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【対談】bossston・カシマ × トリプル・吉田靖直──「ロックな考え方ができない」コンプレックスから生まれる音楽

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【対談】bossston・カシマ × トリプル・吉田靖直──「ロックな考え方ができない」コンプレックスから生まれる音楽

「熱さもエモーショナルさもないNO EMOTIONAL PUNK BAND」こと、bossston cruizing maniaが、6年ぶり5枚目となるフル・アルバム『IDEA』をリリースした。1993年結成以降、20年以上東京アンダーグラウンド・シーンで活躍し、常に試行錯誤とリニューアルを繰り返してきた彼らだが、今作は過去最高にミニマルでアグレッシブな作品となっている。...…

老害と若作りはどっちが恥ずかしい?──谷ぐち順(LessThanTV)×増子真二(DMBQ)×吉田肇(PANICSMILE)によるアラフィフ対談!!

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老害と若作りはどっちが恥ずかしい?──谷ぐち順(LessThanTV)×増子真二(DMBQ)×吉田肇(PANICSMILE)によるアラフィフ対談!!

日本のアンダーグラウンド・シーン最重要レーベル〈Less Than TV〉主宰、そして現在はフォーク・シンガー・FUCKERとして活動する谷ぐち順、日本、果ては世界で轟音を鳴らし続けてきたDMBQのリーダーとしてはもちろん、BOREDOMSへの参加やエンジニアとしても活動をする増子真二、幾度に渡ってメンバーチェンジを繰り返しながらオルタナティヴ・ロックの地平を切り拓いてきたPANICSMILEのギター、ヴォーカル・吉田肇。そんな泣く子も黙る日本のオルタナティブ・シーンの重要人物3人も、思えば50歳目前。今回…

変拍子ドラムとシタール、強烈な唯一無二のサウンド——CONTIの新作をハイレゾ配信

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変拍子ドラムとシタール、強烈な唯一無二のサウンド——CONTIの新作をハイレゾ配信

インドの民族楽器シタールと、プログレッシヴな変拍子ドラムの出会い——まさに唯一無二のコンビネーションが生み出すオリジナリティの塊のようなサウンドを放つ、Conti。先月OTOTOYにてフリーでリリースされた『FANFARE OF THE LAST MARCH』に続き、本編とも言える11年ぶりのオリジナル・アルバム『THE LAST MARCH』がここに登場した。レコーディングに吉田達也(RUINS、是巨人、高円寺百景、他)、ミックスにAxSxE(NATSUMEN、他)、マスタリングにAxSxEと前川和人(E…

サラーム海上とのインドよもやま話──シタールを操る変拍子ユニットCONTIの新作をフリー配信

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サラーム海上とのインドよもやま話──シタールを操る変拍子ユニットCONTIの新作をフリー配信

インドの民族楽器、シタール、かのジョージ・ハリソンやブライアン・ジョーンズをも魅了した弦楽器(例えが古いか)。タブラとともに、日本では代表的なインドの楽器(実際には北インド)として認知している人も多いだろう。このシタールをインド音楽から遠く離れ、自由自在に操り、オルタナ〜プログレな変拍子バリバリのドラムとともにオリジナルすぎるサウンドを生み出す2人組ユニット、CONTI。3月のリリースのアルバム『THE LAST MARCH』(詳しくは記事下方にて)に先駆けて、ミニ・アルバム『FANFARE OF THE …

特集 : 2015年夏のポストロック事情ーー『ポストロック・ディスクガイド』とその後のシーン

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特集 : 2015年夏のポストロック事情ーー『ポストロック・ディスクガイド』とその後のシーン

初夏に刊行された『ポストロック・ディスク・ガイド』(以下、『ディスク・ガイド』)、それと呼応するようにポストロックの重要バンドのリリースが続いているーーtoe、mouse on the keys、te'らの新作が相次いてリリース、さらにはUSのポストロックの雄、バトルスの新作もリリースされる予定だ。...…

オルタナティヴ・シーンの長、PANICSMILEの21年間を振り返る

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オルタナティヴ・シーンの長、PANICSMILEの21年間を振り返る

縫い目が粗くも美しいパッチワークのような曲展開と事故が連続多発したような、せわしさと緊張が混じり合ったグルーヴ。常にミュータント過ぎるサウンドを放ち続けるバンドPANICSMILEが、長い充電期間を経て新メンバーとの初アルバムをリリース。今年で結成21周年を迎えるも、どんどん生まれ変わっていく姿から目を離さずにはいられない。また今作とともに、吉田肇(Vo、Gt)が主宰し、長年インディーズ・シーンに密接してきたレーベル<Headache Sounds>の名物コンピ『Headache Sounds SAMPLE…

nhhmbaseの新作『3 1/2』を24bit/48kHzの高音質音源でリリース&インタビュー掲載!

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nhhmbaseの新作『3 1/2』を24bit/48kHzの高音質音源でリリース&インタビュー掲載!

2008年に解散を発表したnhhmbase(ネハンベース)。その第一期メンバーであるマモル(vocal、guitar、keyboard)によって、バンドの新たな歴史、第二期“nhhmbase”がスタート。前作から約5年ぶりとなる、2ndアルバム『31/2』をリリースする。今回OTOTOYではリーダーであるマモル、第一期の時代からよくnhhmbaseを知るハヤシ(guitar)にインタヴューを敢行。解散、再結成、アルバムの作成秘話や、自主レーベルの設立など、初告白の新事実がポンポンと飛び出す、衝撃的な内容とな…

Radiohead、Portisheadの歴史的名盤カヴァー・アルバム発売記念、参加アーティスト4人による対談を実施

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Radiohead、Portisheadの歴史的名盤カヴァー・アルバム発売記念、参加アーティスト4人による対談を実施

90年代に発表された2つのアルバムRadiohead『OK Computer』とPortishead『Dummy』。それぞれのバンドの代表作として、20年近くの時が経ったいまも音楽ファンに愛され、影響を与え続けている作品だ。森大地(kilk records / Aureole)、マモル(nhhmbase)、青木裕(downy)、照井順政(ハイスイノナサ)というこの日集まった4人も、“脳内再生”出来るほどにこのアルバムを聴き血肉化することで、表現者としてのアイデンティティの一部としているミュージシャンたちなの…

nhhmbase

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nhhmbase

バンドが演奏しながら感じる自由や興奮とは、ある種の幻想を孕んだものだ。複数の人間が同じ場所に集い、初めて「せーの! 」で音を出した時の、まったく思い通りにいかないのに、永遠に続くかのような未知の可能性を感じる瞬間。この時の輝きを失わないバンドにこそ、我々は美しさや儚さを感じるのかもしれない。だが実際にそれを保ち続けるのは難しく、ある者はそれまで築いたものを洗練させる方に向かい、またある者は新たなサウンドを模索し始める。やり方はそれぞれだが、何にせよバンド活動を長く続けていくのは容易い事ではないし、だからこそ…

LOCAL REPORT『こぼれ落ちた福岡音楽事情』VOL.4

コラム

LOCAL REPORT『こぼれ落ちた福岡音楽事情』VOL.4

福岡から、ヨコチンレーベルのボギーです。5月に大好きな忌野清志郎が死んでしまったこと、とても悲しかったけど、それも全てこれから先のロックにとって、大きなメッセージだったとして受け止めなければいけないでしょう。先日は世界のスーパー・スター、マイケル・ジャクソンまでも....。...…

LOCAL REPORT『こぼれ落ちた福岡音楽事情』VOL.3

コラム

LOCAL REPORT『こぼれ落ちた福岡音楽事情』VOL.3

前回のコラムで紹介した野外フェス「総決起集会」。その感動と盛り上がりの伏線として実はもうひとつのイベントの存在があった。話は前後してしまうが、今回はこのイベントの話。09.3.24、その日は、WBCで日本がドラマティックに優勝したその夜。福岡では小さいながらもうひとつのドラマがあった。...…

LOCAL REPORT『こぼれ落ちた福岡音楽事情』VOL.2

コラム

LOCAL REPORT『こぼれ落ちた福岡音楽事情』VOL.2

4.26の朝、まだ真っ暗な早朝5時に会場となるベイサイド集合。今年も出演者や出演しないけど来てくれたバンド・マン、そしてお客さんなどがボランティア・スタッフとしてたくさん集まってくれた。 機材搬入、ステージ搬入、発電機やPA機材がトラックで運ばれる。男たちがみんなで運ぶ、テントも組み立てる。...…

大特集:ニュー・オルタナティブ・ミュージックの未来

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大特集:ニュー・オルタナティブ・ミュージックの未来

PUNKやHARDCORE、HIP HOP、NEW WAVE、NO WAVE、POST ROCK、EMO等の流れをしっかり汲み取り、自分達のオリジナルとして再生させる。そんなオルタナティブなアーティスト達のサウンドが成熟を迎え、素晴らしいアルバムと共に次々と紹介されている。彼らは、全国各地に点在しており、その土地毎のミュージック・シーンのキーパーソンとして活躍、自主イベント等も積極的に行う。共通して持っている精神は、『DO IT YOURSELF』= 『自分でやる事』。...…

シャムキャッツ×BOSSSTON CRUIZING MANIA対談

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シャムキャッツ×BOSSSTON CRUIZING MANIA対談

11月23日、BOSSSTON CRUIZING MANIAとシャムキャッツが新譜をリリースする。BOSSSTON CRUIZING MANIAはダークなノーウェーブ・ダブが堪能できる7年ぶりのフル・アルバム『Loaded,Lowdead,Rawdead』。シャムキャッツはアジアン・サイケなムード漂うミニ・アルバム『GUM』。両バンドからそれぞれフロント・マンにご登場いただき、新譜のことから曲作りのモチベーション、シンパシーを感じる部分、震災前後のことまで、たっぷり話を聞いた。こういう企画の場で対談するのは…

東京BOREDOM

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東京BOREDOM

 東京BOREDOMは、単なるフェスではない。ライヴ・ハウスをおもしろいものにするために作り上げられた、新しい形のライヴ・イベントである。確かに、お祭りであることには変わりないけれど、決してその日限りのものではない。毎日のライヴ・ハウスをおもしろいものにしようという明確な意思がそこにはある。スタッフをしている大半が出演者自身というのも、自分たちでライヴ・ハウスを盛り上げていこうという意識の現れだろう。それはD.I.Yという言葉で片付けるのも違和感があるくらい、泥臭い。そう、東京BOREDOMにあるのは浮かれ…

Less Than TV総力特集Vol.2

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Less Than TV総力特集Vol.2

今年で設立から18年。至宝のレーベルLess Than TVが送る極上の夏祭り、メテオナイトの開催が決定!! 渋谷O-west&O-nestの2会場を舞台に、狂乱のフェスティバルが繰り広げられます!! メテオナイトの開催にあたり、OTOTOYでは、Less Than TV総力特集を実施。さらに、ダウンロード・サイトではどこよりも早く、音源の販売を一挙に開始します!...…

Less Than TV 総力特集Vol.1 レビュー

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Less Than TV 総力特集Vol.1 レビュー

今年で設立から18年。至宝のレーベルLess Than TVが送る極上の夏祭り、メテオナイトの開催が決定!! 渋谷O-west&O-nestの2会場を舞台に、狂乱のフェスティバルが繰り広げられます!! メテオナイトの開催にあたり、OTOTOYでは、Less Than TV総力特集を実施。さらに、ダウンロード・サイトではどこよりも早く、音源の販売を一挙に開始します!...…

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