2015/12/18 14:20

パンキッシュ・ジャズ、“勝手にしやがれ”から生まれたLittle Donutsのライヴ作品を独占DSD 11.2MHzで!

(左から)田浦健(T.Sax)、田中和(Tp)、斎藤淳一郎(Pf)

ジャズにパンク・ロックの精神を注入しシーンに独自のスタイルを提唱し続けてきた勝手にしやがれ。そのメンバーである田中和(Tp)、田浦健(T.Sax)、斎藤淳一郎(Pf)からなるジャズ・トリオがLittle Donutsだ。2015年11月、満を期して1stアルバム『HAPPY TALK』をリリースした。ベースやドラムがいない少人数編成による独自のアンサンブルをオリジナル楽曲やスタンダード・ナンバーで味わえる作品となっている。そんな彼らが次に挑んだのが超高音質フォーマットDSD 11.2MHzでのライヴ・レコーディング作品『HAPPY TALK SESSION @ TAGO STUDIO TAKASAKI』だ(同作品の24bit/88.2kHz版も同時配信中)。

今回レヴュー執筆を依頼したのは、超高音質ユニット"Beagle Kick"やオーディオ・ライター、音響エンジニアとして活動する橋爪徹。DSDについて知り尽くした彼ならではの視点とご一緒に本作を聴いていただきたい。

ジャズ・トリオの鼓動をDSD 11.2MHz or 24bit/88.2kHzで体感せよ!

今回のレコーディングは群馬県高崎市〈TAGO STUDIO TAKASAKI〉にて行われた。ジャズ界の巨匠、ハービー・ハンコックも使用する最高級ピアノ、FAZIOLI F278を常備する等、最高水準の設備が整ったスタジオだ。この最高の環境下にて行われたライヴ・レコーディングの模様をOTOTOYにて独占配信! さらに、DSD 11.2MHzとPCMのハイレゾ音源(24bit/88.2kHz)の2つの規格に分けてお届けする。トリオ編成による躍動感溢れるグルーヴの中に垣間見れるそれぞれのアクションに対するリアクションが震わす空気感に、心を躍らせていただきたい。なお、本作収録「HAPPY TALK」の両フォーマットの無料ダウンロード・コードが、オーディオ雑誌「Net Audio Vol.21」(音元出版)の特別付録となっている。メンバーへのインタヴューも掲載予定なのでこちらもお見逃しなく。11月18日にリリースされたアルバム『HAPPY TALK』もOTOTOYではハイレゾ配信中。ぜひ今回のライヴ・レコーディングとともにお聴きいただきたい。

DSD 11.2MHz音源のご購入はこちらから

(DSD 11.2MHzのリスニング環境のある方はこちら)

Little Donuts / HAPPY TALK SESSION @ TAGO STUDIO TAKASAKI(DSD 11.2MHz+mp3)
【配信形態】
DSD 11.2MHz+mp3

【価格】
1,200円(税込)(まとめ購入のみ)

【収録曲】
01. TILL THERE WAS YOU
02. HAPPY TALK
03. BUNNY HOP
04. SAYONARA BLUES

【購入特典】
デジタル・ブックレット(PDF)

>>作品クレジットはこちら

※Windowsご利用のお客様へ
本作品の11.2MHz版はファイル・サイズが大きいため、Windowsに標準搭載された解凍ツールでは正常に展開できない場合がございます。その場合、お手数ですが、Explzhという解凍ソフトをお試しください。

>>Explzhのダウンロードはこちら

DSD11.2MHzで本作品を聴く場合の再生方法

簡単再生ガイド
1. OTOTOYから音源をダウンロード
2. お使いのPCもしくはiPhoneと11.2MHz対応のUSB DACを接続
3. 接続したUSB DACのドライバを再生ソフト上で選択
※再生ソフトごとに設定の方法が多少異なります。詳しくはそれぞれのソフトウェアの使用方法をご参照ください。
4. 再生ソフトから11.2MHzの音源を開く(>>再生ソフトについてはこちら)
DSD11.2MHzの音源は、以下の対応USB DAC / 再生ソフトを組み合わせることで簡単に再生することができます。

24bit/88.2kHz PCM音源のご購入はこちらから

(特別なリスニング環境がなくてもPCで聴くことが出来ます)

Little Donuts / HAPPY TALK SESSION @ TAGO STUDIO TAKASAKI(24bit/88.2kHz)
【配信形態】
24bit/88.2kHz(ALAC / FLAC / WAV) / AAC
>>ハイレゾとは?

【価格】
1,000円(税込) (アルバムまとめ購入のみ)

【収録曲】
01. TILL THERE WAS YOU
02. HAPPY TALK
03. BUNNY HOP
04. SAYONARA BLUES

【購入特典】
デジタル・ブックレット(PDF)

>>作品クレジットはこちら

Little Donuts、待望の1stアルバムをハイレゾで!

Little Donuts / HAPPY TALK(24bit/48kHz)
【配信形態】
24bit/48kHz(ALAC / FLAC / WAV) / AAC

【価格】
単曲 : 324円(税込) / アルバム : 2,484円(税込)

【収録曲】
01. ALICE IN WONDERLAND
02. FAIRYTALE OF NEW YORK
03. SISTER SADIE
04. ユキさんの後姿
05. HAPPY TALK
06. SONG FROM THE OLD COUNTRY
07. ガラスの林檎
08. BLUE BLUE BLUE
09. HELLO, GOODBYE
10. SOYA
11. BROADWAY
12. MERLOT
13. 世界の恋人
14. 水曜日の夜

DSD 11.2MHzをネイティヴ再生。モバイルでも、卓上でも

micro iDAC2
nano iDSD


iFI-Audioは独自の本体ファームウェア・プログラミング技術によりDSD 11.2MHzに世界でいち早く対応したオーディオ・ブランドです。DSD 11.2MHz対応といってもASIOドライバーが使えるWindowsのみといった制約付きのDACが多いなか、Mac OSX、iOS、Linuxであっても「標準ドライバー」(USBオーディオクラス2.0)を用いてDSD 11.2MHz再生を楽しむことができます。micro iDAC2はPCやMacとのデスクトップ接続に特化、アナログ出力部分には強化したキャパシタを用い、クラスを超えたUSB DSD再生を実現します。

nano iDSDはリチウムバッテリー内臓モバイル対応型。iPhoneからカメラ・コネクション・キット接続、AndroidからOTGケーブル接続によりDSD 11.2MHzまで対応可能。発売2年で出荷累計1万台を超える、iFI-Audioを代表するベスト・セラー機。ファームウェア更新により再生能力が一層向上しています。

>>iFI-Audio「micro iDAC2」の詳細
>>iFI-Audio「nano iDSD」の詳細

Review by 橋爪徹

(左から)田浦健(T.Sax)、斎藤淳一郎(Pf)、田中和(Tp)

息の合ったセッションを究極の鮮度で収録“特等席のライヴ音源”

ついに再生音楽はここまで来た。「レコーディング・スタジオで聴く、自分のためだけのライヴ」これが本作を表す言葉として、最初に私の頭に浮かんだイメージだった。まるで目の前に演奏者が居て、その空間にトリップしたかのような臨場感を味わえる。楽器ごとに別れたブースではなく、同じ部屋でお互いの顔を見ながら録音されている本作は、息の合ったセッションを究極の鮮度で収めた“特等席のライヴ音源”といえるだろう。

LIttle Donutsは、勝手にしやがれのメンバーである田中和(Tp)、田浦 健(T.Sax)、斎藤淳一郎(Pf)の三人で構成されたトリオ・ジャズ・バンドだ。2015年11月18日に発売された1stアルバム『HAPPY TALK』では、カバー曲からオリジナルまで全14曲をオーバー・ダビング一切無しの一発録りにてリリースしている。3人揃って演奏する温度感や抑揚が実にリアルであり、ライヴさながらのセッションが味わえる貴重な一枚だ。楽器はすべてアコースティックであり、ただの1Aも電気を使わない編成。デジタル音楽主流の今、ある意味で潔さを感じるバンドだ。その潔さはアレンジにも備わっており、原曲へのリスペクトがすごい。染み入るようなメロウ・ジャズとして一本芯が通りつつも、過度な改変を行わず原曲に忠実であることをむしろこだわりとしているかのようだ。また昨今の刺激的な音楽に疲れた人にもぴったりである。聴いていてとても落ち着く。ゆったりと浸れて安心する。

アルバム『HAPPY TALK』では、ミックスにおいてリバーブやコンプなどを適正使用しているが、本作では現場の音をほぼそのまま録って出している印象だ。〈TAGO STUDIO TAKASAKI〉の部屋の響きだけで音楽として十分に成立している。原音忠実主義の方も納得の仕上がりだ。もちろん、まったくの無加工ではないだろうが、彼らの演奏を最高の純度で楽しめる内容であるのは間違いない。以下では、その驚異の音質について触れていきたい。

まず、一聴して圧倒的なダイナミクスに耳を奪われる。音量を普段より10dBほど上げてみたが、まったくうるさくない。各楽器の音は、違和感の無いエネルギーと厚み、ディテールの豊かさを備え、一切の誇張なくスタジオで鳴っていた音だと信じられる。2chとは思えないほどの空間の広さは、DSD 11.2MHzだからこそ味わえる至高の体験だった。大げさではなく、〈TAGO STUDIO TAKASAKI〉の部屋そのものを感じさせてくれた。

同一空間での一発録りのため、各楽器のマイクには別の楽器の音が入り込んでいる。例えば「BUNNY HOP」では、ピアノのマイクにブラスの間接音が入っていて、まるで天然のディレイのようだ。しかし、これをノイズ(不要な音)と感じる方はいないと思う。少し考えてみて欲しい。彼らのセッションを目の前で体験したら、部屋に広がる楽器の音を全身に浴び、それはリラックスして音楽に浸るはずだ。それと同じでDSD 11.2MHzというフォーマットは、音だけではなく時間と空間を余すことなく収め、目の前に再現させることができる。だからこそ、「レコーディング・スタジオで聴く、自分のためだけのライヴ」として味わえる。それだけの度量があるのだ。DSDが何故これほど注目されるのか。本作で一つの答えが見えたように思う。

なお、24bit/88.2kHz版も試聴してみたが、ハイレゾ音源として十分過ぎるくらいの仕上がりだった。PCMならではのソリッドな音が好きな方は、こちらでも楽しめるだろう。DSD 11.2MHzが再生出来ない方は、リアルタイムにPCM変換したり下位のDSDフォーマットに変換するフリー・ソフトもあるので、決して諦めずこのプレミアム・ライヴを鑑賞してほしい。

最後に付け加えたいのは、再生方法へのこだわりだ。これだけの味わい深い音源。お気に入りの機器で鳴らすのはもちろん、セッティングやルーム・チューニングにも配慮したい。定位は、中央下手寄りにピアノ、中央からやや上手寄りにトランペット、その隣にテナーサックスだ。目の前に奏者がいるように実感できたとき、驚きといっしょに喜びが得られるだろう。「もっとリアルに鳴らしたい」そう思わせる音源は、もれなく優れた音源なのだ。

本作が録音されたTAGO STUDIO TAKASAKIをご紹介

高崎市が施設運営責任者の多胡邦夫氏(高崎出身・在住。作曲家・音楽プロデューサー)とともに整備を進めてきたプロ専用のレコーディング・スタジオ〈TAGO STUDIO TAKASAKI (タゴ・スタジオ・タカサキ)〉。1階レコーディング・スタジオは、音楽を通じて高崎のPRに協力していただくことを条件に、プロ・ミュージシャンや選抜されたアマチュア・ミュージシャンに、ピアノは、最高級のFAZIOLI F278を常備する等、最高水準のレコーディング環境を低料金で提供し、高崎から全国・世界に音楽を発信しています。

>>TAGO STUDIO TAKASAKI OFFICIAL HP

PROFILE

Little Donuts

田中和(Tp)
田浦健(T.Sax)
斎藤淳一郎(Pf)

勝手にしやがれのメンバー3人によるユニットで、2007 年、THE BLUE DONUTS として活動を開始。その後、3人編成のスタイル(THE BLUE DONUTS TRIO)と現在総勢10名からなるフル・メンバー編成のラテン・パンク・バンド(THE BLUE DONUTS)と2タイプのバンド・スタイルに発展しライヴを展開。2015年11月、初の作品リリースを機に3人編成のバンド名をLITTLE DONUTSと改名。スタンダード的なカバー曲やオリジナル曲から、ロック、ムードを中心にフットワークもよくライヴを展開中!

>>THE BLUE DONUTS Offcial HP
>>勝手にしやがれOffcial HP

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