編集部が注目する今週のリリース作品
トランペット奏者マシュー・ハルソール、初来日記念
今月来日公演も予定しているUKジャズ・シーンを牽引するトランペッター、Matthew Halsallのベスト盤。ジャズとオーガニックなエレクトロニカを融合させたジャンルにとらわれない独自の世界観を堪能できる1枚。秋の夜長にどうぞ。(石川)
2013年リリース曲が再録
2013年にリリースされた曲が11年の時を経て新録! 個人的には現代のオタクっぽい若者のアンセムとも言える楽曲だと思っています。ギターはカラッとした透明感のある音になり、軽めのピアノが控えめで大人な雰囲気の仕上がりに。今年は平成ボカロがアツい!(菅家)
宅録系インディ音楽ユニット、初EP
「宅録系インディ音楽ユニット」を名乗るMurmur Mirrorの1st EP。ヴォーカルのchisakiとコンポーザーのumz (sugardropのベースでもある) の二人組。ドリーミー、歪み、キラキラ、ローファイ、シューゲイズ…… 過去をフラットに消化し自ら歩む様はとても今風。T.4はかつてスウェディッシュポップと渋谷系が共鳴していた頃を思い出させる。T.1のベース/ギター/ドラムの音色とヴォーカルの声質の組合せは最適解では。ライヴもやるのであれば絶対に観たいユニットだ。(高田)
FAKE TYPE.が作詞作曲
新進気鋭のアーティストや作曲家を多数起用し、アニメ・ゲーム好きのみならず音楽好きからも注目されているアプリ『学園アイドルマスター』。ハロウィンイベントの楽曲としてリリースされたこちらの"仮装狂騒曲"は、作詞作曲をFAKE TYPE.が担当! ポップでかわいいけどちょっぴりダークな早口弾丸ラップでアイドルたちの新たな魅力を引き出します。(藤田)
山本精一参加の3rdから3年ぶり
大阪を拠点に活動するシンガー・ソングライターの4作目。今作は〈Tuff Beats〉より。旧譜も素晴らしいのですが未配信、今作は初の配信あり(ハイレゾも)。演奏メンバーを含め、関西サイケデリックの魂をビシビシ感じる1枚。(高木)
SKE48による告白ソング
SKE48の33枚目のシングル。出会った瞬間、一気に心拍数が上がるような運命的な愛を歌った、告白ソング。MVのハードなダンスも最高です。10代メンバーの中からファンの投票で選ばれた7人で結成された若手ユニット「ミミフィーユ」による「純情川」にもぜひ、注目を!(西田)
秩父、LAのギタリストが混ざり合う
ブラジル、南米ペルー、それぞれのフォルクローレを元に活動するギタリストふたりのコラボ楽曲。共演をきっかけに3日間のスタジオ・セッションを経て作られた『HARMONICOS / アルモニコス』からの先行曲になります。琴の音を模したかのような独特なギター・サウンドに耳を持っていかれる感覚、アルバムも楽しみ。(津田)