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2023/09/04 20:10

 

【ライヴレポート】「これからもずっと一緒に」PENTAGON、1年ぶりの単独コン〈Summer Vacation ”PADO”〉

 

PENTAGONが8月30、31日にパシフィコ横浜 国立大ホールにて〈2023 PENTAGON CONCERT~Summer Vacation ”PADO”~〉を開催。2日目、8月31日のレポートをお届けする。

PENTAGONはこの夏、日韓コラボイベント〈THE STAR NEXTAGE〉やメンバーのYUTOがMCを務めたテレビ番組発のイベント〈THE KLOBAL LIVE 2023〉出演で来日。8月30日には日本6thミニアルバム『PADO』をリリースし、新作をひっさげた1年ぶりの来日コンサートに会場は開演前から熱気に溢れていた。

ピンクコーデ衣装のメンバーが登場しHUIがバンドバージョンに編曲した「Shine」でスタート。ロック調のサウンドでアクセル全開のまま「Naughty Boy(Japanese ver)」へと続き、歌声に負けない掛け声で曲を一緒につくりあげていく。

夏休みをテーマにした本コンサート。「UNIVERSE(ファン名)にとって今日が夏最後の思い出になってくれたら嬉しいです」とメッセージのあと、波のような柔らかい振り付けが印象的な新曲「PADO(wave to me)」、8人バージョンに新録された「Shh(Aug ver.)」、夏の定番曲「HAPPINESS」と爽快さを届けていく。

「夏の思い出」をテーマに2グループにわけてトークしたVCRの後は、ソロ&ユニットのコーナーへ。トップバッターはYEOONEが「今からはみなさんと僕だけの時間です。伝えたい言葉がそのまま込められた曲、心を込めて歌います。」と秦基博の「ひまわりの約束」をカヴァー。大サビ前には歌詞のナレーションがモニターに表示され、UNIVERSEへの愛を伝えた。JINHOとHONGSEOKのデュエットはYouTubeコンテンツ「MAGAZINE HO」で披露したナ・ユングォンの「희재ヒジェ」をカヴァー。SHINWONは相棒のギターを弾き「僕の夢のステージ、UNIVERSEのための曲です」とLANYの「you!」をカヴァー。日本語訳がVJで表示され、SHINWONからのメッセージが心に響いた。

KINOは昨年8月にソロでリリースしたスペシャル・シングル「POSE」を披露。大人の色気を漂わせたパフォーマンスで圧巻した後、暗転後にダンサーの中心にはなぜかHONGSEOKが登場し、「POSE」のサビ部分を筋肉自慢のように踊り場内大爆笑。これまでの感動を全部持っていく確信犯ぶりを見せた。YUTOは初めて作った曲「Dreamer」を熱唱。曲の最後に「みなさん、夢を叶えてください!僕たちもこれから叶えていきます!」と伝え、ラストは今月韓国の音楽番組「Show Champion」でHUIとWOOSEOKがパフォーマンスした未発表曲「OASIS」。キレのあるダンスに歌とラップの威力がたまらない楽曲でコーナーを締めた。

「HAPPINESS」をBGMにコンサートの練習風景のVCRが流れた後、衣装をチェンジした8人が登場。久しぶりの「SHA LA LA」に会場のボルテージはさらに高まり掛け声にも熱が入り、ソロ&ユニット&「SHA LA LA」の感想から「Feelin' Like(JP ver.)」、ロックバージョンに編曲した「Like this」、「Call My Name」とハードなナンバーで会場中が興奮の絶頂に。

PENTAGONの楽曲でいちばん好きな曲は?というトークをJINHOが「いつかUNIVERSEが選んだベスト曲の公演をしたみたいです、待っててください!」と嬉しい言葉でまとめ、「もう、時間が…コンサート終わりの時間が近づいてきました」と、ここで記念撮影に。モニターに表示されたサプライズのスローガン上げをYUTOが読んでしまうハプニングで沸いた後、ハッピーバースデーの曲とともに8月28日に誕生日を迎えたフイへのバースデーケーキが登場。鼻にクリームをつけて「かわいいでしょ?」とおどけてみせるフイ。「本当に幸せ、あいしてるよー!」とステージを背にして写真撮影へ。そして今日の感想をひとりずつ伝えていった。

YUTO「声が疲れちゃって…(と言ったあと号泣)」「今日すっごい楽しくて、夏っていろんな思い出があるじゃないですかみなさん、非常に楽しかったです。ありがとね。どのメンバーもステージから見て輝いていて、いい景色でした。目の前の景色もすごく最高で。2日間ありがとうございました!」

KINO「8人本当に本当に幸せでした。ここまで7年間UNIVERSEがいなかったらここまでこれなかったです。UNIVERSEは僕の人生のなかでいちばん重要な人になりました。僕はいつもUNIVERSEのために歌って、踊って、曲を作って(ここから韓国語)本心を話したいのでここから韓国語で話しますね。本当に本当にみなさんに感謝しています。僕たち8人のメンバーをかっこよくしてくださっているヘア・メイク・スタイリストのみなさん、マネージャーのみなさん、CUBEのみなさん、そして公演を作ってくれているスタッフのみなさん、PENTAGONのメンバー、メンバーの家族のみなさん、本当に心から感謝申し上げます。いつも初心に帰って一生懸命に取り組むKINO、そしてPENTAGONであり続けたいと思います。」

HUI「僕が準備しました!UNIVERSEに言いたいことを俳句でまとめてきました!いきます!”おいしそう
ぷるぷうるうるおう ぼくのくち” もうひとつ ”かわいいね ぷりぷりセクシー ぼくのけつ” 失礼しました!(ここから韓国語)UNIVERSEのみなさんと一緒にいられて本当に幸せです。そしてメンバーと一緒にいられて本当に幸せです。僕は今日世の中でいちばんしあわせものだなと思います!そして今オンラインで見ているUNIVERSE!世界でいちばんしあわせな人に僕がつくってあげます。全てのUNIVERSEを心から愛してます。ありがとうございます。」

JINHO「僕たちといつも一緒にいてほしいとお願いばかりしていましたが、今日は僕がみなさんと一緒にいると約束します。PENTAGONとUNIVERSEを守るためになんでもします!おじさんですから…。今日は幸せでした、ありがとうございました!」

HONGSEOK「(韓国語で)今日もたくさんの方がきてくださって本当にありがとうございます。いつも僕たちのところにきてくださって、応援し、見守ってくださってありがとうございます。まだステージが残ってますので楽しみにしてください。」

SHINWON(SHINWONへの掛け声に手を払って”シー!”とした後)「今日は昨日と今日超幸せでした!日本はいい記憶だけあります。僕の誕生日に豊洲ピットで僕たち初めて日本ショーケースが記憶がありました。この時から今までいつもいい記憶だけありますね。それで、僕はUNIVERSEでいちばんありがとう。(韓国語で)実は今、僕の足にサポーターを3つぐらいしています。それくらいみなさんに恥ずかしくないぐらい最前を尽くしていますのでどうか覚えておいてください。当分の間は物理的にこられなくなるかもしれませんが心から感謝しています。もともと僕はこういうことは話はしませんが、でも今日は言ってみます。(日本語で)UNIVERSE、行ってきます!(丁寧なお辞儀)」 

WOOSEOK「(韓国語で)短くも長くもなくご挨拶したいと思います。今日この会場にいらっしゃるみなさん、オンラインのみなさん、以前からずっと僕たちのことを好きでいてくださる方、最近好きになってくださった方もいるかと思います。今ステージの上にいるYUTO、YEOONEヒョン、HUIヒョン、JINHOヒョン、KINO、HONGSEOKヒョン、SHINWONヒョン、そして僕たちみんな本当に一途にステージに向かってきました。いつもUNIVERSEのためにみんな性格は違いますがひとつになってステージを思い切り務めてきました。みなさんもよくわかってくれていると思いますが、一途であるということは本当にすごいことだと思います。僕はメンバーもすごいなと思っています。そして、こんな僕たちのために愛してくださっているUNIVERSEもすごいと思います。こうして一途にいられるのも僕たちもみなさんも同じ気持ちでいるからだと思います。この心は変わることなく、これからも頑張ります!」

YEOONE(泣きすぎてアイメイクが全部取れた状態で)「(韓国語で)すみません、僕今頭の中が真っ白になっちゃったので韓国語でご挨拶したいと思います。会場のみなさん、オンラインのみなさん、本当に本当にありがとうございます。この感謝の気持ちをどう表していいのかわからないほど感謝しています。僕はUNIVERSEのみなさんに会って”愛する”という感情がどんなものかというのを知りました。ありがとうございます。これから先僕はずっとUNIVERSEのみなさんにこの愛情を差し上げ続けたいと思います。おそらくきっと多くの人たちがいちばん聞きたいことだと思いますが、僕たち8人は家族であり、兄弟であり、PENTAGONです。PENTAGONはこれからもずっとPENTAGONでいます。これからもずっと一緒にいていただきたいなと思います。愛してます。」

全員の挨拶が終わり、KINOから「やりたいことがあります!ワールドツアーでいつもみんな手をあわせて掛け声言うやつ、みなさん一緒にお願いします。」と、メンバーが円陣になり掛け声をかける寸前にHUIが涙。突然の変化にメンバーも笑いながらも無事成功。「Daisy」から「Beautiful Goodbye」へ、あたたかな歌声で本編が終了した。

アンコールは「pretty pretty」にのせてメンバー数人が観客席の1階と2階から登場。メンバーと至近距離のUNIVERSEのテンションは最高潮へ。ステージにはいろんな浮き輪が設置され、KINOの「じゃあ最後まで遊びましょうか!」の言葉に続いて新曲「Made In Heaven」、そして「Spring Snow」では客席にボール投げてお祭り状態に突入。「あいしてる〜!」と一旦ステージから消えたのも束の間、YUTOが「みなさぁん!もう終わったと思ったでしょ?終わりませんもう一回いくぞー!!」と今日の1曲目「Shine」をダンスなしで熱唱。最後の最後まで遊び楽しみ尽くし、「本当に本当に最後の曲」と流れてきたのは「Eternal Flame」。応援棒が左右に美しく揺れ、メンバーの目にも涙が浮かぶ感動的なラストとなった。全曲を終えたメンバーは安堵の表情で肩を組み「本当に本当にありがとう!」「愛してます!」と伝え、ふたたび円陣からの掛け声で終演。スーパーブルームーンが海を照らしたパシフィコ横浜で、PENTAGONとUNIVERSEにとって忘れられない夏の思い出になった。

Photo Gallery
'PADO (wave to me)' Special Clip


リリース情報
PENTAGON JAPAN 6th Mini Album 『PADO』

https://ototoy.jp/_/default/p/1791411

Track List

PADO (wave to me)
LOOP (L∞P)
詩 (Shh) (Aug ver.)
Billie Jean
Made in Heaven

アーティスト情報
HP https://pentagon.cubeent.jp/
Twitter https://twitter.com/CUBE_PTG_JAPAN

[ニュース] PENTAGON

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