パーフェクトミュージック

【REVIEW】ロックンロール覚醒──春ねむり、目覚めのシャウトを打ち鳴らす初のフル・アルバムをリリース

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【REVIEW】ロックンロール覚醒──春ねむり、目覚めのシャウトを打ち鳴らす初のフル・アルバムをリリース

横浜出身のポエトリー・ラッパー、春ねむり。2016年10月に1stミニ・アルバム『さよなら、ユースフォビア』でデビュー、昨年6月に2ndミニ・アルバム『アトム・ハート・マザー』をリリースした。そして3作品目となる、初のフル・アルバム『春と修羅』が完成した。諸刃の剣のように近付けば危うく、力強さすら感じさせる彼女の言葉達は、ラップのリズムに隙間なく詰め込まれ、彼女独特のエモーショナルなサウンドへと変わっていく。さらに今作には客演として突然少年、NERO IMAI、リミックスとして長谷川白紙が参加している。音楽…

映画版・RO JACK!? 新人発掘の登竜門!──音楽と映画の祭典、〈MOOSIC LAB〉より公式コンピがリリース

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映画版・RO JACK!? 新人発掘の登竜門!──音楽と映画の祭典、〈MOOSIC LAB〉より公式コンピがリリース

突然ですが、あなたは〈MOOSIC LAB〉を知っていますか?〈MOOSIC LAB〉とは、『劇場版 神聖かまってちゃん』などをプロデュースした直井卓俊による映画祭。「そもそも何でOTOTOYで映画?」と思ったそこのあなたも、歴代の参加アーティストを見ればドキリとするのでは!? そう。なんと大森靖子、BiSなどのあの作品も、全てはここがきっかけで始まったのです。数々の才能を輩出している"音楽[MUSIC]"と"映画[MOVIE]"の実験室=〈MOOSIC LAB〉、今知っておいて損はないハズ! ...…

【REVIEW】衝動 × 衝動! 春ねむり、後藤まりことの共作シングルをハイレゾ配信

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【REVIEW】衝動 × 衝動! 春ねむり、後藤まりことの共作シングルをハイレゾ配信

シンガー・ソングライター、ポエトリー・ラッパー、トラックメーカーと、多才さを発揮し、今年の夏にはオーディション優勝を経て〈ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017〉へ出演。2017年大注目の新人といわれている“うたう最終兵器”春ねむり。そんな彼女が後藤まりこの楽曲提供によるコラボ楽曲を急遽リリース。OTOTOYでは今作のハイレゾ音源を配信。また、今作から「yoake」を期間限定でフリー配信していますので、このレヴューと共にお楽しみ下さい!...…

【REVIEW】ぱいぱいでか美 ”愛に溢れた”新シングルOTOTOY配信スタート! 

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【REVIEW】ぱいぱいでか美 ”愛に溢れた”新シングルOTOTOY配信スタート! 

ライヴ活動やテレビ・ラジオ番組出演、グラビア、コラム執筆などマルチに活躍の幅を広げるぱいぱいでか美。そんな彼女が約1年半ぶりに新作をリリースした。自身初のラップに挑戦した曲や、彼女が大ファンであるももちこと嗣永桃子へ向けて綴った曲など、バラエティー豊かな渾身の1作である。OTOTOYで配信されるにあたり、でか美ヲタ歴2年の女子インターンによるレヴューを掲載!...…

アイドルとしての最終目標は? 「コインロッカーになりたい」──地下アイドル界トップ3鼎談!

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アイドルとしての最終目標は? 「コインロッカーになりたい」──地下アイドル界トップ3鼎談!

地上波のテレビにも登場し活動のフィールドを広げるぱいぱいでか美。「ぼったくり物販」でその名を知らしめた里咲りさ。独自の戦略で熱狂的なファンを多く生み出し続ける絵恋ちゃん。強い個性を放ちながら活動を続ける3人を集めて、鼎談を敢行。ファンとの距離感や、アイドルとしての最終目標など、さまざまなことを語ってくれた。...…

夢は「つんく♂プロデュース」たわわなFカップの新星、ぱいぱいでか美がついに歌手デビュー!

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夢は「つんく♂プロデュース」たわわなFカップの新星、ぱいぱいでか美がついに歌手デビュー!

ビバ、おっぱい! 本人には聞こえないところで使われていそうな、あだ名っぽい「ぱいぱいでか美」という名前。一度聞くだけで、パイオツカイデーだな、とわかるし、未だかつてそんな名前の歌手は存在しなかった(はず)。 けだるい歌声、見た目からとてもやわらかく形も綺麗なFカップ! の妖艶な肉体を武器に、グラビアアイドルが歌も歌ってます、という感覚とは逆方向からのアプローチで、音楽業界に「でか美旋風」を巻き起こす?! ...…

2013年、OTOTOYが取り組んできたDSD関連の活動を総まとめ!!

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2013年、OTOTOYが取り組んできたDSD関連の活動を総まとめ!!

2013年もいよいよ大詰め。今年もいろんなことがありましたね。音楽業界に限って言えば、2013年はSONYが"ハイレゾ音源"対応の再生機器を一挙に発表したことで、CD以上の音質で音楽を聴くということが、かなり一般的になった一年だったと思います。そして、そんな"ハイレゾ音源"の最高峰に位置しているのがDSDです。DSDとは、一般的なCDとはまったく違うレコーディング形式を採用し、アナログ・レコードのように滑らかな音質と、デジタルならではの透明度を両立させた高音質フォーマットのこと。OTOTOYでは、2010年…

森ゆに、大倉山記念館で録音されたDSD音源をOTOTOY独占でリリース

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森ゆに、大倉山記念館で録音されたDSD音源をOTOTOY独占でリリース

今年ももうすぐ終わりですね。本格的な冬がやってきて、外は凍えるほどの寒さ。そんなとき、みなさんはどんな音楽を聴きますか? OTOTOYがオススメするのは、ピアノと声で端正なポップスを奏でる女性シンガー、森ゆにの最新作『山の上にて(森ゆに at 大倉山記念館)』です。彼女の歌を聴いていると、冬の寒い朝に小さな陽だまりを見つけたときのように、心がホッと温まります。しかもこの作品は、OTOTOYが独自にレコーディングした、DSD 5.6MHz+HQD(24bit/48kHzのWAV)の高音質音源。わずかなニュアン…

森ゆに『シューベルト歌曲集』をDSD 5.6MHzで配信開始&インタビュー掲載

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森ゆに『シューベルト歌曲集』をDSD 5.6MHzで配信開始&インタビュー掲載

神奈川県出身のシンガー・ソングライター / ピアニストの森ゆにが、歌曲王ことシューベルトの作品群をカヴァーした名作『シューベルト歌曲集』。2012年9月にリリースされた同作を、OTOTOYではDSD(1bit/5.6MHz)およびHQD(24bit/48kHz)で高音質配信いたします。また、OTOTOY DSD SHOPの開催を記念して、同作品の中から1曲「Heidenroslein/野ばら」をフリーで配信!! 森ゆにが歌うシューベルトの名曲たちを、シンプルだからこその臨場感でぜひお楽しみください。また、森…

石橋英子『drifting devil』インタビュー

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石橋英子『drifting devil』インタビュー

石橋英子を「PANICSMILEのドラマー」と捉えている人が居るならば、是非ともこの機会に「シンガー・ソング・ライター」としての彼女の音楽を聴いてみて欲しい。最新ソロ・アルバムdrifting devilは多数のゲスト・ミュージシャンを迎えて制作され、楽曲は音の粒がアグレッシヴなものから、ゆるやかに唄とメロディが紡がれていくものまで、色彩感に富んだグッド・ポップ・ミュージックが詰まっている。インタビュー中、”可能性”という言葉を何度も口にした彼女にとって”ポップ”とは一体どんな存在なのだろうか。...…

マヒルノ インタビュー

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マヒルノ インタビュー

サーカス。それは現実の世界に存在しながらも、テント一つで区切られた、限りなく非現実的な世界である。エンタテイメント性と胡散臭さが混在し、サイケデリックで不気味であるのにも関わらず惹きつけられる。の音楽は、そんなサーカスのイメージに近い。自主制作で出したデモCD-Rが各方面で話題を呼び、ライブでも圧倒的な存在感を放つ彼らが、遂にデビュー・アルバムとなる『辺境のサーカス』をリリースした。インタビュー後に「トラウマと影響は紙一重」とも語った赤倉・河野両氏。一度観たら忘れられない、その強烈な世界観やデビューに至るま…

ゆーきゃんからのてがみ to オオクボ-T

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ゆーきゃんからのてがみ to オオクボ-T

京都にて歌いはじめ、現在は主に東京で活動している富山出身のシンガー・ソング・ライター、ゆーきゃん。『ゆーきゃんからのてがみ』は、彼が国内外を問わずリスペクトしているミュージシャンにてがみを書くコーナーです。丁寧に綴られたお互いのやりとりを、本のようなレイアウトで楽しめる、”BCCKS”というウェブ・マガジンにまとめました。今回の相手は、福岡を拠点に活動を続けること15年。些細な日常から不条理、どうでもいい怒りなどを大小無限に拾い出し、身勝手なワールドに放り出すアーティスト / パフォーマーのオオクボ-Tです…

森ゆに『夏は来る』 インタビュー by 渡辺裕也

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森ゆに『夏は来る』 インタビュー by 渡辺裕也

今、僕が一番食いつきやすい音楽を端的に言うと、それは「ポップス以外の世界を見ているポップス」。やっぱりポップ・ミュージックの最大の魅力って、他の音楽を飲み込んでいく貪欲さにあると思うんです。だからこそ、この度リリースされるのソロ・デビュー作『夏は来る』には否が応にも反応させられてしまった。一度聴いてもらえればわかる通り、彼女には確かなクラシック音楽の素養がある。そしてそれをポップに昇華させるための、声と言葉を備えている。インタビュー前、彼女はルーファス・ウェインライトやアントニー&ザ・ジョンソンズをフェイヴ…

PASTAFASTA『PASTAFASTA』 text by JJ(Limited Express(has gone?))

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PASTAFASTA『PASTAFASTA』 text by JJ(Limited Express(has gone?))

吉祥寺にあるリハーサル・スタジオWARPに練習に行くと、肩まで髪を延ばしたPASTAFASTAのボーカル赤石君が笑顔で迎えてくれる。 吉祥寺WARPを拠点に活動しているバンド達で、現在の東京ハードコア・パンク・シーンの流れのひとつが形成されている。その中心に位置するのが、このPASTAFASTA。2008年に発売した、ROCKIN' WRECKER、SCHOOL YOUTH、PASTAFASTAによる3 WAY SPLITは、吉祥寺周辺で活躍するハードコア・パンク・バンドの勢いをそのまま映し出したアルバムと…

mojoco(モロコ)『だからゆくのさ』text by 高橋健太郎

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mojoco(モロコ)『だからゆくのさ』text by 高橋健太郎

 声に力のあるアーティストというのは、聞いて、一瞬で分かってしまう。もちろん、その「力」にもいろいろあって、文字通り、パワフルな声で圧倒するというものあるけれど、一方では、弱々しい声なのに何か決して忘れられない響きを放つ、というようなマジカルな力を持っているアーティストもいたりする。モロコはどちかといったら後者だろう。ユニセックスなハイトーンは、フィッシュマンズの佐藤伸二やSAKANAのポコペンを思い起こす人も少なくないはず。メジャーセヴンス・コードがよく似合う、ふわふわと浮遊するような声。...…

session#15 いなかやろう×有明け

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session#15 いなかやろう×有明け

ジャンルと世代を縦横無尽に駆け巡りお送りする、レコミュニPodcastシリーズ『recommuni TalK SessioN』。 共同プロデューサーに吉田肇()を迎えたセカンド・アルバム『すばらしい日々』のレコ発関西ツアーから帰ってきたばかりのいなかやろうと、下北沢を中心に活動し、都会的で洗練された楽曲、心を揺さぶるストレートな歌声と叙情的な歌詞が特徴的なクレイジー・フォーク・バンドとのTalK SessioN。今回のキーワードは『食』。良質のポップ・ソングを作り出す2組のアーティストが、『食』を切り口にお…

session#14 fragment×いなかやろう

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session#14 fragment×いなかやろう

ジャンルと世代を縦横無尽に駆け巡りお送りする、レコミュニPodcastシリーズ『recommuni TalK SessioN』。エクストリームなレーベル術の穴を主催し、ヒップ・ホップという枠組から大きくはみ出し、ジャンルを超えたリミックス・ワークでひっぱりだこのと、natsumenのAxSxEやpanicsmileの吉田肇から絶賛され、5/22に新作『すばらしい日々』を発売したいなかやろうとのTalK SessioN。今回のキーワードは『ポップ』。ジャンルの全く異なるアーティストが思い描く『ポップ』観とは?…

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