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2022年06月14日14時00分

 
京都の寺社とアーティストによる音楽体験〈SOUND TRIP〉第3弾に原 摩利彦が参加
 

京都にある寺社とアーティストを組み合わせ、そこでしか聴けない音楽の体験を提供する〈SOUND TRIP〉第3弾に音楽家の原 摩利彦の参加が決定した。

第3弾では智積院と浄住寺の2つのお寺と提携した作品が制作され、智積院のアーティストには、原 摩利彦、浄住寺のアーティストにはAOKI takamasaが参加。

それぞれその寺社で流れる音、たとえば水の音や鳥の鳴き声、風に揺れる鐘の音などを収録し、その音を使いながらそこに行かないと聴けない音楽体験を制作した。訪れる参拝者は、指定の場所で体験料(300円)を支払うことで、音楽を聴くことができる。

第3弾からは周遊パスポート(税込3,000円)が販売され、それぞれの社寺の音楽はパスポートを購入すれば無料で聴き放題になるものも。さらに自宅でも音楽を持ち帰れるお土産カードもそれぞれのお寺で手に入る。なお、パスポートは提携している各寺社、そして京都駅にある観光案内所である京なびで販売中だ。

コメント
智積院は、一時は800人を超える学僧がここで生活していた。そして、現代でも修行道場としての役割を保っている。金堂では日々智積院の僧侶がお経をあげ、修行に励む。ここでのSOUNDTRIPの音楽体験は、金堂のお勤めからはじまる。お経の声や、修行僧が歩いている足音、境内に集まる鳥たちの鳴き声、そしてお寺の近くを走る交通の音。あらゆる音の交わりを組み合わせた音楽になっている。

境内の中にいくつかの時間が在ったのが印象的でした。修行僧たちの過ごす日々の傍らで裏山には鳥たち独自の世界がありました。朝のお勤めでは宿泊客と私たち外からやってきた人もお堂に集い、読経と護摩が行われました。重なる声の中に入り込む時間感覚は、手元でまわしている録音機が示す時間経過とは違ったものでした。智積院は外界から孤立した場所ではなく、日常世界となだらかに繋がっています。境内の中でも東大路通の交通の音が聞こえ、江戸時代には七条大橋まで修行僧たちの箸を置く音が届いたとも言われているそうです。この楽曲では、フィールドレコーディングとその他の音との境界はときに曖昧にしてあり、複数の時間が混ざり合い積み重なることで音楽を作り上げています。音が小さくなると、目の前の名勝庭園の水音が聞こえてくることでしょう。音楽が終わった後の少しの間、この世界のすべての音が以前よりもいきいきと聞こえてきたら幸いです。
ー 原 摩利彦

公演情報
SOUND TRIP 智積院×原 摩利彦

会場:智積院
住所:〒605-0951 京都府東山区東瓦町964
会期:2022年6月14日(火)〜
拝観受付時間:午前9時 〜 午後4時
拝観料:
一 般 500円
高校生 300円  中学生 300円  小学生 200円
※団体割引(それぞれ20名以上は1名につき50円引き)
※障害者手帳(身体障害者手帳・精神障害者手帳・療育手帳)をお持ちの方は受付で提示いただけましたら、
ご本人様は無料で拝観いただけます(付添いの方は有料となります)。

SOUND TRIP 体験料:300円 周遊パスポート:税込3,000円

※下記の期間は、行事使用のため収蔵庫を除く有料拝観エリアの拝観を休止いたします。
よって名勝庭園に設置してある「SOUND TRIP」も休止いたします。
7月20日以降は通常通り再開となります。

・令和4年7月4日〜7月19日

インフォメーション
SOUND TRIP 公式HP
https://on-the-trip.com/sound-trip

智積院 公式HP
https://chisan.or.jp/
※智積院の公式HPをご確認の上、足をお運びください。

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