News

2023/08/11 14:10

 

【ライヴレポート】BTOB、PENTAGON、BUDDiiSら6組が真夏に魅せた〈THE STAR NEXTAGE〉さいたま公演

 

8月2日にさいたまスーパーアリーナでライヴイベント〈THE STAR NEXTAGE〉さいたま公演が昼・夜の2公演開催された。

〈THE STAR NEXTAGE〉は“アジアのエンタメをギュっと凝縮”をテーマに、K-POP&J-POPのアーティストが集結した日韓コラボレーション・イベント。昨年に続き3回目の開催となる今年、デビュー前のグループから結成10年以上を誇るグループまでが集結したさいたま公演・夜の部をレポートする。

トップバッターは日韓合同ダンスボーカルグループのORβIT。今年リリースされた連続配信シングルから2曲、激しいナンバーで一瞬の間に客席を熱狂に誘い込む。韓国メンバー2人が現在兵役中のため現在5人で活動中の彼ら。「まだまだ足りなくないですか?」とフォトタイムでは持ち前のボルテージをさらに押し上げ、観客と一緒にクラップし一体感を作ると、ラストの「FUN」まで華やかに繋げオープニングを盛りあげた。

ここでイベントのMCを務める藤原倫己が登場。イベントヒストリーや各アーティストのステージから1曲だけ写真撮影が可能となるフォトタイムについてのアナウンス、そして次に出演するアーティスト紹介で会場を盛りあげる。

2組目は今月8月23日にデビューするWOLF HOWL HARMONY。デビュー前の大きなステージに怯むことなく、BALLISTIK BOYZ「HIGHWAY」カヴァーからスタート。フォトタイムは初オリジナル曲「LOVE RED」で情熱的な雰囲気を醸し出しながらも「素敵な場所に立たせていただき光栄です!」と謙虚な挨拶に続き、オーディション期間の苦悩を投影したGENERATIONS from EXILE TRIBE「少年」カヴァー、デビュー・シングル「Sweet Rain」を熱唱。「デビューして爆速で世間にバレていこうと思うので、ぜひ応援してくださったら嬉しいです!」と初々しさも見せた。WOLF HOWL HARMONYが今後どんな飛躍を遂げていくのか注目していきたくなるステージングだった。

次に登場したのはNovel Core。ピンスポットライトに照らされて登場し「SORRY, I'M A GENIUS」で一気に空気を変えていく。「初めましての人たくさんいるでしょ?一切そんなの関係ねぇから踊って帰れよ!」と強くも優しいアナウンスで「WAGAMAMA MONDAIJI」から「No Stylist」、高速アカペララップ、「iCoN」と怒涛の攻撃で観客を圧倒。「ステージと客席の境界線をなくそうとしているアーティストなんです。すべての人がいて成り立つステージだと思ってます。」という言葉には客席から惜しみない拍手が送られ、フォトタイム「One, Two, Three」から「THANKS, ALL MY TEARS」のラストでは「今日の出会いは偶然じゃなくて必然」という心に響く言葉でしっかり存在感と余韻を残した。

続いて先月初アルバムのリリースが発表され話題になったBUDDiiSが登場。軽快にスタートし、先月リリースされたばかりの新曲「Glow Gold」で遊び心をくすぐっていく。彼らにしか出せない個性溢れる雰囲気で客席を揺らしたかと思えば「最高の盛り上がりありがとうございます!こうして出会えたので楽しんでもらえたら」と感謝も忘れない。フォトタイムの後は「ここからさらにひとつになっていきましょう!」と観客と幸せを共有。「あたたかいファンのみなさまに助けられてます。最後の最後まで幸せをたくさん持って帰ってください!」と多幸感を届けてステージを後にした。

「SHINE」のイントロが鳴った瞬間、大歓声に迎えられて登場したのはPENTAGON。大合唱と掛け声が飛び交いパフォーマンスするたびに会場がヒートアップしていく。自己紹介では日本語で客席と掛け合う挨拶をしてみたりと遊び心も忘れない。「ぼくたちと夏の思い出を作っていきましょう!」とPENTAGONからの夏ソングで爽快な時間をプレゼント。

お知らせでは前日の8月1日に公式サイトで発表された日本ミニアルバムのリリース(8月30日リリース)をあらためて発表すると、客席からはあたたかい拍手が沸き起こり、その勢いでタイトル曲のダンススポ(ネタバレ)まで飛び出し会場は騒然。後半は、客席のひとりひとりを見つめながら歌ったり、喜びの感情を爆発させたりと1秒も見逃せない。最後の掛け声に「ぼくたちもサランへ!」と眩しい笑顔が印象的だった。

大トリを飾ったのはBTOB。完全体での来日パフォーマンスは久しぶりとあって、客席はスローブルー一色に染まった。「Only one for me」のイントロでBTOBが登場すると、大歓声と全力の掛け声でパフォーマンスをさらに盛り上げる。サビ前ではチャンソプ担当パートをプニエルが歌い、そんなちょっとした場面からも6人でステージに立つ喜びが伝わってきた。自己紹介では「なぁぜなぁぜ」を入れてきたり(1部のライヴ前に「今日本で流行ってる言葉」を生配信で聞き込み習得、主にチャンソプが多用)、1部と2部でソンジェの髪型が変わっていたり、ウングァンは「メロディじゃないひとさまもありがとうございます」と他ファンへのフォローもかかさなかったり、まだ1曲しか披露していないのに情報過多なところがBTOBらしい。

続く「Beautiful Pain」から最新曲「Wind And Wish」では歌終わりにサビの「say WAW」をウングァンと観客で掛けあい一体感を高めた。1部ではMC時間が押してしまったそうで「BTOBはおしゃべりだからMCは短くって言われて」とウングァンが言うと「これから音楽短くしてMCを長くすればいい」とソンジェの名案で笑いに包まれる。チャンソプが「次の曲は久しぶりな曲です。みなさんも好きな曲です」題名を言わずに流れてきたのは日本5thシングルの「L.U.V」。そして「I'll be your man」と圧倒的な歌唱力とラップで会場を響かせる。

最後の挨拶ではソンジェ「ずっと同じこころで待ってくれて本当にありがとう」、ヒョンシク「次にきたらもっとたくさんの曲をおきかせしたいです」ほか、各メンバーからも愛の溢れる言葉が続き、ラストは「Missing You」でフォトタイム。振りなしで歌いながら客席とアイコンタクトをとり、サビ部分は会場全員で大合唱。「今日から全員メロディだよー!」という言葉を残して感動的なステージが終了した。

最後は全アーティストが集合して客席をバックに記念撮影が行われ、あっという間の3時間で幕を閉じた。日韓アーティストのコラボライヴという多様さ、発見力、そして楽しさが満喫できる〈THE STAR NEXTAGE〉は8月16日に日本ガイシホールで名古屋公演を開催。一般チケットも好評販売中のイベント詳細は、公式HP(starconlive.jp)でチェックしよう。

イベント情報
〈THE STAR NEXTAGE〉名古屋公演

8月16日(水) 日本ガイシホール
【昼公演】OPEN 13:00 / START 14:00
【夜公演】OPEN 18:00 / START 19:00

出演:
PENTAGON
AB6IX
LIGHTSUM
BUDDiiS
WATWING
BUGVEL
ORβIT

インフォメーション
HP https://www.starconlive.jp/
Twitter https://twitter.com/thestarnextage

[ニュース] AB6IX, BTOB, BUDDiiS, BUGVEL, LIGHTSUM, Novel Core, ORβIT, PENTAGON, WATWING, WOLF HOWL HARMONY from EXILE TRIBE

あわせて読みたい


TOP