2016/09/16 19:35

国境も越え得るONE OK ROCKの魅力、「るろうに」シリーズ監督の最新映画主題歌が世界同時配信

渚園での11万人規模となるワンマン・ツー・デイズを成功させたばかりのONE OK ROCKが、全世界同時配信の新曲「taking off」のリリースを発表した。配信限定でのリリースとなる今作は、11月12日公開の映画「ミュージアム」の主題歌としても注目を集めている。

監督である大友啓史はバンドに対して「若い才能が人種や言語、肌の色や国境を越え、あらゆるボーダーを越えて人々を魅了していく──その光景に胸を衝かれたのだ」とコメントしているが、その言葉の通り彼らの音楽には国境をも超えてしまう不思議な魅力が存在する。

「taking off」はそんな彼らの魅力がさらにレヴェル・アップした作品と言えるだろう。今作ではそれまでの衝動的かつメロディアスなワンオクのバンド・サウンドは残しつつ、より複雑に洗練されたサウンドと情緒的なメロディが繊細に聴く人の心に訴えかける。一聴しただけでバンドが新しいステージに進みつつあることを予感させるだろう。日本語と英語が交差するTakaのヴォーカルは、まるで国の壁など簡単に音楽の力で取り去れるのだと声高に宣言しているようだ。

今回の新譜を機にバンドは、世界規模での活動を視座に入れて国外の契約レーベルを移籍。「taking off」という言葉は、飛行機などの“離陸”という意味を持つ。日本で圧倒的人気を誇るONE OK ROCKの、“世界”という新しいステージに向けての夢はもうすでにスタート・ラインを切っているのだ。(text by 岩澤春香)

ONE OK ROCK / Taking Off(ハイレゾ)
【Track List】
01. Taking Off

【配信形態】
24bit/44.1kHz(WAV / ALAC / FLAC) / AAC

【価格】
単曲 540円(税込)

PROFILE

ONE OK ROCK

2005年にバンド結成。エモ、ロックを軸にしたサウンドとアグレッシブなライヴ・パフォーマンスが若い世代に支持されてきた。 2007年にデビューして以来、全国ライヴハウス・ツアーや各地夏フェスを中心に積 極的にライヴを行う。これまでに、日本武道館、横浜アリーナ、横浜スタジアム2Days、大規模な全国 アリーナ・ツアーなどを成功させる。また、日本のみならず海外レーベルとの契約をし、アルバム発売を経てアメリカ、ヨーロッパ、アジアでのワールドツアーを成功させるなど世界基準のバンドになってきている。今年9月には、静岡・渚園にて2Daysで11万人を動員する大規模野外ライヴを開催した。

>>ONE OK ROCK オフィシャル・サイト

[レヴュー] ONE OK ROCK

TOP