NEWFOLK

インタビュー
UlulUのファーストアルバム、ついに完成──ふたりの評者がそれぞれの視点で徹底レビュー
表現豊かなオルタナティヴ・ロックを鳴らすバンド、UlulU。伸びやかな歌声が際立つ、バンド・アンサンブルと、親しみやすい陰影のあるメロディでこれまで多くのリスナーの心を掴んできた。堂々のファースト・アルバムがリリースされた今回、OTOTOYでは松永良平と黒田隆憲のライター2名をむかえ、独自の視点で魅力を解説する。また本作はハイレゾで配信中! 待望の初アルバムをぜひ高音質で。 ...…

コラム
OTOTOY各スタッフ+αがそれぞれ選ぶ、2020年の10作品
今年もやってきましたOTOTOYスタッフによる個人チャート。いろいろ大変だった2020年、なにを聴いてOTOTOYを作っていたのか? 今年は新人、梶野に加えてインターン、そしてコントリビューター枠としていろいろと関わっているライター陣の方にも書いてもらいました。 ■OTOTOYスタッフ■...…

インタビュー
Super VHSが現代にアップデートする80'sポップスの涼風
2011年に入岡佑樹の主宰で結成されたニューウェーヴバンドSuper VHS。約4年ぶりにリリースされた2ndアルバム『Theoria』は、初となる日本語歌詞の楽曲やtamao ninomiyaをヴォーカルに迎えるなど、バンドが新たな側面を見せた作品となった。OTOTOYではサウンド面でも多国籍なバックボーンを踏襲し、Super VHSが生み出したニューエイジ / エキゾグルーヴに迫るインタヴューを公開。2010年代の初頭から、彼らはどのような変遷をたどって今の形へと至ったのか。ぜひ『Theoria』ととも…

レビュー
ラッキ−オールドサン、2thFullAlbum『Belle Époque』レヴュー掲載
ラッキーオールドサンが約2年ぶりに待望のセカンド・アルバム『Belle Époque』をリリース。70年代の豊潤なサウンドを、現代的な解釈と日常感覚で独自に消化してみせた。録音 / ミックス・エンジニアには馬場友美、マスタリング・エンジニアには木村健太郎を起用し、安部勇磨(never young beach)、夏目知幸(シャムキャッツ)、角舘健悟(Yogee New Waves)、平賀さち枝やHomecomingsら同世代のアーティストからも支持されるその瑞々しい音楽性はよりふくよかで、彩り豊かなものに更新…

レビュー
80's日本ニューウェイヴの精神を引き継ぐ新鋭アーティスト3組
現在20歳の私が数年前、初めてヒカシューと出会ったときの衝撃は大きかった。ポップでひょうきんなサウンドが耳を捉えつつ、どこか冷めた佇まい。歌詞は不可思議で引っかかる。更に「びろびろ」のようなサイケなPV演出、「パイク」のような演劇調、「モデル」PVのクラフトワークのパロディ…。ともかく何らかの「違和感」が、その表現活動全体から立ち上がってくる。それはきっと定型化してしまった音楽や音楽が表現してきたものに対する皮肉だったのではないだろうか。それまで私が音楽に対して感じたことのなかったシュールな知性を感じた。そ…

インタビュー
男女ポップ・デュオ、ラッキーオールドサンによる普遍的なメロディときらめきを携えたファースト・アルバム配信
そのあどけなくも涼やかな歌声と、普遍的なメロディときらめきを携えたギターポップ・サウンドで鮮烈な印象を残し、デビューを果たしたラッキーオールドサン。そのデビュー作『I’m so sorry, mom』から半年と少し、早くもフル・アルバムにしてセルフ・タイトル『ラッキーオールドサン』を完成させた。今作は聖蹟桜ヶ丘の街をテーマにした9曲を収録。先行7インチ・シングルとしてリリースされた「坂の多い街と退屈」を筆頭に、ジャジーなアコースティック・ポップ「二十一世紀」、疾走感を感じさせる「ミッドナイト・バス」など今作…

インタビュー
男女2人組ポップス・ユニット、ラッキーオールドサンによるデビュー作をリリース&インタヴュー
現役大学生の篠原良彰とナナによるポップス・ユニット、ラッキーオールドサン。デビュー前にして、渋谷O-Group主催のフェス〈Booked!〉に出演を果たすなど、早くも話題を呼んでいた彼らがついに初作品『I’m so sorry, mom』をリリース。オールディーズやギター・ポップな楽曲、それに交わる気だるくも伸びやかな歌声からは、今後も期待せずにはいられない輝きに満ちています。現行インディー・シーンが好きなかたはもちろん、すべてのミュージック・ラヴァーに聴いていただきたい全5曲を、田中亮太によるインタヴュー…