近年さらなる深化を遂げて進境著しいメジューエワによる新ショパン・シリーズの第6弾。 今回はショパン中期~後期を代表する大作 ―― 傑作ソナタ2曲と〈幻想曲〉という組み合わせです。 ショパン音楽の本質ともいうべきしなやかさと力強さ、ポリフォニーと透明感、そして何よりも香り高い「詩情」を携えた名演に仕上がりました。 揺るぎない構築感と横溢するロマンティックな情感には息をのむばかり。 濃厚なロマンが零れ落ちるような、深々としたショパンを、ヴィンテージ・スタインウェイ(1925年ニューヨーク製、CD135)の華麗な音色でお楽しみください。 【録音】2024年3月 & 8月、新川文化ホール(富山県魚津市) 【使用ピアノ】1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135(日本ピアノサービス株式会社所有)
メジューエワによる新ショパン・シリーズの第 5 弾、ワルツ集。 作曲家生前に出版された8曲を作品番号順に、残り10曲 (遺作) を自由に配列、最後に「3つのエコセーズ (作品 72-3)」をアンコールのように置いた魅力的なプログラム。 繊細優美かつドラマティックな表現が古き佳きピアノ黄金時代を彷彿させます。 ヴィンテージ・スタインウェイ(1925 年ニューヨーク製)の華麗な音色で味わう贅沢なひととき。【録音】2024年3月 & 6月、新川文化ホール(富山県魚津市) 【使用ピアノ】1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135(日本ピアノサービス株式会社所有)
【録音】2011年~2015年11月~12月、新川文化ホール(富山県魚津市) Bonus Track … 2022年3月3日、東京文化会館・小ホールでのライヴ録音
メジューエワによる新ショパン・シリーズの第 4 弾は、ヒロイックな情調に富むポロネーズ集。叙事的で壮大なスケール感と繊細極まりない抒情性が共存する演奏解釈は、メジューエワの更なる深化の証。並録の「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」も、ヴィルトゥオジティと優美さが結びついた秀演です。名器ヴィンテージ・スタインウェイ(1925 年ニューヨーク製)の華麗な音色でお届けします。 【録音】2023年3月 & 2024年3月、新川文化ホール(富山県魚津市) 【使用ピアノ】1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135(日本ピアノサービス株式会社所有)
メジューエワによる新ショパン・シリーズの第 3 弾は、プレリュード(全 26 曲)とロンド(作品 16)という組み合わせ。傑作として名高い「24 のプレリュード集」は過去に三回録音していますが、今回のバージョンは決定版とも呼べるほどの解釈の深まりを示していて聴き応え充分。同じく三度目の録音となる「ロンド」は、かのゲンリヒ・ネイガウスやホロヴィッツも手掛けた佳品。ショパン初期作品ならではの華やかさと軽やかさの際立つ演奏が印象的です。ショパンの「詩情」を名器ヴィンテージ・スタインウェイ(1925 年ニューヨーク製)の素晴らしい音色でお楽しみください。 【録音】2023年3月 & 12月 【使用ピアノ】1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135(日本ピアノサービス株式会社所有)
メジューエワによる新ショパン・シリーズの第2弾は「バラード集 & 即興曲集」。即興曲(4曲)とバラード(4 曲)を交互に、ほぼ作曲順に並べることにより、ショパンの作風の変遷を辿るようなプログラム構成となっています。いずれの作品もメジューエワは過去に録音していますが、今回の録音では深みとスケール感を増した演奏解釈が聞きもの。多彩な音色の変化と雄弁な語り口によって、ときに豪胆に、ときに繊細に、ショパンの「詩情」を薫り高く表現します。名器ヴィンテージ・スタインウェイ(1925年ニューヨーク製)の味わい深い音色をナチュラルなワンポイント録音でお楽しみください。【録音】2023年6月&9月【使用ピアノ】1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135(日本ピアノサービス株式会社所有)
2022 年 12 月 12 日にトッパンホール(東京)で開催されたメジューエワの日本コンサートデビュー25 周年記念リサイタルのライヴ録音。若きブラームスの大作ソナタ(第3番)とリスト晩年の傑作〈巡礼の年 第3年〉をメインに据えたプログラム。19 世紀を代表する二大巨匠の世界観を相照らし合わせながら、「憧れ」や「不安」、「愛」、「死」、「運命」、「諦観」など様々な感情が交錯するロマン派音楽の本質を浮き彫りにしてゆきます。幅広いダイナミクスと色彩感豊かな音色を備えたスケールの大きな演奏で聴き手を魅了します。【録音】2022 年 12 月 12 日、トッパンホールにおけるライヴ録音【使用ピアノ】1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135(日本ピアノサービス株式会社所有)
イリーナ・メジューエワによるショパン:エチュード全集、待望の再録音の登場です。前回録音から14年の歳月を経て更なる深化を遂げた演奏解釈は、伝統的・正統的な佇まいの中に巨大なスケール感と繊細な表現の共存する、時に凄みすら漂わせたものになりました。名器ヴィンテージ・スタインウェイ(1925年ニューヨーク製)の生み出す多彩な音色が、ショパンの詩情をニュアンス豊かに表出します。極上のピアニズムをナチュラルなワンポイント録音でお楽しみください。ライナーノートより「特筆すべきは、峻厳なタッチから生まれるスケールの大きさだけでなく、エレガントな軽やかさや滑らかさが随所に聴き取れることだ。音楽家の天分の資質が、それを生み出していることは言うまでもない。」(松本良一)【録音】2023年3月 & 6月【使用ピアノ】1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135(日本ピアノサービス株式会社所有)
ピアノ: 1925年製ニューヨーク・スタインウェイ CD135 録音: 2022年12月4日~5日、新川文化ホール(富山県魚津市)
作曲者生誕 150 年を記念してメジューエワが待望のラフマニノフ・アルバムを録音。大作「ピアノ・ソナタ第 2 番」をメインに、初期の代表作「幻想的小品集(作品 3)」、練習曲〈音の絵〉(2 曲)のほか、作曲者自身の編曲による歌曲「リラの花」・「ひなぎく」などをカップリング。満ち溢れる詩情と、ラフマニノフならではの巨大なスケール感を併せ持つ壮大な演奏は、まさにロシア・ピアニズムの真骨頂。使用楽器は1925 年製ヴィンテージ・スタインウェイ(CD135)。繊細な壮絶な pp から轟くような ff まで、名器の魅力を存分に伝える優秀録音も魅力です。 ライナーノートより アルバムを聴きとおして残る余韻は、ほとんど宗教的啓示ともいうべき、一切のまじりけがない静謐だ。(岡田暁生)
イリーナ・メジューエワの日本デビュー25周年記念アルバム。19世紀~20世紀の東ヨーロッパから20世紀のロシアを経て現代日本まで、民俗的色彩の濃い音楽作品を集めた一枚です。郷愁、望郷、追憶といった「懐かしさ」と、「憧れ」や「未来」を予感させる、儚くも美しい音世界。ロシア出身で日本を本拠地に活躍するメジューエワが、時空を超えたノスタルジアを繊細かつ力強いタッチで描きます。使用楽器は1922年製スタインウェイ(ニューヨーク製)。古き佳き時代を偲ばせるまろやかな音色と、現代的でダイナミックな力感を併せ持つ名器です。亀山郁夫氏(ロシア文学者)の前説のほかに、メジューエワ本人による書き下ろしエッセイをブックレットに収録しているのも見逃せません。ライナーノートより 今、この時、この瞬間、一人のピアニストの、限りない音への慈しみに私心なく浸ること以上に、「鎮魂」の名にふさわしい行為はあるだろうか。(亀山郁夫)【録音】2021年11月9日~10日、相模湖交流センター【使用ピアノ】1922年製ニューヨーク・スタインウェイ(日本ピアノサービス株式会社所有)
メジューエワによる京都公演シリーズ。2019年の「日本ロマン・ロラン友の会 70周年記念コンサート」と、コロナ禍による休止を挟んだ2021年のリサイタルから、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ7曲をお届けします。いずれも過去に録音のあるレパートリーですが、ライヴならではの緊迫感と高揚感は最大の魅力。苦悩を乗り越えて自らを高めていくというベートーヴェンの精神を体現したような、素晴らしい演奏を繰り広げています。1925年製のヴィンテージ・スタインウェイ(CD135)の輝かしいサウンドも「圧巻」の一言。初録音となるバガテル2曲が収録されているのも嬉しいところです。 【録音】京都コンサートホール〈アンサンブルホールムラタ〉におけるライヴ録音 【使用ピアノ】 1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135(日本ピアノサービス株式会社所有)
メジューエワ 8 年ぶりとなるブラームス作品集。初期の大作「ピアノ・ソナタ第 3 番」のほか、中期の傑作「二つのラプソディ(作品 79)」、最後のピアノ作品「四つのピアノ曲(作品 119)」などを収録。圧倒的なエネルギーと豊かな情感を伴ってブラームスのロマンを高らかに歌い上げた奇跡的な名演です。1925 年製ヴィンテージ・スタインウェイ(CD135)の多彩な音色と、壮絶な ff から霊妙繊細な pp まで重層的なダイナミクスを明確に捉えた録音も魅力。【録音】2021 年 4 月 21 日~23 日 (CD-2) & 2021 年 12 月 2 日~3 日 (CD-1)【使用ピアノ】1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135(日本ピアノサービス株式会社所有)
イリーナ・メジューエワによるシューベルト新シリーズ第 2 集は、傑作ソナタ三曲に舞曲と小品を組み合わせたプログラム。1922 年製のNYスタインウェイの名器を自在に操り、多彩な音色とタッチ、自在なイントネーション、音楽的なダイナミクスで作品の魅力を十全に引き出します。 ライナーノートより 「・・・作曲家の心に寄り添いながら、丹念に問いかけ、その答えを注意深く聴き取ります。そして、そうした対話から生まれたものを、イリーナさんは私たちに届けてくれます。その対話が真摯なものであるからこそ、私たちはシューベルトの心の声を聴くことが出来ると思うのです」(松井治伸)【録音】 2021年月9月29日~10月1日、新川文化ホール(富山県魚津市)【使用ピアノ】 1922年製 ニューヨーク・スタインウェイ(日本ピアノサービス株式会社所有)
バッハの鍵盤組曲の中でもとくにギャラントなスタイルで書かれ、その優雅さと洗練で親しまれている「フランス組曲」。近年バッハにも力を入れているメジューエワによる初の全曲録音の登場です。各舞曲のキャラクターを明確に描き分けながら、多種多様で豊かな音世界を編み出していく手腕は、もはや「匠の技」と呼ぶべき素晴らしさ。ピアノによるバッハ演奏史の新たな1ページを開く会心作となりました。 ライナーノートより …全曲にわたり「その音符がどのようなタイミングで、どのような強さで鳴らされるのが最もふさわしいか」が十分に吟味されている。格調高いのに堅苦しいところのない演奏…(西野裕之)【録音】2021年7月31日~8月2日、新川文化ホール(富山県魚津市)【使用ピアノ】1922年製ニューヨーク・スタインウェイ(日本ピアノサービス株式会社所有)
「BIJIN CLASSICAL(ビジン・クラシカル)」の第七弾。メジューエワの新たなシューベルト・シリーズがスタートします。第1集は、約十年ぶりの再録音となる「即興曲集(作品90)」と、初録音のイ短調ソナタ(D537)に舞曲集を組み合わせたプログラム。舞曲集は、ロシアの大先輩、マリヤ・グリンベルクによる選曲を基本に演奏者が新たに編み出したセレクション。作曲家の孤独な心に寄り添うような優しさと、狂おしいまでの魂の叫びが共存する演奏は、シューベルト音楽のもつ独特の魔力・魅力を余すところなく伝えます。1922年製のニューヨーク・スタインウェイの生み出す豊穣な響きも聴きどころのひとつです。【録音】 2020年月11月26日~28日、新川文化ホール(富山県魚津市)【使用ピアノ】 1922年製 ニューヨーク・スタインウェイ(日本ピアノサービス株式会社所有)
メジューエワによる「モーツァルト作品集」。おなじみのソナタ二曲(K.545 & K.331)と、ロンド二曲(K.511 & K.485)、アダージョ(K.540)を組み合わせた珠玉のプログラム。モーツァルト特有の天国的な美しさから戦慄を覚えるような神秘性までを見事に表出した演奏は、聴けば聴くほど魅力的です。使用楽器は1922年製のニューヨーク・スタインウェイ。繊細なタッチが生み出す多彩な音色を、ナチュラルなワンポイント録音でお楽しみください。【録音】 2020 年 9 月 16 日〜17 日、新川文化ホール(富山県魚津市)【使用ピアノ】 1922年製 ニューヨーク・スタインウェイ(日本ピアノサービス株式会社所有)
精緻な対位法とカンタービレの愉悦 ―― 興趣豊かに描かれるバッハの小宇宙 メジューエワの 2020 年録音。初録音となるバッハの「インヴェンションとシンフォニア」の登場です。ピアノ学習者にとってお馴染みである同曲集は、演奏技法と作曲技法の手引きを目的に書かれた教育用の小品であると同時に、高度な芸術性と豊かなイマジネーションに溢れた第一級の芸術作品でもあります。「ゴルトベルク変奏曲」や「平均律クラヴィーア曲集」などの録音でバッハ弾きとして高い評価を得てきたメジューエワは、ここでも真摯で感興豊かな演奏を披露。作品の魅力を改めて浮き彫りにします。【録音】2020 年 6 月、新川文化ホール(富山県魚津市)【使用ピアノ】1922年製ニューヨーク・スタインウェイ(日本ピアノサービス株式会社所有)
IJIN CLASSICAL(ビジン・クラシカル)の第五弾リリースは、イリーナ・メジューエワによる記念碑的な「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集」。世界中がコロナ禍で閉塞感に包まれていた2020年6月〜7月に富山県魚津市の新川文化ホールで行われた全32曲のセッション録音で、メジューエワにとって二度目の全集となります。「レコード芸術特選盤」に輝くなど各方面から高い評価を受けた第1回目の全集(2007年〜2009年録音)から十余年の歳月を経て、メジューエワはさらに驚異的な深化を遂げました。ストレートかつ内面的で精神性に富む解釈や、多彩で豊かな音色を生み出す繊細なタッチ、堂々としたスケール感はそのままに、思い切りの良さや即興性が加わったピアニズムは、もはや無双状態。重厚で堅固な造型の中に強烈なエネルギーが迸るさまは、「これぞまさにベートーヴェン」と聴き手を唸らせずにはおかないでしょう。新奇なことは何もないのに、すべてが新鮮で示唆に富んで聞こえるという、奇跡的な名演揃いです。使用楽器は、1922年製のヴィンテージ・スタインウェイ(ニューヨーク製)。ベートーヴェンの真髄を伝える名演を、ナチュラルなワンポイント録音でお届けします。【録音】 2020年6月〜7月、新川文化ホール(富山県魚津市)【使用ピアノ】 1922年製ニューヨーク・スタインウェイ(日本ピアノサービス株式会社所有)
機知と遊び心 ―― 瑞々しいタッチが描き出すウィーン古典派の精神 精力的な録音活動を続けるイリーナ・メジューエワの 2019 年録音。今回はフランス革命前 後のウィーン音楽をテーマに、ハイドンとベートーヴェンの作品を取り上げました。古典的なウィットに富んだ巨匠ハイドンと、ロマン派の胎動を予感させる革命児ベートーヴェン。師弟二人の作品を並べることにより、それぞれの個性を鮮やかに浮き上がらせます。ヴィンテージ・スタインウェイの名器 CD135(1925 年製)の素敵な音色とともに、じっくりと味わいたい一枚です。【録音】2019 年 9 月 18 日~20 日、新川文化ホール(富山県魚津市)【使用ピアノ】1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135(日本ピアノサービス株式会社所有)
メジューエワによるロマン派名曲集。ショパン、メンデルスゾーン、シューマン、リストの名作を並べた王道プログラム。ナチュラルな感興に溢れたメジューエワの演奏は一段と冴えわたり、お馴染みの作品から新たな魅力を引き出しています。新川文化ホールの美しい響きをたっぷり取り入れたワンポイント録音も一聴の価値あり。ヴィンテージ・スタインウェイの名器(CD135)の豊かな表現力を存分にお楽しみください。
メジューエワによるベートーヴェンの四大ソナタ集。「悲愴」、「月光」、「テンペスト」、「告別」という極めつけのプログラムです。それぞれ過去に何種類か録音のあるレパートリーですが、今回ヴィンテージ・スタインウェイの名器(CD135)を使用したことで、旧録音とは比較にならないほどの魅力を備えたアルバムに仕上がりました。千万変化のタッチが生み出す多彩な音色。圧倒的なパワーと壮大なスケール感。ベートーヴェンの真髄を伝える名演奏を、ナチュラルなワンポイント録音でお楽しみください。
類い稀なる深化を続ける孤高のピアニズム、2019年夏のライヴ!2019年8月31日に富山県民会館ホールで行われた「若林工房15周年記念コンサート」のライヴ録音。古典作品(モーツァルト)に始まり、ロマン派(メンデルスゾーン、ショパン)を経て、ロシア音楽(スクリャービン)で終わるという魅力たっぷりのプログラム。アンコールまで含めた全曲を収録しています。メジューエワにとってその多くが初録音となるスクリャービンはとくに聴きもの。ロシア・ピアニズムの真髄を1925年製の名器スタインウェイの華麗なサウンドでお楽しみください。【録音】2019年8月31日、富山県民会館ホールにおけるコンサート・ライヴ録音【使用ピアノ】1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135(日本ピアノサービス株式会社所有)
薫り立つ詩情と気品。北欧の抒情を清冽に描く。 約18年ぶりとなるメジューエワのグリーグ・アルバム。抒情小曲集からの抜粋16曲に歌曲のトランスクリプション (5曲) を組み合わせた魅力的なプログラム。瑞々しい感性と表現意欲はそのままに、益々の深みと味わいとスケール感を増したメジューエワの解釈は説得力抜群です。気品に満ちた北欧の清冽な抒情。繊細なタッチによるグリーグの「歌」をたっぷりとお楽しみください。日本ピアノサービス株式会社所有の1967年製のニューヨーク・スタインウェイの華麗なサウンドも聴きどころのひとつです。ライナーノートより 「グリーグ作品が織り成す自然描写や情景までをも聞き手に対して鮮やかに見せてくれる。(中略)…メジューエワが唯一無二のピアニストであることを今回あらためて再認識させられた。」(石丸裕実子)【録音】2018年6月14〜15日、新川文化ホール(富山県魚津市)【使用ピアノ】1967年製ニューヨーク・スタインウェイ(日本ピアノサービス株式会社所有)
視覚と聴覚の類い稀なる結合。繊細無比のタッチが生み出す極上の音色に酔いしれる。 「ドビュッシー作品集」(若林工房/WAKA-4167〜68)以来6年ぶりとなるメジューエワのドビュッシー・アルバム。ドビュッシー没後100年を記念してリリースされた今作は、作曲者自身がその出来栄えに満足していたという傑作《映像》(全二集)と、愛娘クロード=エマ(愛称シュシュ)に捧げられた《子供の領分》、そしてエソテリックで謎めいた趣が魅力の《仮面》という組み合わせ。メジューエワは、色彩豊かなタッチ、繊細なペダリング、生命感に満ちたリズムによって、ドビュッシー作品に新たな生命を吹き込んでいきます。使用楽器は日本ピアノサービス株式会社の所有する1967年製のニューヨーク・スタインウェイ。往年の名器から引き出される芳醇な響きをお楽しみください。 ライナーノートより 「イリーナさんの繊細な感覚と探究心は、こうした創作の心理的過程を深い共感とともに探り出した。おかげで私達は、『度のすぎる』というドビュッシーの色彩感覚を追体験し、絶妙のデッサンと形式の巧みな工夫がもたらす妙味と共に酔いしれるのだ。」(目高 悟)【録音】2018年6月13〜14日、新川文化ホール(富山県魚津市)【使用ピアノ】1967年製ニューヨーク・スタインウェイ(日本ピアノサービス株式会社所有)
ロシア出身のピアニスト、イリーナ・メジューエワ。本作は彼女の日本コンサート・デビュー20周年を記念して2017年に制作された『メジューエワ・プレイズ・ベーゼンドルファー』の《ハイレゾ・エディション》です。発売ラインナップは、マイク・アレンジとファイル・フォーマットの異なる3種類。① DSD11.2MHz/1ビット [ワンポイント・ヴァージョン]、② DSD11.2MHz/1ビット [マルチミックス・ヴァージョン]、③ PCM96kHz/24ビット [マルチミックス・ヴァージョン]。《ハイレゾ・エディション》特製ブックレットデータ付き。
ロシア出身のピアニスト、イリーナ・メジューエワ。本作は彼女の日本コンサート・デビュー20周年を記念して2017年に制作された『メジューエワ・プレイズ・ベーゼンドルファー』の《ハイレゾ・エディション》です。発売ラインナップは、マイク・アレンジとファイル・フォーマットの異なる3種類。① DSD11.2MHz/1ビット [ワンポイント・ヴァージョン]、② DSD11.2MHz/1ビット [マルチミックス・ヴァージョン]、③ PCM96kHz/24ビット [マルチミックス・ヴァージョン]。《ハイレゾ・エディション》特製ブックレットデータ(アルバム購入特典)付き。
日本デビュー20周年記念リサイタル。確信に満ちた解釈でベートーヴェン晩年の傑作に迫る! 恒例となったメジューエワの京都リサイタル・ライヴ録音シリーズ。2017年は日本コンサートデビュー20周年を記念したオール・ベートーヴェン・プログラム。楽聖最後のピアノ・ソナタ三曲を確信に満ちた解釈で聞かせます。徹底的に細部まで明瞭な音とリズム。均整のとれた構成感と巨大なスケール感に、即興性や思い切りの良さが加わった、メジューエワの近年の一層の成熟ぶりを伝える一枚です。余白にはアンコールとして演奏されたバッハのプレリュードを収録。1967 年製ニューヨーク・スタインウェイの輝かしく格調高いサウンドも魅力です。ライナーノートより「たった一つの音であっても、その意味を重層的に求める彼女(メジューエワ)の執念が感じられるところだ。楽譜から読み解いたことを、強弱、表情、和声、リズム、テンポなど音に関わるあらゆる要素を考慮しながら、一音一音丁寧に演奏へと実現しようとする恐ろしく強固な意思、彼女の個性はここから立ち現れてくるのではないか。」(井上建夫) ■アンコール曲9. J.S.バッハ: 平均律クラヴィーア曲集第1巻より プレリュード ヘ短調 BWV857【録音】2017年6月9日、京都コンサートホール〈アンサンブルホールムラタ〉におけるライヴ録音【使用ピアノ】1967年製ニューヨーク・スタインウェイ(日本ピアノサービス株式会社所有)
日本屈指の音響を誇るコンサートホールに華麗なスタインウェイ・サウンドが響き渡るーーメジューエワによる2016年12月の新潟リサイタルのライヴ録音。日本屈指の音響を誇るりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館に1925年製ニューヨーク・スタインウェイの華麗なサウンドが響き渡った贅沢なコンサートです。オーケストラでも親しまれている楽曲を集めたプログラムはピアニスティックな色彩感に溢れたもの。得意とする《展覧会の絵》は4度目の録音となりますが、ヴィンテージ楽器を使用した今回のヴァージョンは究極ともいうべきクオリティの高さを示しています。凡そ20分におよぶアンコール(8 曲)まで含めた当日の演奏曲全てを収録。■アンコール曲22. プロコフィエフ:「束の間の幻想」 op.22 より 第3番23. プロコフィエフ:「束の間の幻想」 op.22 より 第14番24. スクリャービン: プレリュード op.74-125. ドビュッシー: 亜麻色の髪の乙女26. シューベルト (リスト編曲): 連祷27. メトネル:おとぎ話 変ロ短調 op.20-128. ショパン: マズルカ 嬰ハ短調 op.6-229. ショパン: ワルツ ロ短調 op.69-2 【録音】2016年12月3日、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館コンサートホールにおけるライヴ録音【使用ピアノ】1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135(日本ピアノサービス株式会社所有)
名器スタインウェイとの出逢いにより更なる高みへ飛翔したピアニズム。記念碑的ライヴ!2010年度レコード・アカデミー賞(器楽曲部門)に輝いた前回録音から七年の歳月を経て、メジューエワがショパン:ノクターン全曲を再録音。2016年6月の東京リサイタルのライヴ録音となる今回は、神戸から1925年製のニューヨーク・スタインウェイを運んで使用。繊細かつ強靭なサウンドと圧倒的なダイナミクスを併せ持つ名器スタインウェイCD-135とメジューエワの薫り高いピアニズムは類稀なる調和を生み出し、ショパンの詩情の結晶ともいうべきノクターンの宇宙を見事に再創造しました。満席の聴衆を魅了した記念碑的ライヴをじっくりとお楽しみください。■ボーナス・トラック24. プレリュード 嬰ヘ短調 作品28の8【録音】2016年6月18日、東京文化会館・小ホールにおけるライヴ録音【使用ピアノ】1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135(日本ピアノサービス株式会社所有)
【録音】2015年11月~12月 【録音場所】新川文化ホール(富山県魚津市)
【録音】2014年12月(K.330, K.332, K.396)、2015年7月(K.311, K.457, K.475, K.545, K.570) 【録音場所】新川文化ホール(富山県魚津市)
まさに「楽興の時」。鮮烈な印象を残した2014年秋の京都公演を完全収録2014年10月31日に京都コンサートホール(小)で開催されたイリーナ・メジューエワのリサイタルを収録。近年集中的に取り組んでいるモーツァルトのほか、得意のショパン、ラヴェル、そしてお国もののラフマニノフという魅力的なプログラム。初録音となるレパートリー(モーツァルト二曲、ラヴェル「ソナチネ」)のほか、当日演奏されたアンコールが全曲含まれているのも嬉しいところ。名器スタインウェイCD-135(1925年ニューヨーク製)の輝かしいサウンドが満席のホールに響き渡った素晴らしい演奏会の記録をじっくりお楽しみいただきます。ライナーノートより「その瞬間に、これまでに聴いた中でももっとも清冽な楽音がホールの空間を、わたしたちの心を突き通した・・・(中略)・・・この夜の音楽体験を、生涯忘れることはできないであろう。」(岡田央太)■アンコール曲16. ラフマニノフ: リラの花 作品21-5 (ラフマニノフ編曲)17. ラヴェル: プレリュード18. ショパン: マズルカ イ短調 作品67-419. ラヴェル: 悲しい鳥【録音】2014年10月31日、京都コンサートホール〈アンサンブルホールムラタ〉におけるライヴ録音【使用ピアノ】1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135(日本ピアノサービス株式会社所有)
【録音】2011年6月(K.283)、2013年9月(K.397)、2013年12月(K.282)、2014年3月(K.310 & K.331)、2014年4月(K.280, K.281, K.453a) 【録音場所】新川文化ホール(富山県魚津市)
まさに一期一会・・・奇跡のような演奏会の記録2013年8月30日に新川文化ホール(富山県魚津市)で行われた「若林工房10周年記念コンサート」のライヴ録音。スカルラッティからラフマニノフまで名曲小品を並べたプログラムをメジューエワが見事な手腕で聴かせます。特筆すべきはこのコンサートのために神戸から運んだ1925年製のニューヨーク・スタインウェイの華麗な音色! パデレフスキやホフマン、ラフマニノフといった巨匠たちが活躍したピアノ黄金時代を彷彿させるサウンドをお楽しみください。ボーナス・トラックとして、セッション録音によるメンデルスゾーンの無言歌(2曲)とメトネルの「プリマヴェラ」が収録されているのも嬉しいところです。ライナーノートより「…大地の底から鳴り響いてくるかのような低音、密度の高い核とそれを包む豊潤な色彩感をもつ中高音、そしてなんといってもその濃過ぎるほどの表現力に心底驚きを禁じ得ない。」(土田 哲)■ボーナス・トラック21. メンデルスゾーン: 無言歌 op.19-1 「甘い思い出」22. メンデルスゾーン: 無言歌 op.67-5 「羊飼いの嘆き」23. メトネル: プリマヴェラ(春) op.39-3【録音】2013年8月30日、新川文化ホール(富山県魚津市)※ボーナストラック以外はコンサート・ライヴ録音【使用ピアノ】1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135(日本ピアノサービス株式会社所有)
【録音】2010年6月、11月、12月 【録音場所】新川文化ホール(富山県魚津市)