2011/04/08 00:00

遅くなってすいません... トロフィーを渡してきました!!

気づけばもう4月っ!! OTOTOYで2010年に発売された4500枚以上のアルバムから選ばれたOTOTOY AWARDの受賞者へ、社長とプロデューサーから「早くしろよっ!」と言われながら... やっとの思いで届けてきました。遅くなってすいません。でも社長、皆さん、許してください! 彼らの満面の笑みをいただいてきましたから...

受賞者は、編集部の大プッシュで選ばれた韓国のチャン・ギハと顔たち。そしてユーザー投票で選ばれたクラムボン。気持ちのこもったOTOTOYの特製トロフィーは海を越え、お隣の韓国からはメンバーの素晴らしい顔たちが! クラムボンもとってもよろこんでくれましたよ。

2011年のOTOTOY AWARDも必ず開催します。それまで、皆様今年も多くの音楽と出会って下さい。駆け出し編集部のわたくし、和田隆嗣も、すこしでも皆様のお力添えが出来るよう奮闘します!!!

クラムボンおめでとう!!

OTOTOY AWARD 2010『Member's Choice Award』グランプリ

クラムボン『2010』
Released at : 2010-05-19
Label : tropical

グランプリは、クラムボンの『2010』。アルバム・リリース前からiTunesやOTOTOY等でフリー・ダウンロード、タワー・レコード限定のTHA BLUE HERBとのコラボ・シングル「あかり from HERE -NO MUSIC, NO LIFE.-」等、積極的に音源を発表。アルバム『2010』では、CD、アナログや配信等、メディアそれぞれの特性をいかしたリリースを行い、全メディアで高セールスを記録。ファンが選択して購入する楽しさを教えてくれました。リリース後は、3ヶ月かけて全国を巡業するなど、ミュージシャンとしての底力を見せつけられました。2011年のツアーに向けて「ナイスな会場」をリスナーに募集する等、その独創的な発想は、まだまだとまりそうにありませんね。おめでとうございます!

チャン・ギハと顔たちおめでとう!

OTOTOY AWARD 2010『Editor's Choice Award』グランプリ

チャン・ギハと顔たち 『何事もなく暮らす』
Released at : 2010-11-17
Label : P-VINE RECORDS

ライター陣が選んだのは、突然日本に紹介された韓国のチャン・ギハと顔たちの『何事もなく暮らす』。韓国で大人気の彼らに編集部は大騒ぎ。議論中に飛び交った意見は、「ベーシックなロックンロールの要素がありながらも、その上に韓国フォークの言葉の乗せ方を学習して、現代に合うようにリズムを調整している」や、「サザンが出てきた当時のようだ」(←ライターは、ほぼ20代、30代なので、知るわけもないのだが...)、「日本のインディー・シーンでは出尽くした感じがあるけど、韓国にはまだゼロから生み出そうとする"野心"がある」、「戦争が起こった日に、彼らのライブを見て、運命的なものを感じた」等。リリースのタイミングが良かったと言う節もあるが、それにしても、KARAや少女時代等、メジャーの音楽シーンでも韓国旋風が起こったことを見過ごすことは出来ないし、チャン・ギハのサウンドが、ライター達の耳には、なつかしさを持ちつつも、未知との遭遇であったことは間違いない。ダブ・ステップの登場以来、新しい音楽を探し続けるリスナーの耳には、ヘナート・モタ& パトリシア・ロバート等が奏でるブラジルやアルゼンチンの南米音楽、そしてチャン・ギハ等のアジアのサウンドの方が、出尽くした感のある西洋や日本のサウンドよりも刺激的に聞こえたのだろう。突発的に大ブームとなる韓国の音楽に聞かず嫌いの人も多いと思うが、隣の国でも面白い音楽がなっている。そのことは、揺るぎない事実。こんな機会に耳をかたむけてみてはどうだろう。これは事件だ!

OTOTOY AWARD 2010を振り返る!

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