スラッピング・ベースに不可思議でかわいいヴォーカル?ーーカラスは真っ白、2ndミニ・アルバムで魅せるロック・ポップスの強度

女性ヴォーカリスト全盛の時代である。そのなかで、どんな差異を見せつけるのか? 奇抜な方法もあれば、過去を参照して現代風にアップデートする方法、とてつもなく個性的な方法もあるだろう。北海道を拠点に活動している4人組ロック・バンド、カラスは真っ白は、スラッピング・ベースなど確かなプレイを軸に、かわいらしくも不可思議な女性ヴォーカルが乗っかり、一気に聴き手の心を掴んでくる実力派バンドだ。それでいて、小難しくないキャッチーさをもっており、聞き応え十分。そんな彼らの2ndミニ・アルバムの完成に際し、インタヴューを行ない、その秘密に迫った。その若き実力を体験してほしい。

カラスは真っ白 / おんそくメリーゴーランド

【価格】
mp3 単曲 257円 / アルバム 1,542円

【Track List】
1. サーカスミラー
2. そまって
3. アセトアルデッドヒート
4. fake!fake!
5. スカート・スカート・スリープ
6. 雨傘パレット

INTERVIEW : シミズコウヘイ、ヤギヌマカナ(カラスは真っ白)

はじめて聴いた時に真っ先に浮かんだのはやはりバンド名についての疑問だったのだが、今回のインタビューでは一切質問しなかった。なぜって、かわいらしさとシニカルさ、ファンシーなヴォーカルと凄腕プレイヤーの演奏が同居する楽曲が詰まった『おんそくメリーゴーランド』を聴けば、きっとわかるはず。リード曲「fake! fake!」をはじめ、言葉の迷路の中を全速力で駆けていくような彼らの音楽はどのように生み出されているのか? ボーカル・ギターのヤギヌマカナとギター・MCを担当するシミズコウヘイの2人に話を伺うことができた。話しているうちに、お嬢様と執事、姫と爺や、女将と番頭さんにも見えてきた絶妙なコンビが語る「カラスは真っ白の世界」。とくとご覧あれ。

インタヴュー&文 : 岡本貴之
写真 : 外林健太


カラスは真っ白「fake!fake!」

さいきんにほんごしゃべれるようになってきたもんね(笑)

ーーみなさんは現在も札幌を拠点に活動しているんですか?

シミズコウヘイ(Gt.MC)(以下、シミズ) : 元々札幌でのライヴは月に3、4本やって3、4ヶ月に1回道外に出てライヴをするペースだったんですけど、今は逆転するようになってますね。札幌は結成した土地なのでそこにいながら名前を広めたいんですけど、それにはまず道外に出てライヴをやらないといけないなという意識の変化があったからなんですけど。

ーー『おんそくメリーゴーランド』を聴いたら演奏力の高い楽器陣とヤギヌマさんのファンシーなボーカルにすごくギャップを感じたんで、どうして一緒にやることになったのか不思議なんですけど、結成の経緯を教えてもらえますか?

シミズ : 僕とドラムのタイヘイが大学時代に元々仲良くしていて、バンドを組もうと思っていたんですけど、女性ヴォーカルがいいなと思いまして。僕たちはハードなグルーヴが強いリズムがしっかりした女の子が乗らなそうな音楽をやっていたんで、あえて可愛らしい女の子のボーカルがほしいという思いで探していたんです。で、同じ大学にヤギヌマカナが入ってきまして。初めて会った時彼女は見た目がすごく奇抜だったんです。
ヤギヌマ カナ(Vo.Gt)(以下、ヤギヌマ) : うふふふふふ。
シミズ : 赤いワンピースにおかっぱの、宇宙人みたいな格好をしていて。「なんだこいつは!?」って。
ヤギヌマ : いまはだいぶにんげんになってきたよね。さいきんにほんごしゃべれるようになってきたもんね(笑)。
シミズ : 歌を聴く前に彼女のステージ上の姿が浮かんでかなりおもしろそうなだなと。会った瞬間に「一緒にバンドやろう」って言ってました。
ヤギヌマ : へんなひと。

ーーどんな音楽をやろうと考えていたんですか?

シミズ : もともと「こういうジャンルをやろう」というのはまったくないまま、とにかく曲を作りたいという気持ちがあって、それに対してヤギヌマちゃんやタイヘイのドラム、グルービーのベースのアプローチがあって、「カラスは真っ白の音楽」が自然に出来上がってきたかなという感じなんです。最初はこの曲はこういこう、みたいなコンセプトはまったくなかったんです。

ーー曲はヤギヌマさんが全て作詞作曲となっていますけど、実際には曲が出来上がるまではバンド全体で作り上げているわけですか?

シミズ : そうですね。バンドでブラッシュアップしています。もともと原案をヤギヌマちゃんが作ってきて。
ヤギヌマ : こーどしんこうとうたと。
シミズ : 時を経て僕らのやりたい音楽が見えてきて、いままで作った曲を「これはポップな曲、これはビートのある曲、ボサノバ…」っていうふうに分類していって、自分たちに足りない要素を見つけていってそれを曲にしていこうという思いが初期にはあったんですけど、いまは自分たちがやりたい曲というのがわかってきたので、コンセプチュアルな作り方が多くなりましたね。特に今回の『おんそくメリーゴーランド』はそこをしっかり考えて作っています。

ーー「fake! fake!」に代表するように、ふんわりしたイメージの世界の裏に屈強な楽器隊の演奏があるのがカラスは真っ白の特徴だと思いますし、プレイヤーとしての各々の技量がものすごく高いですよね。

シミズ : ありがとうございます。

ーー間奏でスラッピング・ベースが入ってきたりとか聴かせどころも多くて。いまの音楽シーンって、極端に言うと楽器が出来なくてもミュージシャンになれるじゃないですか? こういう、1人ひとりのプレイヤーがしっかり演奏技術を聴かせるバンドってなかなかないなと思うんです。シミズさんのギタリストとしてのルーツ的なものってどこにあるんですか?

シミズ : カラスは真っ白をやるまではオリジナルバンドをやったことがなくて、それまではカッティングもアルペジオも出来なかったんですよ。コードも知らないし。

ーー全滅じゃないですか(笑)。じゃあなにが出来たんですか?

ヤギヌマ : はやびき。
シミズ : 速弾きですね(笑)。中高とハードロックが好きで。それまではレッド・ツェッペリンだとかディープ・パープルだとか、そこからブライアン・セッツァーに行ったりして。そういう人たちはいまでも好きなんですけど、先程おっしゃったように演奏技術がなくてもできる、というのは僕はすごくいいなと思ってまして。音楽のいい悪いって上手い下手とは関係ないと思うんですよね。でも僕たちはいちプレイヤーとして技術は磨いて当然だと思っているんです。リスナーが判断するのは上手い下手ではないと思うんですけど、その中で技術もあるべきだとは思ってます。

否定されたときは辛いですけど、これも成長のためだと思ってます(笑)

ーーなるほど。ヤギヌマさんからすると、自分のやりたい音楽を完璧に形にしてくれるメンバーなんじゃないですか?

ヤギヌマ : かんぺきなときもありますけど、そうじゃないときもいっぱいあります。
シミズ : 逆に、「案外これ合うね」というときはよくあります。ただ、彼女は自我がすごく強いのでギターとかドラムのプレイがめちゃめちゃ嫌だったら「これ嫌い」って言って、もう何も聞かなくなるんです(笑)。
ヤギヌマ : だだっこだよね。
シミズ : ヴォーカリストとしてはそれが正解だと僕は思ってるんですけど(笑)。僕とドラムのタイヘイがアレンジに関しては色々提案するんですけど、9割方否定されるイメージですね。
ヤギヌマ : ふふふふふ。

ーー9割ですか(笑)。それは最初から?

シミズ : 1stミニ・アルバム『すぺくたくるごっこ』をリリースして以降、自我が強くなったかなと思います。そういう意味ではちゃんと意識が出来てきたんだなと思ってます。否定されたときは辛いですけど、これも成長のためだと思ってます(笑)。

ーーアレンジが出来てからヤギヌマさんの歌詞が乗るんですか?

ヤギヌマ : わたしはきほんてきにしとうたでもっていきます。どっちがさきとかはないです。めろでぃとしはいっしょですね。

ーー歌詞は情報量が多いですし、難解ですよね。ヤギヌマさんの作詞法を教えてもらえますか?

ヤギヌマ : すとれーとにものをいうのがすごいはずかしくて。たぶんとおまわしとおまわしにかんがえてるうちに、こうなっているんだとおもいます(笑)。
シミズ : 彼女は無意識かもしれないですけど、メロディよりもリズム重視の歌なんですよね。そこが僕らと彼女の合うところなんですけど。女の子で可愛い歌なのにリズムが強い。だから彼女は歌詞が無いと歌えないんですよね。
ヤギヌマ : うん、らららとかだとうたえない。
シミズ : 言葉がないとリズムがなくなってしまうので、歌えなくなってしまうんです。だから楽器に近いイメージですよね。シンバルスの沖井(礼二)さんから言われたことなんですけど、土岐麻子さんもリズムが強い方らしくて、そういう意味でリンクしてるよねと直接言ってもらったことがあります。
ヤギヌマ : へぇ、そうなんだはじめてきいた!

ーー歌詞のリズムとか内容は決してふんわりしてないからまた不思議なんですよね。

シミズ : そうですね。歌声がカワイイって良く言われるんですけど、僕のイメージでは「リズムが出てるな~」って思うんですよね。もちろん声質的な意味でみなさんカワイイって言ってくれてるとは思うんですけど、このビートにこういうリズムで合わせてくるんだ、というおもしろさが彼女の歌には含まれているんじゃないかと思います。

ーーウィスパー・ヴォイスでこのバンドの演奏に相対するのって難しくないですか? ちゃんと歌を活かすのって大変ですよね。

シミズ : そうなんです。実は僕たち音をめっちゃ小さくして演奏してるんですよね。リハスタに入って練習するときはギター・アンプのメモリ1くらいしか回さないで自分の音もモニタリングできないくらい(笑)。でも自分たちが普段出してる小さい音でグルーヴがちゃんと出せたらかなりすごいんじゃないかなと思うんですよ。

ーー確かにライヴハウスでヴォーカルが何を歌っているのかわからないバンドは多いですからね。

シミズ : 僕らもそういう状況になりがちなんですけど、克服しないとなと思います。どのハコでもやれるようになりたいですね。

僕は女性ヴォーカルってイノセントであるべきだと思うんですよ

ーーアルバムの収録曲なんですけど、「アセトアルデッドヒート」って何のことですか?

ヤギヌマ : ひこうきのむせんのようごですね。
シミズ : この曲はなにを伝えたい、とかではないんですよね。
ヤギヌマ : はい、さびの「SOS SOS」っていうところをいかしたかったんです(笑)。

ーー「fake! fake!」のサビには「ねえMr.SUNDAY」という言葉が出てきますけどこれは?

シミズ : 深読みをしてもらえればいくらでも出来るというか。本当は男女のことが含まれているようにみえるというか。あと最後のサビだけ〈眠れるまで手を握ってよ〉という歌詞が出てきたりとか、このアルバムを通して「少女性と毒」というコンセプトがありまして。ヤギヌマちゃんの歌詞は前作までは本当に意味のわからないとりとめのない雑多感があって、彼女自身が何を考えているのかが見えなかったと思うんですよね。そういう意味で今回僕はバンドとして彼女自身を見せて行きたいという気持ちがあったんです。後半の「fake! fake!」「スカート・スカート・スリープ」「雨傘パレット」は女の子の気持ちを彼女なりに紆余曲折を経てかなり置き換えて語ってると思うんです。
ヤギヌマ : これでも、かなりすとれーとだよ? はずかしいもん。みすかされてるみたいで(笑)。

ーーヤギヌマさんの中ではかなりストレートなんですね。

シミズ : 最近の中ではかなりストレートですね。僕は女性ヴォーカルってイノセントであるべきだと思うんですよ。もちろん大人の女性が大人の歌を歌うのもいいんですけど、彼女は見た目からして少女なんで。僕は少女の歌って凄く好きなんですよ。彼女は少女で不可侵な存在で全く触れないし何も知らない、というものが見えればいいなと思うんですよね。そういうふうに思ってもらいたいんです。
ヤギヌマ : きもちわるい! ふふふふふ。
シミズ : でもライヴやこういうインタヴューで彼女を知ることができるので、ちょっとずつ彼女をかいつまんで知って好きになってくれたらと思うんですよね。僕がこうやってずっと喋ってるんですけど、首謀者は僕じゃなくて本当はヤギヌマちゃんなんです。「こういう楽しみ方があるんだよ」って言ってるのは本当は僕じゃなくてヤギヌマちゃんだというのが伝われば良いなと思ってます。

ーーシミズさんがプロデュースしているようでいてそうではないという?

シミズ : 逆なんですよ。彼女の代弁的な存在でいられたらなと。あくまでも彼女が作る世界がカラスは真っ白で、僕もその中のひとつということなんです。
ヤギヌマ : わたしがいやっていったらぜんぶ「はい」っていうからね(笑)。
シミズ : そうです(笑)。彼女の少女性と僕ら楽器隊3人が持つ毒というものの対比が最初からあった上で、今回のアルバムのコンセプトである「少女性と毒」という相反するものを感じていただけたら嬉しいです。

ちょこみんとあいすみたいなばんどになりたいです!

ーータイトルの『おんそくメリーゴーランド』はどんな意味が込められてるんでしょう?

シミズ : これはドラムのタイヘイが付けたんです。彼は完全にフィーリングの人なんで(笑)。でもそれがおもしろいんですけど。一番最初のアルバム『すぺくたくるごっこ』というちょっと宇宙感のあるアルバムで、次が『かいじゅうばくはつごっこ』で街を破壊している感じで今回は遊園地なんでどんどん世界が小さくなってきてるんですよ。普通はどんどん広がっていく世界観を作って行くと思うんですけど、自分たちは逆にどんどんコンセプチュアルに世界観を縮めて行こうという方向性で『おんそくメリーゴーランド』というタイトルが付きました。メリーゴーランドという狭い世界で大暴れしてやろうという、狭いんだけど広く感じさせるようなイメージですね。
ヤギヌマ : こわいよね。めりーごーらんどがおんそくでまわったら。

ーージャケットのイラストを見た時に遠心力でカラスは真っ白の音楽を飛ばしていきたいという気持も込められてるのかなと思いました。

シミズ : ああ~、それはおもしろいですね。使わせてください(笑)。
ヤギヌマ : ふふふふふ。

ーー「スカート・スカート・スリープ」は他のバンドが演奏したらストレートなギター・ロックになる気がするんですけど、あえてそうしてないですよね?

シミズ : はい、してないですね。この曲のプレイの原案はドラムのタイヘイなんですけど、「ストレートなのは嫌じゃん」って。
ヤギヌマ : タイヘイさんはあまのじゃくだもんね。
シミズ : そうなんですよ。彼女とタイヘイがあまのじゃくで、僕とグルービーは真面目なんで(笑)。ストレートにいこうとするんですけど、そこでバランスがとれていると思うんですよね。この曲はダイナミクスをどんどん大きくしていくという意味で最初のサビが静かな状態で最後はうるさいギター・ソロで終わるというイメージにしています。ドラムプレイも8から16に変わっていったりしていて、曲を通してどんどん盛り上がって行ってる感じが伝われば良いなと思っています。「fake! fake!」がかなりうるさい曲なんで、いったん落ち着いてもらって(笑)。また盛り上がって、最後の曲「雨傘パレット」で終わるという。
ヤギヌマ : はっぴーえんど。
シミズ : そう、ハッピーエンド。アルバム全体に波があるような作品にしたかったんで、「スカート・スカート・スリープ」はいい位置にいておもしろいダイナミクスでやれたなと思いますね。

ーー最後の「雨傘パレット」は意外な終わり方ですね。

シミズ : アンビエントさが出ればなと思いまして。レコーディングもブースのドアを全部あけてエンジニアの部屋まで開けて色んな音が溶け込むような状態で録ったんです。結構派手な曲が多いアルバムなんで、最後は落ち着いて終ろうよという(笑)。

ーーキーボードはどなたが弾いてらっしゃるんですか?

シミズ : 1作目からサポートで入ってもらってる工藤拓人という札幌のジャズ・ピアニストにやってもらってます。ライヴにも参加しているんで、それも楽しんでもらえたらなと思います。ライヴではステージに上がってから帰るまでをひとつのショーだと思っているので、ある種のミュージカルじゃないですけど、馬鹿騒ぎするようなショーができればなと思っています。

ーー今後のバンドとしての夢や目標があれば聴かせて下さい。

シミズ : まずは『おんそくメリーゴーランド』を沢山の人に聴いてもらいたいですね。自分たちはUstreamをやったりTwitterをやったり衣装を決めたり、コンセプトを決めたり色々なことに取り組んでいるんですけど、バンドで伝えたいのは「音楽最高!」ということなんですよね。とにかく一緒にライヴ・ハウスで音楽を楽しんでもらいたいということだけなんです。カラスは真っ白のライヴ、音楽が楽しいということが沢山の人たちに伝われば嬉しいですね。
ヤギヌマ : ヤギヌマはちょこみんとあいすみたいになりたい。
一同 : (笑)
シミズ : ははははは! いきなりファンシーになったね!
ヤギヌマ : うん。むくなしょうじょですから(笑)。ちょこみんとあいすみたいなばんどになりたいです!

RECOMMEND

アカシック / コンサバティブ

ポップセンスに溢れた楽曲は、時に叙情的に、時にヒステリックに展開され、非常にドラマティックな1枚となっている。そして、ヴォーカル理姫が紡ぎ出す独特な世界観の歌詞がきっと、世の女性の悩みや思いを代弁してくれるだろう。自主制作のデモ音源にも関わらず、久保ミツロウ・能町みね子のオールナイトニッポンで紹介された「終電」を再録し、リード・トラックとして収録。

やくしまるえつこ / ロンリープラネット(DSDマスタリング ver.)(5.6MHz DSD+mp3)

やくしまるえつこ「ロンリープラネット」は、ギターを永井聖一と小山田圭吾、ドラム&プログラミングをJimanica、プログラミング&パーカッションをzAkが担当した楽曲。収録時間は16分を超え、空間を超越するようなこの壮大な楽曲を、やくしまるえつこの最新アルバム『RADIO ONSEN EUTOPIA』発売を記念し、『ロンリープラネット(DSDマスタリング ver.)』としてOTOTOY限定で配信。リマスタリングを手掛けたのは、高橋健太郎。規格は「DSD 5.6MHz」と「DSD 2.8MHz」の二種類。極上の音楽を最高の音質で。新たな音楽体験をお楽しみ下さい。

>>特集ページはこちら

タルトタタン / 1st LIVE @ SHIBUYA WWW (24bit/48kHz)

タルトタタンが、2012年9月1日に行われた自身初ライヴの高音質音源をOTOTOY限定で配信リリース。収録時のライヴは、 西浦謙助(アゼル&バイジャン、進行方向別通行区分 etc)、田渕ひさ子(bloodthirsty butchers、LAMA etc / ex ナンバーガール)、田中貴(サニーデイサービス)という異色の編成で行われました。今回配信される音源は、初々しいMCや2人がキーボードを弾いた楽曲など、ライヴで披露された全7曲を余すところなく収録したものとなります。ブレイク必至の彼女たちの貴重な初ライヴの模様を、是非とも高音質でご堪能ください。

>>特集ページはこちら

LIVE INFORMATION

カラスは真っ白 2nd mini Album『おんそくメリーゴーランド』レコ発 ぱすてる大回転ツアー

2014年6月22日(日)@仙台 FLYING SON
2014年8月2日(土)@福岡 Spiral Factory
2014年8月30日(土)@大阪 梅田Zeela
2014年9月6日(土)@東京 Shibuya Milkyway
2014年9月14日(日)@名古屋 APOLLO BASE
2014年10月4日(土)@札幌 cubegarden

PROFILE

カラスは真っ白

2010年ヤギヌマカナ(Vo.Gt.) シミズコウヘイ(Gt.MC.)ヨシヤマ“グルービー”ジュン(Ba.) タイヘイ(Ds.) により結成。2012年、1stミニ・アルバム『すぺくたくるごっこ』、2013年、1stアルバム『かいじゅうばくはつごっこ』をリリース、共にロングセラーを続ける。結成以来、徹底的に追及を続けるライヴショーは全国各地のオーディエンスを魅了、様々なバンドとの対バン、イベント出演を重ね、RADIO CRAZY2013などフェス出演も果たした。2014年活動の幅が、その音楽性と共にさらに広がりを見せている。

>>カラスは真っ白 official website

o

 
 

"Close Up"の最新アーカイヴ

スカート、初のシングル『静かな夜がいい』配信&澤部渡インタヴュー
[CLOSEUP]・2016年11月26日・これを出したらこれから何モノにもなれちゃうな──スカート、2017年への兆しとなる黄金シングル完成 春に発売された3rdアルバム『CALL』の大反響から、発売週に音楽番組「ミュージックステーション」へスピッツのバックとして出演し話題を呼び、さらには渋谷WWWでのワンマンライヴもソールドアウトと、勢いに乗る澤部渡のソロ・プロジェクト、スカートより初のシングルがリリースされた。寒空のなか街を歩く背中を押し進めてくれるような疾走感溢れるイントロのリフ、夜の情景が浮かぶ素晴らしい歌詞とさらに熟成されたアレンジで、間違いなくこれからのスカートの代表曲となるであろう「静かな夜がいい」をタイトル曲に、全4曲が収録。現在のサポート・メンバーである佐久間裕太(ex. 昆虫キッズ / ドラムズ)、清水瑶志郎(マンタ・レイ・バレエ / ベース)、佐藤優介(カメラ=万年筆 / キーボード)、シマダボーイ(NATURE DANGER GANG、フジロッ久(仮) / パーカッション)に加えて、トリプルファイヤーのギター、鳥居真道が参加。配信と共に、岡村詩野によるインタヴューにて、その制作背景と現在のモードを澤部渡に訊いた。 スカー
by ms.KITTEN
里咲りさ最新アルバム『売れるまで待てない』発売記念、大森靖子との対談実現!!
[CLOSEUP]・2016年12月03日・アイドル兼社長として一躍注目を集めた里咲りさ、ソロ・アーティストとして共鳴する大森靖子との相思相愛対談!! アイドル・グループ「少女閣下のインターナショナル」を立ち上げ、運営兼メンバーとして“しゃちょー”の愛称で親しまれていた里咲りさ。当時からソロ・アイドルとして、そしてシンガー・ソングライターとしても活動していたが、グループ休止後、自身の活動に専念。9月に待望のアルバム『売れるまで待てない』をリリースした。今作は里咲の思いつきからわずか制作期間2ヶ月で書き下ろしの新曲7曲を録音し、初期衝動全開の全曲A面を宣言した意欲作。楽曲の確かなクオリティにさらなる注目を集めた。そんな最新作を待望のハイレゾ配信!! 特典として「ディアティア」と「僕らの心電図」のアコースティックver.というボーナストラックも新たに収録されている。 つい先日の11月には、2017年9月22日に自身最大規模となるワンマン・ライヴを東京・Zepp Diver Cityで開催することを宣伝した里咲。彼女がこれまでのソロで行ったワンマンのなかでは渋谷MilkyWayが最大キャパだというのだから、とんでもない宣言だ。ただ、2013年にも自身の規
by 純三
【INTERVIEW】是よマネ×カワシマユカ 真空スペクトル突然の解散からの一歩
[CLOSEUP]・2016年12月02日・【INTERVIEW】THERAPY、ただの女の子。結成記念インタビュー INTERVIEW7月に初のワンマン・ライヴを終えたばかりのアイドル・グループ、真空スペクトルが9月に突然の解散。同じ事務所で活動をフォローアップしていたエムトピも5月に渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて行われた自主企画エムトピフェス以降、6月•7月と突然活動が止まった感があった。両グループの運営に関わっていたのが、これまでさまざまなタレントや女優やアイドルのマネージャーなどを行ってきたBYEマネことO氏である。(現在は是よマネと呼ばれている) 彼自身が夢を実現させるために始めたという真空スペクトル、そして順調に規模を拡大していたかに見えたエムトピがなぜ歩みを止めなければならなかったのか。その真相を語ってもらいつつ、彼がこの後スタートさせる新グループ、THERAPYについても訊いた。 さらにインタビューは、途中から真空スペクトルのリーダーでもあったカワシマユカ(ex.YUKACHI)が乱入するという、まさかの展開に。なんと彼女も新たなグループ「ただの女の子。」を立ち上げたとのこと。自他ともに「病みやすい」と認めるカワシマユ
中川大二朗(ex.宇宙コンビニ)新プロジェクトJYOCHO 期待の1st ミニ・アルバム『祈りでは届かない距離』をリリース&インタヴュー掲載
[CLOSEUP]・2016年11月30日・中川大二朗(ex.宇宙コンビニ)による新プロジェクト、JYOCHO始動! 期待の新作と始動経緯に迫る 2015年3月に惜しまれつつ解散した、京都発3ピース・プログレッシブ・ポップ・バンド、宇宙コンビニのリーダーとしてバンドを牽引してきた”だいじろー”こと中川大二朗が新プロジェクトJYOCHO(読み : じょうちょ)を始動し、記念すべき1stミニ・アルバム『祈りでは届かない距離』をリリース。プログレッシブ~ポップスなど様々なジャンルを通過した音楽性に、テクニカルなトラック、温かみ、激情をふんだんに盛り込んだ、まさに情緒感たっぷりな、だいじろーにしかできない独自の世界観を構築した7曲が完成。今作のメンバーにはドラムにhatch(ex DUG OUT)、ベースにシンディ(空きっ腹に酒、LOW-PASS)、ヴォーカルにrionosという彼が選りすぐった強力なメンバーが集結。彼の多様な知識と音楽性によって生み出された今作の制作意図、新プロジェクト始動の経緯について話を訊いた。 JYOCHO / 祈りでは届かない距離'【Track List】01. family02. 安い命03. furusato04. 故郷05.
Maison book girl、メジャー・デビュー作『river (cloudy irony)』をハイレゾ配信
[CLOSEUP]・2016年11月30日・Maison book girl、徳間ジャパンよりメジャー・デビュー!! 現代音楽とアイドル・ポップスの融合を聴け! コショージメグミ、矢川葵、井上唯、和田輪による4人組アイドル・グループ「Maison book girl」がシングル『river(cloudy irony)』にて、徳間ジャパンコミュニケーションズよりメジャー・デビュー。音楽家・サクライケンタが楽曲制作、総合プロデュースを行い、映画出演、ファッションブランドとのコラボレーションなど多岐にわたって活動を展開してきた彼女たちによる渾身のデビュー作。アイドルファンのみならず様々なジャンルのアーティスト、評論家からも支持を得ている現代音楽とアイドル・ポップスを融合させた独自の美学に貫かれた作品をハイレゾでお楽しみください。 メジャー・デビュー作をハイレゾ配信Maison book girl / river (cloudy irony)【Track List】1. cloudy irony2. karma3. 14days4. cloudy irony instrumental5. karma instrumental6. 14days instru
by 西澤 裕郎
【連載】タフな乙女のアパートメント〈花とポップス〉から4ヶ月連続リリース! 第3回座談会 つるうちはな × サトウトモミ × オガワマユ
[CLOSEUP]・2016年11月30日・〈花とポップス〉が呈する、純度が高く依存のないレーベルとは──連載最終回 エネルギーのベクトル異なる三者三様のSSW "タフな乙女のアパートメント"を掲げ、フリーランスの女性クリエイターが集まる、つるうちはな主宰のレーベル〈花とポップス〉。4ヶ月連続、計10タイトルのリリースに伴う連載の最終回となる第3回目は、10月、11月とミニ・アルバムをリリースしたサトウトモミ、そして11月30日にアルバムをリリースしたオガワマユと主宰のつるうちはなの3名の登場である。 同じピアノの弾き語りを主としながらも、圧倒的な陽のエネルギーで強い求心力を持つつるうちはなが「恋」が「愛」になるまでのものがたりを綴った2ndアルバムと、対照的に圧倒的な孤独を音楽に宿して人を惹きつけるオガワマユの3rdアルバム。そして打ち込みとベースの弾き語りという異色のライヴセットと澄んだ歌声を持つサトウトモミのコンセンプト2部作。計4作の配信と共に話を伺った。 第1回 : 「どんなに新人でも、母になっても──つるうちはな × あーた × イナダミホ × 青柳舞」 第2回 : 「音楽は宗教にも通ずる? 音楽と独自の思想で関係性を築く3人──つるう
【WiLL ソロ企画】第2弾、凪原亜季が日本酒を呑みながら、酒豪のグラドル、病ンドルと女子会をしてきた
[CLOSEUP]・2016年11月28日・【WiLL ソロ企画】第2弾、凪原亜季が日本酒を呑みながら、酒豪のグラドル、病ンドルと女子会をしてきた 「クール&ビューティー」をテーマに掲げ、2016年6月にデビューを果たしたガールズ・グループ、WiLL。ダンス・ミュージックをメインにした多彩な楽曲と切れのあるダンスが耳の早いリスナーの注目を集め、地方や台湾といった海外でのロック・イベントに呼ばれるなどアイドルという垣根を超えて活動中だ。12月8日にはTSUTAYA O-WESTで1stワンマンを行うことを発表している彼女たち。OTOTOYでは3ヶ月に渡りWiLLに迫る特集を展開。メンバー4人のソロ企画を4回に渡り掲載していく。第2弾はグループ1の酒豪・凪原亜季が、グラビア・アイドルの廣瀬聡子、病ンドルの陽菜菜々羽とともにお酒を飲みながら行った鼎談を掲載。凪原のWiLLにかける熱い想いをぜひお読みください。 WiLL 3ヶ月連続配信リリース、第2弾音源を配信開始 OTOTOY独占ハイレゾ配信スタートWiLL / fallin’(24bit/96kHz)【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/96kHz) / AAC【配信価格】単曲 200円
by 西澤 裕郎
【ハイレゾ配信開始】ディストピアのエレクトロニック・ソウル、yahyel
[CLOSEUP]・2016年11月16日・ディストピアに鳴り響く、モダン・マシン・ソウル、yahyel──ハイレゾ配信開始 アルバムに先行した500枚のシングルCDはほぼ即完状態、すでにライヴなどでも大きな評判を集めているyahyel。2015年3月に池貝峻、篠田ミル、杉本亘の3名によって結成(現在はさらにVJに山田健人、ドラマーに大井一彌がくわって5人)されて、活動2年弱で11月23日に1stアルバム『Flesh and Blood』をリリースする。池貝のエモーショナルなヴォーカルと、スペースを活かしたクールなエレクトロニック・トラックは、昨今のベース・ミュージックやビート・ミュージック以降のサウンドメイキングを備えたインディR&Bとシームレスに並ぶ感覚のものと言えるだろう。 アルバムには、昨年自主制作でリリースされた楽曲や新たにミックスされたアルバム・ヴァージョンとして収録されている。マスタリングは、エイフェックス・ツインやアルカ、ジェイムス・ブレイク、フォー・テット、FKAツイッグスなどを手がけるマット・コルトンが担当し、その鋭利なサウンドをより的確に鳴らしている。OTOTOYでは、本作のハイレゾ版の配信を開始。アルバム全体の予約購入で歌詞を
by 河村 祐介
筆者について
同じ筆者による他の記事