2012/12/21 00:00

狂気乱舞! HATENOHATEの音源を配信開始!

2008年に結成し、都内ライヴ・ハウス、クラブ、野外パーティー等に出演。音、人、酒や宴の間をトビ廻るパーティー・パンクス楽団HATENOHATE(ハテノハテ)。山梨にて毎年行われている狂乱の野外レイヴ「秘境祭」をオーガナイズし、その名を知らしめた彼らの音源を配信開始。更に、キラー・チューン「NOVA NOVA」を1曲フリー・ダウンロード! メンバーであるキノシタリュウと、ライターの長島大輔によるアルバム解説も掲載しているので、併せてチェックして欲しい!

>>>「NOVA NOVA」のフリー・ダウンロードはこちら(2012年12月20日~27日)

2012年にリリースされた、2nd album!

HATENOHATE / COSMIC TRIGGER

【TRACK LIST】
01. ガッとなる衝動 / 02. NOVA NOVA / 03. 一角獣 / 04. 脳内トリップ / 05. 333 / 06. COSMIC TRIGGER / 07. Tomorrow never land / 08. サマータイム

販売形式 : mp3、wav
販売価格 : 単曲 200円 / アルバム 1,200円

まずは、1st albumをチェック!

HATENOHATE / HATENOHATE

01. この言葉は間が抜けて、よい / 02. Beside Youth / 03. Get My Clutch / 04. Sound Of Burroughs / 05. ツォー駅の子供達 / 06. MAD WAD

販売形式 : mp3、wav
販売価格 : 単曲 200円 / アルバム 1,000円

メンバー・キノシタリュウによるアルバム解説

『HATENOHATE ep』
2年前。
1000000ボルトの悲鳴が目に刺さるファズワールドのフタを開ける。
切なる思いは崖の淵から昇る千鳥足の太陽。
朝に溶けてゆく神の墓地。
昨日 今日 明るい日。

音楽の歴史と未来を紐解く毎日。
衝動と妄想に取り憑かれ、のたうちまわり、髪の毛をできるだけのばし、リバァヴの茫洋に浮かぶザイオンをできたばかりの船に酒とアレだけ積み込みんで海賊気分で探してた。昼間はいつも眠ていたかも。
三色の旗を掲げながら連日宴、専ら麦酒。辿りつく間にできちゃった婚ならぬできちゃったアルバムです。通称できアル。
今改めて聴くとエッジィ。バリバリ。
ビキビキのエネルギィ。

『COSMIC TRIGGER』
ちょうど一年前。
この道を通った夜、昨日の事の様に、今はっきりと思い出す。【虎舞竜】。
先行きの見えない現代社会に於いても幸福を撒き散らす事を信条とし、賑やかな夜と透明な朝を混ぜ合わせた狂気と享楽の宴を多数敢行。髪は何時の間にか短くなった。
多幸追究探検楽団として好奇心の赴くまま世界中をLONG SLOW DISTANCE。
光の海に溺れていました。星の降る所で踊りました。

砂漠で太陽を待ち焦がれ、聖地巡礼、魔境探検、秘境巡りを繰り返す。そこで見つけたメロディー持ち帰り、度重なるセッションの果て地下のスタジオで笑いが止まらない。旅と人に巡りあい、山に籠り、沢山の奇蹟と珍妙な現実とカルマと〆切に追われ、突如メンバーの身体に異国の文字や絵が浮かび上がる、リリース・パーティー直前にヒッピーとインディアンと尾崎豊の完璧なハイブリッドと称されたパーカッショニストが失踪、後にLIVE会場に時々に現れ、もっとも危険なダンサー兼誰彼構わずテキーラを振舞う謎のオジさんに変貌するなどわりとアセンションを体験したのちにできたアルバムです。

ピカピカ。否、ビカビカである。シャイニィである。ブライトリィである。して、ビカビカにシャイニィ。シャイニーでビカビカ。コレはブライトリィ。ハテノハテを探す第二幕。
(text by キノシタリュウ)

ライター長島大輔によるアルバム解説

『HATENOHATE』
ダブを基調としながらも、随所に60年代のガレージ・サイケやグランジ風のサウンドが顔を覗かせる1stアルバム。聴き手の意表を突く大胆な展開や、もうちょい欲しいところで敢えて終わらせる腹八分目感は玄人好み。ドラムはスネアの手数で盛り上げようとするフシがあるが、それがけっこう成功している。そんなアルバムのハイライトは何と言っても「Sound Of Burroughs」。Burroughsは多分、ウィリアム・バロウズのことだけど、別に支離滅裂なトンデモ曲というわけじゃない。むしろ巧妙に練られた展開に思わず唸らされる秀逸なナンバーだ。疾走感溢れるイントロ、ヴァースを経て、ダミ声の大合唱が捲し立てるサビへと突入。しばらくすると急に砂漠のオアシスみたいな場所に行き着くが、すぐにそれが幻覚だと気づいて再び走り出す。アルバムの中でも1曲だけ毛色の異なるこの曲は必聴。格好良い。

『COSMIC TRIGGER』
前作で見せたダブ・アレンジは影を潜め、新たな音色も取り込んで独自のスタイルを確立した2ndアルバム。全体的によりポップで洗練されたサウンドへと移行しながらも、声を枯らしたヴォーカルのシャウトなど、攻撃性も忘れない。ギターはディレイを効かせた単音リフを多用するフシがあるが、それが全体の雰囲気を作っている。そんなアルバムのハイライトは何と言っても「NOVA NOVA」。NOVAは多分、ラテン語で「新しい」を意味する形容詞のことだけど、まさに彼らの新境地を示すようなナンバーだ。ハンマー・ビート風のリズムの上に、リヴァーブをたっぷりとかけたコーラスが重なっていき、ワン・コードながら徐々に高揚していくサビへと、流れるように展開していく。そのどこか未来的なサウンドは、次回作にも直接繋がっていきそうな気配だ。同曲を筆頭に、前作からの飛躍的な進歩を感じさせるアルバムとなっている。お試しあれ。(text by 長島大輔)

秘境祭“出宴”バンドたち

画家 / 嬉しい音楽

秘境祭3年連続出宴中! 昨年はなぜか会場でハコ酒叩き割って振る舞い、今年は杵と臼を持参してハイテンションで餅をついていた彼ら。 16人編成のお祭りパンク・バンド、画家による1st album。ギター、ベース、ドラム、キーボードに加え、4種のホーンやパーカッション、ディジュリドゥ、三味線、木琴、鉄琴、奇声、合唱など。とにかく思いついたことを素直にブチまけたような、ルーツの見えないスパイシーな楽曲たち。体は踊って心は躍る。大体の感情を取り揃えた、ハイテンション且つ人懐っこいアルバム。

>>>嬉しい大特集はこちら!

NETWORKS / White Sky

2008年の秘境祭では、天文台の下で繰り広げられた深夜の演奏は伝説に。変拍子+キラキラ・シンセ+スペイシー・ガット・ギター+ダンス+ミニマル!! 欲張りながらも洗練された、天国へ導く祝祭的ハッピー・ダンス・ミュージック。メンバーは宇宙大仏(Syn/SynB)、無限生産霊(G)、濱田大蹂躙(Dr)の三人。

LOVE ME TENDER / SWEET

今年の秘境祭で、山中にアーバンな香りを持ち込んで異彩を放った彼ら。奥渋谷にちょっぴりフキンシンな涼風(すずかぜ)が吹き抜ける……。きらびやかな鍵盤とギター、エロティックなサックスに彩られた、ロリ声がささやくサイケデリック風味のアーバン・ポップス。心優しき不眠症のアウトサイダーたちに捧げる LOVE ME TENDER 待望の 1st フル・アルバム『SWEET』!

JariBu Afrobeat Arkestra / NO MORE PATIENT

秘境祭に二度出演し、真夜中の山中をうねらせまくった彼ら。1stフル・アルバム『MEDIACRACY』発表以降、ドイツの名門ディープ・ファンク・レーベル、Tramp Recordsからもアナログ・リリースされ、ヨーロッパ圏に向けて本格発信中&アフリカン・ヴァイヴス倍増中!! ラッパーCOMA-CHIを迎えたキラー・チューン「Deeper」含む、長尺の全6曲を収録した2ndアルバム。

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LAGITAGIDA / Terrible Boy / Uncrackable Nuts(配信限定パッケージ)

LAGITAGIDA初となるデジタル・シングル『Terrible boy / Uncrackable nuts』! 2012年10月21日、新代田FEVERにて「一発録音&スマートフォンによるMV撮影会」を行った新曲「Terrible boy」と、バンド初カバー曲となる「Uncrackablenuts」(原曲:チャイコフスキー「Nutcracker-くるみ割り人形-」)の2曲を収録。

>>>LAGITAGIDAの特集ページはこちら!

狐火 / 27才のリアル

赤裸々な心情を表した等身大の悩めるリリシスト狐火、3rd album完成。自身4枚目となる今作は就職活動のもどかしさを切実に歌ったアルバム・タイトル曲「27才のリアル」。コミュニケーション・ツールの光と闇についての「あの娘は夜通しツイッター」限定リリースの7インチ・レコードから「merry go round」。そして、NOSTALGIA TRUSTのコンピレーション・アルバム『FEELINGS TRUST』に収録され、焼身自殺の情景描写と遺族の心情を綴った「一身上の都合のうえ炎上」も収録。可能性を繋げるには十分なアルバムです。

くふき / くふき(HQD Ver.)

どれにも似て非なる宇宙規模の無国籍ポップ・サウンドが新春一番にやってきた! タイの屋台と乾いたジャングル、ガンジス川とチャイナタウンとの交差地点を、ミラーボールと赤提灯が照らし出す、騒げや踊れの万国大博覧会! トライバルかつポップなリズム・トラックに、アナログ・シンセ独特のエグい音色が縦横無尽な動きを魅せるなか、伸びのよいボーカルがかわいらしく力強く重なっていく。2011年夏に活動休止を発表したtobaccojuiceのボーカル・松本としまさ参加の新ユニット。

DJ Yogurt & Koyasu / SOUND OF SLEEP & MEDITATION

『CHILL OUT』を2010年3月にリリース後、サウンド・アンド・レコーディングマガジンやLOUD等の音楽誌や、サイゾー等の一般誌でも取り上げられ、FUJI ROCKにも出演する話題のユニットYOGURT & KOYASが早くも新たなアンビエント・アルバム『SOUND OF SLEEP & MEDITATION』をリリース。元々『SOUND OF SLEEP』とは、「YOGURTが眠るときに聞きたい音楽」というコンセプトで、YOGURTがUPSETS名義で2001年にリリースしたアルバムで、その後2003年と2009年に続編をリリース。今作『SOUND OF SLEEP & MEDITATION』は、シリーズ4作目ということになります。

PROFILE

HATENOHATE(ハテノハテ)

2008年結成、都内ライブハウス、クラブ、野外パーティーなど音と人と酒と宴の間をトビ廻るパーティーパンクス楽団。 中毒性の高いハチャメチャなLIVEで日々人を踊らす、踊ってばかりの人たち。
好きな丸は、太陽、ミラーボール、満月。
好きな三角は、山、ビキニ、ティピ。
好きな四角は、紙、ハコ、卓。
最近は未開拓の森に入り、温泉掘り当てオオカミや鹿を相手にGIG。
そのときにキツネに頂いた木の実を持ち帰り日夜コンクリートジャングルを本物のジャングルに変えるべくロックンロール。
ハテノハテを探す旅は続く。

>>>HATENOHATE official HP
>>>HATENOHATE soundcloud

[レヴュー] HATENOHATE

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