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2013/12/24 17:00

 

京都を去るゆーきゃんの送別会、〈さらば、ゆーきゃん〉開催

 

京都を拠点に活動するシンガー・ソング・ライターのゆーきゃんが音楽活動を休止し、京都を離れることになった。そこで12月27日に木屋町UrBANGUILDで、ゆーきゃんのこれまでの集大成となる一夜〈さらば、ゆーきゃん〉が開催される。これは彼の長年の友人であるマドナシ(キツネの嫁入り)が企画したもの。同イヴェントにはゆーきゃんの過去のユニットやバンドが出演する。

ゆーきゃんは、ボロフェスタの主催メンバーのひとりでもあり、これまで京都のミュージシャンのために尽力してきた。この日ばかりは、ゆーきゃんの送別会として、彼のためだけの一夜となる。ゆーきゃんは同企画に際し、下記に記載するメッセージのほか、彼のブログ(http://blogs.dion.ne.jp/youcan/archives/2013-1129.html )でも思いを綴っているのでぜひとも読んでみてほしい。(鶯巣大介)

・メッセージ フロム ゆーきゃん
さよならを云うのがひどく苦手なこどもでした。
雪だるまづくりに夢中になって雪のなかにランドセルを忘れてしまうこどもでした(翌春まで見つからなかった)。
いいことも悪いことも、誘われると断れないこどもでした。考えごとも、おしゃべりも、歌うことも聴くことも、どれも大好きなこどもでした。

『星の王子様』の作者、サン=テグジュペリはこう書いています。
<おとなは、だれも、はじめはこどもだった。しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。>
でも、きょうは、偉大な作家の名言にほんのすこしの蛇足を、あまりにあたりまえすぎる事実を、付け加えさせてください。

こどもはみんな、いつかおとなになる。
旅に行きづまった放蕩息子は、うちに帰らなくちゃいけないんです。

12月27日、これまですてきな道中を共にしてくれた仲間たちに、もう一度だけ、集まってもらいます。
こんな口実でもなければ、ぜったいに実現できない(というか恥ずかしくて自分じゃ企画もできない。ありがとうマドナシ)、
たぶん最初で最後の超変則ワンマンライブです。
長野からずっと呼びたいと思い続けてきた女性SSWにも、ゲストで(やっと)来ていただけることになりました。
これで万にひとつも良い夜にならなかったら、京都を去るに去れません!

あいかわらず、さよならはじょうずに云えないと思います。
とりあえず、
ことばでうまく伝えられないからこそ、うたがあるんだよ‐なんて安っぽい言い訳でごまかしておきましょうか。

・ゆーきゃん オフィシャルサイト
http://akaruiheya.moonlit.to/news.html

〈さらば、ゆーきゃん〉
2013年12月27日(金)木屋町UrBANGUILD
出演 : ゆーきゃん「あかるい部屋」バンドセット(田代貴之 / 田辺玄 / 森ゆに / 妹尾立樹) / ゆーきゃん&フェザー・リポート(日下部"だいちゃん"裕一 / 岩橋真平 / 岡村寛子) / ゆーきゃん with his best friends(ラリー藤本 / 伊藤拓史 / 柴田康平 / 赤井裕 / 植木 晴彦) / Ur食堂バンド(オリジナルあくび)(石渡新平 / ひさよ) / 足田メロウ(ライブペインティング) / 井原羽八夏(O.A)
OPEN / START : 18:00 / 19:00
料金 : 当日 2,000円 当日 2,500円 (+1D)
チケット予約(アバンギルド) : urbanguild@w7.dion.ne.jp(枚数と氏名を明記)

[ニュース] ゆーきゃん, キツネの嫁入り

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