Hamsterdam Records/UK.PROJECT

ボーダーレスに混ざりあうHelsinki Lambda Club──現実と幻想の“エスケープ”の先にあるもの

インタビュー

ボーダーレスに混ざりあうHelsinki Lambda Club──現実と幻想の“エスケープ”の先にあるもの

Helsinki Lambda Clubが、5曲入りのEP『月刊エスケープ』をリリース。ここに収めれているのは、英米アジアでのライヴの経験が基となった“THE FAKE ESCAPE”“キリコ”、ヘルシンキらしさが大放出された“My Alien”、そして特筆すべきは、堀江博久をプロデューサーに迎えた“たまに君のことを思い出してしまうよな”。これまでの独自のバランス感覚で進めていた曲作りから一歩離れ、堀江のディレクションのもと土台作りから緻密に設計していったこの楽曲は、新しいヘルシンキを感じさせる仕上がりだ…

Helsinki Lambda Clubの最新作『ヘルシンキラムダクラブへようこそ』を徹底解説

インタビュー

Helsinki Lambda Clubの最新作『ヘルシンキラムダクラブへようこそ』を徹底解説

Helsinki Lambda Clubがサード・フル・アルバム『ヘルシンキラムダクラブへようこそ』をリリース。オトトイでは今作の魅力を伝えるべく、バンド結成10周年の日である2023年7月4日(火)に先行試聴会を開催した。リリースの約1ヶ月前に全曲を試聴できるほか、当日は制作について語る公開インタビューも実施。Helsinki Lambda Clubと深く長い交流がある、飯田仁一郎が今作についてカジュアルに探る時間となった。そのインタビューをここに掲載する。 ...…

音楽と遊ぶバンド、Helsinki Lambda Club──気持ちいいサウンドを追求した、ミニ・アルバム

インタビュー

音楽と遊ぶバンド、Helsinki Lambda Club──気持ちいいサウンドを追求した、ミニ・アルバム

昨年7月に新木場 STUDIO COASTでのワンマン公演を大盛況で終えたHelsinki Lambda Club。その後もどんぐりず、CHAIらとコラボしたシングルを立て続けに発表し、ジャンルを横断した楽曲を幅広い層へ届けてきた。そしてこのたび、 ミニ・アルバム『Hello, my darkness』をリリース。ヒップホップ・アーティストのWez Atlasがラップで参加するなど、新しい一面が楽しめる新作に仕上がっている。そして本作で最も注目すべきは、その軽やかなサウンドだ。これまでの作品をアップデートし…

余白を楽しみつつ、ストレートな表現へ──Helsinki Lambda Clubのリアルなモードに迫る

インタビュー

余白を楽しみつつ、ストレートな表現へ──Helsinki Lambda Clubのリアルなモードに迫る

CHAI、PEAVIS、どんぐりず、Frascoを招いた3曲入りシングル『Inception (of)』を9月にリリースし、翌月から3ヶ月連続シングル配信中という、高速前進中のHelsinki Lambda Club。今回のインタビューでは3曲入りシングルから、連続リリースシリーズ第1弾「Be My Words」と第2弾「ベニエ」までをたっぷりとききました。またOTOTOYでは、〈FRIENDSHIP.〉のスタジオ『FS.』にて録音されたHelsinki Lambda Clubのライヴ音源を独占配信中! 前…

REVIEWS : 026 ポップ・ミュージック(2021年6月)──高岡洋詞

連載

REVIEWS : 026 ポップ・ミュージック(2021年6月)──高岡洋詞

"REVIEWS"は「ココに来ればなにかしらおもしろい新譜に出会える」をモットーに、さまざまな書き手が新譜(たいたい3ヶ月ぐらいあのターム)を中心に9枚(+α)の作品を厳選し、紹介するコーナーです(ときに旧譜も)。今回は高岡洋詞による9枚+1枚な10枚。エッジの効いたバンド、ラップ、SSWとさまざまなスタイルの現在進行形のポップ・ミュージックをテーマにセレクト&レヴュー。 ...…

Helsinki Lambda Clubは、これからも少年と大人の間を行き来する──〈"MIND THE GAP!!"〉ファイナル公演 ライヴレポート

ライブレポート

Helsinki Lambda Clubは、これからも少年と大人の間を行き来する──〈"MIND THE GAP!!"〉ファイナル公演 ライヴレポート

オルタナティヴ・ロック・バンドHelsinki Lambda Clubが全国3都市で開催したツアー 〈“MIND THE GAP!!”〉を無事完走!傑作アルバム「Eleven plus two / Twelve plus one」をひっさげて行われたライヴは、ステージも観客席も幸福に満ちていた。今回OTOTOYでは、会場全てをハッピーな空気に包みこんだライヴの模様をレポートでお届けします。...…

OTOTOY各スタッフ+αがそれぞれ選ぶ、2020年の10作品

コラム

OTOTOY各スタッフ+αがそれぞれ選ぶ、2020年の10作品

今年もやってきましたOTOTOYスタッフによる個人チャート。いろいろ大変だった2020年、なにを聴いてOTOTOYを作っていたのか? 今年は新人、梶野に加えてインターン、そしてコントリビューター枠としていろいろと関わっているライター陣の方にも書いてもらいました。 ■OTOTOYスタッフ■...…

Helsinki Lambda Clubと行く! “不思議なタイムトラベル”

インタビュー

Helsinki Lambda Clubと行く! “不思議なタイムトラベル”

Helsinki Lambda Club(以下、ヘルシンキ)から、『ME to ME』以来4年ぶりのフル・アルバム『Eleven plus two / Twelve plus one』が到着!! 1990年代のオルタナ・ロックや現行のインディ・シーンからの影響を受けつつ、遊び心のある中毒性の高いメロディーでもって、インディー・シーンの中でも独自の活動を広げる彼ら。今作は、「過去・現在」をテーマに、これまで影響を受けた音楽をいまの自然体で表現したアルバム前半、そして後半では「未来」をテーマに展開される。バンド…

きっかけは香港にあった便所の落書き──ヘルシンキ、新作をリリース

インタビュー

きっかけは香港にあった便所の落書き──ヘルシンキ、新作をリリース

2018年12月にいままで以上に自らの“やりたいこと”を自由に作品に落とし込み、バンドとしてさらなる進化を遂げたHelsinki Lambda Club(以下、ヘルシンキ)。昨年はスカートやTENDOUJIをはじめ、さまざまなバンドの自主企画に迎えられながら、自主企画も実施。さらにはリーガルリリーとの香港公演やodolとの中国ツアーも行い、海外での活動も果たした彼ら。さまざまな舞台で音楽を鳴らしてきた彼らが1年ぶりにリリースした「Good News Is Bad News」はまさに“原点回帰”なサウンドに。…

PUNKに生きる! ──CHAI、グラミーへ大きな一歩を踏み出す新作をハイレゾ配信

インタビュー

PUNKに生きる! ──CHAI、グラミーへ大きな一歩を踏み出す新作をハイレゾ配信

いま最も注目を集めていると言っても過言ではないニュー・エキサイト・オンナバンド、CHAI。「コンプレックスはアートなり」という姿勢を貫きつつも、作品ごとにハッとするようなテーマを持っていた彼女たちが次に選んだテーマは、『PUNK』とのこと! 国内外でまさに猪突猛進な活躍を見せるCHAIの4人が“PUNK”というテーマにたどり着いたワケ、そして「可能性しかない」と語るCHAIの未来についても語ってもらった。...…

5年目に訪れたHelsinki Lambda Clubの転換期──自分らしく開き直る『Tourist』

インタビュー

5年目に訪れたHelsinki Lambda Clubの転換期──自分らしく開き直る『Tourist』

自らの音楽を“ニューオルタナティヴ”と形容し、1990年代のオルタナ・ロックや現行のインディ・シーンからの影響を受けつつも、独自の活動を広げるHelsinki Lambda Clubも今年で結成5年目。そんな彼らが新たにリリースしたセカンド・ミニ・アルバム『Tourist』。これまで以上に彼らが“やりたいこと”を作品に落とし込むことに成功した、実にポップでキャッチーで遊び心満載なアルバム! OTOTOY編集部鈴木的には、間違いなく現段階でのヘルシンキの最高傑作はコレ! 100回聴いても飽きない、聴くたびに発…

細かすぎる仕掛けたち!? ──ヘルシンキの橋本が語る『Time,Time,Time』のサービス精神

インタビュー

細かすぎる仕掛けたち!? ──ヘルシンキの橋本が語る『Time,Time,Time』のサービス精神

2017年に自身のレーベル〈Hamsterdam Records〉を立ち上げたHelsinki Lambda Club。これまで、1stシングルにはじまり、1stミニ・アルバム、1stフル・アルバム、1stスプリット…… と、“ファースト縛り”でリリースを続けている彼ら。そして今作も懲りずに、バンド“初”となるアナログ盤とUSBとミニ・トートバッグをセットにした全3曲入りのシングル『Time,Time,Time』をリリース。...…

300人と「相思相愛」──Helsinki Lambda Club 多幸感に満ちたワンマン&tetoとのスプリットを配信

ライブレポート

300人と「相思相愛」──Helsinki Lambda Club 多幸感に満ちたワンマン&tetoとのスプリットを配信

2017年6月30日、Helsinki Lambda Clubが自主レーベル、Hamsterdam Recordsの設立記念として、ワンマン・ライヴを行った。開場から開演までの間も、来場特典や上映会、型抜き大会などなど、お楽しみ企画が盛りだくさん。ヘルシンキなりのユニークなおもてなしで、渋谷WWWは開演前から大賑わい。様々なバンドと対バンして、成長した彼らがワンマン・ライヴで見せてくれるのはどんな景色なのだろうか。ライヴ・レポート掲載と同時に、Hamsterdam Records第1弾作品『split』から…

【ライヴ・レポート】Helsinki Lambda Club × teto2days2マン“Last Comer”──1日目の模様をお届け

ライブレポート

【ライヴ・レポート】Helsinki Lambda Club × teto2days2マン“Last Comer”──1日目の模様をお届け

'''巷を賑わせたスプリットから2曲を配信中'''''Helsinki Lambda Club,teto / split''''【配信形態】''WAV、ALAC、FLAC(16bit/44.1kHz) / AAC単曲 216円(税込) / まとめ 432円(税込) ''【収録曲】''1. King Of The White Chip2. 36.42017年4月18日に行われた、Helsinki Lambda Club×tetoのスプリットアルバムの発売を記念した2daysライヴ“Last Comer”の…

【ライヴレポート】Helsinki Lambda Culb 渋谷WWWにて千秋楽

ライブレポート

【ライヴレポート】Helsinki Lambda Culb 渋谷WWWにて千秋楽

今日も電車に乗って、携帯ニュースを開いてみる。人は世の中の過激な出来事や批判に自然と目がいく。巷を賑わすスキャンダルは皆好きなのに聞き耳立てるだけで、タブーと分かっているが故に踏み込むことは無い。こんなニュースもしばらくしたら忘れてしまうんだろうな。そう考えながら渋谷へと向かった。Helsinki Lambda Clubのツアーファイナルを見届けるために。...…

Helsinki Lambda Club、初のフル・アルバム配信&インタヴュー

インタビュー

Helsinki Lambda Club、初のフル・アルバム配信&インタヴュー

Helsinki Lambda Clubがついにフル・アルバムをリリースする。バンドが敬愛するAnalogfishの下岡晃(Vo, G)をプロデューサーとして迎えて制作された『ME to ME』。学業優先のためバンドを離脱していた佐久間公平(G, Cho)に代わって、サポート・ギタリストとしてライヴにも参加していたGroup2のクマガイタイキ(G)やKidori Kidoriのマッシュ(Vo, G)が引き続き録音に、またThe Wisely Brothersの真舘晴子(G, Vo)がコーラスで参加している。…

Helsinki Lambda Club、初のマキシシングルを配信&インタヴュー

インタビュー

Helsinki Lambda Club、初のマキシシングルを配信&インタヴュー

"恋人に言われたらグサっとくる一言「友達にもどろう」というタイトルに決定した"という、相変わらずのユーモアさを持って4曲入りのマキシ・シングルをリリースしたHelsinki Lambda Club。本作にはライヴ会場と通販のみで販売されていた500枚限定シングルに収録されていた「TVHBD」「メリールウ」の2曲に加え、自主制作盤から新録した「ぢきぢき」、そして「地獄でワルツを踊りましょう」というフレーズが印象的なギターロック・アンセム「しゃれこうべ しゃれこうべ」の新曲1曲が収録。OTOTOYでは歌詞ブック…

Helsinki Lambda Club、待望のミニ・アルバムをリリース

インタビュー

Helsinki Lambda Club、待望のミニ・アルバムをリリース

UK.PROJECTのオーディションで優勝し、昨年12月に限定生産の1stシングル『ヘルシンキラムダクラブのお通し』をリリースしたHelsinki Lambda Club。あれから3ヶ月、待望のミニ・アルバム『olutta』が到着した。フィンランド語で<ビール>の意味を表す『olutta』、お通しのあとのビールが最高なように、このミニ・アルバムからも最高の匂いがたちこめてくる。ビール片手に、メンバー全員の味わい深いインタヴューもどうぞ。...…

ヘルシンキラムダクラブ、限定リリースで勢いがつきはじめる彼らにインタヴュー

インタビュー

ヘルシンキラムダクラブ、限定リリースで勢いがつきはじめる彼らにインタヴュー

2014年12月10日に、2曲入り1stシングルをリリースしたバンド、Helsinki Lambda Club(ヘルシンキラムダクラブ)。UK.PROJECTのオーディションで優勝し、とっておきのキラー・チューンとスーパーカーのカヴァーが収録される。リリース情報を発表後、CDショップには限定枚数の555枚を遥かに超えた予約が殺到し、333枚追加、計888枚の末広がりな限定リリースで勢いがつきはじめる彼らにインタヴュー。 ...…

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