれる、いまや貴重な記録といえる一枚で、チャック・ベリーの数々のロックンロール・クラシックからガール・グループ、クリスタルズのヒット曲までをハツラツとした演奏で披露している。


スモーガスボード.....ヘルプ・ヨア・セルフ
SLIM GAILLARD
ジャイヴ界の大物であり、ジャズ、ブルース界の異端児として扱われてきたカテゴリーの垣根を超えたエンターテイナー。あらゆる楽器をこなす最高にヒップな男スリムが56年ヴァーヴ・レコードに残した歴史的名盤の復刻。ボーナス・トラックが追加され嬉しい作品化。 ジャイヴ界の大物であり、ジャズ、ブルース界の異端児として扱われてきたカテゴリーの垣根を超えたエンターテイナー。あらゆる楽器をこなす最高にヒップな男スリムが56年ヴァーヴ・レコードに残した歴史的名盤の復刻。ボーナス・トラックに日本語が飛び出す「GOMEN-NASAI」と10インチ盤(クレフ・レコード/ヴァーヴ)の片面にパート1からパート4として収められたライブ・トラックが追加されたファン待望の作品化。 ジャズ・ファンにとっては45年、チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピーらとともにベルトーン・レーベルでの録音は有名だが、これほど聴き手を楽しくさせてくれるブルース?ジャズ?があっただろうか。


アイ・キャント・スタンド・イット
THE SOUL SISTERS
高値で取引されているレア盤の中でも特に近年注目されソウル・ファンに求められてきたデビュー作で唯一のアルバム。アルバム・タイトルにもなっている64年発表の「アイ・キャント・スタンド・イット」が米英で受け入れられカヴァーするアーティストも出てくる。


ロメオ・アンド・ジュリエット
The Reflections
デトロイト出身の白人ヴォーカル・グループ、ザ・リフレクションズが残したモータウン風味の「(Just Like)Romeo & Juliet」は、シャ・ナ・ナや、クレイジー・ケン・バンドの横山剣在籍時のクールスR.Cがカヴァーした傑作。1964年に発表された彼らの唯一のアルバム。


シークレット・ソングス・フォー・ヤング・ラヴァーズ
ANDRE PREVIN & DAVID ROSE
クラシックの指揮者でありジャズ・テイストのピアニスト。またある時は映画音楽の作曲家とマルチ・タレント、アンドレ・プレヴィンがデヴィッド・ローズと組んだ59年発表のアルバムが蘇る。「ヤング」にちなんだ曲を集めた美しくゴージャスな演奏が楽しめる。ボーナス・トラックにはこの後発表の二人の作品から名演曲をピックアップ。


シングス・ザ・バックポーチ・ブルース
SMOKEY SMOTHERS
レア盤中のレア盤としてブルース・ファンに馴染み深く、モダン・ブルースの名盤としても輝いている62年作、彼のファースト・アルバムが蘇る。ボーナス・トラック4曲が加わり嬉しい発売。