やくしまるえつこ「ロンリープラネット」は、ギターを永井聖一と小山田圭吾、ドラム&プログラミングをJimanica、プログラミング&パーカッションをzAkが担当した楽曲。収録時間は16分を超え、空間を超越するようなこの壮大な楽曲を、やくしまるえつこが4月10日に発売する最新アルバム『RADIO ONSEN EUTOPIA』を記念し、『ロンリープラネット(DSDマスタリング ver.)』としてOTOTOY限定で配信。リマスタリングを手掛けたのは、高橋健太郎。規格は「DSD 5.6MHz」と「DSD 2.8MHz」の二種類。極上の音楽を最高の音質で。新たな音楽体験をお楽しみ下さい。

やくしまるえつこ『RADIO ONSEN EUTOPIA』4月10日発売決定記念!
「ロンリープラネット」DSD 5.6MHz リマスタリング ver.を配信開始!


やくしまるえつこ / ロンリープラネット(DSDマスタリング ver.)
<収録曲>
1. ロンリープラネット(DSDマスタリング ver.)

【配信価格】
DSD(5.6MHz)+mp3 : 500円
DSD(2.8MHz)+mp3 : 450円
※どちらも、楽曲のDSFファイルとdppファイルが同梱されております。


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※ダウンロードしたファイルに不備や不明点がありましたら、info(at)ototoy.jpまでお問い合わせください。
【ダウンロードに関して】
・windowsをご利用のお客さまは、標準の解凍設定、もしくは解凍ソフトによっては正常にファイルを解凍できない可能性がございます。その場合、お手数ですが別の解凍ツールを使用し、再度解凍をお試しくださるようお願い致します。7-Zip(フリー・ソフト)での解凍を推奨しています。
※7-zip http://sevenzip.sourceforge.jp/

いつかの誰かが、いつかの誰かへ宛てた手紙の記憶を...

<街には、過去・現在・未来の記憶が潜んでいます。いつかの誰かが、いつかの誰かへ宛てた手紙の記憶を、郵便ポストからこっそり拝借。>(やくしまるえつこ)

“思ったより孤独じゃない”というのが「ロンリープラネット」を聴いた最初の印象だった。前作の『ノルニル』や『少年よ我に帰れ』は、とにかく暗かった。歌詞もさることながら、ストリングスの入り方といったところも含めて、宗教的というか黙示録的というか、世界がそこでプツッと終わってしまうような不安感が無類に美しかったのが癖になり、毎日聴いていた。

だが「ロンリープラネット」の持っている不安感は、それ大分異質なものだ。16分以上の尺から来る安心感もあるのかもしれないが、何かを待ち、疲れすぎて逆に弛緩しているような状態に近い。決してむやみに緊張を強いるわけではないが、瞬くような変化も含んでいて、聴き手を飽きさせることがない。

これは、この楽曲の成り立ちにも起因する。「ロンリープラネット」は、最初にMusicity Tokyoで発表された。Musicityとは、スマートフォンのGPS機能を利用し、特定の場所で特定の音楽を聴くことが出来るというプロジェクト。やくしまるは、六本木周辺の郵便局や郵便ポストの計5ヶ所で5曲を配信した(尚、配信された六本木の五ヶ所のポストを一筆書きで結ぶと、五芒星の形になる)。それらは「手紙5通ぐらいの変化で、構成やコード進行は全部同じ。アレンジと歌詞が違う」もの。エンジニアのzAkは、それらを飛行機の中やドイツ、ロサンゼルス、日本など様々な場所を移動しながらミックス。やくしまるはこの楽曲について「手紙を出してそれ(あるいは返事)が届く(もしくは届かない)間のような、行き来する/経過した時間のイメージ、ドキュメンタリー」だという。16分を越える長尺ながらも不思議なトリップ感にあふれたトラックに仕上がり、<彼方から送られる手紙>として説得力が加速している。

「ロンリープラネット」には、永井聖一と小山田圭吾の2人のギタリストが参加している。やくしまるえつこは、「永井聖一くんは正攻法の音で独自の配置を行うことで軽やかに記名性を出す」、「小山田さんは、音選びの段階から唯一無二のユニークさを持っている変態的なギターですが、歌とのバランスに気遣いがある」と2人のギタリストの特徴を明確に見定め、その相性の良さを事前に確信していたようだ。また、ドラム&プログラミングを担当したのはJimanica、そしてプログラミング&パーカッションを担当したzAk。彼ら4人の職人的な確かさが、「ロンリープラネット」からは浮かび上がってくる。終盤で急にメロウになったりと、構成はかなり練り込まれ、はっとする瞬間が豊富なことに驚く。こうしたきめ細やかさは、やくしまるえつこの消え入りそうなほどに小さい、けれども意思の確かな歌声ととてもよく似合う。それらの要素が、“思ったより孤独じゃない”という印象につながったのだろう。聴き手は曲中でなんども<そっちの暮らしはどうだい><忘れてないかい>と語りかけられが、それはもうほとんど返事を期待されていない呼びかけであるかのようで、そこだけがちょっとだけ不安になる。

今回、OTOTOYで配信されたDSDヴァージョンは、高橋健太郎がDSD (Direct Stream Digital) でリマスタリングしたもの。さらにきめ細やかなDSDの響き(CDの44.1MHzの64倍)は、やくしまるえつこが創り上げた<彼方から送られる手紙>としての説得力を最大限に表現したもの。ぜひ、世界最高レベルのミュージシャン達が邂逅した楽曲を、世界最高音質のDSD 5.6MHzで体験して欲しい。 (text by 長門裕介)

※参考 : サウンド&レコーディング・マガジン 2012年11月号 dialogue「やくしまるえつこ×zAk」
※参考 : MARQUEE Vol.93 「やくしまるえつことの書簡Q&A」

スペシャル・アルバム『RADIO ONSEN EUTOPIA』リリース決定!

やくしまるえつこ / RADIO ONSEN EUTOPIA
発売日 : 2013年4月10日(水)
レーベル : みらいレコーズ
品番 : XNMR-01225
価格 : ¥2500(税抜価格)
収録内容:NHK-FMやくしまるえつこ“みんなのクリスマスセッション”でオンエアされた、スペシャルセッションによる『ヤミヤミ』『ヴィーナスとジーザス』『ノルニル』『少年よ我に帰れ』『ロンリープラネット』『北風小僧の寒太郎』『恋するニワトリ』『キャベツUFO』『ラジャ・マハラジャー』『メトロポリタン美術館』に加え、未放送スペシャルセッションの『COSMOS vs ALIEN』『ときめきハッカー』も収録。全12曲収録予定(曲順未定)

やくしまるえつこ / RADIO ONSEN EUTOPIA(特別限定盤)
発売日 : 2013年4月10日(水)
レーベル : commmons x みらいレコーズ
品番 : RZCM-59360/B
価格 : ¥4400(税抜価格)
収録内容:NHK-FMやくしまるえつこ“みんなのクリスマスセッション”でオンエアされた、スペシャルセッションによる『ヤミヤミ』『ヴィーナスとジーザス』『ノルニル』『少年よ我に帰れ』『ロンリープラネット』『北風小僧の寒太郎』『恋するニワトリ』『キャベツUFO』『ラジャ・マハラジャー』『メトロポリタン美術館』に加え、未放送スペシャルセッションの『COSMOS vs ALIEN』『ときめきハッカー』も収録。全12曲収録予定(曲順未定)
特別限定盤特典:『幻のエアチェックテープ』

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PROFILE

「相対性理論」「やくしまるえつことd.v.d」など数多くのプロジェクトを手がける他、ドローイングやペインティング作品の評価も高く、楽曲提供、朗読、ナレーション、CM音楽、と様々なフィールドで多岐に渡る活動を行う。数々の大ヒット曲を生み出す一方、坂本龍一、アート・リンゼイ、マシュー・ハーバートらとの共演や、生体データから人工衛星を用いた作品まで、前代未聞の試みを次々に発表。縦横無尽な活躍は音楽の枠組みを更新し続け、大反響を呼んでいる。近年の活動には、ももいろクローバーZへの提供曲『Z女戦争』、NHKみんなのうた『ヤミヤミ』、SPUR.JPでのファッション連載「きょうの三面鏡」など。4月10日には最新アルバム『RADIO ONSEN EUTOPIA』を発売。

やくしまるえつこ official HP
みらいレコーズ official HP
SPUR.JP やくしまるえつこ「きょうの三面鏡」

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