ラウドネス、オリジナル・メンバー第1期最後の作品『JEALOUSY』30周年記念作を配信開始

日本が世界に誇るヘヴィメタル・バンド、ラウドネス。二井原 実(Vo)の在籍時、オリジナル・メンバー第1期最後の作品『JEALOUSY』の30周年記念作が12月26日にリリースされた。オリジナル・アナログ・マスターからのリマスタリングに加えて、リハーサル・スタジオでメンバーがアレンジしながら作業を進めるデモ音源などが分かれて収録されている。30年前にリアルタイムで聴いていた世代のファンにも、リリース当時を知らない世代にも新たな衝撃となるであろう本作、アルバム購入者から抽選でメンバー直筆サイン入りポスタープレゼントも実施。年末年始は『JEALOUSY』を聴いて聴いて聴き倒そう‼️

アルバム購入でサイン入りポスタープレゼント!!

【ポスタープレゼント】
アルバム購入された方の中から抽選で5名に二井原、高崎、山下のサイン入りポスターをプレゼント!

・応募方法
こちらからプレゼントの応募を選択し、「LOUDNESSプレゼント応募」 と記載のうえ、
・ 『JEALOUSY 30th ANNIVERSARY Edition』 を購入した際使用したアカウントの、 メールアドレスもしくはTwitterアカウント名
・購入時のキュー番号
( 「XXXXXXXXX」 XXX点 ¥XXXXXX(税込) 購入完了のお知らせ(000, 000)←この数字です)
・お名前
・ご住所
・連絡先
・ご意見、 ご感想
をご記入の上お申し込みください。
※応募対象 : 『JEALOUSY 30th ANNIVERSARY Edition』アルバム購入者
※締切 : 2019年1月13日(日)23時59分まで

REVIEW : 30年の月日を経て蘇った音源

ジャパニーズ・ヘヴィ・メタルのひとつの時代が終わり、新しい時代が始まった。第1期ラウドネス最後の音源となった1988年発表のミニ・アルバム『JEALOUSY』が30年の月日を経て蘇る。
日本のヘヴィ・メタル・バンドとして史上初の世界進出を成し遂げたラウドネス。『THUNDER IN THE EAST』(1985)、『SHADOWS OF WAR(海外盤:LIGHTNING STRIKES)』(1986)、『HURRICANE EYES』(1987)をワールドワイドで発表、成功を収めてきた彼らが日本のファンのために作った全6曲入りミニ・アルバムが本作だ。
海外進出時に培ったビッグなメタル・サウンドと、バンドの原点に立ち返った日本語歌詞のドメスティックなアプローチを兼ね備えた本作は、6曲で1988年時点でのラウドネスのスタイルを網羅している。ミッドテンポのギター・リフとメランコリックなメロディで圧倒する「JEALOUSY」、全米ラジオをターゲットにしたかのようなキャッチーなフックで攻める「LONG DISTANCE LOVE」、二井原実が伸びやかなヴォーカルを聴かせる「GOOD THINGS GOING」、名曲「S.D.I.」ばりのスピードとエッジで当時のアフガニスタン紛争の悲劇を描いた「DIE OF HUNGER」、タイトル通り“地獄より重い”ビートがアリーナを揺るがす「HEAVIER THAN HELL」、そしてラストを飾るに相応しい血がたぎるヘヴィ・メタル・ナンバー「DREAMER AND SCREAMER」まで、それぞれの曲が異なった魅力を放っており、同時にどこから聴いてもラウドネスらしさが漲っている。
ヘヴィ・メタル界を代表するギター・ヒーローとなった高崎晃の鋭角的に斬り込むリフと超絶速弾きソロ、そして二井原実のシャウトも絶好調。樋口宗孝のドラムスと山下昌良のベースが生み出す重低音リズムはまさに“THUNDER IN THE EAST=東洋の雷鳴”を地で行くド迫力だ。

『JEALOUSY』をさらに魅力的にしているのは、当時のバンドの状況を反映した一触即発のスリルだ。世界レベルでのさらなる成功を模索するバンドは本格的に英語で歌うシンガーを求めており、そのせいで二井原と他のメンバーの溝が深まっていく。そんな微妙な人間関係は本作の音楽性にも反映されており、時にぶつかり合い、時にすれ違うエモーションはヒリヒリするほどの緊張感を生み出すことになった。
その結果、二井原は本作に続くフルレングス・アルバムのプリプロダクションに入った時点でバンドを脱退。後任シンガーにはアメリカ人のマイク・ヴェセーラが加入することになる。
今回リリースされる『JEALOUSY 30th ANNIVERSARY Limited Edition』はそんな歴史的ターニング・ポイントを彩ったミニ・アルバムをオーストラリアBENCHMARK MASTERINGでDon Bartley氏の手によるリマスタリング、CD盤はボーナスCDとDVDを加えた2CD+DVD仕様としたものだ。
ボーナス・ディスクには『JEALOUSY』収録曲のデモ・ヴァージョンに加えて、ヴェセーラ加入後の『SOLDIER OF FORTUNE』(1989)に収録されることになる「YOU SHOOK ME」「DANGER OF LOVE」「RUNNING FOR COVER」「DEMON DISEASE」の二井原ヴォーカルによるデモも聴くことが出来る。
DVD(配信ver.には付属なし)には当時TV放映された『JEALOUSY LOUDNESS LIVE IN姫路』を初映像ソフト化。また、二井原が当時を語ったスペシャル・インタビュー映像も収録されている。
それから紆余曲折を経て、2000年に黄金ラインアップが復活。2008年には樋口宗孝が亡くなるという悲劇に見舞われるが、ラウドネスは前進を続けている。
2018年に最新スタジオ・アルバム『RISE TO GLORY - 8118 - 』を発表、世界に冠たる日本のトップ・ヘヴィ・メタル・バンドとしての地位を高らかに宣言した彼らの歴史の転換点となった『JEALOUSY』は、今日でもその刺激と興奮を失っていない。昭和が終わる半年前の1988年5月に発表された『JEALOUSY』が30年を経て、平成が終わる5ヶ月前の2018年12月にスペシャル・リイシューされる。ラウドネスはいつだって時代の節目を彩ってきた。
(text by 山崎智之)


LIVE SCHEDULE

Rock Beats Cancer FES vol.6

2018年12月29日(土)@EX シアター六本木
OPEN 16:00 / START 17:00
出演 : LAZY(影山ヒロノブ、井上俊次、高崎晃)、LOUDNESS、GRANRODEO、怒髪天、JAM Project、ジミー桜井(MR.JIMMY/JBLZE)、柴田直人(ANTHEM)、ジョージ紫、ジョンジー大塚(MR.JIMMY)、西田竜一
Opening Act:KAZUNA from カラーボール

LOUDNESS World Tour 2018 RISE TO GLORY -RELOADED-

2018年12月30日(日)@EX シアター六本木※SOLD OUT
OPEN 16:00 / START 17:00
ニコ生で独占生中継!!

PROFILE

LOUDNESS

81年、樋口宗孝(ds)、高崎 晃(g)、二井原 実(vo)、山下昌良(b)の4人で“LOUDNESS”を結成。日本のハード・ロック・シーンを揺るがすファースト・アルバム『誕生前夜~THE BIRTHDAY EVE』をリリース、浅草国際劇場でのデビュー・コンサートで圧倒的なライヴを見せつけたところから、数々の伝説がうまれていくことになる。

その後、国内で精力的な活動を行っていたLOUDNESSは、83年7月には初のアメリカ西海岸、そしてヨーロッパツアーを敢行し、そのライヴが、アメリカのアトランティック・レコード関係者の目にとまり、日本のバンドとしては初となるワールドワイドの複数枚契約を結ぶこととなる。記念すべき世界発売となったアルバム『THUNDER IN THE EAST』は、アメリカ「ビルボード誌」のチャートでは、日本人バンドとしては異例の74位を記録し、チャート・インから連続19週に渡ってチャート・インし続けた。そして、モトリー・クルーとの全米ツアーでは、日本のバンドとしては初のマジソン・スクエア・ガーデンのステージに立つという快挙も成し遂げる。続くアルバム『LIGHTNING STRIKES』はビルボード誌では前作を凌ぐ64位を記録し、その後も国内外で精力的な活動をつづけるが、88年12月、二井原が脱退を表明。そこからは、アメリカ人ヴォーカリストをはじめ、数度に及ぶメンバーチェンジを繰り返すが、2000年に入り、オリジナル・ラインナップによる再結成を果たし、アルバム『SPIRITUAL CANOE~輪廻転生』をリリース。全国ツアーも行ない、帰ってきたラウドネスにファンは大狂乱。ブランクを埋めるがごとく怒涛のリリースラッシュと、精力的なライヴ活動をつづけるが、ALBUM『METAL MAD』をリリース後、樋口宗孝が肝細胞癌治療のため休養。その後半年間にわたり、過酷な闘病生活を送っていたが、同年11月30日午前10時44分、樋口宗孝が肝細胞癌のため49歳という若さでこの世を去る。

その後、後任ドラマーに鈴木“あんぱん”政行を迎え入れ、バンドは休む間もなく活動を続行。2013年には、より磐石な体制で音楽活動に専念するため、自らのマネージメント&レーベルとなるカタナミュージックを立ち上げ、2014年にはアルバム『THE SUN WILL RISE AGAIN~撃魂霊刀』をユニバーサルよりリリース、国内ツアーはもとより、海外の様々なフェスから声がかかるようになる。毎年夏にヨーロッパのメタルフェスを渡り歩く成果も年々実りだし、ふたたびワールドワイドの契約も手に入れ、2018年、4年ぶりのニュー・アルバム『RISE TO GLORY -8118-』で世界へ羽ばたく。

>>> 公式HP

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