スラッピング・ベースに不可思議でかわいいヴォーカル?ーーカラスは真っ白、2ndミニ・アルバムで魅せるロック・ポップスの強度

女性ヴォーカリスト全盛の時代である。そのなかで、どんな差異を見せつけるのか? 奇抜な方法もあれば、過去を参照して現代風にアップデートする方法、とてつもなく個性的な方法もあるだろう。北海道を拠点に活動している4人組ロック・バンド、カラスは真っ白は、スラッピング・ベースなど確かなプレイを軸に、かわいらしくも不可思議な女性ヴォーカルが乗っかり、一気に聴き手の心を掴んでくる実力派バンドだ。それでいて、小難しくないキャッチーさをもっており、聞き応え十分。そんな彼らの2ndミニ・アルバムの完成に際し、インタヴューを行ない、その秘密に迫った。その若き実力を体験してほしい。

カラスは真っ白 / おんそくメリーゴーランド

【価格】
mp3 単曲 257円 / アルバム 1,542円

【Track List】
1. サーカスミラー
2. そまって
3. アセトアルデッドヒート
4. fake!fake!
5. スカート・スカート・スリープ
6. 雨傘パレット

INTERVIEW : シミズコウヘイ、ヤギヌマカナ(カラスは真っ白)

はじめて聴いた時に真っ先に浮かんだのはやはりバンド名についての疑問だったのだが、今回のインタビューでは一切質問しなかった。なぜって、かわいらしさとシニカルさ、ファンシーなヴォーカルと凄腕プレイヤーの演奏が同居する楽曲が詰まった『おんそくメリーゴーランド』を聴けば、きっとわかるはず。リード曲「fake! fake!」をはじめ、言葉の迷路の中を全速力で駆けていくような彼らの音楽はどのように生み出されているのか? ボーカル・ギターのヤギヌマカナとギター・MCを担当するシミズコウヘイの2人に話を伺うことができた。話しているうちに、お嬢様と執事、姫と爺や、女将と番頭さんにも見えてきた絶妙なコンビが語る「カラスは真っ白の世界」。とくとご覧あれ。

インタヴュー&文 : 岡本貴之
写真 : 外林健太


カラスは真っ白「fake!fake!」

さいきんにほんごしゃべれるようになってきたもんね(笑)

ーーみなさんは現在も札幌を拠点に活動しているんですか?

シミズコウヘイ(Gt.MC)(以下、シミズ) : 元々札幌でのライヴは月に3、4本やって3、4ヶ月に1回道外に出てライヴをするペースだったんですけど、今は逆転するようになってますね。札幌は結成した土地なのでそこにいながら名前を広めたいんですけど、それにはまず道外に出てライヴをやらないといけないなという意識の変化があったからなんですけど。

ーー『おんそくメリーゴーランド』を聴いたら演奏力の高い楽器陣とヤギヌマさんのファンシーなボーカルにすごくギャップを感じたんで、どうして一緒にやることになったのか不思議なんですけど、結成の経緯を教えてもらえますか?

シミズ : 僕とドラムのタイヘイが大学時代に元々仲良くしていて、バンドを組もうと思っていたんですけど、女性ヴォーカルがいいなと思いまして。僕たちはハードなグルーヴが強いリズムがしっかりした女の子が乗らなそうな音楽をやっていたんで、あえて可愛らしい女の子のボーカルがほしいという思いで探していたんです。で、同じ大学にヤギヌマカナが入ってきまして。初めて会った時彼女は見た目がすごく奇抜だったんです。
ヤギヌマ カナ(Vo.Gt)(以下、ヤギヌマ) : うふふふふふ。
シミズ : 赤いワンピースにおかっぱの、宇宙人みたいな格好をしていて。「なんだこいつは!?」って。
ヤギヌマ : いまはだいぶにんげんになってきたよね。さいきんにほんごしゃべれるようになってきたもんね(笑)。
シミズ : 歌を聴く前に彼女のステージ上の姿が浮かんでかなりおもしろそうなだなと。会った瞬間に「一緒にバンドやろう」って言ってました。
ヤギヌマ : へんなひと。

ーーどんな音楽をやろうと考えていたんですか?

シミズ : もともと「こういうジャンルをやろう」というのはまったくないまま、とにかく曲を作りたいという気持ちがあって、それに対してヤギヌマちゃんやタイヘイのドラム、グルービーのベースのアプローチがあって、「カラスは真っ白の音楽」が自然に出来上がってきたかなという感じなんです。最初はこの曲はこういこう、みたいなコンセプトはまったくなかったんです。

ーー曲はヤギヌマさんが全て作詞作曲となっていますけど、実際には曲が出来上がるまではバンド全体で作り上げているわけですか?

シミズ : そうですね。バンドでブラッシュアップしています。もともと原案をヤギヌマちゃんが作ってきて。
ヤギヌマ : こーどしんこうとうたと。
シミズ : 時を経て僕らのやりたい音楽が見えてきて、いままで作った曲を「これはポップな曲、これはビートのある曲、ボサノバ…」っていうふうに分類していって、自分たちに足りない要素を見つけていってそれを曲にしていこうという思いが初期にはあったんですけど、いまは自分たちがやりたい曲というのがわかってきたので、コンセプチュアルな作り方が多くなりましたね。特に今回の『おんそくメリーゴーランド』はそこをしっかり考えて作っています。

ーー「fake! fake!」に代表するように、ふんわりしたイメージの世界の裏に屈強な楽器隊の演奏があるのがカラスは真っ白の特徴だと思いますし、プレイヤーとしての各々の技量がものすごく高いですよね。

シミズ : ありがとうございます。

ーー間奏でスラッピング・ベースが入ってきたりとか聴かせどころも多くて。いまの音楽シーンって、極端に言うと楽器が出来なくてもミュージシャンになれるじゃないですか? こういう、1人ひとりのプレイヤーがしっかり演奏技術を聴かせるバンドってなかなかないなと思うんです。シミズさんのギタリストとしてのルーツ的なものってどこにあるんですか?

シミズ : カラスは真っ白をやるまではオリジナルバンドをやったことがなくて、それまではカッティングもアルペジオも出来なかったんですよ。コードも知らないし。

ーー全滅じゃないですか(笑)。じゃあなにが出来たんですか?

ヤギヌマ : はやびき。
シミズ : 速弾きですね(笑)。中高とハードロックが好きで。それまではレッド・ツェッペリンだとかディープ・パープルだとか、そこからブライアン・セッツァーに行ったりして。そういう人たちはいまでも好きなんですけど、先程おっしゃったように演奏技術がなくてもできる、というのは僕はすごくいいなと思ってまして。音楽のいい悪いって上手い下手とは関係ないと思うんですよね。でも僕たちはいちプレイヤーとして技術は磨いて当然だと思っているんです。リスナーが判断するのは上手い下手ではないと思うんですけど、その中で技術もあるべきだとは思ってます。

否定されたときは辛いですけど、これも成長のためだと思ってます(笑)

ーーなるほど。ヤギヌマさんからすると、自分のやりたい音楽を完璧に形にしてくれるメンバーなんじゃないですか?

ヤギヌマ : かんぺきなときもありますけど、そうじゃないときもいっぱいあります。
シミズ : 逆に、「案外これ合うね」というときはよくあります。ただ、彼女は自我がすごく強いのでギターとかドラムのプレイがめちゃめちゃ嫌だったら「これ嫌い」って言って、もう何も聞かなくなるんです(笑)。
ヤギヌマ : だだっこだよね。
シミズ : ヴォーカリストとしてはそれが正解だと僕は思ってるんですけど(笑)。僕とドラムのタイヘイがアレンジに関しては色々提案するんですけど、9割方否定されるイメージですね。
ヤギヌマ : ふふふふふ。

ーー9割ですか(笑)。それは最初から?

シミズ : 1stミニ・アルバム『すぺくたくるごっこ』をリリースして以降、自我が強くなったかなと思います。そういう意味ではちゃんと意識が出来てきたんだなと思ってます。否定されたときは辛いですけど、これも成長のためだと思ってます(笑)。

ーーアレンジが出来てからヤギヌマさんの歌詞が乗るんですか?

ヤギヌマ : わたしはきほんてきにしとうたでもっていきます。どっちがさきとかはないです。めろでぃとしはいっしょですね。

ーー歌詞は情報量が多いですし、難解ですよね。ヤギヌマさんの作詞法を教えてもらえますか?

ヤギヌマ : すとれーとにものをいうのがすごいはずかしくて。たぶんとおまわしとおまわしにかんがえてるうちに、こうなっているんだとおもいます(笑)。
シミズ : 彼女は無意識かもしれないですけど、メロディよりもリズム重視の歌なんですよね。そこが僕らと彼女の合うところなんですけど。女の子で可愛い歌なのにリズムが強い。だから彼女は歌詞が無いと歌えないんですよね。
ヤギヌマ : うん、らららとかだとうたえない。
シミズ : 言葉がないとリズムがなくなってしまうので、歌えなくなってしまうんです。だから楽器に近いイメージですよね。シンバルスの沖井(礼二)さんから言われたことなんですけど、土岐麻子さんもリズムが強い方らしくて、そういう意味でリンクしてるよねと直接言ってもらったことがあります。
ヤギヌマ : へぇ、そうなんだはじめてきいた!

ーー歌詞のリズムとか内容は決してふんわりしてないからまた不思議なんですよね。

シミズ : そうですね。歌声がカワイイって良く言われるんですけど、僕のイメージでは「リズムが出てるな~」って思うんですよね。もちろん声質的な意味でみなさんカワイイって言ってくれてるとは思うんですけど、このビートにこういうリズムで合わせてくるんだ、というおもしろさが彼女の歌には含まれているんじゃないかと思います。

ーーウィスパー・ヴォイスでこのバンドの演奏に相対するのって難しくないですか? ちゃんと歌を活かすのって大変ですよね。

シミズ : そうなんです。実は僕たち音をめっちゃ小さくして演奏してるんですよね。リハスタに入って練習するときはギター・アンプのメモリ1くらいしか回さないで自分の音もモニタリングできないくらい(笑)。でも自分たちが普段出してる小さい音でグルーヴがちゃんと出せたらかなりすごいんじゃないかなと思うんですよ。

ーー確かにライヴハウスでヴォーカルが何を歌っているのかわからないバンドは多いですからね。

シミズ : 僕らもそういう状況になりがちなんですけど、克服しないとなと思います。どのハコでもやれるようになりたいですね。

僕は女性ヴォーカルってイノセントであるべきだと思うんですよ

ーーアルバムの収録曲なんですけど、「アセトアルデッドヒート」って何のことですか?

ヤギヌマ : ひこうきのむせんのようごですね。
シミズ : この曲はなにを伝えたい、とかではないんですよね。
ヤギヌマ : はい、さびの「SOS SOS」っていうところをいかしたかったんです(笑)。

ーー「fake! fake!」のサビには「ねえMr.SUNDAY」という言葉が出てきますけどこれは?

シミズ : 深読みをしてもらえればいくらでも出来るというか。本当は男女のことが含まれているようにみえるというか。あと最後のサビだけ〈眠れるまで手を握ってよ〉という歌詞が出てきたりとか、このアルバムを通して「少女性と毒」というコンセプトがありまして。ヤギヌマちゃんの歌詞は前作までは本当に意味のわからないとりとめのない雑多感があって、彼女自身が何を考えているのかが見えなかったと思うんですよね。そういう意味で今回僕はバンドとして彼女自身を見せて行きたいという気持ちがあったんです。後半の「fake! fake!」「スカート・スカート・スリープ」「雨傘パレット」は女の子の気持ちを彼女なりに紆余曲折を経てかなり置き換えて語ってると思うんです。
ヤギヌマ : これでも、かなりすとれーとだよ? はずかしいもん。みすかされてるみたいで(笑)。

ーーヤギヌマさんの中ではかなりストレートなんですね。

シミズ : 最近の中ではかなりストレートですね。僕は女性ヴォーカルってイノセントであるべきだと思うんですよ。もちろん大人の女性が大人の歌を歌うのもいいんですけど、彼女は見た目からして少女なんで。僕は少女の歌って凄く好きなんですよ。彼女は少女で不可侵な存在で全く触れないし何も知らない、というものが見えればいいなと思うんですよね。そういうふうに思ってもらいたいんです。
ヤギヌマ : きもちわるい! ふふふふふ。
シミズ : でもライヴやこういうインタヴューで彼女を知ることができるので、ちょっとずつ彼女をかいつまんで知って好きになってくれたらと思うんですよね。僕がこうやってずっと喋ってるんですけど、首謀者は僕じゃなくて本当はヤギヌマちゃんなんです。「こういう楽しみ方があるんだよ」って言ってるのは本当は僕じゃなくてヤギヌマちゃんだというのが伝われば良いなと思ってます。

ーーシミズさんがプロデュースしているようでいてそうではないという?

シミズ : 逆なんですよ。彼女の代弁的な存在でいられたらなと。あくまでも彼女が作る世界がカラスは真っ白で、僕もその中のひとつということなんです。
ヤギヌマ : わたしがいやっていったらぜんぶ「はい」っていうからね(笑)。
シミズ : そうです(笑)。彼女の少女性と僕ら楽器隊3人が持つ毒というものの対比が最初からあった上で、今回のアルバムのコンセプトである「少女性と毒」という相反するものを感じていただけたら嬉しいです。

ちょこみんとあいすみたいなばんどになりたいです!

ーータイトルの『おんそくメリーゴーランド』はどんな意味が込められてるんでしょう?

シミズ : これはドラムのタイヘイが付けたんです。彼は完全にフィーリングの人なんで(笑)。でもそれがおもしろいんですけど。一番最初のアルバム『すぺくたくるごっこ』というちょっと宇宙感のあるアルバムで、次が『かいじゅうばくはつごっこ』で街を破壊している感じで今回は遊園地なんでどんどん世界が小さくなってきてるんですよ。普通はどんどん広がっていく世界観を作って行くと思うんですけど、自分たちは逆にどんどんコンセプチュアルに世界観を縮めて行こうという方向性で『おんそくメリーゴーランド』というタイトルが付きました。メリーゴーランドという狭い世界で大暴れしてやろうという、狭いんだけど広く感じさせるようなイメージですね。
ヤギヌマ : こわいよね。めりーごーらんどがおんそくでまわったら。

ーージャケットのイラストを見た時に遠心力でカラスは真っ白の音楽を飛ばしていきたいという気持も込められてるのかなと思いました。

シミズ : ああ~、それはおもしろいですね。使わせてください(笑)。
ヤギヌマ : ふふふふふ。

ーー「スカート・スカート・スリープ」は他のバンドが演奏したらストレートなギター・ロックになる気がするんですけど、あえてそうしてないですよね?

シミズ : はい、してないですね。この曲のプレイの原案はドラムのタイヘイなんですけど、「ストレートなのは嫌じゃん」って。
ヤギヌマ : タイヘイさんはあまのじゃくだもんね。
シミズ : そうなんですよ。彼女とタイヘイがあまのじゃくで、僕とグルービーは真面目なんで(笑)。ストレートにいこうとするんですけど、そこでバランスがとれていると思うんですよね。この曲はダイナミクスをどんどん大きくしていくという意味で最初のサビが静かな状態で最後はうるさいギター・ソロで終わるというイメージにしています。ドラムプレイも8から16に変わっていったりしていて、曲を通してどんどん盛り上がって行ってる感じが伝われば良いなと思っています。「fake! fake!」がかなりうるさい曲なんで、いったん落ち着いてもらって(笑)。また盛り上がって、最後の曲「雨傘パレット」で終わるという。
ヤギヌマ : はっぴーえんど。
シミズ : そう、ハッピーエンド。アルバム全体に波があるような作品にしたかったんで、「スカート・スカート・スリープ」はいい位置にいておもしろいダイナミクスでやれたなと思いますね。

ーー最後の「雨傘パレット」は意外な終わり方ですね。

シミズ : アンビエントさが出ればなと思いまして。レコーディングもブースのドアを全部あけてエンジニアの部屋まで開けて色んな音が溶け込むような状態で録ったんです。結構派手な曲が多いアルバムなんで、最後は落ち着いて終ろうよという(笑)。

ーーキーボードはどなたが弾いてらっしゃるんですか?

シミズ : 1作目からサポートで入ってもらってる工藤拓人という札幌のジャズ・ピアニストにやってもらってます。ライヴにも参加しているんで、それも楽しんでもらえたらなと思います。ライヴではステージに上がってから帰るまでをひとつのショーだと思っているので、ある種のミュージカルじゃないですけど、馬鹿騒ぎするようなショーができればなと思っています。

ーー今後のバンドとしての夢や目標があれば聴かせて下さい。

シミズ : まずは『おんそくメリーゴーランド』を沢山の人に聴いてもらいたいですね。自分たちはUstreamをやったりTwitterをやったり衣装を決めたり、コンセプトを決めたり色々なことに取り組んでいるんですけど、バンドで伝えたいのは「音楽最高!」ということなんですよね。とにかく一緒にライヴ・ハウスで音楽を楽しんでもらいたいということだけなんです。カラスは真っ白のライヴ、音楽が楽しいということが沢山の人たちに伝われば嬉しいですね。
ヤギヌマ : ヤギヌマはちょこみんとあいすみたいになりたい。
一同 : (笑)
シミズ : ははははは! いきなりファンシーになったね!
ヤギヌマ : うん。むくなしょうじょですから(笑)。ちょこみんとあいすみたいなばんどになりたいです!

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LIVE INFORMATION

カラスは真っ白 2nd mini Album『おんそくメリーゴーランド』レコ発 ぱすてる大回転ツアー

2014年6月22日(日)@仙台 FLYING SON
2014年8月2日(土)@福岡 Spiral Factory
2014年8月30日(土)@大阪 梅田Zeela
2014年9月6日(土)@東京 Shibuya Milkyway
2014年9月14日(日)@名古屋 APOLLO BASE
2014年10月4日(土)@札幌 cubegarden

PROFILE

カラスは真っ白

2010年ヤギヌマカナ(Vo.Gt.) シミズコウヘイ(Gt.MC.)ヨシヤマ“グルービー”ジュン(Ba.) タイヘイ(Ds.) により結成。2012年、1stミニ・アルバム『すぺくたくるごっこ』、2013年、1stアルバム『かいじゅうばくはつごっこ』をリリース、共にロングセラーを続ける。結成以来、徹底的に追及を続けるライヴショーは全国各地のオーディエンスを魅了、様々なバンドとの対バン、イベント出演を重ね、RADIO CRAZY2013などフェス出演も果たした。2014年活動の幅が、その音楽性と共にさらに広がりを見せている。

>>カラスは真っ白 official website

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インタヴュー

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筆者について
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