Terminal Explosion

酸いも甘いも噛み分けた“ミドルエイジのオルタナ・ラップ”──Die, No Ties, Fly

連載

酸いも甘いも噛み分けた“ミドルエイジのオルタナ・ラップ”──Die, No Ties, Fly

ライター、斎井直史によるヒップホップ連載〈パンチライン・オブ・ザ・マンス〉第39回。2024年2月で7年目を迎えたこの連載ですが、今年もマイペースに斎井が気になったアーティストや楽曲を取り上げていきます! 前回は2020年解散してしまったCIRRRCLEの元メンバー、AmiideとJyodanによるユニット“Otomodatchi”のインタヴューをお届けしました。今回は過去の連載でも登場したVOLOJZA、LEXUZ YENのふたりとビートメイカー、poivreによるユニット、“Die, No Ties, …

ノイズ・ミーツ・ガール──沖縄電子少女彩って?

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ノイズ・ミーツ・ガール──沖縄電子少女彩って?

アヴァンギャルド・アイドル&ノイズ・ミュージシャン、沖縄電子少女彩をあなたは知っているだろうか? もともとはアイドル・グループに所属、2017年にソロ活動を開始、ノイズ、アンビエントに出会い、今は自ら楽曲制作も行なっているという彼女。そんな彼女がこの度リリースした2ndアルバム『黒の天使』には廣山哲史(RYUKYUDISKO) 、T. Mikawa、ASTRO、ドラびでお、森田潤、魚住有希、宇川直宏などといったジャンルを跨いだ強烈な面々が参加、全17曲入りのフル・ヴォリュームな作品となっている。…そう、ここ…

クラーク内藤『終わってる歌』再リリース記念インタビュー

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クラーク内藤『終わってる歌』再リリース記念インタビュー

クラーク内藤を思い浮かべるとき、付箋に大きく〈YES〉と書いて、あちこちに貼り付けまくっている様子をイメージする。ダサいことにも、みっともないことにも、太いマジックで〈YES〉と書きつけた付箋をパーンと貼り、ロックンロールを叫ぶ。ステージ上では長い手足を揺らしながらひとり機材を操り、拡声器で叫び、時にはフロアをでんぐり返しして回る。観客はその勢いに巻き込まれ、腕を振り上げてシンガロングする。「くそくらえ!」と。...…

オトトイのススメ! Vol.7は、2016年7月26日(火)TSUTAYA o-nestにて!!

その他

オトトイのススメ! Vol.7は、2016年7月26日(火)TSUTAYA o-nestにて!!

''オトトイのススメ! vol.7''日時 : 2016年7月26日(火)@TSUTAYA o-nest開場 : 18:30 / 開演 : 19:00料金 : 前売 : 2,500円 / 当日 : 3,000円(1drink別)出演 : ''ツジコノリコ'' / ''NATURE DANGER GANG'' / ''百瀬巡(BAND SET)''問い合わせ : o-nest主催・企画制作 : オトトイ株式会社 / ATFIELD.inc....…

Have a Nice Day! の新作を1週間先行配信開始&ネイチャー$EKIとの対談掲載!!

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Have a Nice Day! の新作を1週間先行配信開始&ネイチャー$EKIとの対談掲載!!

2015年11月、クラウド・ファンディングにより『Dystopia Romance』のフリー・リリース・パーティーを恵比寿リキッドルームで成功させたHave a Nice Day! (以下、ハバナイ)。そしてその模様をとらえた『Dystopia Romance release party@LIQUIDROOM』や、アンセム集ベスト『Anthem for Living Dead Floor』など、彼らは昨年末から今年にかけて立て続けに作品を送り出してきた。...…

Have a nice day!『Dystopia Romance』リリース・パーティーのモッシュ・レコーディング音源をハイレゾ配信!

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Have a nice day!『Dystopia Romance』リリース・パーティーのモッシュ・レコーディング音源をハイレゾ配信!

去る2015年11月18日、リキッドルームにて行われたHave a nice day!『Dystopia Romance』のリリース・パーティー。NATURE DANGER GANGを対バンに迎えた同パーティの来場人数は、のべ925人にまでのぼり、東京アンダーグラウンドのアーティストが主宰するイベントとして異例の集客を記録。ステージ・ゲストとして、BOOL、Limited Express(has gone?)、おやすみホログラム、Y.I.Mといったジャンルレスなアーティストも集結。あの空間に居合わせた誰もが…

OTOTOY AWARDS 2015──邦楽ロック / ポップス編──

コラム

OTOTOY AWARDS 2015──邦楽ロック / ポップス編──

2015年、インディーズとアンダーグラウンドは本当に面白かった。cero以降と言ってもよいだろうYogee New Waves、never young beach、Suchmos等の良質な日本語ロック勢だけでなく、YOUR ROMANCE、YKIKI BEAT、Homecomings等の英詞を主体とするバンド勢なども、とにかくすばらしい作品をどんどんリリース。...…

特集 : 東京アンダーグラウンド2015!! Have a Nice Day!のLIQUIDROOMパーティに寄せて

レヴュー

特集 : 東京アンダーグラウンド2015!! Have a Nice Day!のLIQUIDROOMパーティに寄せて

東京インディではなく、東京アンダーグラウンド。ベース・ミュージック、スカム、ハードコア、ヒップホップ、パンク、オルタナ、アイドルなどジャンル問わず盛り上がるこのシーンを語る上では、そんな言葉がもっともしっくりくる。夜な夜な繰り広げられるパーティでは、ステージ上でもフロアでも熱狂し暴れ狂う人たちで溢れている。このシーンがおもしろいのは、マーケティングやターゲットという言葉とは皆無な空間から生まれたカルチャーということだ。キーワードは、ジューク、インターネット、アイドル、フリーなど、2010年代ならではのものば…

NATURE DANGER GANG『THE INFERNO』をハイレゾ配信&野村単独インタヴュー

インタヴュー

NATURE DANGER GANG『THE INFERNO』をハイレゾ配信&野村単独インタヴュー

新宿LOFTを拠点にモッシュやダイブ、裸になったり、ならなかったり、常に噂を撒き散らしてきた8〜10人の集団・NATURE DANGER GANGが、2ndアルバム『THE INFERNO』をリリース。今作はKΣITO、DJ DON、Gnyonpix、Masayoshi Iimori、食品まつり aka foodman、CRZKNY、Seimei&Taimei from TREKKIE TRAX、国士無双、LEF!!! CREW!!! の9組がトラックを制作し、NDGが再構築した内容に。そのパフォーマンスの…

【NOT INDIES BUT UNDERGROUND vol.1】ユキちゃん(NATURE DANGER GANG)に訊く、“ライヴで脱ぐ理由”

インタヴュー

【NOT INDIES BUT UNDERGROUND vol.1】ユキちゃん(NATURE DANGER GANG)に訊く、“ライヴで脱ぐ理由”

インディーズやアンダーグラウンドって言葉が、あまりにも曖昧になってやしないか!? インディーズは、メジャー予備軍ではないし、アンダーグラウンドは、オーヴァーグラウンド予備軍ではない。インディーズにもアンダーグラウンドにも、長い軌跡と高いプライドがある。決して予備軍ではないし、簡単に行き来出来るもんじゃないんだぜ!! そんなあたり前のことを、もう一度再確認するのが、本シリーズ【NOT INDIES BUT UNDERGROUND】である。...…

世界初(?)のモッシュ・レコーディングでNATURE DANGER GANGをハイレゾ配信

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世界初(?)のモッシュ・レコーディングでNATURE DANGER GANGをハイレゾ配信

眠らない街、新宿歌舞伎町。怪しげなキャッチで溢れる街中の地下2Fに居を構えるライヴハウス・新宿LOFTにて、1月11日(日)24時より開催されたイベント〈NATURE DANGER GANG presents High Tension Party!〉にOTOTOYライヴ・レコーディング・チームが潜入。ライヴ中に服を脱いじゃうとか、暴れまくるとか、巷で噂の8〜10人の集団・NATURE DANGER GANGのライヴをハイレゾでレコーディングしちゃいました。こちとら負けてられないということで、レコーダーを持っ…

ときめく魑魅魍魎!? 世界のオモチレコード大特集!!

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ときめく魑魅魍魎!? 世界のオモチレコード大特集!!

「イベントに行くと脱臼したり骨折したり… でも、最後はなぜか大団円!!」と巷で大評判のオモチレコード、ついにオトトイで大特集を組むことになりました!! そこで一気に秘蔵音源を大放出!! また、お得なフリー音源ダウンロードも実施しているので、インタヴューと一緒に楽しんでほしい。...…

中毒者続出! hanaLiのフル“ゴルジェ”アルバム『ROCKMUSIC』発売開始

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中毒者続出! hanaLiのフル“ゴルジェ”アルバム『ROCKMUSIC』発売開始

ジュークやダブステップ、トラップ、ムーンバートン(注1)など、2010年代以降に登場したミュータント・ダンス・ミュージックのひとつ「Gorge(ゴルジェ)」。タムによって構築されたその硬質なビートは、聴く者に圧倒的な体験をもたらし、“岩”“ゴルい”という謎めいたキーワードと共に、中毒者を増加させ続けてる。そんな増えつつある日本のゴルジェ・ブーティスト(ゴルジェをプレイする者をこう呼ぶ)の中でも、最も早くゴルジェに注目し、その峻険なトラックとライヴで他ジャンルからも大きな支持を得ているのがhanaliだ。これ…

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