Plankton Co.,Ltd.

レビュー
Schroeder-Headz『Sleepin' Bird』をHQDにて配信スタート
DE DE MOUSEのライヴ・ キーボーディストとしても知られる渡辺シュンスケによるソロ・プロジェクト、Schroeder-Headz。クラブ・ジャズとオーガニック・グルーヴを繋ぐオルタナ・ピアノ・トリオとして、ジャンルを飛び越え、既成の概念を覆しながら活動を続けている。そんな彼が12月4日に最新作をリリース。いま、エレクトロシーンで最も人気のあるアーティストのひとりSerph、Revirthレーベル主宰のNUMB、シネマティックなサウンドが特徴的なポスト・ロック・バンドL.E.D.、さらにShing02…

インタビュー
末光篤『色彩協奏曲』リリース記念、ピアノマン対談 末光篤×渡辺シュンスケ
新しいピアノ・ロックを奏でるとともに、日本屈指のポップ・ソング職人でもある末光篤が、新作アルバム『色彩協奏曲』を完成させた。GOING UNDER GROUND、斉藤由貴、VERSESなど、様々なミュージシャンとのコラボレーション等、カラフルでポップな14曲が収録されている。そんな本作品のリリースを記念し、さきごろ「Sleepin' Bird」をリリースしたばかりのSchroeder-Headzこと渡辺シュンスケとの対談を行なった。対談前、両者に共通していたのは、ピアニストであるという点のみ。しかし、蓋を開…

インタビュー
エミ・マイヤー『ギャラクシーズ・スカート』リリース&インタビュー
アメリカを拠点に活動するシンガー・ソングライター、エミ・マイヤーがニュー・アルバムをリリース。プロデューサーに、ジョン・メイヤーのサポート・ギタリストとしても活躍するデビッド・ライアン・ハリスを迎え、どの曲もノスタルジックでソウルフルなバンド・サウンドに。聴くほどに心に迫るエモーショナルな楽曲が、シンガー・ソングライターとして新たなステージへと踏み出したことを証明する、時代を超えたポップ・アルバムの傑作です。そんな本作をOTOTOYではHQD(24bit/48kHzのwav)で配信いたします。インタビューと…

その他
イントロで「おっしゃ! きた!」ってなるようなフェス・アンセム10曲
やっぱ、フェスっていいよね。そこら中で幸せが炸裂しまくっている感じが素晴らしいよね。ハイネケンなんか飲んじゃってさ。そんで、フェスでいちばん幸せが凝縮されている時間を考えたんだけど、それって、みんな知ってる超あがる曲のイントロが始まった瞬間なんじゃないかと思うんだよね。普段かぶらないような帽子とかかぶっちゃって、ゆらゆらしているところに、あの曲が鳴り始めた瞬間。「おっしゃ! きた!」ってなるよね。ちょっとヤバいよね。ライヴ・ハウスとかクラブ、ヘッドフォンとかスピーカーから流れだした時とはまた違う。ちょっと疲…

レビュー
エミ・マイヤー『LOL』
''エミ・マイヤー / LOL''Laugh Out Loud!! 声を出して笑おう! アコースティックでハート・ウォーミングなサウンドが詰め込まれたミニ・アルバム『LOL』。TOYOTAのプリウスCM曲「オン・ザ・ロード」と、キューピーライトCM曲「エル・オー・エル」を収録!【価格】mp3 単曲150円 / アルバム750円...…

レビュー
特集企画:まだまだ夏は終わらない
ここのところ全国的に雨続きで、めっきり涼しくなった。ついこの間までは「暑い暑い!」と不快指数高かった人も、「夏が終わってしまったの?」とちょっぴり寂しくなっていたりしないだろうか。でもご心配なく!長期予報によると、9月を過ぎても残暑は続くようだ。今回は、ずっと夏気分でいたい、まだ夏をあきらめていないあなたに送る特集企画。サーフ・ミュージックを中心に、その変遷や、話題となった海の家やイベントのおさらい、そしてrecommuni厳選音源の紹介など、まだまだ夏気分に浸りたい人を強力サポート!...…

ライブレポート
Asa ライブ・レポ
''Asa来日公演 ライブレポ''''9月5日(金)@京都 磔磔 open 6:00 Start 7:00'' 京都の古びた酒蔵を改造したライブ・ハウス、磔磔に入った瞬間に聴こえてきたAsaの生歌!初めて聴いた時と同じく、心を鷲掴みにされ、さらに何倍も興奮させられた。語るような歌声は、存在感に溢れ、母のような優しさを持つ。...…

レビュー
鎌仲ひとみ監督作品『ミツバチの羽音と地球の回転』オリジナル・サウンドトラック『ASHES TO HONEY』
Twitterのタイムライン、高円寺や渋谷のデモ、ライブ・ハウスでアーティストが連呼する... 等、『原発反対』と言う言葉がムーブメントのようになった。けれど「原発に反対する。そして我々は、これからどうするべきか! 」という具体的な行動を見つける事が出来ずにいた。そんなときに、鎌仲ひとみ監督の『ミツバチの羽音と地球の回転』という映画を見た。この映画には、『原発反対』の言葉のその先が描かれている。流れている報道が正しいかどうかも分からないし、原子力発電所は全く予断を許さない状況で、今我々に最も必要な情報が描か…

レビュー
ヤエル・ナイム『She was a boy』デヴィッド・ウォルター『Home』
不思議ミラクル・ポップスの傑作! フランス生まれイスラエル育ち(現在パリを拠点に活動)のシンガー・ソングライター、ヤエル・ナイムの新作アルバム。前作のヒットで絶対的な自信を持ったようで、本作の完成度は抜群に高い! ジャズ、フォーク、中東、フレンチ・ポップス、カントリー、ブルースなどの要素を取り入れ、どこの国か分からない無国籍な雰囲気を持つ楽曲を、凝りに凝った素敵なアレンジで聴かせ、一度入ったら帰りたくなくなるミラクル・ポップスの森に誘ってくれます。...…

インタビュー
Schroeder-Headz 1stアルバム『newdays』高音質配信スタート&インタビュー!
DE DE MOUSEをはじめ、数多くの著名ミュージシャンのサポートとして活躍するキーボーディスト、渡辺シュンスケが満を持して自身のソロ・プロジェクト、Schroeder-Headzを始動させた。自身のピアノにベース、ドラムを加えたトリオによるアンサンブルで、ありとあらゆる音楽を生の演奏へ翻訳することに挑戦するSchroeder-Headzの1stアルバム『newdays』をオトトイでは24bit/48kHzのHQDで配信。同時に渡辺シュンスケ本人にインタビューして、なぜいまSchroeder-Headzと…

インタビュー
ジェシー・ハリス『Through the Night』インタビュー
2010年4月4日(日)日比谷公園野外大音楽堂。ジェシー・ハリスのアルバム・タイトルと同名のフェスティバル『ウォッチング・ザ・スカイ '10』で念願の彼のライヴを目撃することができた。もの凄く寒かったのだけれど(笑)、エミ・マイヤー、アン・サリー、おおはた雄一、ハンバートハンバート、さらにはジョー・ヘンリーの歌声まで聞けちゃって、各々のシンガー・ソング・ライターとしての才能に仰天しっぱなし。大人気のジェシー・ハリスは、ビル・ドブロウというパーカッションを引き連れて登場。近年共にしているこのビルと言う人のパー…

インタビュー
エミ・マイヤー『パスポート』 インタビュー by 池田義文
旅に出ると、普段はなかなか接する機会のない人々に出会う。彼らとの出会いは、普段の悩みや喧噪を忘れるほど特別で、新鮮な気持ちになれる。そして、旅というのはそれが当たり前のように毎日起こるのだ。エミ・マイヤーの新作『パスポート』は、その名の通り旅に出た時のように驚きがつまったアルバム。ワールド・ミュージックのエッセンスをふんだんに取り入れ、全編日本語によって作詞されたアルバムは、異国情緒を漂わせながらも特定のイメージに縛られない、自由な空気に満ちている。今作はJazztronik、Shing02など多くのアーテ…

レビュー
ASA『Live in Paris』 text by 渡辺裕也
外界との接触を拒み、全てを自分の内側で自足したような音楽にはあまり興味をそそられない。人の胸を打つ音楽とは、他者とのコミュニケーションを図る中でこそ生まれ得るものだろう。なんだか最近どの記事でも似たようなことばかり書いてしまっているけど、その理由は簡単。現在僕の耳に入ってくるものの大半が、一部のコミュニティにのみ発信された内向的な音楽ばかりである事への苛立ちが隠せないからだ。そして、より開かれた表現をレコメンドすることで、音楽の持つコミュニケーションの可能性を改めて訴えていきたいと言う気持ちの表れでもある。…