ULTRA-VYBE, INC.
インタヴュー
わたしたちとおしゃべりしよ?──illiomoteが映す世の中の歓喜と悲哀
笑ったり、怒ったり、泣いたり。1時間ちょっとのインタビューで感情がコロコロと変わっていくilliomote。MAIYA(Gt / Sampl)とYOCO (Vo / Gt)は、ひとりの人間として日頃感じていることや、バンドの活動スタンスを赤裸々に話してくれた。 もちろん、新作『HMN</3』についても。大衆居酒屋で話しているかのような陽気なテンションだったけど、よく話を聞くと、ひとつひとつの物事に対して、すごく真面目に向き合っているのだ。だからどんな質問をしても、ハッキリと自分たちの意見を伝えてくれたのだ…
インタヴュー
これは、人生の副作用──“なにもない”現状を映した、illiomoteの新作EP
幼稚園からの幼馴染、YOCO(Vo,Gt)と MAIYA(Gt,Sampl)から成るユニット、illiomote。作詞からトラック・メイクまでを自身で手がけており、ロックからポップス、レゲエ、ヒップホップなど、その時々のモードを反映した楽曲を制作してきた。そして今回、2022年4月から3ヶ月連続配信シングルとしてリリースされた3作品(うち1曲は、テレビ・アニメ「BIRDIE WING」挿入歌)と、先行配信シングルとして注目を集めていた“A.O.U”を含む、全7曲を収録したサード・EP『side_effect…
インタヴュー
日米韓を跨ぐR&BシンガーソングライターVivaOla──シェイクスピアを参考にした初のフル・アルバムが描くストーリー
R&BシンガーソングライターのVivaOlaがOTOTOY初登場! 彼は韓国で生まれ、アメリカに位置する名門バークリー音楽院から一時帰国し、日本で音楽活動を本格的にスタートしたというキャリアの持ち主。そんなバックグラウンドを活かし、グローバルな楽曲をリリースし続けてきたVivaOlaが、今作では「日本語の曖昧さ」を最も意識したという。抽象と具現の間を表現するViVaOla初のストーリー調のフル・アルバムがついに完成した。...…
連載
REVIEWS : 022 ヒップホップ(2021年4月)──斎井直史
毎回それぞれのジャンルに特化したライターがこの数ヶ月で「コレ」と思った9作品+αを紹介するコーナー。今回はヒップホップ〜R&Bに独自の視点でフォーカスする『パンチライン・オブ・ザ・マンス』を連載中の斎井直史が国内外のヒップホップ〜R&Bのなかから9枚の作品をピックアップ、紹介します!...…
連載
REVIEWS : 019 オルタナティヴ / レフトフィールド(2021年3月)──津田結衣
"REVIEWS"は「ココに来ればなにかしらおもしろい新譜に出会える」をモットーに、さまざまな書き手が新譜(基本2~3ヶ月ターム)を中心に9枚(+α)の作品を厳選し、紹介するコーナーです(ときに旧譜も)。今回はOTOTOYスタッフ、津田結衣が9枚セレクト&レヴュー。自身がインタヴューした注目のバンド、Ms.Machineなど、バンド、SSWなどなどスタイルを問わずエッジーなサウンドを提示するオルタナティヴ / レフトフィールドなアーティストたちを紹介。 ...…
コラム
OTOTOY各スタッフ+αがそれぞれ選ぶ、2020年の10作品
今年もやってきましたOTOTOYスタッフによる個人チャート。いろいろ大変だった2020年、なにを聴いてOTOTOYを作っていたのか? 今年は新人、梶野に加えてインターン、そしてコントリビューター枠としていろいろと関わっているライター陣の方にも書いてもらいました。 ■OTOTOYスタッフ■...…
インタヴュー
荘厳で繊細なサウンド、聴いただけでは終われない衝撃を残して──kycoh
数多いるアーティストのなかからOTOTOY編集部がグッときた、プッシュしたいアーティストを取り上げるこのコーナー。第19回は精力的に楽曲のリリースを行い、つい先日もニュー・シングル「Purge」をリリースしたばかりのkycohにインタヴュー。初ライヴから半年で“出れんの!? スパソニ!? ”最終選考に残るなど今後の動向が楽しみでたまらない彼らは一体なにを考え、なにを伝えるべく活動しているのか?なかなかライヴに行きにくいいま、ここで素敵な出会いを。...…
インタヴュー
illiomote──全てをハッピーに昇華する、コンセプチュアルな宅録ポップ
数多いるアーティストの中からOTOTOY編集部がライヴハウスやネットで出会い、ビビッときた、これはもうオススメするしかない! というアーティストを取り上げるこのコーナー。読んで、聴いて、そして何か感じるものがあれば、できるならライヴを観にいってほしい。損はさせません。...…
インタヴュー
Gi Gi Giraffe──軽やかに奏でられる宅録インディ/ブルースロックは誠実さから生まれる
数多いるアーティストの中からOTOTOY編集部がライヴハウスやネットで出会い、ビビッときた、これはもうオススメするしかない! というアーティストを取り上げるこのコーナー。読んで、聴いて、そして何か感じるものがあれば、できるならライブを観にいってほしい。損はさせません。...…
連載
ヒップホップ・ライター・斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第21回
自分たちの仲間であるCBSとマイペースに活動しながらも、実は数多のアーティストのプロデュースも手がけている〈Pistachio Studio〉。そのプロデューサー陣4人を集めたインタビューの後編です。Ryo Takahashi、%C(TOSHIKI HAYASHI)、ESME MORIが自己紹介をした前篇に続き、遅れて参加してくれたQuojamaが後半を盛り上げてくれます。引き続き、CBSのBashoとChelmicoの鈴木真海子も同席してくれてますよ。鈴木真海子にビーフの兆し? レコードをアナログと呼ぶ人…
連載
ヒップホップ・ライター・斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第20回
自分のスタイルで成功する。それはアーティストであれば特に強く望む事ですが、叶えられている人は多くないのも事実。今回インタビューをするのは、それを静かに叶えている"ご近所録音チーム"こと〈Pistachio Studio〉のプロデューサー陣です。彼らは仲間であるCBSのバックバンド “Chicken Is Nice”として活動を続けつつも、iriやchelmicoといったメジャー・レーベルで活躍するアーティストの楽曲も初期の頃から手掛けてきました。他にもJABBA DA HUTT FOOTBALL CLUB、…
連載
ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第11回
2017年も本当に残りわずか。先月は豪華客演陣を多数迎えた重厚なラップ・アルバムにして、4年半ぶりの作品となったKOJOEの『here』を特集しました。第11回目を迎えた今月の「パンチライン・オブ・ザ・マンス」は年末らしく、2017年のヒップホップ・シーンを斎井直史による視点で総まとめ! 先日公開のblock.fmの番組「INSIDE OUT」のMC・渡辺志保を聞き手に迎えた「OTOTOYトピック2017ヒップホップ編」と合わせてチェックを! 来年も引き続きよろしくお願いいたします!...…
コラム
OTOTOY AWARDS 2017──2017を彩った珠玉の名アルバム──
今年もやってまいりました“OTOTOY AWARD”。今年もOTOTOY配信中の作品から選りすぐりの30作品を紹介します。さまざまなフォーマットでのリリースも多い最近ですが、ここではあえてのオリジナル・アルバムに絞ってのジャンルを超えた30作品をランキング形式でおとどけします(シングル、ミニ・アルバム、ライヴ・アルバムなどは除外させていただきました! 悪しからず!)。OTOTOYお得意のフレッシュな新人から、この国の音楽シーンを作ってきたベテランまで多様な音楽性のチャートができあがりました。ぜひとも買い逃し…
コラム
トランプ、ミーゴス、ゆるふわ、そしてPUNPEE──渡辺志保に訊く、OTOTOYトピック2017ヒップホップ編
ということで、OTOTOYの年末企画としてさまざまなジャンルの識者に、その年のポイントを訊くという企画「OTOTOYトピック2017」スタートです(年間ベストももうすぐ発表ですよ)。トップ・バッターはヒップホップ。本文中にもあるように、本国アメリカはもちろん、ここ日本も含めてヒップホップ、そしてラップという表現は世界中のポップ・カルチャーを席巻しております。ということで、ここで「いまのヒップホップってどうなっているの?」というOTOTOY編集部の問いに快く答えてくれたのは、block.fmの名物ヒップホップ…
連載
ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第9回
今年も残り3ヶ月、気がつくとあっという間に年末がすぐそこまで来てますね〜。ヒップホップ・ライター・斎井直史による定期連載、「パンチライン・オブ・ザ・マンス」も今月で9回目です! 先月はキレのあるFebbのラップが帰って来た、GRADIS NICE & YOUNG MASによる共作『L.O.C -Talkin About Money- 』、そして先日の日本での初ライヴを披露したNY在住の日系若手ラッパー・MIYACHIを取り上げました。そしてもちろん今月は、全てのヒップホップ・ヘッズたちが待ちに待ち焦がれたP…
レヴュー
【REVIEW】ももクロ、PUNPEE、ライムスター、ECDなどが参加した加山雄三のヒップホップなリミックス集をハイレゾ配信
2015年にリリースされヒットとなったPUNPEEによる「お嫁においで2015」に続いて、加山雄三の名曲を、さまざまなアーティストたちがリミックスした作品『加山雄三の新世界』がここにリリースされた。前述のPUNPEEをはじめ、ECDやライムスター、スチャダラパー、サイプレス上野とロベルト吉野などなど、ヒップホップ系アーティストを中心に、ももいろクローバーZ、水曜日のカンパネラなども参加、まさに多彩なメンツが集合となったコンピレーションだ。OTOTOYでは本作をハイレゾ配信。レヴューとともにお届けしよう。..…
インタヴュー
asuka andoの2ndアルバムをハイレゾ配信、期間限定スペシャル・プライスで配信開始
“メロウすぎるにもほどがある”1stアルバム『mellowmoood』を2015年にリリース以来、2016年には7インチ・シングルを連続3枚リリース、さらには全国を飛び回り、各地でライヴを行うなど、着実にその活動を活発化させているレゲエ・シンガー、asuka ando。そんな彼女が、このたび2ndアルバム『あまいひとくち』をリリースする。今回も前回に引き続き、バックバンドには辣腕レゲエ・アーティストたちが参加し、彼女の代名詞とも言えるラヴァーズ・ロックから、ダンスホール調の楽曲まで多彩な表現がアルバムを彩っ…
コラム
OTOTOY AWARDS 2015──ジャズ / ワールド編──
OTOTOYの配信はアイドルとインディ・ロックだけではございません! ということで、今年からOTOTOY AWARDSにこちらのコーナーを増設です。いわゆる『Jazz The New Chapter』的な動きの活況っぷりを象徴するようにLA、フライング・ロータス一派のカマシ・ワシントンが超重量級にストレートなブラック・ジャズなアルバムをリリース。相変わらずのジャイルス・ピーターソンのキューバ・ラインもおもしろいアーティストを見つけてきますな。国内はオーガニックなレゲエも元気でした! 特にasuka ando…
インタヴュー
O.N.O(THA BLUE HERB)によるミニマル・テクノ・プロジェクト、onomono、セカンド・アルバムをハイレゾ・リリース
目の前に広がるモノトーンの景色、色のないストロボだけが空間を刻む真っ暗闇のフロア。そこに規則正しく振り落とされる漆黒のキック、時を無表情に刻むハイハット。シンセの咆哮が、そしてノイズがそこで揺れる人々を釘付けにする。onomonoの新作は、「そこ」に居続けるアーティストだけが説得力を持って作れる、そんな音が詰まった、ダンスフロアから生まれた紛うことなきテクノ・アルバムだ。...…
インタヴュー
メロウすぎるにもほどがあるレゲエ・シンガー、asuka ando、エマーソン北村、リトテン・メンバーなど参加の待望のファーストをハイレゾ独占配信開始
レゲエのメロウ・サイド――ラヴァーズ・ロック・レゲエやロックステディのスウィートなグルーヴを従えた女性シンガー・ソング・ライター、asuka ando。すでにアプリ・フル試聴でお楽しみいただけた方も多いと思うが、彼女のファースト・アルバム『MELLOWMOOOD』が春風とともに到来。...…
レヴュー
asuka ando、噂のスウィート&メロウ・レゲエ・シンガー、ハイレゾ独占配信予約開始! そしてアプリにてフル視聴開始!
春爛漫、そしてこれからの季節にピッタリなスウィートでメロウ、たまにちょっとおセンチなレゲエ・グルーヴの到来です! シンガー、asuka andoによる麗しのファースト・アルバム『mellowmood』が4月8日にリリース。ファーストながらエマーソン北村やLITTLE TEMPOのメンバーなど、辣腕アーティストが参加しております。...…
レヴュー
D.O『THE CITY OF DOGG』配信開始
東京都練馬区のMC達で結成されているヒップ・ホップ集団・練マザファッカーのボス・D.O。一時はテレビ番組にも出演し、日本語ヒップ・ホップの垣根を広げた人物だが、2009年には不祥事を起こし現場から離れたD.O。2010年にシーンに復帰してから2作目となる今作の『THE CITY OF DOGG』。常にオリジナルで有り続けてきたD.Oが辿り着いた答えを、本作を聞いて確認してほしい。...…