LASTRUM

連載
二度漬けるのは禁句っす──〈アーカイ奉行〉第42巻
歴史を追いかけ過去から未来、情報過多の現代社会、デジタルの海に散らばったあの名作、この名作たちをひとつにまとめる仕事人…!〈アーカイ奉行〉が今日もデジタルの乱世を治める…!'''〈アーカイ奉行〉とは…'''1.過去作の最新リマスター音源 2.これまで未配信だった作品の配信解禁 ...…

連載
REVIEWS : 007 国内インディ・ロック(2020年8月)──綿引佑太
毎回それぞれのジャンルに特化したライターがこの数ヶ月で「コレ」と思った9作品+αを紹介するコーナー。今回は、京都在住のライター、綿引佑太が登場。国内インディーの良質なポップス9作品をご紹介します!大阪を拠点に活動する男女混声の4人組バンドの最新作。素朴かつ強かに奏でられる確かなポップスは前作からそのまま、苦い思い出や生活の変化など彼らの内側により深く潜り込んだ歌詞世界が綴られたことで結果的に表現が外へ向けて大きく開いた、バンドの方向が定まる記念すべき1枚となった。作曲者の宮本が自戒の曲と語る“君が一番”と“…

コラム
Official髭男dism、豪華タイアップ曲を含む新作EP『HELLO EP』配信開始!
昨年は“Pretender”、“宿命”と大ヒット曲を生み出し、一躍国民的な知名度を獲得した4人組ピアノ・ロック・バンド、Official髭男dismが待望の新作EP『HELLO EP』をリリース。フジテレビ系『めざましテレビ』テーマソング“HELLO”、2020年『カルピスウォーター』CMソング“パラボラ”、映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』主題歌“Laughter”と豪華タイアップ曲も収録した全4曲を収録。OTOTOYではハイレゾとロスレスの2つのフォーマットで配信開始です!...…

インタビュー
RPI(ロール・プレイング・アイドル) 、ラストクエスチョン メンバー全員インタヴュー
RPI(ロール・プレイング・アイドル) 、ラストクエスチョン。2015年に結成され、脱出ゲームでおなじみ株式会社SCRAPのアイドルとして活動したのち、2016年3月から自主運営で活動をしている。これまでの間にメンバーも複数入れ替わり、現在は初期メンバー1人、新加入の2人の計3名で活動中。そんなラスクエから、名刺代わりのフリー配信曲「マジックアワー」が到着。「ラブゾーマ」の新テイク配信も味わい深い彼女たちに、2年ぶりのインタヴューをおこなった。...…

インタビュー
ラストクエスチョンのボードゲームCDにサカモト教授、劔樹人、R藤本が参戦した模様をレポート‼︎
謎解きRPGアイドル、ラストクエスチョン。彼女たちは2015年9月から10月にかけてクラウド・ファンディング「CAMPFIRE」にてボードゲームCD制作プロジェクトを実施。目標値を遥かに超えた208%もの資金を集めて大成功させた末、ついに完成。そんな彼女たちのボードゲームCDをいち早く体験しようと愉快なメンバーが集まった。 ...…

インタビュー
サカモト教授、ニューアルバムは豪華コラボ陣参加の最高傑作!
頭にファミコンをのせた格好でおなじみ、サカモト教授。3年半ぶりのニュー・アルバムがついに到着! 自身の音楽性や、これまで出会った人々を『REBUILD(再構築)』した今回の作品は、その名の通り、サカモト教授の新機軸。従来の8bit、チップ・チューン・サウンドはもちろん、今回は、レフティーモンスターP、SKY-HI、sasakure.UK、流田豊(from流田Project)、坂本美雨などのアーティストと豪華コラボレーション。爽やかポップス、はじけるラップ、泣けるバラードまで、「こんな曲調まで出てくるの!」と…

レビュー
鬼『蛾』全面女性アーティストをフィーチャーした新作が登場!
''鬼 / 蛾''映画の一場面を見ているようなスリリングなリリックで、文学界にも注目され、月刊新潮での特集や、朝日新聞の全国欄にも掲載された話題の鬼。3rdアルバムの第一章として発売した『嗚咽』の衝撃も記憶に新しい中、遂にその第2章が幕を開ける。【参加アーティスト】SPYTUSS(2曲目)、LIL RUDY RUL(3曲目)、ANTY the 紅乃壱(4曲目)、おちょこ(酒匂ミユキ)(5曲目)、RUMI(6曲目)、伊集院幸希(7曲目)...…

インタビュー
サカモト教授『Time Limit』インタビュー
その昔 人々は カミから ファミコンのカセットを授かり頭にセットして 音楽を奏で 平和に暮らしていたと言うしかし いずこともなく現れた 魔王が 世界を 闇に閉ざした光を失った 世界では 多くの者が メロディを忘れ笑顔を なくしてしまったのだ…そんな中 魔王を倒し 世界に 再び光を もたらすべく...…

インタビュー
サカモト教授『8bitジュークボックス』インタビュー
2011年、サカモト教授の快進撃っぷりには目を見張るものがあった。2月にリリースした『SKMT』は5000枚以上のセールスを記録し、4月のインタビューでは「坂本龍一さんにも認知されているらしい」と答えていたその4ヶ月後、坂本龍一の娘であるミュージシャンの坂本美雨とまさかの共演。また、Nintendo DSソフト「勇現会社ブレイブカンパニー」の音楽を担当。「お笑い芸人歌がヘタな王座決定戦」で優勝したオードリーの若林正恭に楽曲提供し、OTOTOYが企画・運営するゲーム・ミュージックの講座「サカモト教授の8bit…

インタビュー
サカモト教授インタビュー
個人的な話で恐縮なのだけれど、私は3人兄弟の末っ子で、2人の兄が居る。兄弟で集まりお酒を飲みながら昔話をしていると、大体最後はゲームの話に落ち着く。「『ドラクエⅣ』のラスボス、デスピサロはなんと悲しい悪役だったのか」、「『MOTHER』の世界観には痺れた」、「『ロマンシング サ・ガ」のエンディングは泣けたね」と2人で盛り上がり、あまりテレビ・ゲームに没頭しなかった私はいつも取り残されてしまうのだ。2人の目は爛々と輝き、その胸もきっと熱くなっているのだろう。 ...…

インタビュー
Suck a Stew Dry フリー・ダウンロード開始&インタビュー
ここ数年で草食系男子という言葉が定着し、当たり前のように使われている。その言葉自体はどうかと思うけれど、ガツガツと前に出てくる男をあまり見かけなくなったのは確かだ。そういう意味で、Suck a Stew Dryも、少し退いた位置から世の中を眺めているバンドと言えるかもしれない。「人間遊び」というタイトルが示すように、恋愛という感情的なものを、まるで化学の実験のような視点で歌詞にしたり、言葉にするのをためらうようなことを歌詞にして言ってのける。大きな希望を持っているわけでもなければ、絶望の中にこもっているわけ…

その他
OTOTOY presents VANISHING POINT Vol.1
『VANISHING POINT vol.1』の前売りチケットはOTOTOYでも購入できます。しかも出演者の音源が詰まった『VANISHING POINT sampler vol.1』をプレゼント! 出演者の音源を聴いて『VANISHING POINT vol.1』に遊びに来てください!''『VANISHING POINT sampler vol.1』''''収録アーティスト : ''...…

インタビュー
秀吉『くだらないうた』リリース記念 柿澤秀吉×山崎やすひろ ダブル・インタビュー
全国には、その土地ごとのローカル・シーンがある。大阪、名古屋、福岡などの都市部はもちろん、山口や広島などにも、その土地ならではのシーンが存在している。しかし、関東近県の音楽に目を向けてみるとどうだろう。意外と東京という括りで一括りにされていることが多いのではないだろうか。ものごとはそんなに単純ではない。例えば、柏にはハードコアが根付いていたり、横浜や湘南にもそれぞれヒップ・ホップやバンドのシーンが存在している。東京近郊といっても、場所によってローカルな音楽は息づいているのだ。...…

インタビュー
鬼 『湊』インタビュー
鬼。こんなストレートすぎる名前でラップしているのに、彼がシーンの中で後ろ指をさされないのは、そのスタイルの重さにある。不安定な毎日の様子が伝わってくるリアルな底辺の生活描写は、そこに、自身の経験が備わっている事を聴き手に疑わせない。彼のスタイルを世に知らしめた代表作のタイトルは、鬼の出身地でもある「小名浜」。福島県いわき市の港町であるこの地は、今回の震災で一瞬のうちにそれまでの町並みを失くした町の名前である。当然、震災後一ヶ月以上してリリースされるアルバムの『湊』は、非常に重い内容のアルバムになると思われた…