新曲「わが美しき故郷よ」のLIVE音源をシングルとして高音質配信

今年でソロ・デビュー10周年を迎える畠山美由紀が、9月11日、日経ホールで行われたライヴ「ふたりのルーツ・ショー」より、「わが美しき故郷よ」をDSDとHQD音源で配信します。アン・サリーとの共演で行われた本公演では、それぞれが自らのルーツとなった音楽をカヴァー。その公演で唯一の畠山美由紀のオリジナル曲として披露された「わが美しき故郷よ」をシングルとしてリリースします。この楽曲は12月7日にリリースされる同タイトルのニュー・アルバムに収録されており、すでに全国各地のライヴで大きな感動を巻き起こしている新曲。毎年恒例のキリスト品川教会グローリア・チャペルでのLIVEも11月17日、18日にせまり、会場ではニュー・アルバムの先行販売も決定していますが、OTOTOYではそのアルバム先行発売よりも早く、この新曲のLIVE音源を配信します。

畠山美由紀 / わが美しき故郷よ-Live at Nikkei Hall 2011.09.11-

<メンバー>
畠山美由紀(Vocal) / 笹子重治(Guitar) / 織原良次(Bass) / 黒川紗恵子(Clarinet)

Recorded by 高橋健太郎 & 簑島亘司 at 日経ホール 2011.09.11
mixed & Mastered 高橋健太郎 at Memory Lab
Recorded & Mastering by KORG MR-2000S DSD recorder
Photos by 沼田学

「ふたりのルーツ・ショー」LIVE REPORT 2011.09.11 日経ホール

夏の暑さも覚めやらぬ9月の午後。平日は多くのビジネスマンで溢れかえる大手町も、日曜日はセミの鳴き声が賑やかに思えるほどの静けさだ。そんな閑静な都心の一角に、上品な、でも飾らない風貌の男女が集う。「ふたりのルーツ・ショー」と銘打たれたアン・サリー(以下、アン)と畠山美由紀(以下、畠山)のコンサートを楽しむために集まった人々だ。

著名な噺家やクラシック音楽の演奏会場としても使われている日経ホールには、ボサノヴァなどのポピュラー・ミュージックがBGMとして流されている。マイクや譜面台とともにソファとテーブルが並べられたステージは、サロンのような大人の社交場を連想させる。30代が中心のお客さんは、貴重な休日を存分に堪能するため、期待に胸を膨らませながら席に着く。その光景は、ここがビジネス街であることをしばし忘れさせる。そして、このコンサートがただならぬものになるだろうという期待を抱かせる。

定刻どおり始まったコンサートは、2人のお気に入りであり、ライヴでもしばし披露されるジョニ・ミッチェルのナンバーで幕を開けた。赤い衣装に身を包んだアンと黄色い衣装を身にまとった畠山は、ふくよかさの中にも強い芯のある歌声と、息の合った歌で観客を彼女らの世界に引き込んだ。

2人の脇を固めるのはギターの笹子重治、ベースの織原良次、クラリネットの黒川紗恵子の3人。そのシンプルな編成のバンドは、主役である2人の歌声を自然と際立たせる。ポピュラー・ミュージックを語るときにしばし使われる「ソウルフル」という言葉が、5人のステージをもっとも的確に表現しているように思えた。

1曲目を歌い終えた後、司会の中原仁がステージに上がり、観客に2人を紹介する。そして、2011年秋に2人が音楽活動10周年を迎えることや、今回のコンサートが2人に影響を与えた音楽をカヴァーする企画であることなどを、ソファに腰掛けながら、時折冗談を織り交ぜつつ説明する。リラックスした雰囲気の中で繰り広げられる3人のやり取りは、カフェの談笑を横から聞いているようだ。

その後、畠山とアンは1曲ずつ交互に、自身のルーツ・ミュージックを披露する。畠山は荒井由美の「ひこうき雲」や中森明菜の「難破船」など、個性的なスタイルで知られる歌手の曲を、柔らかいソプラノ・ヴォイスでカヴァーする。一方で、アンはシュガー・ベイブの「蜃気楼の街」やマリーナ・ショウの「Street Walking Woman」といった楽曲を、飾らない自然なアレンジで歌っていた。

両者のソロ・ステージとメンバー紹介を経て始まった後半戦は、異色のカヴァーからスタートした。畠山によるC-C-Bのヒット曲「ロマンティックが止まらない」には観客も度肝を抜かれ、イントロとともに客席の各所から歓声が上がった。また、アンが大正時代の流行歌「ゴンドラの唄」のしみじみと歌う姿には、観客はただ呆然とするしかなかった。このあとも、笹子のギターとのデュエット曲や、2人の新曲「わが美しき故郷よ」(畠山)、「新しい朝」(アン)など、さまざまな曲を披露しながら、昭和初期の流行歌「蘇州夜曲」で幕を閉じた。

アンコールも含めると2時間超。途中のハプニングさえも、笑いに変えてしまう自然体の2人は、長丁場のライヴの後も、会場に特設されたCDの販売コーナーでファンと笑顔で会話を交わしていた。10年間マイペースに、でも着実にキャリアを積み重ねてきた2人は、これから10年、20年先も今のように一歩一歩、確実に歩んでいくだろう。2人の10年を総括しつつ、その先を期待させるステージだった。(text by 高野裕介)

11月17日(木)〜18日(金) 畠山美由紀 ソロ・デビュー♡10周年 LIVE “Fragile”

2011年11月17日(木)
東京都 キリスト品川教会グローリア・チャペル
OPEN 18:00 / START 19:00

2011年11月18日(金) Sold Out
東京都 キリスト品川教会グローリア・チャペル
OPEN 18:00 / START 19:00

新作『わが美しき故郷よ』の会場先行販売決定!
12/7(水)の全国リリースに先駆けて、LIVE会場で約4年半振りとなるオリジナル・アルバム『わが美しき故郷よ』の先行販売が決定。しかも購入者の方には、畠山美由紀本人によるサイン会も開催。

畠山美由紀コメント

毎年恒例の教会ライブ。今年もやります! 2日間♡♡
お陰さまで今年は、“ソロ・デビュー10周年”という節目の年を迎えることができました。
もともとこの教会ライブは「カバー曲中心の選曲」というコンセプトで始めましたが、今年は今まで私が関わってきたバンドやユニット、ゲストヴォーカルとして参加した曲などのセルフ・カバー曲などを歌いたいと思います。
そして、新しいアルバム『わが美しき故郷よ』にも参加していただいた、おおはた雄一くんにもゲスト出演していただきます。
おおはたくんの声、ギター、発する言葉すべてに心が揺さぶられます。
新しいアルバムで共作した新曲を、ふたりでいち早くお届けしたいと思っています。
私の大好きな「おおはた曲」も歌っちゃおうかな。
ソロ・デビュー10周年にふさわしい、歌の原点に立ち返る大切な夜になりそうです。
今年も、グローリア・チャペルでお会いできることを楽しみにしております。
——畠山美由紀

12/7(水) ソロ・デビュー10周年を飾る新作『わが美しき故郷よ』リリース特集

オリジナル・アルバムとしては『Summer Clouds, Summer Rain』から約4年半ぶりとなるニュー・アルバム『わが美しき故郷よ』が、12月7日(水)リリースされます。ソロ・デビュー10周年を飾る本作には、おおはた雄一や栗原務(Little Creatures、Double Famous)と共作した新曲や、5月にNHK総合で放送されたドキュメンタリー番組『ハマナスの咲くふるさとにもどりたい~岩手県釜石・根浜集落~』で使用された唱歌「ふるさと」のカバー、詩の朗読など全12トラックが収録され、10周年の節目にふさわしい作品に仕上がっています。OTOTOYでは音源の配信とともに、畠山美由紀へのインタビューも公開予定です。

<Track List>
01. その町の名前は
02. 風の吹くまま
03. What A Wonderful World
04. Moon River
05. わが美しき故郷よ -朗読-
06. わが美しき故郷よ
07. 教えて、ママ
08. Over The Rainbow
09. 浜辺の歌
10. 花の夜舟
11. Untitled
12. ふるさと

<参加アーティスト>
笹子重治、中島ノブユキ、栗原務(Little Creatures、Double Famous)、おおはた雄一、島裕介、
鬼武みゆき、Weiwei Wuu、小池龍平、他、多数。

PROFILE


畠山美由紀 / Miyuki Hatakeyama

1972年8月18日 宮城県気仙沼生まれ。

1991年上京後、10人編成のダンス・ホール楽団、Double Famousのヴォーカリストとして活躍する中、ゴンザレス鈴木率いるSOUL BOSSA TRIOのフィーチャリング・ヴォーカリストとしてCDデビュー。その後、ギタリスト・小島大介とユニットPort of Notesを結成。Port of Notes、Double Famousの活動を続けながら、2001年9月シングル「輝く月が照らす夜」でソロ・デビューを果たす。現在までに4枚のオリジナル・アルバムの他、カバー・アルバム、ライヴ・アルバム、ライヴDVDなど多数作品を発表。ヴォーカリストとして、他アーティストの作品、トリビュート・アルバム、映画音楽等の参加も多い。また、ソロ・デビュー時から、キリスト品川教会グローリア・チャペルにて毎年行われているプレミア・ライヴ“Live Fragile”のチケットは、毎公演即日完売。同世代の女性をはじめ、本物の音楽を聴きたいという音楽ファンたちから圧倒的な支持を受けている。

CM曲やナレーション参加も多く、これまでに、小田急ロマンスカー、女性化粧品「Obagi」、ハウス「こくまろカレー」、プラチナ・ギルド・インターナショナル「サンクスデイズ・プラチナ」、Honda「LIFE」、HITACHIやJR西日本企業CM、パナソニック「LED電球EVERLEDS」のTVCMソングや、KOSE「薬用 雪肌精」TVCMナレーションなどを担当している。また、2007年には、ヱビス「ザ・ホップ」TVCMに自身が出演し、話題となった。

生きる歓びと悲しみ、目に見えない豊かな世界、畠山美由紀の歌声の中には、この人生をより愛おしく生きるための確かな手触りがある。2011年9月、ソロ・デビュー10周年を迎え、ますます、聴く人の心に寄り添う歌をうたっていく。

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