2016/08/22 15:10

sleep warpが、2年間の活動休止期間を経て、ついに復活! 活動再開にあたり、なんと過去に発表した全36曲のフリー・ダウンロードを10月30日の1日限定で敢行。そして、あまりにも大好評だったため、もう1日だけ、11月14日に全36曲のフリー・ダウンロードをやっちゃいます。さらには、12月に発売予定のアルバムから「8月のモノクローム」(3年ぶりの新曲! )に引き続き、「星のレプリカ」も発売。OTOTOYでは、HQD(24bit/48kHzの高音質wav)でお届け。今、再び仕掛けるsleep warpに要注目です!


sleep warp / 星のレプリカ

販売形式 : HQD(24bit/48kHzのwav)
価格 : 200円

sleep warp / 8月のモノクローム

販売形式 : HQD(24bit/48kHzのwav)
価格 : 200円

動き出す季節へ

聴き手を暖かな春のひだまりに連れ出すような楽曲である。ぽかぽかとした春の日差しのごとき歌声と音が降り注ぐ。どこか浮世離れした夢見心地な雰囲気を感じもする。約2年に渡る活動休止期間を経て活動を再開する、sleep warpが12月にリリースを予定しているアルバムに先立って公開する「8月のモノクローム」はそんな感覚を覚える楽曲だ。北欧のエレクトロニカや音響系を思わせる音楽のテイストを含みながら、歌を軸にしたスタンダードとも言えるミドルテンポの穏やかなポップスに仕上げている。ギターとベース、ピアノとストリングスが繊細に絡み合うことによって生み出される、ふくらみのある豊かな音が心地よい。

sleep warpは女性シンガーのrumiとギターのタバタカズト、ベースのヨシダリョウイチの3人からなる。2003年に活動を開始し、2004年12月に1作目のアルバム『terminal』をリリースした。その後もシングル/アルバムのリリースを重ね、2010年8月にそれまでの活動の集大成的なアルバム『rewind the daydream memoirs』をリリースした直後、活動を休止。そして2012年末に活動を再開する。活動休止というネガティヴなこととして捉えられる出来事から、活動再開というポジティヴなこととして捉えられる出来事へと。寒い冬から、様々な生物が生まれる春へと季節が移ったかのようでもある。そういう開放的な空気を「8月のモノクローム」からは感じ取ることができる。ポジティヴな方向に進んだsleep warpの姿が映し出されている。タイトルは夏真っ盛りの8月だけれど、人々が新しい生活を始める4月のことを思った。(text by 小澤剛)

12月12日、ニュー・アルバム 『strange torchlight』発売!

タイトル : strange torchlight
品番 : SLCL-9003
価格 : 2000円
収録曲 : 1. めぐる物語 / 2. 星のレプリカ / 3. Torchlight / 4. FINDER / 5. post mortem / 6. 僕らの浮力あるいは引力 / 7. 8月のモノクローム / 8. キオク流星群

Discography(本日限定! 24時間、全曲フリー・ダウンロード!)

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『rewind the daydream memoirs』
2010年8月11日リリース

【収録曲】
1. ソラニピストル / 2. サマーサイダー / 3. エメラルディ / 4. 日曜日の宇宙 / 5. snow man / 6. gene / 7. pickles / 8. otogi / 9. last parade / 10. Bounce / 11. 月の輪 / 12. 電子遊戯世界 / 13. velvet world / 14. mugen-loooop / 15. glow worm

2010年発表の、リリースしてきた作品から厳選した楽曲群をリアレンジ・リミックスした、これまでの集大成といえる作品。本作リリース直後、バンドは充電期間へと突入した。
『mithril』
2009年11月25日リリース

【収録曲】
1. 日曜日の宇宙 / 2. Bounce / 3. 星になる。もしくは五月雨 / 4. アンテナ / 5. ねむたい魚

2009年、2作連続リリースの後編。sleep warpの「動」の要素を集めた、今までにないハイテンションの楽曲たち。しかし、メロディの美しさはそのまま。唯一無二な彼らの表現力が、バンドサウンドの新しい扉を開いたファン衝撃の意欲作。
『afterword』
2009年7月8日リリース

【収録曲】
1. mineral / 2. setsuna-trip / 3. gene / 4. pray / 5. REM

2009年、2作連続リリースの前編。バイオリンやチェロ、フルートなどクラシックやアコースティック・スタイルを取り入れ、sleep warpの「静」の要素を集めた作品。昨年のライブで初披露し、業界関係者からも絶賛された新曲「gene」を含む全5曲。
『ghost writes wizardly score』
2008年8月20日リリース

【収録曲】
1. Jelly Fish / 2. 電子遊戯世界 / 3. USAGI LOGIC / 4. エメラルディ / 5. lily / 6. マボロシ / 7. fortune-teller / 8. bug / 9. ghost lights / 10. 月の輪 / 11. blossom

2008年発表の3枚目のアルバム。楽曲ごとに様々な表情を見せる多彩なサウンドとメロディーのコンビネーションは、一度聴いただけで誰もがsleep warpの世界に惹かれてしまう魅力を持つ。そして、ボーカルrumiの浮遊感のある独特な歌声と、歌詞の言葉ひとつひとつが物語を彩る。

PROFILE

Vocal : rumi
Bass : ヨシダリョウイチ
Guitar : タバタカズト

2003年より、都内を中心にライブ活動を行う。2004年12月に1stアルバム『terminal』をリリース。 BEAT CRUSAIDERSの協力もあり、音楽アニメ「BECK」にて4曲が挿入歌に起用され話題となり、インターネット試聴サイト「audio leaf」では、再生数1位を獲得。2006年11月には2ndアルバム『quest for this velvety world』発売。2008年8月には3rdアルバム『ghost writes wizardly score』リリース。全国のアップルストアでインストアイベントを展開。収録曲の「エメラルディ」がFM福岡、FM青森、FM愛媛で8月のパワープレイに選ばれ、全国的に反響が広がる。ジャケットのデザインも印象的な作品が多く、モチーフになっている少女がバンドサウンドのイメージとリンクしている。09年7月と11月には、アルバム『afterword』『mithril』を2作連続リリースし、2010年8月にはこれまでリリースしてきた作品から厳選した17曲をリアレンジ・リミックスした、これまでの集大成といえる作品をリリース。

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