Devil ANTHEM.、5人での新体制後初シングルをリリース! メンバー全員インタヴュー

左から、KAEDE.、AI.、YUME.、AIRI.、KURUMI.

KURUMI.、AI.、YUME.、KAEDE.、AIRI.からなる5人組アイドル・グループ、Devil ANTHEM.。5人での新体制後初のシングル『Like a 熱帯夜』をリリース、ハイレゾ配信も開始した。グループ名の訳は「悪魔の聖歌」という意味を持つデビアン、OTOTOYでは初となるインタヴューを南波一海がお届けします。

Devil ANTHEM. / Like a 熱帯夜
【配信形態】
24bit/48kHz ALAC / FLAC / WAV / AAC

【価格】
単曲 300円(税込) アルバム 1200円(税込)

【Track List】
01. Like a 熱帯夜 / 02. 以心伝心 / 03. Replay / 04. Like a 熱帯夜 Instrumental / 05. 以心伝心 Instrumental / 06. Replay Instrumental  

Devil ANTHEM. /「Like a 熱帯夜」MV

INTERVIEW : Devil ANTHEM.

Devil ANTHEM.のインタヴューをお届けする。新作「Like a 熱帯夜」についてはもちろん、昨年12月に現在の5人編成になって以降のメンバー同士の関係性、遠征での過ごしかたなど、パーソナルな側面についても話を聞いた。

インタヴュー& 文 : 南波一海
写真 : 大橋祐希

メンバー間のギクシャクよりも、立ち位置とかのほうが心配

──昨年12月3日にメンバーの卒業があって、いまの5人編成になったじゃないですか。それから現在に至るまで、グループ内に変化はありましたか?

KURUMI. : 団結力が上がったと思います。メンバーが卒業するとか、新しいメンバーが加入するとか、Devil ANTHEM.(以下、デビアン)にとってなにかしらの大きいことがあると、メンバーの団結力が上がるんですよ。もっと頑張らないといけない面が見えてくるから。たとえば、メンバーが卒業したら、そのメンバーのファンだった人がどうなっちゃうのかな、そのぶんのお客さんが減るんじゃないかとか思うんですよ。

──そういう心配はありますよね。

KURUMI. : だから、その人たちに残念がられないように、6人のデビアンが好きだった人にも5人のデビアンを受け止めてもらえるようにみんなで頑張ろうって団結するんだと思います。

──切り替えて前向きに団結するわけですね。その結論にはすぐに行き着いたんですか?

AIRI. : いや、最初は結構ヤバいなってなってました(笑)。5人いるからまとまらないときもやっぱりあったんですけど、活動を続けていくうちに合うようになりました。

──具体的にこの5人がまとまったなというタイミングがありました?

KURUMI.

KURUMI. : 12月30日の「フレンドパーク(※〈デビアンフレンドパーク2〜デビアン3周年記念スペシャル〜〉のこと。渋谷TSUTAYA O-nestで開催)」かな? 主催イベントが年末にあったんですけど、そのときには5人の形でちゃんとしたものをみなさんにお見せしなきゃいけない。メンバーが抜けてから1ヶ月も経ってないので、立ち位置とか振りとか歌割りとかたくさん不安なことがあって。しかも結構な曲数をやるので、いっぱい練習したんです。そこらへんが大きかったと思います。

──逆に、目標がすぐにあったのがよかったのかもしれないですね。何度かあったと思うんですけど、歌割りやフォーメーションを組み直したりするのは大変なんじゃないかなと。

一同 : 大変です!

AIRI. : メンバー間のギクシャクよりも、私は立ち位置とかのほうが心配でした。

──実務的な部分での心配事が大きいから。

AI. : 卒業公演と同じ日に新体制のライヴがあったんです。

AIRI. : 卒業公演が終わったらすぐに5人のフォーメーションのことでヤバいヤバいってなってから、ひたる間もなく次にって感じでした。

AI. : そのあたりはみんな気を使って、事前に家でちゃんとやってきて、レッスンで完璧に固めるみたいな感じでしたね。6人のときから5人のフォーメーションも準備してたので、自分的にはごっちゃになっちゃうのがこわかったですね。

──そうして5人で乗り越えてきて、4月には東名阪ツアーもありました。手応えとしてはいかがでしたか?

KURUMI. : すごくいいです。。

AI. : フォーメーションも綺麗に見えていい感じだと思います。

AIRI. : 落ち着く。

──落ち着くというは?

AIRI. : 前とかなり違うんですよ。移動も簡単というか。

──ステージ上での動線が?

AIRI. : いや、遠征です。集団行動的に簡単なんですよ。全員が目の届く範囲にいる(笑)。6人いると3・3でわかれちゃったりするじゃないですか。そういう場面でも5人という数はいい。

──遠征時の移動がコンパクトで落ち着くと(笑)。YUME.さんはいかがですか?

YUME. : みんなが言ってる通りで、落ち着きます。個性も出てるしバランスが取れてると思う。

KURUMI. : 遠征の移動中の車とか、すごく仲がいいんですよ。よくわかんないけど楽しい話をしてます。みんな年が近いので流行ってるものもすぐに共有できるし、盛り上がったりしてますね。

──遠征のときは話す機会が増えますもんね。

KAEDE. : 増えます! 移動中にすることないので、喋るか寝るかしない(笑)。

調和してるのがデビアンなんです!

──宿泊先で集まったりしない?

AI. : 一人部屋なんですけど、KAEDE.が一人で寝れないんですよ。

KAEDE. : 恥ずかしい…… こわいんですよ。

AI.

AI. : 「なんかいる、なんかいる」ってうるさいんです。だから他愛のない話をしたりしてます。このアイスおいしいよね、みたいな。

AIRI. : でもみんなでは集まらないよね。

KURUMI. : うん。そういうときにみんなでデビアンの話をすることはないですね。ライヴ前にみんなで衣装着て、気合いが入ったときに今日は大事なライヴだね、こういう感じにしようみたいな話をしたりはしますけど、移動時間とかはもう友達みたいな感じで。学校で話すのと同じような感覚です。流行ってるゲームとか。

──ゲームは?

一同 : 「荒野行動」!

──ブログにも出てきてましたね。ともかく、友達のような仲だし、グループとしてもいい感じだと。

AIRI. : でもスタッフさんに言われたんですけど、「楽屋で誰も人の話を聞いてないね」って(笑)。言いたいこと言って、それで満足して終わる。それが楽なんです。

──それって、会話としては成立してないんじゃないですか?

KURUMI. : してないです! デビアンの子は語彙力と読解力がないので、言いたいこともちゃんと伝えれてないし、それプラス、みんな理解できないんですよ。

AI. : 話が通じなくなっちゃう。

KURUMI. : いつものパターンだと、誰から喋ります、誰かが返事します、最後はKAEDE.で終わります。

KAEDE. : あはは。

AI. : この「あはは」で終わります。そのあとにKAEDE.がなにか言ってもシーンってなる。

──KAEDE.さんはそれでいい?

KAEDE.

KAEDE. : 悲しいです! 無視されてる感じがするんですよ!

AIRI. : 「無視しないで!」って言われるんですけど、なんて返したらいいのかわからなかったんですよ。独り言っぽくて、誰に投げてるのかわらかないっていうのがいちばんの理由だと思う。誰か拾ってくれたら嬉しいなって感じだから。

AI. : 誰も拾ってくれない場合もあるから、シーンって(笑)。

KURUMI. : 楽屋で「ねぇねぇ」って誰かに向かって話して、誰かが返してくれたらワーって会話が広がる。で、KAEDE.で終わる(笑)。

KAEDE. : 主語がないんですよね。お母さんにもよく言われます。あはは。

一同 : ……。

AIRI. : っていうのが苦じゃなくて、調和してるのがデビアンなんです!

──なるほど(笑)。逆にグループについてしっかり話すときは? ライヴ前に話すと言っていましたけど、反省会をしたりとか。

AIRI. : 反省会はライヴの後にビデオ見ながらやるんですよ。

AI. : 先生からダメ出しを受けて。

AIRI. : あとはライヴの後にマネージャーさんが動画を送ってくださるので、各自で見て確認してっていう感じです。

──キッチリするところはキッチリとしていると。ところで、僕はYUME.さんに定期的に話を振ったほうがいいですよね。

YUME. : どこで入ったらいいかわからなくて(笑)。

KURUMI. : KAEDE.とYUME.が年下で、年上メンバーがちょっと自我が強いので(笑)。

──自分は今日が初めてですけど、年上メンバーは話すのがかなり上手だしテンポが早いなと思いました。

KURUMI. : こういうインタビューのときは毎回ふたりが押しのけられてるように感じます。

──気づいたら年下メンバーに「どう思う?」って聞いてあげるといいかもしれないですよ。

AIRI. : (YUME.に向かって)この状況どう思う? いつもインタビューのときってどういう気持ちで聞いてるの?

YUME. : いつ振られてもいいように準備してる。なんて言おうかなってずっと考えてる。

AI. : 準備してるんだ! 定期的に振るよ!

──トピックについて考えたことがあっても、それが口に出せないまま流れていってしまうことも多いんですね。

AIRI. : もったいない! 「あの……」って言ってね?

──KAEDE.さんから見て、上の3人は話すのが上手だなと思います?

KAEDE. : 思います。早口ですごいバーって感じです。

AIRI. : 嵐のように喋るもんね。ふたりはいまなにか言いたいことない?

YUME. : いまは…… ない。これから頑張ります。

KAEDE. : あはは。

「沸ける正統派アイドル」っていうのがコンセプト

──いまはリリースに向けてのイベントをたくさん頑張っている時期ですよね。

AIRI. : そうですね。いまはリリイベと夏に向けての対バンで、新規のかたとか、デビアンを知ってるけどまだ見たことない、でも行ってみたいというかたにも来てもらって、好きになってもらえるようなライヴをしていきたいと思ってます。

──では新作「Like a 熱帯夜」の話をしましょう。1曲ずつ触れていきましょうか。

AIRI. : YUME.ちゃん、どんな曲?

YUME.

YUME. : 「Like a 熱帯夜」はすごい盛り上がる曲だと思います。私たちは「沸ける正統派アイドル」っていうのがコンセプトなんですけど、本当にその通りの曲で。AI.ちゃんが歌ってる〈そう年中無休のネガティブは止めにして〉っていう歌詞が大好きです。私はすごいネガティヴなので、それをやめようって言ってくれてるのがいいなって思います。

──ネガティヴなんですね。

YUME. : ストレスがすぐ溜まるんですよ。人に言えなくて。

AIRI. : 溜めて溜めて、ボソって言うタイプだよね。

YUME. : たまに言うときは強烈なことを言ってしまいます。学校がいちばんストレス溜まります。動いてるだけでキモいって言われるんですよ。

──それはひどい。

AIRI. : どうやって返すの?

YUME. : 「ごめんね」って。

AIRI. : ええ? ダメだよ!

AI. : あなたがキモいよって言いたいね。

KURUMI. : 細くて長いから嫉妬してるんだね。

──だからこの曲の歌詞にグッと来たと。

YUME. : はい。

──そのストレスをライヴで爆発させたらいいんじゃないですか?

KURUMI. : ライヴが始まったら誰にも指図されないじゃないですか。自分がやったぶんだけお客さんの反応も返ってくるので、ストレスはぶつけやすいかなと思います。いい発想かも。

AIRI.

AIRI. : 振り付けもめちゃ速いんです。初めて振り付けされたときは追いつけないかもって思ったくらい。私たちは慣れたけど、映像を改めて見るとこんなに速い曲で踊ってるんだって思います。激しくてインパクトのある振り付けです。

KURUMI. : 感情的に歌ったらかっこよくなる曲なので、思い切り感情込めて歌うようにしてます。

AI. : MVが地下の用水路みたいなところで、レーザー光線とか光を駆使してるので、ハードでかっこいい感じになってます。

KURUMI. : 寒いところで朝から夜まで何十回も踊ったよね。

AIRI. : すごい大変だった。靴も光るし、衣装と合わせて世界観がすごいよね。

──続いて「以心伝心」。

KAEDE. : とにかく歌詞がめちゃめちゃいいのとサビの振りがいいです。手の振りがマネしやすくて初めての人でも乗りやすいと思います。歌詞は〈うまくいかない時だって〜〉のところがエモいです。

AI. : サビ前に曲調が変わるのが面白い。そこから〈出会えて〜〉って感動的な歌詞から曲調もガラッと変わってアイドルっぽくなって。最初のデモ音源をもらったときから、そこが聴いてて面白いなって思ってました。ライヴでやっててもそこでニヤニヤしちゃう。

AIRI. : ほぼ無音になるところで会場も静かになって、AI.がいま言ったサビに行くんですよ。そこはかっこいいなと思う。

YUME. : 私はダンスが魅力的だなと思っていて。Bメロでちょっと変わったポーズをするところが好きです。

KURUMI. : さっき言ったシーンとなるところね。

──みなさん的にはサビ前後がかなり見どころなんですね。最後が「Replay」。

KURUMI. : ちょっと落ち着いた曲なんですけど、聴いているうちに心が潤ってくるような。歌詞は同じことを繰り返してるんですよ。「Replay」なので。ダンスも同じダンスをやってるんですけど、いちばんで踊ってるときと、二サビの後に同じダンスをするときでは、感情が変わってるというか。私はデビアンのなかでいちばん好きです。デビアンはかわいい、楽しいっていう曲が多いんですけどこれはそれとは違うかっこよさがある。感情移入しやすいというか、いい曲だなと思う。

AIRI. : 感情の強弱みたいなのが見てる人にも伝わる。この曲をやっていると、見てる人にエモいってよく言われます。舞台上が、自分がこの世界にいないような空間になるんですよ。照明も暗めでスポットライトが当たったりとか、歌が少ないので、音とダンスになる部分も多いので、非現実的な世界観ができあがるのがかっこいいなと思います。

──以上の3曲が入ったシングルがこの5人の新体制でリリースされるわけですね。

KURUMI. : はい。嬉しいですね。この5人が好きですし、曲もかっこいいですし。これからも頑張れそうだなって思います。

AIRI. : 期待されているぶん、それを返せるだけのパフォーマンスをしていかないといけないので、不安もちょっとでてきていて。波に乗れるようにしっかりしなきゃなって思います。

YUME. : もう誰ひとり欠けないで進みたい。

──やっぱりそこですよね! 9月30日には代官山UNITでの単独公演が控えています。

KAEDE. : まだあんまり実感がないです。

AI. : 夏を頑張って、その成果を改めてみんなに披露したい。そういう思いでこれからを乗り切りたいと思います。

AIRI. : 夏を経て、いまいるファンの人たちだけじゃない人たちも加わってる光景はどんなだろうって考えると楽しみだし、そのためにはこれからしっかり知ってもらわないとダメなので、楽しみも不安もあるって感じです。

LIVE SCHEDULE

Devil ANTHEM. ONE MAN LIVE
「THE NEXT STAGE」
日程 : 2018年9月30日(日)
会場 : 代官山UNIT
時間 : OPEN15:00 START16:00

チケット : All Standing 前売¥3,000(税込・入場時別途ドリンク代)
オフィシャル先行期間(抽選) : 4/29(日)14:00~6/2(土)23:59
受付はこちら(eplus)

DevilANTHEM.定期公演6月「moment~AIRI.プロデュース公演~」
2018年6月10日(日)@恵比寿CreAto

Shimokitazawa SOUND CRUISING 2018
2018年5月26日(土)@下北沢のライヴハウス17会場

H.I.P.presents GIG TAKAHASHI2018 vol.2
2018年6月3日(日)@渋谷WWWX


PROFILE

Devil ANTHEM.

「沸ける正統派アイドル」をコンセプトに、楽しく沸けるLIVEを追求しているアイドルグループ。ステージから放出されるエネルギーとそれを包み込むフロアの熱量はひときわ輝きを放ち独自の世界観を構築している。

平均年齢15.2歳の5人組。通称デビアン。

キャッチコピーは「Make Some Noise」。

>>オフィシャル HP