MARUTENN BOOKS

アキラの鉄拳──〈アーカイ奉行〉第30巻

連載

アキラの鉄拳──〈アーカイ奉行〉第30巻

歴史を追いかけ過去から未来、情報過多の現代社会、デジタルの海に散らばったあの名作、この名作たちをひとつにまとめる仕事人…!〈アーカイ奉行〉が今日もデジタルの乱世を治める…!'''〈アーカイ奉行〉とは…'''1.過去作の最新リマスター音源 2.これまで未配信だった作品の配信解禁 ...…

豊かさで示す声の現在地──長谷川白紙「Wonderful Christmastime」

レヴュー

豊かさで示す声の現在地──長谷川白紙「Wonderful Christmastime」

長谷川白紙がApple Musicのクリスマス特集「Carols Covered 2023」の収録曲として、ポール・マッカートニーの名曲 “Wonderful Christmastime” のカヴァーをリリースした。長谷川白紙の音楽活動初期から接点を持ち、レコードディグ漫画「ディグインザディガー」やイベント〈自然の中で起きている美しい現象すべて〉などで活躍するアーティスト、駒澤零によるレヴューをお届けする。...…

さとうもかのポジティヴをあなたへ──素直になることで生まれたシングル「魔法」

インタヴュー

さとうもかのポジティヴをあなたへ──素直になることで生まれたシングル「魔法」

ポップなメロディーにちょっぴりビターな歌詞が共感を呼ぶ、シンガー・ソング・ライター、さとうもか。TikTokを中心に様々なSNSで話題となっているヒット曲「melt bitter」をはじめ、多くの人の心に寄り添う失恋ソングを多数リリースしてきた。そんな彼女が今回、これまでで最もポジティヴなラヴ・ソング「魔法」を制作。“素直”をテーマに、相手の心とまっすぐ向き合う姿勢が綴られた、ピュアな1曲に仕上がっている。アーティスト、さとうもかの感性と、ひとりの人間としての感情がぎゅっと詰まった新曲を中心に、彼女自身の恋…

キュートだけじゃない! さとうもかの新作『WOOLLY』が描く、リアルでちょっとビターな共感

インタヴュー

キュートだけじゃない! さとうもかの新作『WOOLLY』が描く、リアルでちょっとビターな共感

甘いようで、甘くない。時には、苦しいくらいリアルな歌詞を綴るシンガー・ソング・ライター、さとうもか。弾むようなポップ・サウンドも相まって、tofubeatsやaikoらも絶賛するなど、著名人からも支持されている彼女。だが、その存在は不思議とすごく近くに感じられる。きっとそれは、さとうもかの考え方を素直に綴った歌詞に、リスナーが多くの“共感”を覚えるからだろう。例えば、リード曲“Woolly"の「“私くらいしか君のこと分かれない” それが幸せだと思ってた」や“いちごちゃん”の「何もいらないけど 何かが欲しくて…

OTOTOY各スタッフ+αがそれぞれ選ぶ、2020年の10作品

コラム

OTOTOY各スタッフ+αがそれぞれ選ぶ、2020年の10作品

今年もやってきましたOTOTOYスタッフによる個人チャート。いろいろ大変だった2020年、なにを聴いてOTOTOYを作っていたのか? 今年は新人、梶野に加えてインターン、そしてコントリビューター枠としていろいろと関わっているライター陣の方にも書いてもらいました。 ■OTOTOYスタッフ■...…

REVIEWS : 007 国内インディ・ロック(2020年8月)──綿引佑太

連載

REVIEWS : 007 国内インディ・ロック(2020年8月)──綿引佑太

毎回それぞれのジャンルに特化したライターがこの数ヶ月で「コレ」と思った9作品+αを紹介するコーナー。今回は、京都在住のライター、綿引佑太が登場。国内インディーの良質なポップス9作品をご紹介します!大阪を拠点に活動する男女混声の4人組バンドの最新作。素朴かつ強かに奏でられる確かなポップスは前作からそのまま、苦い思い出や生活の変化など彼らの内側により深く潜り込んだ歌詞世界が綴られたことで結果的に表現が外へ向けて大きく開いた、バンドの方向が定まる記念すべき1枚となった。作曲者の宮本が自戒の曲と語る“君が一番”と“…

【LIVE REPORT】時代の先端を走るアイコンたち──Mom presents『PLAYGROUND』release party

ライヴレポート

【LIVE REPORT】時代の先端を走るアイコンたち──Mom presents『PLAYGROUND』release party

特出したメロディ・センスを携え、「カッコイイ」を内包した「カワイイ」クリエイティヴを表現するシンガー・ソングライターでトラックメイカーのMomが、初のフル・アルバム『PLAYGROUND』をリリース。2018年12月6日、betcover!!、さとうもかを迎えて、Shibuya O-nestにてリリース・パーティーが開催された。今後の音楽シーンの台風の目になるであろう、注目の若手アーティスト3組が集結したこの日の様子を、写真とともにお届けします。さらにMomによるクリスマス・プレゼント、新曲「スーパースター…

シティ・ポップを昇華させた、さとうもかが歌う恋物語──入江陽プロデュースのフル・アルバムをリリース

レヴュー

シティ・ポップを昇華させた、さとうもかが歌う恋物語──入江陽プロデュースのフル・アルバムをリリース

岡山出身のシンガー・ソングライター、さとうもかが待望のフル・アルバム『Lukewarm』をリリースした。“新世代のユーミン”と称されるようにシティ・ポップを彷彿させながらも、繊細かつ、ユーモラスな歌声で紡ぐポップ性がたまらない! 入江陽をアルバム・プロデュースに迎え、ゲストで鶴岡龍(LUVRAW)が参加したアレンジ面においても注目してほしい。今回OTOTOYでは3月14日から3月31日まで、今作をハイレゾ音源を独占配信します。レヴューとともに彼女の世界に浸ってみては?...…

映画版・RO JACK!? 新人発掘の登竜門!──音楽と映画の祭典、〈MOOSIC LAB〉より公式コンピがリリース

インタヴュー

映画版・RO JACK!? 新人発掘の登竜門!──音楽と映画の祭典、〈MOOSIC LAB〉より公式コンピがリリース

突然ですが、あなたは〈MOOSIC LAB〉を知っていますか?〈MOOSIC LAB〉とは、『劇場版 神聖かまってちゃん』などをプロデュースした直井卓俊による映画祭。「そもそも何でOTOTOYで映画?」と思ったそこのあなたも、歴代の参加アーティストを見ればドキリとするのでは!? そう。なんと大森靖子、BiSなどのあの作品も、全てはここがきっかけで始まったのです。数々の才能を輩出している"音楽[MUSIC]"と"映画[MOVIE]"の実験室=〈MOOSIC LAB〉、今知っておいて損はないハズ! ...…

【REVIEW】入江陽が誘う、不思議な別世界へ──入江陽が約1年半ぶりとなるアルバム『FISH』を自主レーベルからリリース

レヴュー

【REVIEW】入江陽が誘う、不思議な別世界へ──入江陽が約1年半ぶりとなるアルバム『FISH』を自主レーベルからリリース

入江陽が約1年半ぶりとなるアルバム『FISH』を自身主宰のレーベル/出版社〈MARUTENN BOOKS〉からリリース! 生生まれ育った新大久保の喧騒を離れ千葉の郊外に移住。そんな彼がサウンドエンジニアの中村公輔のサポートのもと制作した今作は、リラックスしたムードで、魚を釣り上げるような、魚として泳ぐような、そんな雰囲気を纏った1枚となった。 ゲストにBOMI、岩出拓十郎(本日休演)、黄倉未来、ガクヅケ木田(芸人)、セミ(虫)といったバラエティ豊かな面々も迎え、トラックメーカーとしてTeppei Kakud…

【REVIEW】自らの半生を描く、BOMIの新境地『A_B』

レヴュー

【REVIEW】自らの半生を描く、BOMIの新境地『A_B』

BOMIが2年ぶりとなるフル・アルバムを『A_B』をリリースする。今作はBOMIが自らの半生を見つめ直し、自伝的にまとめるというコンセプト・アルバムとなった。水曜日のカンパネラ「ナポレオン」の製作や、宇多田ヒカルの『FANTÔME』に参加するなど目覚ましい活躍をした、小袋成彬率いるTokyo Recordingsをプロデューサーに迎え、今までのBOMIとはまた違った表情をした作品となった。そんな本作をハイレゾ配信すると共にレビューで紹介する。...…

入江陽、デビュー作『水』をリリース&一曲フリー・ダウンロード

インタヴュー

入江陽、デビュー作『水』をリリース&一曲フリー・ダウンロード

アイドル・グループへの詞の提供、映画音楽家としての活動で国際的にも高い評価を受けるなど幅広い才能を発揮している入江陽が、シンガー・ソングライターとしての待望の1stアルバムをリリース! シュールな世界観、予測できない展開でイメージを繋ぎ合わせ、曲ごとの音風景を描き出す。『水』というタイトルの通り、変幻自在に姿を変えて聴くものの心に染みわたる一枚。今作にはリミックスとして、1980年代初頭に活躍、昨年復活を遂げた伝説的なバンドEP-4の首謀者佐藤薫、複数のバンドを扇動し音楽人生が20年を越えたいまも精力的に活…

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