最強のライヴ・バンドが、"録音作品"でライヴを超える——KAGERO、5枚目のフル・アルバムをハイレゾ配信

KAGEROの5枚目がすごいことになっている。そのパンク・スピリット溢れるパフォーマンスからライヴ・バンドとしての認識が強いKAGERO。しかし自身2度目のアメリカ・ツアーと、そのアメリカ・ツアーを収録したライヴ・アルバムのリリースを経て触発された"音源でライヴを超える"という思い。その上で制作された今作は並々ならぬアイデアとテクニックに富んでいた。"作品"としての完成度の高さは、ハイレゾではさらなる圧巻の体験へ。特集では今作に集約されたこの1年の動きとともに、制作の背景をリーダーの白水悠に話を訊いた。

KAGERO / KAGERO Ⅴ

【Track List】
01. LOVE AND HATE
02. Eraser
03. NO WAY
04. THE TRICKSTER
05. SIDE EFFECT DISORDER
06. dependence
07. Walk Alone
08. Ginger
09. a girl in the morning light
10. Ajisai
11. winter beach, and the beautiful sunset

【配信形態】
左 : 24bit/48kHz(WAV / ALAC / FLAC) / AAC
右 : 16bit/44.1kHz(WAV / ALAC / FLAC) / AAC / MP3
※ファイル形式について
※ハイレゾとは?

【価格】
24bit/48kHz : 単曲 300円(税込) / アルバム 1,800円(税込)
16bit/44.1kHz : 単曲 250円(税込) / アルバム 1,800円(税込)
MP3 : 200円(税込) / アルバム 1,500円(税込)

INTERVIEW : 白水悠(KAGERO)

2015年は、白水悠にとって特別な1年になったことは自他ともに認めるところだろう。KAGERO とI love you Orchestra 、2つのバンドを率いてのライヴ、海外ツアー、アルバムの発売、主催フェスの開催。周囲のバンドマン、レコード会社、ライヴハウス、エンジニア、デザイナー、フォトグラファー、パン屋さん(朝コア)etc… 白水のアクションが生み出す求心力に、さまざまな人間が惹き込まれていった(かくいう私もその1人)。そして、そこからフィードバックされたものが白水の経験値となり、より強固なバンド・サウンドを生み出すための求心力をメンバー相手に発揮したことで生み出されたのが新作『KAGERO V』だ。“2015年最大の収穫物”について、リリース日当日に話を訊いた。

インタヴュー&文 : 岡本貴之
写真 : 大橋祐希

音源で、ライヴを超えたかったんですよ

——まず、発売日を迎えた今の心境を教えてもらえますか?

今回はもうなーんもない。やり残しなし。音とか。プレイとか。録り終わって日が経ったら「ああ~、これ出来たなあ」とかさ。そういうのを発売日くらいには思ったりするんもんなんだけど。今回はもうなーんもないね。

——「今のライヴのセトリを超える作品になる」と言っていた通り、ライヴ感あふれるアルバムになりました。

音源で、ライヴを超えたかったんですよ。昔は音源つくるときも「ライヴっぽくやりたい」とか「ライヴをそのまま入れたい」とか思ってて。でも「それってライヴ盤でいいじゃん」ってのがアメリカのライヴ盤で証明できたから。今回は「音源の方がライヴよりも良いじゃん」って言われるくらいの作品を創ろうって。

白水悠

——今回は一聴して「聴きやすいな」という印象だったんですよ。もちろん刺激的だし、実験的な部分もあるんですけど、難解さを感じさせないというか、聴きやすい。

うん。なんかもう無駄なものを省きたかったんですよ。表現したいことの根底にあるものをクリアに、ダイレクトに伝えたかった。変なフィルターとか、変なエゴとか、そういうのを無くして… それはすごく意識した。今回は全曲、全部の音を「狙った」んだよね。聴きやすさも狙い通りだし、爆音加減も、音圧も。スネアの音1発から、すべて狙い通りです。

——それはやっぱりサウンド・エンジニアの大津(友哉)さんの存在が大きい?

すっごく大きい。めちゃくちゃ大きい。もちろんこれまでもプロのエンジニアとやってきたし、立ち会ってきたけど。ただやっぱり大津はライヴを常に一緒につくってる人間だから。お互いの踏み込みが違う。

——『KAGERO V』を創るにあたっては、メンバー全員で最初に「こういう曲を入れたアルバムにしたい」というような話をした上で、そこから白水さんが曲を創り出しているんですか?

年内に出すってことだけ決まってて。今年はI love you Orchestra(以下、ilyo)で2枚アルバムを出したし、アメリカとマレーシアにも行ったりしてて、けっこう時間がないというか、焦ってはいたんだよね。だからアメリカから帰ってからやっと集中して、7月と8月の2か月間かな。篭りっきりで創って。僕の中では50曲くらい創ったんかな。でもほとんどメンバーに聴かせる前にボツにしてて。

——そんなに!? 「これはKAGEROでやれる曲だ」っていう基準はなんですか?

うーん、やっぱ「他の3人の脳天を揺さぶることができるかどうか」ってことかな。しょうもないもん持ってくと、つまらなそうな顔するのが想像つくというか。彼らはプレイで示すから(笑)。「うわっ! こいつやる気ねえ! 好きじゃねえんだこの曲!」みたいな。

——言葉で言わないんだ(笑)。

「ふーん」って言いながら、つまらなそうにプレイするからすごく心が痛くなる(笑)。だから今回は創って創って創りまくって厳選して持ってった。みんなやる気になってくれてよかったです(笑)。

音を創ること、それを録音すること、カタチにすること。それが好きになったんだよね

——ジャケットには東京タワーが真ん中にデザインされていますけど、「東京」をキーワードにしたのは何故なんでしょう?

曲を創っているときに特に東京を意識してたわけではないんですよ。でもジャケとかMVを創る段階になって、『Ⅳ』と比べて何が変わったんだろうなって思ったら、やっぱり海外に行くようになったことが大きくて。僕は東京生まれ東京育ちだし、逆に日本や東京をすごく見つめ直すようになったというか。だから今回はこれだな、「東京」だなって。だから「THE TRICKSTER」のMV、外国の人が観て今の東京を感じられるものにしてやろうと思って1ヶ月かけて東京23区全部周って撮影して。楽しかったな。

——「THE TRICKSTER」は激しいけれどもこれまでにない祭囃子かのような明るいイメージの曲で面白いですね。

この曲はアメリカで原型だけ創ってたんだよね。結局僕らはどこに行こうが当たり前に日本人で、外国に行ったらみんな当たり前に僕らを日本人として見るわけで。いいとか悪いじゃなくて。そんな中で僕らは外人の真似をするんじゃなくて、日本人の誇りを持って、日本人としてステージに立って「THE TRICKSTER」をやりたいな、って。


KAGERO / THE TRICKSTER

——アメリカのツアーを経て、以前よりバンドの結束力が強固になっているという実感はありますか?

うーん。彼らがどう思ってるかは知らないけど、信頼、うん、信頼かな。特に今は他の人とも音楽をやっている中でさ、あの3人とはすごく色んなシチュエーションの中で一緒に音を出してきて、彼らの「凄まじく良いとき」ってのをたくさん知っちゃったから。だからその分たくさん要求もするし、応えてくれるだろうなって信頼してる。日々日々、すごい人たちだなーって思ってます。

——ilyoでもやっていた「WALK ALONE」を聴いたときに、この演奏はすごいな、と。

本当のアレンジはこっちなんですよ。ただ、これをilyoでやるにはちょっと意味が深すぎるって感じたのと、メロディだけピックアップしたら無機的にトベるなって思ってilyoではガッツリ削いだんだけど。もともとはこういう有機的な曲なんだよね。

——ilyoの方はマリンバとギターがメインになっていて面白いんですけど、こっちは途中からピアノとハイハットが鳴ってるところにベースがメロディを弾いて、Ruppaさんのサックスが入ってきてランニングベースになって…。

高揚するでしょ(笑)?

——このあたりが、「ライヴを超える音源創り」が顕著に表れているところなんじゃないでしょうか。

音を創ること、それを録音すること、カタチにすること。それが好きになったんだよね。色々創ってきてさ。楽しいなって。昔はそんなに好きじゃなかったもん。ライヴが好きっていうか、ライヴだけが好きだったから。『Ⅲ』位までは創るのが楽しいなんて全然思ってなかった。創ったものをライヴで、狂気剥きだしにして、暴れながら弾き倒して。それが表現手段だった。やっぱり『Ⅳ』の頃からかなあ…… もう今の僕は日々音楽創ってるだけだもんね (笑)。映像でも音楽でも、今は創ってる以外なーんもしてない。

——それがメンバーとの関係もあって、より高度なものが創れるようになった理由ですかね?

KAGEROってものがあるから、自分のハードルを上げることができるというか。ilyoは思い付きだけでパーンっとやってればいいし、アツくね? の一発だけでOKだし、それがilyoのめちゃくちゃいいとこなんだけど。やっぱKAGEROのあの3人と一緒にやってるとさ、「こいつらには絶対ナメられたくない」っていうかさ。

——ははははは。メンバーにナメられたくない(笑)。

そう(笑)。彼らに「白水そんなもんかよ!?」って思われることは絶対したくないからさ。だから僕のハードルも、そのぶん彼らのハードルも上げるしかないよね。

——でも今回は、しのぎを削って創っているというよりは…

そうだね。わりと楽しんでたよ。今までは本当にゲロ吐きそうになってたけど(笑)。今回もそれなりにツラかったけどね。独りで創ってるときは孤独だしさ。でもハギは「LOVE AND HATE」のドラム叩きながら本当に嗚咽してたな(笑)。僕は本気でツラくなったらilyoでライヴして遊べてたから。

僕に対して絶大なるNOを言ってくる人も納得できるものを創らなきゃいけないから、だから僕の最初の想像を超えられるんだよね。

——「Ajisai」もilyoでやっていた曲ですね。

「Ajisai」って結局僕はどっちのバージョンも参加してないんだけどさ(笑)。この曲はもともとトランペットとアコギのために創った曲なんだけど、2人(Ruppaと菊池)にやらせてみたら、まぁすごいね、笑っちゃったもん(笑)。本当は「Ajisai」はアルバムに入れるつもりじゃなくて、ボーナストラックみたいな感じにしようかなって思ってたんだけど、あまりに出来が凄まじいから、これは入れるしかないなーって。

——最後の「Ajisai」と「winter beach, and the beautiful sunset」のエンディングの流れは良いですよ。

「winter beach, and the beautiful sunset」ねぇ。いいよねぇ。このままアルバムが静かに終わるのかと思わせといてやっぱし激しくなる。まあでも最終的に静かになって終わるのが、ちょっとした成長だわ(笑)。ふだんあんまり僕が使わない、ちょっと変わったコード進行で、智恵子と「このコードいいでしょ?」「いいねいいね」って言い合ってたのなんかすごく覚えてるな。

——菊池さんのピアノは普段は打楽器的な演奏ですが、こういうピアノも魅力的ですね。

だってあのひと本当はクラシックの大御所だもん。ベートーベンだかモーツアルトだかが幼少の頃使ってたピアノをお披露目します、ってとき智恵子が弾いたりするんだよ? わけわかんないっしょ。それくらいクラシックの世界ではアレな事になってるひとで、そのひとを普段あんな風に使ってるっていう。でもいま僕の周りにいるひとの中ではある意味1番「音楽人」としては信頼してるかな。音の面だけね、音の面オンリー(笑)。智恵子と僕は表現に対しての感性が近いことが多くて、で、逆に僕とRuppaさんは音楽性とか価値観とかが真逆なんだよね。1番古い付き合いなんだけど。KAGEROの面白いのはそれもあるんだよね。みんながイエスマンじゃなくて、僕に対して絶大なるNOを言ってくるRuppaさんていう人がいて。そのRuppaさんも納得できるものを創らなきゃいけないから、だから僕の最初の想像を超えられるんだよね。

——そのRuppaさんがメロディを書いた「NO WAY」では途中でエフェクティブな音を聴かせていますが、これは白水さんのアイデアで?

うん。大津と一緒に。「NO WAY」はRuppaさんがメロディ書いてきて、どんなアレンジにしよっかなーって。KAGEROの音楽ってメロディと、それに対するリズムの攻めかたで曲が決まるから、そんな中で初めて人力ドラムンベースに近いこと試そうってとこからこのアレンジができたんだよね。Ruppaさんの曲だからこっちも思い切ったアレンジができるってのはある。

photo by Kana Tarumi

——リズムで曲が決まるというと、KAGEROは萩原さんのドラムが鍵を握っているわけですが。

今回スタジオに入ったとき、自信もあったけどやっぱり不安もあったのね。でも最初にハギのドラムを録ったときに「いける」って確信した。あいつは僕の言ってることを「理解しよう」って姿勢が1番強いし、いつもそれを上回るものを考えて出してくれるし。「あ、このドラムなら良いアルバムになるに決まってんじゃん」って思った。

——2015年はミュージシャンとして充実した1年だったと思いますけど、振り返ってみていかがですか?

「長いよ!!」って思ってる。「まだ2015年なの!?」って。毎月毎月死にもの狂いだったから。だって全部自分で決めたことだから。誰かに決められちゃったスケジュールをこなしてるわけじゃないからさ。自分でこれしたいあれしたいって言ったら周りの人たちがたくさん協力してくれるっていうスタンスで生きてこれて、だから1個1個大切にできるし、まぁ長いよね(笑)。濃ゆい1年でした。周りの人たちに、本当に感謝です。

——今回のツアー・ファイナルとして2月6日(土)渋谷クアトロで初のワンマンが控えています。

こういうバンドがクアトロでワンマンやってお客さんがいっぱい来てくれたら面白いなって思うし、メンバーもテンション上がるし、僕もテンション上がってる。でもライヴはいつもどおり、その日で全てが終わる覚悟でいきます。そしてこのアルバムをライヴで超えます。超楽しみにしてて下さい。

KAGERO DISCOGRAPHY

過去特集

初の公式ライヴ・アルバム『LIVE IN NEW YORK』配信&白水悠 インタヴュー
『KAGERO Ⅳ』配信&白水悠+菊池智恵子 インタヴュー
ベスト盤『KAGERO ZERO』配信開始&メンバー全員インタヴュー
ライヴ音源『カゲロウ 2011 Tour "SINGLES" FINAL -LIVE at 新宿紅布 2011.12.04-』ハイレゾ配信
『KAGERO Ⅲ』配信&白水悠+佐々木瑠 インタヴュー

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I love you Orchestra / Fuse

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>>特集ページはこちら

LIVE INFORMATION

アカシアオルケスタ主催宴奏会『大八十八祭』
2015年12月27日(日)@阿倍野ROCKTOWN

WONDERGROUND 2016
2016年1月9日(土)@渋谷CYCLONE&GARRET&RUBYROOM

KAGERO Ⅴ releasetour「LOVE IS THE DISORDER」
2016年1月10日(日)@天王寺Fireloop
2016年1月11日(月・祝)@名古屋 APOLLO BASE
2016年1月17日(日)@長野LIVE HOUSE J
2016年1月30日(土)@札幌SPIRITUAL LOUNGE
2016年2月6日(土)@渋谷CLUB QUATTRO(ワンマンライヴ)

インストアライヴ
2016年1月30日(土)14:00-@札幌HMV

PROFILE

KAGERO

白水悠(Ba) / 佐々木“Ruppa"瑠(Sax) / 菊池智恵子(Piano) / 萩原朋学(Dr)

ジャズ・カルテット編成の想像を覆す攻撃的な轟音とパンク・スピリット溢れるライヴ・パフォーマンスを武器に、国内の数多のフェスやサーキットで話題を集める、JAZZPUNKバンド"KAGERO"。アルバム・デビュー前にPE'Zの結成10周年記念トリビュート『NotJazz!! ButPE'Z!!!』にも参加を果たし(他にはThe Baker Brothers、quasimode、Soulive、SPECIAL OTHERS等が参加)、2009年12月に1stアルバム『KAGERO』をリリース。

翌年4月には、サポート・ピアニストであった菊池智恵子を正式メンバーに迎えて態勢を整え、2011年12月には2ndアルバム『KAGEROⅡ』を、翌2012年1月には3rdアルバム「KAGEROⅢ」をリリース。ファンの期待を裏切らない内容と、作品ごとに洗練され凄みを増すサウンドで、全国に中毒者を増殖させ、〈INDEPENDENCE-DAY〉、〈MEGA★ROCKS〉、〈MINAMI WHEEL〉、〈KAIKOO POPWAVE FESTIVAL〉等の大型フェスにも多数出演を果たしていった。

2012年11月になると、流動的であったドラマーに萩原朋学を正式メンバーとして迎え入れ、キャリア初の全曲新録&新曲入りベスト盤『KAGERO ZERO』をリリース(リード曲「PyroHippoRide」はiTunesジャズ・チャート1位を獲得)。その後〈ぐるぐるTOIRO〉、〈TOKYO BOOTLEG CIRCUIT〉、〈KIWA KIWA FESTIVAL〉、〈KITAZAWA TYHOON〉等にも次々と出演し、2013年9月にはTHE RiCECOOKERS、UZUHIらとバンド史上初のUSツアーを敢行した後、2014年10月には4thアルバム『KAGERO Ⅳ』をリリース。

そして2015年12月、6月に行われた2度目のアメリカ・ツアーで、バンドとして更なる飛躍を遂げた彼らが、待望の5thアルバム『KAGERO V』をリリースする。

>>KAGERO OFFICIAL HP

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インタヴュー

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筆者について
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