【連載コラム】ラヴェンダーズAKIRA のWANNA GO HOME―第34回

みなさんこんにちは、AKIRAです! 今週も「ラヴェンダーズAKIRAのWANNA GO HOME」へようこそ! 3月1発目、春だね。私は花粉症デビューな気がする、今年こそ認めなければいけないかも。。早速今週のテーマへ。

★今週のお題『日常』

どんなに考えても題名が付けられなかった今日です(※編集がタイトルを付けました)。

今、日本だけじゃなく世界が目に見えないウイルスに侵され、皆さんも不安な日々を送っているはず。みんなにハッピーや元気を与えるはずのエンターテイメントも、自粛せざるを得ない状況に陥っている。

周りのバンドマン仲間・先輩達や大好きなライブハウスは軒並み公演中止や延期。仕方ないんだけど、どうにもできないんだけど、心が痛いよね。ニュースで「ライブハウス」を聞かない日はないし、我々バンドマンは普段とは違う視線を向けられている。

そんな中で、私たちは何が出来るんだろうなと考えてて。私は忙しいと忙しいで、時間がないとか、疲れたと不満ばっかりなくせにいざ家に閉じこもると体力が有り余ってムズムズしてしまうし出来ることも限られてくるしってイライラしてどうしたもんかと思っていた所に、いい話を聞いた。イタリアの校長先生が生徒に送ったメッセージ。

“冷静さを保ち、集団のパニックに巻き込まれないこと。そして予防策を講じつつ、いつもの生活を続けて下さい。せっかくの休みですから、散歩したり、良質な本を読んでください。体調に問題がないなら、家に閉じこもる理由はありません。スーパーや薬局に駆けつける必要もないのです。マスクは体調が悪い人たちに必要なものです。”

まさに、これだ。

つい集団心理で、あれしちゃいけないこれしちゃいけないって全部制限してしまいがちだけど、全て我慢しなくても良いのよね。ただ、自分に出来る限りのことをして、守っていれば良いわけで。

冷静にいよう。そして時間出来たじゃん！ラッキー！とポジティブに変換して、買ってそのままの本たちを読み終えよう(ちなみに今のオススメは”ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー”。読んだら感想聞かせてください)。

そして良い音楽を沢山聴いて、今後の糧にしよう。暗い世の中を明るくするのは、いつだって音楽だったじゃないか。散歩しながら音楽聴いて、大声で歌ってたって、今なら何も怖くないさ！

歌詞もぽつぽつ書いてます。今年中に何かみんなに見せれたらいいな、と思う。今私に出来るのはそういうことと、収束に向かってくれるよう祈るのみ。

落ち着いたら、またライブハウスで騒いで、バンバン乾杯して、笑って話せる日が絶対来る！って思ってます。楽しいことはまた落ち着いたらパーッと！でも我慢しすぎないで、適度に。だね。

東日本大震災から9年が経った今日、いま世界が置かれている状況に、私は最大限生きることしか出来ないが、先は長い。

あのとき中学生だった私は24歳になってしまったし、オリンピックは日本に来るし、訳のわからん恐ろしいウイルスは散らばってるし。まだまだあるけどどれも、9年前には想像つかなかった未来なんだな。

これから続くのも長い道のり、先はまだまだ見えない。エンターテイメント業界だってどうなっていくのかも想像つかないが、やるしかないでしょう。がんばろうぜ、と自分に毎日唱えて眠っています。

がんばろうぜー！！

★今週の一曲グリーン・デイ「Still Breathing」

2016年リリースの”Revolution Radio”からの一曲。

コロナウイルスの影響で、楽しみで楽しみで楽しみで仕方なかった彼らの来日も延期になってしまった。発表になるまで毎日毎日ビクビクしていたけど、身の安全が第一だからね。まだ代替日は分からないけどそれを楽しみにして待ってよう。

“I'm like a child looking off in the horizon
I'm like an ambulance that's turning on the sirens
Oh I'm still alive”

-“俺は地平線を見つめる子供のようで
サイレンを回す救急車のよう
あぁ、まだ生きてる”

“I'm like a soldier coming home for the first time
I dodged a bullet and I walked across a landmine
Oh I'm still alive”

-“戦地から久々に帰宅する兵士のようで
銃弾を交わして地雷を渡り歩いた
おぉ、まだ生きてるな”

“Am I bleeding? Am I bleeding from the storm?
Just shine a light into the wreckage
So far away, away”

-“俺は血を流してるのか？嵐から血を流してるのか？
残骸に光を照らして
遠くに、遠くに”

“'Cause I'm still breathing
'Cause I'm still breathing on my own
My head's above the rain and roses
Making my way away
'Cause I'm still breathing
'Cause I'm still breathing on my own
My head's above the rain and roses
Making my way away
My way to you”

-“だってまだ息してるから
自分で息してるから
俺の頭は雨やバラを追い越し
自分の道を作ってる
息してるからさ
自分で息してるんだから
俺の頭は雨やバラを追い越して
自分の道作ってんだよ
君のもとに行く道を”

このアルバムが出たとき、45分ずっと黙って、正座して(嘘つけ)聴いたなぁ。もう4年も前か。長い間リリースが無かったから、待ちに待って、泣くほど嬉しかったのだ。グリーンデイらしい、ロックで壮大に響くサウンド。一番好きな曲です。歌詞も素晴らしい。

生きていて、まだ自分で息してる。それを繰り返してる。最新アルバム『Father of All...』もとても良いし、好きが溢れています！！もう、本当、語彙力がなくてすまん！是非聴いて、耳で感じてほしい！！

というわけで今日はここまで。最後まで読んでくれてありがとう！次回もよろしくね！
ライブが中止や延期になることもあるかもしれないけれど、また必ず元気に会いましょう！(次回は3月25日に掲載)

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