『D.A.N.の新譜放談』第3回 : 1stアルバム・ハイレゾ版を先行DL曲付きで予約開始

題字・絵 : 桜木大悟

ついについに、D.A.N.の1stアルバム『D.A.N.』のリリースも約1週間後の4月20日に迫りました。ということで、連載第3回目に合わせて、OTOTOYでは1週間先行でハイレゾ版の予約販売を開始しちゃいます。しかもすでにライヴでは人気曲となっているアルバム収録の「Native Dancer」を先行DLできちゃうわけです。ちなみに一足先に1st『D.A.N.』の全貌を聴かせてもらいましたが、キレキレのグルーヴあり、メロウなメランコリーありと最高の1枚としていきなり名盤入り確実なんじゃないかと! 乞うご期待です(そのあたりは来週の公開予定記事にて) 。

1stアルバム独占ハイレゾ版&歌詞ブックレット付き

D.A.N. / D.A.N.

【Track List】
01. Zidane
02. Ghana
03. Native Dancer
04. Dive
05. Time Machine
06. Navy
07. Curtain
08. Pool

【配信形態 / 価格】
[左]24bit/88.2kHz WAV / ALAC / FLAC / AAC
単曲 251円(税込) / アルバム 1,800円(税込)

[右]16bit/44.1kHz WAV / ALAC / FLAC / AAC
単曲 200円(税込) / アルバム 1,500円(税込)

アルバムまとめ購入で歌詞ブックレットPDFが付属



『D.A.N.の新譜放談』第2回はこちら
『D.A.N.の新譜放談』第1回はこちら

市川仁也(Ba)、桜木大悟(Gt,Vo,Syn)、川上輝(Dr)

ということで、そんな彼らの感覚が手にとるようにわかってしまう(かもしれない)、D.A.N.の連載『D.A.N.の新譜放談』。今回はシングルのおもしろ音源を多めに取り上げております。シングルはもちろん、「気にいった曲を1曲だけ購入!」なんてのも配信の楽しさだったりします。ぜひともまずはサクッと彼らの話で気になったら試聴してみてくださいね。

今回はディーーーープ・ハウスから

──3回目になりましたが、かなり反響あり! ですよ。もはや名物連載の貫禄ありです。

桜木 : 僕の友だちとかも見てるって結構言ってくれますね~。

──連載っぽく近況とか話した方がいいかなと、で、いまリリース前の取材とかで大忙しだと思うけど、珍しい環境のライヴだとちょっと前に、フライング・ロータスのレーベル〈Brainfeeder〉からリリースしているラパラックス(Lapalux)の来日公演。いわゆるクラブの時間帯でライヴあったみたいだったよね。どうだった?

桜木 : いいイヴェントでした。

川上 : 来てる人は多分、全然僕らのこと知らなかったと思います。

──いわゆるクラブに来るような人で、ラパラックスだからビート・ミュージックとかがある程度好きってことだよね。

川上 : 結構反応よかったですね。

桜木 : うん、楽しかったんですよ。客層も若くて活気がありました。

川上 : あと外国人のほうが多かったですね。とりあえず、全部ノッてくれるのがうれしかったね(笑)。

──なるほど、それは結構目指しているところ考えるとバンド的にもいい励みになりそうっすね。で、そろそろ本題、前回からそんなに間も空いてないんですが、今回はわりとシングルからちょこちょこと聴いてみましょうかね。

NY*AK「Dollar Ep」再生

NY*AK / Dollar Ep(24bit/44.1kHz)

ニンジャ・チューンのサブからロウ・ディープ・ハウス

【Track List】01. Xager (feat. Ian Blevins) / 02. Goodbye / 03. Shadow (feat. Mark Hand and Misumami) / 04, Dollar a





解説 : 老舗〈ニンジャ・チューン(Ninja Tune)〉のサブ・レーベルで、ここ最近ロウ・ハウスやベース・ミュージック以降のテクノ~ハウスにフォーカスしているレーベル〈テクニカラー(Technicolour)〉より。イングランド北東部のガジェット・マニア、アンドリュー・スコットによるプロジェクト。これぞUKのノーザン・ディープ・ハウスなサウンド。

川上 : カッコいい。踊れますね、これはバスドラの音がすごくいい。

市川 : ジワジワ感が好きです。

──この前の連載のときに話したときに、仁也くんとか、わりとみんな最近ハウス・ミュージックをよく聴いてるとのことだったんで、今回はハウスからはじめてみました。彼はPCではなくハードウェアで曲作りをしているそうなんですよね。いわゆるディープ・ハウスという感じで。最近も相変わらずハウスとかいろいろ聴いてる感じ?

桜木 : そうですね~。あとは僕は引き続きテクノかな。

市川 : ジワジワ聴いてます。

──こういうハウスのトラックって、いわゆるポップ・ミュージックの展開ではなくて、ダンス・ミュージックの構造だから、展開にしても音数にしても、すごくミニマルだよね。D.A.N.は楽曲を作るとき、こういう風に「省くおもしろさ」みたいなことを考えることはある? 意図して音数を減らしたりとか。

川上 : 音数少ないとかっこいいなと思うことはありますね。

桜木 : それぞれ出してる音は少ないんだけど、アンサンブルになったときの和音感だったり、少しトライバルっぽさが出てくることとかは、全体を見て考えてたりしますかね。音数は少ないほうが好きです。

川上 : 多いよりは少ない方がいい具合だなって思うんですよね。たくさん音があるとそれがなんなのか意味を考えちゃう。

市川 : ほんとにカッコ良い曲は音が少なくてもツボをつくようなものになると思うんです。

──じゃあ今回は4つ打ち多めでいろんなものを聴いてもらいます。次は少し古いんですが、川上くんとこの間の取材のあとでデトロイトのディープ・ハウス・アーティスト、ムーディーマン(Moodymann)の話になったのでムーディーマン系の人を選んでみました。

Mr. Scruff「Render Me (feat. Denis Jones) [Andrés Remix] 」再生

Mr. Scruff / Render Me (feat. Denis Jones)

デトロイト・ディープ・ハウサーによるリミックス

【Track List】01. Render Me (feat. Denis Jones) [Andrés Remix] / 02. Render Me (feat. Denis Jones) [Andrés Remix Instrumental] / 03. Render Me (feat. Denis Jones) [Scruff 12" Re-Tweak] / 04, Render Me (feat. Denis Jones) [Royalty & AD Bourke Remix]







解説 : こちらは老舗〈ニンジャ・チューン〉を代表するクロスオーヴァー~チルアウト・マスター、ミスター・スクラフのシングル。といってもこちらは新譜放談のくせに新譜じゃない2014年6月のリリースでアルバム『Friendly Bacteria』のリカット。リミックスはムーディーマンの諸作などにも参加するアンドレス。ハウスのアーティストなみならずDJ Dezとしてヒップホップ・フィールドでも活動。故J・ディラやスラム・ヴィレッジ(Slum Village)とも親交が深く、彼らの楽曲などにも参加している。

川上 : いいね~クールだね。こういう曲作ろう(笑)。

桜木 :めっちゃスイングしてる。

──これはミスター・スクラフというブレイクビーツ系の人を、ムーディーマン周辺のアンドレス(Andres)がリミックスした曲ですね。

川上 : あ、アンドレス知ってる。

──アンドレスはもともとジェイ・ディラ(J Dilla)なんかと一緒にやってた人で。

川上 : オオクボリュウ(「Ghana」のMVを手がけたイラストレーター / 映像作家)くんの事務所のパソコンにアンドレスは入ってたな(笑)。

桜木 : スイング感とレイドバックする感じがオーソドックスなハウスにプラスされた新しいエッセンスかな~と感じます。

川上 : ちゃんと生っぽいフレーズ感ですよね。

ハウスは定型がある中でどう遊ぶかという楽しさ

──さっき1曲目に聴いたのがまさにハウスという曲だったけど、これはもうちょっと生っぽくておもしろいかなと。みんなムーディーマン系の人の曲はかなり聴くんですか?

桜木 : 好きですね~。あと僕は〈HOUSE OF LIQUID〉なんかのイヴェントで初めてクラブに遊びに行って、それでハウスを聴いたのがクラブ・ミュージックにのめり込んだきっかけだったんですよね。だからクラブ・ミュージックの入り口はハウスだったから。

──じゃあこういうグルーブ感は基本的に好きなんだ。

桜木 : そうですね。ディープなハウスだったりとか。今回のアルバムでもそこはすごく影響されてます。

──なるほど。それは聴いていてそういう部分は強く感じるよね。ハウスの曲って普段ロックなんかを好んで聴いてる人からしたらすごく単調に聴こえると思うんだけど、リズム隊的にはどう思う?

川上 : でも単調ななかでのせめぎあいがおもしろいなって。四つ打ちってすごいんですよ、ハイハットの具合、入れ方、スネアの入れ方っていう3点を意識したらでき上がっちゃうけど、ずっと追求できるから。

市川 : こういうツボしかついてないビートというか「こことここに音を置いたら踊れるんだ」ってところだけを追求して配置していくのがおもしろいですよね。それにずっと聴けるのがいい。

桜木 : ハウスの醍醐味はシンコペーションだと思うんです。四分が鳴ってるところで付点でリズムをとってるところが美味しい。

市川 : ベースの配置とかもね。バスドラの四つで、その裏にハイハットがただ入ってくるビートだったとしても、ベース的に考えたら「そのなかでどの位置にベースのフレーズを入れるのか」によって、ノリとかビートの感覚が全部ガラッと変わったりしてくるし。もちろんドラムのハイハットの位置も結構ノリの変化を左右するなと思います。

桜木 : なんというか俳句に似てるな~とか思ったり。定型があるなかでどう遊ぶかという楽しさがあると思うんですよね。ヴィラロボスもテクノって言われるけど、結局感覚的にはすごくハウスだし、ハウスって呼ばれたいんじゃないかなって思うんですよ。そういうエッセンスをすごく感じる。

川上 : 俳句とか、あと競技にも似てるよね。決まったルールのなかで競うような。

──D.A.N.がおもしろいのはロック・バンドが安易に四つ打ちをやっちゃってかっこ悪いの作るんじゃないくて、肉体的にダンス・ミュージックのグルーヴのおもしろさがわかっている人が作ってる感じが伝わってくるというか。で、じゃあ次も四つ打ちでいってみましょう。次はドイツで、いまナンバーワンといわれているDJのひとりが大御所の曲をリミックスしたもの。それでいて変態(笑)。

桜木 : えっ、もしかしたら僕が大好きな人かもしれない…… 。

Underworld「I Exhale (DJ Koze remix)」再生

Underworld / Nylon Strung

ジャーマン・ディープ・ハウスの重鎮がリミックス

【Track List】01. Nylon Strung / 02. I Exhale (DJ Koze remix)









解説 : 4月15日(金)より配信開始。アンダーワールドのリカット・シングル。すでにOTOTOYでも大ヒット・アルバムとなっているアルバム『Barbara Barbara, we face a shining future』収録の楽曲「Nylon Strung」、そして先行公開となった「I Exhale」のDJコーツェ(DJ Koze)のリミックスを収録。コーツェは卓越したDJテクニックと楽曲、さらには自身のレーベル〈パンパ(Pumpa)〉のリリースも含めて高い評価をうける、ヨーロッパ・ディープ・ハウス / テクノ・シーンのトップ・アーティストのひとり。

川上 : かっこいいな!(笑)。

──ところどころに変なドラムとかが入ってるんだよね。そのあたりがファンクですよ

桜木 : クラブで深夜の3、4時に聴きたい、ちょっと疲れたあたりで逆にアガる感じで。

川上 : “ヌキ”と“タメ”が半端ない。

桜木 : あとはハウスの特徴だなって思うのが声ネタの使い方なんですよね。僕はそれがすごく好きで、若手だと最近はディスクロージャー(Disclosure)とか。その声ネタにインスピレーションを受けて歌を作ったりします。ヴォイス・サンプリングの感じが、この曲はすごくカッコいい。

──これはアンダーワールドの新譜をDJコーツェ(Koze)がリミックスした曲です。

桜木:うわ!!! コーツェ・超好きですね!!! マシュー・ディアー(Mathew Dear)のリミックスもしてて、あれがまたハウスを知るきっかけになったんですよね。

──さっきのブラック・ミュージックっぽいグルーヴ感とはまた違う雰囲気で、だからといってグルーヴもファンクだったりだから遠くもないという不思議な人ですね。

桜木 : 確かにブラック・ミュージックのフィーリングはしっかりありますね。DJコーツェはテンションが絶妙だなと思うんです。しっかりアゲてくれるけど冷静さもあっていい温度感。僕らも目指したい。

市川 : 質感はさーっとしていて、淡々としているけどずっと聴いてられるね。

桜木 : 音がちょっと歪んでる感じがある。

──そこはヒップホップっぽいんじゃないかな、もともとコーツェはDMCっていうスクラッチDJのバトルに出てたような、バトルDJだったから。

川上 : ゴリゴリのBボーイなんだ。

──もともとはね。じゃあ、次の曲行ってみましょう。こっちはハウスというよりも、四つ打ちなんだけどもうちょっとドイツっぽい直角な感じのテクノです。

The Field「The Follower」再生

The Field / The Follower(24bit/44.1kHz)

ドイツ・テクノ・シーンの老舗〈コンパクト〉の花形

【Track List】01. The Follower / 02. Pink Sun / 03. Monte Veritá / 04. Soft Streams / 05. Raise the Dead / 06. Reflecting Lights








解説 : スウェーデン出身のアーティスト、アクセル・ウィルナーによるプロジェクト、ザ・フィールド(The Field)。ドイツ・ミニマル・シーンの老舗〈コンパクト(Kompakt)〉の代表的アーティストのひとり。サンプル・ループなどを巧みに組み合わせ、レイヤーしたサウンドでサイケデリックな音像を作り出す。そのサウンドは“シューゲイズ・テクノ”と呼ばれ、テクノ・シーンはもちろん、ロック・ファンにもそのサウンドは好まれる。

本作品に関する特集記事はコチラ

市川 : バスドラの音いい!

川上 : 勝手に裏を感じちゃう(笑)。

桜木 : うん、隙間を感じたい、リズムを感じるっていうおもしろさ。あと、ハットって超重要ですよね。それでどこまで高揚感をあげられるかが決まると思う。入れ方もそうだけど。あ、このシンセの感じ、なんていうか2日酔いっぽい。

──この人はわりとループをたくさん重ねるタイプでこれもそうだけどウワモノが結構入ってておもしろい。それこそ声ネタも入ってます。

川上 : この声ネタいつくんの~って感じだよね(笑)

桜木 : こういうシーケンスっぽい曲作りたいんですよね。いま、モーグのセミ・モジュラー・シンセの「MOTHER-32」ってやつがいま1番欲しくて。リーズナブルだけど在庫が全然ないんですよね。

川上 : これアガるね。

市川 : ほんとこういう感じで音とかスネアの置き方ひとつで変わってくるのがおもしろい。

このやんちゃなリズムがいいんだよな

──じゃあ次はベース・ミュージックものいってみましょうか!

PHON.O「Mercurial」再生

PHON.O / Afterglow EP

ベルリンのベース・ミュージック

【Track List】01. Mercurial / 02. U8 Phunk / 03. Bell Blender








解説 : ベルリンのベース・ミュージック・プロデューサー、カールステン・アーメスによるプロジェクト。ブリストル・ベース・ミュージックの騎手、ピンチのレーベル〈テクトニック〉からのシングル。本名義では、他にモードセレクターの〈50ウェポン〉などからもリリース。インダストリアル・テクノとダブステップの間を行く、ヘヴィー・チューン。

川上 : あ~(笑)

市川 : すごく音が立体的。

桜木 : あ~いい! 僕いまちょうどこういう気分なんですよ!

川上 : バスケのイメージ・ビデオで流れてそう(笑)。

桜木 : 究極このドラムとベースだけでいいんですよね。

──ブリストルのピンチ(Pinch)主宰のレーベル〈テクトニック(Tectonic)〉から出てる新譜。

桜木 : うわっそうなんだ! いま本当にちょうど〈テクトニック〉とかピンチは気分なんですよ!

川上 : このやんちゃなリズムがいいんだよな…… なんというか、アメコミ感がいいんだよな~。

──テクノのグルーヴと違って、この人の空間生かしてるし、バウンシーだよね。

桜木 : ダブステップ以降でグライムっぽい要素も入ったものがわりといま流れとしてあるのかなと思っていて。

──そうっすね、グライムからおもしろいのが出てきてまざったりとか、わりとトラックメイカーのシーンとしてはやっぱり近いんじゃないかな、なんだかんだ言って。

桜木 : その流れだとマムダンス(Mumdance)とかもですよね、ラッパーのノヴェリスト(Novelist)とふたりでやってたシングルもよかったなぁ。今度来日するんですけど、その日僕らのワンマンなんですよ(笑)。でも、どうしても観たいので打ち上げのあと行きます(笑)。こういう感じをバンドでやって歌を乗っけたらどうなるんだろうなって考えちゃうんですよ(笑)。

市川 : これビートは音数多めであげてるけど質感はすごく冷たい。それがすごくサスペンスチックでホラーっぽい雰囲気を増幅させてるんですよね。

──ではお次、ベースものつながりでレーベル〈ハイパーダブ(Hyperdub)〉の新譜を。ってもう〈ハイパーダブ〉自体、ベース・ミュージックだけのレーベルじゃなくなってますが

Babyfather「Meditation」再生

Babyfather / BBF Hosted By DJ Escrow(24bit/44.1kHz)

ひねくれ者の才人、ディーン・ブラントによる新プロジェクト

【Track List】01. Stealth Intro / 02. Greezebloc / 03. Meditation (feat. Arca) / 04. Escrow / 05. Shook / 06. Motivation / 07. PROLIFIC DEAMONS / 08. Platinum Cookies / 09. Esco Freestyle / 10. Stealth / 11. God Hour (feat. Micachu) / 12. N.A.Z / 13. Juice / 14. HELLS ANGLES / 15. Killuminatti / 16. Escrow 2 / 17. Deep (feat. Arca) / 18. Escrow 3 / 19. The Realness / 20. Flames / 21. Snm (feat. Arca) / 22. Stealth Outro / 23. Message



解説 : 〈ハイパーダブ〉からリリースされ、その名前も含めて話題をかっさらった、インガ・コープランド(Inga Copeland)との「ハイプ・ウィリアムス(Hype Williams)」名義などでも知られる、ディーン・ブラント(Dean Blunt)の新プロジェクト、ベイビーファザース(Babyfather)。トリップホップ、ダブ、ノイズ、R&B、ヒップホップなどを暗闇のなかで行き来する、ダークなダウナー・トリップ。アルカ(Arca)も参加。

桜木 : あ~、最高。

川上 : ゆるいね、いい!

──これはハイプ・ウィリアムス(Hype Williams)の中にいたディーン・ブラント(Dean Blunt)のソロ・プロジェクト。ちなみにこの曲にはアルカ(Arca)が参加しています。全体が若干トリップホップっぽいんですが、ヒップホップっぽい曲もあればレゲエっぽい曲もあったりで。

市川 : これはだいぶトリップホップですね。

川上 : 酩酊状態だ。

桜木 : このレゲエっぽい曲、懐かしい。スモーキーですね。ディーン・ブラントって実態がつかめなくて結構狂ってるなぁって印象なんです(笑)

──フリー・アルバムとかも結構出しているけど作風が違うよね。じゃあ次はちょっと変わったものを行ってみようかな。ワールドっぽい曲。これ、アルバムでも異質の謎のトラックなんです。

今回は少々変わった感覚のものも……

OKI DUB AINU BAND「RERA TASA BOO」再生

OKI DUB AINU BAND / UTARHYTHM

アイヌ民族音楽とモダン・ダブ~ファンクの出会い

【Track List】01. UTARHYTHM / 02. CITY OF ALEPPO / 03. HEKURI SARARI / 04. ARAHUY / 05. ‘ANKISMA KAA KA / 06. UTARI OPUNPAREWA / 07. KENKEYO / 08. SUMA MUKAR / 09. WENKO ROCK / 10. KAMUY SINTA / 11. TAMA KOOTO / 12. RERA TASA BOO / 13. NT SPECIAL




解説 : 震災を経てリリースされた5年ぶりのニュー・アルバム。トンコリを中心としたアンサンブルが生み出すグルーヴには、アイヌの伝統曲とともに、ファンク、レゲエ、ダブが有機的に混ざり合う。その存在感は唯一無二の存在感を放つ。

本作品に関する特集記事はコチラ

川上 : え、プロペラ? なんの音だろう。

市川 : 船のエンジン音みたいな..。

桜木 : わ、なんかおどろおどろしい感じだ。

──これはOKI DUB AINU BANDというアイヌの方がやってるバンドです。

一同 : へ~~!アイヌ!?

──トンコリという絃楽器奏者の方を中心としたバンドで。この曲は特殊なんで、他の曲「UTARHYTHM」も聴いてみましょう。

市川 : これアイヌ語ですか?

──たぶん、そうだと思いますよ。

桜木 : ものすごく録音いいですね。

市川 : あ、超いいなあ。

川上 : おもしろい!

──歌はアイヌ伝統音楽が中心で、それにダブやファンクを合わせるというか、そんなバンドなんですよ。ワールド・ミュージック的なものは普段聴いたりする?

川上 : 興味はあるけど、掘れてないな。

桜木 : 僕はポツポツかなあ。フランシス・ベベイとか、一時期はまったり。それこそこの間死んじゃったナナ・ヴァスコンセロス?も好きでした。

──じゃあこういワールドっぽい曲も聴いて楽しめるんだ。このバンドの妹分というか、ちょっとおもしろいのでぜひとも。ウポポというアイヌに伝承されていた歌唱を現在に蘇らすというようなプロジェクト。

MAREWREW「satcep」再生

MAREWREW / cikapuni

アイヌ民族の歌唱を引き継ぐ歌姫たち

【Track List】01. sonkayno / 02. aroro / 03. sa oy / 04. arian / 05. hawsa / 06. tanatana / 07. satcep / 08. cikap / 09. ayoro / 10. cupkito







解説 : アイヌの伝統歌「ウポポ」の再生と伝承をテーマに活動する女性ヴォーカルグループ。マレウレウはアイヌ語で「蝶」のこと。本作は1stミニ・アルバム『MAREWREW』(2010年)の全収録曲を新たにレコーディングし、新たに伝統楽曲を4曲追加した最新作。

川上 : はじまった瞬間もう結構ヤバい(笑)。

桜木 : え、ライヒじゃん(笑)。

──完全に持ってかれる系のミニマル輪唱だよね。まぁ、これはもう聴いてもらうのが一番ということで、特に説明はなしで。天然トランス・ミニマル。次は絶対好きだろうなという1枚を。もうすでに買ってるかもしれない(笑)。

鉄板ですね、このあたり

BIBIO「A Mineral Love」再生

Bibio / A Mineral Love(24bit/44.1kHz)

ゆるやかなチルアウト・ソウル〜フォーク

【Track List】01. Petals / 02. A Mineral Love / 03. Raxeira / 04. Town & Country / 05. Feeling / 06. The Way You Talk (feat. Gotye) / 07. With The Thought Of Us / 08. Why So Serious? (feat. Olivier St. Louis) / 09. C'est La Vie / 10. Wren Tails / 11. Gasoline & Mirrors (feat. Wax Stag) / 12. Saint Thomas / 13. Light Up The Sky / 14. Pretty Girls






解説 : ボーズ・オブ・カナダ(Boards Of Canada)やクラーク(Clark)など多くのアーティストが絶賛する天才チルアウト・ミュージック職人、ビビオ(BIBIO)。今回はサンプリングなどを使わず、すべての楽器を自身で演奏、さらに大きく「歌」をフィーチャーした作品となった。

桜木 : あ~わかった! ビビオ(BIBIO)だ~めっちゃよかったですねこれ。大学1年くらいのときにフォークトロニカにすごくはまった時期があって、そのきっかけがビビオだったんですよね。

──前作はアンビエントっぽさもあってヴォーカルもほのかな感じだったんですが、今回は全編わりと歌でゆる〜いんだけど、ソウル色がで出てるよね。てか春の陽気そのものみたいな音楽。

桜木 : こういうアナログな質感がうまいんですよね。ギターも変なチューニングで弾いてて超うまい。

市川 : この懐かしい感じはいい。

祝1stアルバム『D.A.N.』リリース、1曲先行配信中!

──今回の新譜はこんな感じかな。新アルバムから先行曲「Native Dancer」が配信されますが。

川上 : バスドラ聴いてほしいです。何度も録りました。

桜木 : アルバムのなかでも穏やかな希望がテーマになっている曲で、後半のスケール感はよく出せたかなと思ってます。

市川 : ビート感はすごくミニマルで、そのなかで細かなノイズだったり、小さな変化でどんどん曲が展開していきます。

川上 : 歌がよく録れたんだよね。

桜木 : そう。アルバムのなかでも特に歌がよく録れた曲で、エンジニアの葛西(敏彦)さんとも「シンプルな力強さがこの曲の良さだね」という話はしていて。あとは(小林)うてなのシャーマニックなヴォーカルが唯一無二だと思います。コピーできないと思う(笑)。

川上 : あれをコピーはできないな~(笑)。

桜木:あのヴォーカルは、もともと最初の段階では、ネイティヴ・アメリカンのシャーマンが歌ってる声を見つけてきてサンプリングしてたんですよ。ライヴでもそれを流してて。でも、うてなに「この感じやってみてよ」って頼んだら完コピしはじめて(笑)。

市川 : “うてな”っていうシャーマンの歌だよね、もはや(笑)。

川上 : もうサポート・メンバー=シャーマンって名前にしよっか(笑)。

桜木 : 「Native Dancer」はまだデモの段階で仮タイトルが本当に「シャーマン」にしてたんです(笑)。

川上 : あ~、そうだったね懐かしい! そういうこぼれ話もあって、とてもいい曲なのでいろんな場面で聴いてもらえたらうれしいです!

取材 : 河村祐介
構成 : 稲田真央子

『D.A.N.の新譜放談』第1回はこちら『D.A.N.の新譜放談』第2回はこちら

今月のD.A.N.情報

D.A.N.過去シングルも独占ハイレゾ好評配信中
D.A.N. / EP

【Track List】
01. Ghana
02. Now It's Dark
03. Morrison
04. Beach (Shinozaki Sohei Remix)

【配信形態 / 価格】
[左]24bit/48kHz WAV / ALAC / FLAC / AAC
単曲 250円(税込) / アルバム 1,000円(税込)

[右]16bit/44.1kHz WAV / ALAC / FLAC、AAC / mp3
単曲 200円(税込) / アルバム 800円(税込)

アルバム購入で歌詞ブックレットが付属します

D.A.N. / POOL

【Track List】
01. POOL

【配信形態 / 価格】
[左]24bit/88.2kHz(WAV / ALAC / FLAC) / AAC
250円(税込)

[右]16bit/44.1kHz(WAV / ALAC / FLAC) / AAC / MP3
250円(税込)

アルバム購入で手書きの歌詞カード画像が付属します

リリース・ツアー情報

D.A.N. presents 《Curtain》
1st Album『D.A.N.』Release One Man Live!!
2016年5月20日(金)@SHIBUYA WWW
SOLD OUT!

D.A.N. Release Tour “Curtain” 札幌
「FONS 3UP」
2016年6月25日(土)@札幌 KRAPS HALL
出演 : D.A.N. / The fin. / and more…

never young beach & D.A.N. W Release Tour
D.A.N. Release Tour “Curtain” 仙台
2016年7月03日 (日)@仙台 enn 2nd
出演 : D.A.N. / never young beach / Suchmos

D.A.N. Release Tour “Curtain” 大阪
2016年7月06日 (水)@大阪 Shangri La
出演 : D.A.N. / and more… ※ゲストアクト 5/15解禁

D.A.N. Release Tour “Curtain” 名古屋
2016年7月07日 (木)名古屋 APOLLO BASE
出演 : D.A.N. / and more… ※ゲストアクト 5/15解禁

チケット情報などは下記のアーティスト・ページで
>>D.A.N. アーティスト・ページ

PROFILE

D.A.N.

2014年8月に、桜木大悟(Gt,Vo,Syn)、市川仁也(Ba)、川上輝(Dr)の3人で活動開始。様々なアーティストの音楽に対する姿勢や洗練されたサウンドを吸収しようと邁進し、いつの時代でも聴ける、ジャパニーズ・ミニマル・メロウをクラブサウンドで追求したニュージェネレーション。2014年9月に自主制作の音源である、CDと手製のZINEを組み合わせた『D.A.N. ZINE』を100枚限定で発売し既に完売。6月11日に開催の渋谷WWW企画『NEWWW』でVJ映像も取り入れたアート性の高いパフォーマンスで称賛を浴びる。そして、トクマルシューゴ、蓮沼執太、森は生きているなどのエンジニアを務める葛西敏彦を迎え制作された、デビューe.p『EP』を7月8日にリリース。7月にはFUJI ROCK FESTIVAL '15《Rookie A Go Go》に出演。

>>D.A.N. アーティスト・ページ

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by JJ
BiSH~Rock'n Roll Swindle~ 二番煎じは本物を超えられるのか?! Epsode40 セントチヒロ・チッチ「未来を見据えるというよりは、今をどれだけ必死にやるか」
[BISH]・2017年09月22日・【BiSH】Epsode40 セントチヒロ・チッチ「未来を見据えるというよりは、今をどれだけ必死にやるか」 2016年10月にメジャー・ファースト・アルバム『KiLLER BiSH』をリリース、2017年7月22日には幕張メッセ・幕張イベントホールで開催された全国ツアー・ファイナル〈BiSH NEVERMiND TOUR RELOADED THE FiNAL “REVOLUTiONS“〉を7,000人の観客を集め大成功させた“楽器を持たないパンク・バンド”BiSH。セブン‐イレブンのおでんCMを歌ったり、音楽ファンを越えて浸透しはじめている彼女たちの6周目となるメンバー個別インタヴュー掲載。第1回はセントチヒロ・チッチのインタヴューをお届けする。 BiSH初のミニ・アルバムをハイレゾ配信中 BiSH / GiANT KiLLERS'【配信価格】WAV / ALAC / FLAC / AAC : 単曲 540円 / まとめ購入 750円【Track List】1. GiANT KiLLERS 2. Marionette 3. Nothing. 4. 社会のルール 5. VOMiT SONG※アルバムをまとめ
by JJ
D.A.N.の新譜放談【特別番外編】──マウント・キンビー新作を聴く!
・2017年09月15日・D.A.N.の新譜放談【特別番外編】──マウント・キンビー新作を聴く! ということで、ひさびさ登場「D.A.N.の新譜放談」、今回は少々趣向を変えまして「特別番外編」と題し、マウント・キンビー新作『Love What Survives』にフォーカスしたいと思います。こちらは4年ぶりにリリースされた新作。この新作を提げて10月の頭には、D.A.N.も出演の朝霧JAM、そして東京、大阪での単独来日公演(まだ間に合う!)も控えている彼ら。音楽性に、彼らに大きな影響をうけたというD.A.N.の3人に迫ってもらいました。D.A.N.といえば、年末に向けたワンマン・ツアーも。こちらいまや完売必至。一般発売は9月23日(土)となりますので、お忘れなく (詳しくは記事後半の告知にて)! それではレッツラ行って見ましょう! 取材 : 河村祐介 Mount Kimbie / Love What Survives(24bit/44.1kHz)'【Track List】01. Four Years and One Day02. Blue Train Lines (feat. King Krule)03. Audition04. M
by 河村 祐介
ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第8回
[REVIEW]・2017年09月11日・ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第8回 8月も終わり、夏もじわじわと過ぎ去りつつある今日この頃ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか? 先月は「夏の妄想を、湿気で腐らせない2枚と夏休みの課題図書」ということで、北千住を根城に活動するマイク集団・VLUTENT ALSTONESのクルーとして初となる作品『2017』と一十三十一の約2年ぶりとなるアルバム『ECSTASY』、そして新しく創刊されたヒップホップ専門誌「FRESTA(フリスタ)」を紹介いたしました。今月は先日リリースが発表されたばかりのあのアルバムをリリース前に一早くレヴュー掲載! オトトイでも配信予定なので記事を読んで気になった方はそちらもぜひチェックお願いします! 第8回 GRADIS NICE & YOUNG MAS 『L.O.C -Talkin About Money- 』 今月はリリースが楽しみで仕方ない1枚を先走って紹介します。 GRADIS NICE & YOUNG MASによる『L.O.C -Talkin About Money- 』。全編GradiceNiceの曲にFebbのラップで
by 斎井 直史
ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第7回
[REVIEW]・2017年08月10日・ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第7回 東京は亜熱帯になってしまったんでしょうか? 嫌な湿気と暑さですっかりバテてきてる感じですが、まだまだ暑さは続きそうです。ですが今月も「パンチライン・オブ・ザ・マンス」は元気にいきますよ! 先月は「気持ちのいい夏の始まりのイメトレに適した3枚」ということでAlfred Beach SandalとSTUTSによる共作ミニ・アルバムと神奈川を拠点とするヒップホップ・グループ・CBSの初CD作品、そして話題のフィメール・ラップ・デュオ・chelmicoのメンバーである鈴木真海子のソロ作をピックアップしました。気になる今月は音源に加えて、雑誌も1冊紹介してくれるみたいですよ! Don't miss it! 第7回 夏の妄想を、湿気で腐らせない2枚と夏休みの課題図書 8月に入っても梅雨みたいな天気が続き…なんて書いていたことが懐かしくなる事を祈ってます。先月膨らませた夏の妄想を、湿気で腐らせない2枚と夏休みの課題図書を1冊セレクトしました! まず、1枚目。VLUTENT ALSTONES『2017』。Playboi Cart
by 斎井 直史
HIP HOPライター斎井直史による定期連載──「パンチ・ライン of The Month」 第4回
[REVIEW]・2017年05月11日・ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第4回 桜咲く4月もあっという間過ぎ去り、早くも5月。夏に向かってじわじわと気温も上がってきている今日この頃ですが、今月もHIP HOPライター・斎井直史による定期連載「パンチ・ライン of The Month」いきますよ〜! 先月は『So Sophisticated』をリリースしたFla$hBackS、DOGGIESのFebbを迎えての本人解説によるパンチ・ライン特集ですが、今月は名古屋を中心に活躍するラッパー、SOCKSがリリースしたアルバム『JAPANESE THAN PARADISE』より「KUTABARE feat.般若」をピックアップ! 残念ながら今作はOTOTOYでの扱いは無いのですが、ページの下の方に名古屋産・ヒップホップをいくつかチョイスしたのでコラムと共にそちらも是非。では今月もいきましょ〜!! 第4回 SOCKS 「KUTABARE feat.般若」 平日は忙しくてもニュースを観るのに、連休中は時間があってもニュースはそんな観ない。これって自分だけですかね。とはいえGW中にニュースを観なくとも、隣国
by 斎井 直史
*ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第6回
[REVIEW]・2017年07月10日・ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第6回 暑い! 暑い! 暑い! 最近の東京はジメジメと暑く、いよいよ夏本番がすぐそこに来てるという感じですが、いかかがお過ごしでしょうか? この斎井直史による定期連載「パンチ・ライン of The Month」も6回目ということで掲載から半年! これからも細く長く続けていければと思っております! さて、先月は「#超WAVYでごめんね」というキラー・フレーズが話題を呼んでるJP THE WAVY(例の楽曲、SALUもリミックスしてましたね)と、先月待望の初来日を果たしたDC出身のラッパーGoldlinkを取り上げましたが、今月はすでにやってきているうだるような暑さも忘れられるような気持ちいいアルバム3枚をピックアップしてるみたいですよ!(2ヶ月ぶり、今月はOTOTOYでも配信があるぞ!) 第6回 気持ちのいい夏の始まりのイメトレに適した3枚 ちょっと買い物に外を出た瞬間、ワクワクするような夏の空を不意に見つけて胸が高ま…りたい。 海へ向かう車内で曲を流し、「これ最高だよなぁ〜」なんて友達に言わ…せたい。 そんな気持ちのいい夏
by 斎井 直史
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