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2023/06/10 12:00

 

【ライヴレポート】PENTAGON、UNIVERSEとの絆を再確認した来日ファンコン

 

PENTAGONが5月24日(水)・25日(木)にNHKホールにてファンコンサート〈PENTAGON 2023 FAN CONCERT ~ UNIVERSE 君への詩 ~〉を開催した。

PENTAGONは2016年10月に韓国でデビューした9人組グループ。来日単独公演は昨年9月にTOKYO DOME CITY HALLにて開催された〈PENTAGON 2022 LIVE IN JAPAN 〜Feelin' Like〜〉以来となり、今回は前回の日本ライヴに出演したJINHO、SHINWON、YEOONE、KINO、WOOSEOKの5人に加え、HUI、HONGSEOK、YUTOを加えた8人の出演が実現。

開催前の5月10日にはKINOが作詞・作曲に参加した日本デジタル・シングル「詩 (Shh)」がリリースされ、両日満員の公演は全世界に向けてオンライン配信も実施された。PENTAGONとUNIVERSE(ファン名)の強い愛と絆を感じられたファンコンの1日目をレポートする。

開演直前にはトークコーナーの進行を担当する古家正亨がサプライズ登場。ステージ演出上のお約束とPENTAGONには秘密の伝達を終えるといよいよ開演時間を迎えた。タイトルVCRの後に「SHINE (Japanese ver.)」が流れ出すと同時に「UNIVERSE、久しぶりー!」と上下に開いたLEDモニターから「詩 (Shh)」パフォーマンスV衣装を着たメンバーが登場し、場内は一瞬でヒートアップ。ペンライトの光と応援の掛け声に加えて個人パートではあたたかい歓声に包まれ、続く「DO or NOT(Japanese ver.)」では全力で楽しみながら歌うメンバーをUNIVERSEが最高に盛り上げる。WOOSEOKは「一緒にウ(あ)そびましょう!」と呼びかけ、JINHOは「久しぶりに公演することになって心から幸せです」と感謝を、YUTOは「みなさんお久しぶりです!PENTAGONが日本でライヴできることになって、みなさん、結構待ったでしょ?今日は最高の思い出を作っていきましょう!」と意思疎通な言葉で勢いづけた。

ここでトークコーナー進行役の古家が登場し、PENTAGONがデビューからこれまでに数多く発表してきた自作曲から、いちばん好きなMV、ダンス、曲(UNIVERSEのみ発表)をメンバーとUNIVERSEにアンケートを取り結果を紹介しつつトークを繰り広げた。メンバーからのコメントを声質を真似て紹介する古家に場内から笑いが起こったり、UNIVERSEからの選曲コメントに対してSHINWONから「マーケティングスキル」というパワーワードが飛び出したり、今だから言えるエピソードを日本語で伝えようと頑張るメンバーを古家と安達の優しいフォローと的確なツッコミで盛り上げていく。この日はUNIVERSEが選んだ好きな曲TOP3が発表され、3位は「Just do it yo!!」、2位は「Daisy」、1位は「Spring Snow」という結果に。残りの結果は明日に持ち越された。

待望の新曲「詩(Shh)」披露では、作詞・作曲を担当したKINOが「愛する人がお互いに相手と言葉を交わす言葉を文字で書いてみると、まるで一遍の美しい詩のようだと思って曲にしてみました」と紹介。パフォーマンス動画での6人からHUIとHONGSEOKが加わった8人でステージ初披露された。続く日本2ndシングルの「HAPINESS」、短いトークのインターバルを経てHUIとSHINWONのユニット曲「WTH」、KINO、WOOSEOK、YUTOのユニット曲「Cerberus」を念願の初パフォーマンス。ポップからロック、ラップまでファンコンならではのセットリストにUNIVERSEの興奮と熱気が止まらない。

ファンコンならではといえばゲームコーナー。今回は「あやつりジェスチャーゲーム」にチャレンジした。3人1組の真ん中は何もせず両サイドの2人がジェスチャーを操作。制限時間内に10問正解成功を3回中2回クリアすれば高級焼肉ディナー、失敗は罰ゲームという内容で、結果的にこの日は失敗に(2日目は成功し無事高級焼肉ゲット)。罰ゲームは愛嬌リレーの設定からじゃんけんで負けた1人に変更となり、負けたSHINWONがアイドルパワー全開で30秒の愛嬌タイムをパーフェクトに披露した。

ステージは再びライヴパートへ。ステージ奥のモニター上という高い位置からYEOONEが登場し歓声に沸く中「みなさん、覚えてますか?4年前にみなさんに約束したことがあります。今度ソロステージをするとき、この曲を歌うって言いました。今日がこの約束を守る日です。心を込めて歌います、聴いてください。」と清水翔太の「366日」を披露。ラストのサビ部分はアカペラで歌いUNIVERSEとの約束を果たした。続いてステージ上にJINHOが登場し、自身のカヴァー曲動画「MAGAZINE HO」でも披露した優里の「ベテルギウス」を圧倒的な歌唱力で優しく力強く熱唱。ソロステージのラストはHONGSEOKが米津玄師の「Lemon」を切ない情感たっぷりに歌い上げ、UNIVERSEの涙腺を震わせた。

VCRではUNIVERSEに聴かせたいベスト3を発表。3位は「HAPPINESS」、2位は「Dr. BeBe」、1位は「Feelin' like」に決定した。衣装チェンジしたメンバーがステージに登場すると、UNIVERSEに聴かせたい1位に輝いた「Feelin' like(Japanese ver.)」をキレのあるダンスで魅了。「Daisy(Japanese ver.)」ではUNIVERSEから曲名と同じデイジーの花束サプライズで客席一面がデイジーに染まり、加えて銀テープが舞うエモーショナルな演出で多幸感の頂点まで到着したかと思えば、カッコ良さが詰まったロック・テイストな「Call My Name」から「もっと手を振ってください、いいですか?」とYUTOが呼びかけて、ラスト・ナンバー「Beautiful Goodbye」をスタンド・マイクで熱唱。ダンスなしで客席を見つめながら歌うメンバーの表情に様々な感情を抱きながら本編が終了した。

アンコールを待つ客席に映ったのは「SEASONS」をBGMにデビューからのステージ写真やオフショットの数々をまとめたVCR。ラストで「これからもずっと歌い続ける」という言葉で映像が終わると、「Eternal Flame」で客席が明るくなり、なんとメンバーが全階の客席に降臨。そしてモニターからの合図で一斉にスローガンを掲げるUNIVERSEの姿に感動するメンバーの驚きと喜びの表情でサプライズ作戦は見事成功した。「どおりでみなさん何か隠してるな〜と思ったんです。びっくりしたー!」とKINOは興奮を隠せない様子だった。

ここでメンバーひとりずつから感想が伝えられた。

YUTO「ライヴがすごい久しぶりで、個人でいろんなアイドルをサポートする側だったんですけど、こうしてステージに立つことがあたり前じゃないんだなと思って、みなさんに感謝しています。」

YEOONE「今日は僕が自分をコントロールすることができませんでした。UNIVERSEと一緒に公演することができて楽しみました。」

HUI「本当に楽しかったです。久しぶりのファンコンサートだったので、バックステージで緊張しました。でもUNIVERSEの声をきいたとき全部(緊張を)忘れました!僕のパッションの理由になってくれて本当にありがとうございます。それから、愛してます。」

JINHO「今年めっちゃ忙しかったので、本当に大変ですけど、今日UNIVERSEに会って力が強くなりました。ありがとうございます。これからも頑張ります。愛してます。」

KINO「今日は特別に感謝したい人がいます。僕のメンバーにありがたい気持ちがしています。なぜかというと、この前HUIがそんな話をしてくれて。こんなにたくさんのUNIVERSEがたくさんの愛をくれるのは、隣にメンバーがいるからだって、その話をずっと考えていました。みなさんがきてくれて嬉しいし、メンバーにもありがとう。」

HONGSEOK「今メンバーが感想を聞いていたら共通点があると思いました。自分の番がきてもUNIVERSEが自分の名前を呼んでくれるのを待っている笑。僕は、言いたいことがたくさんありますし、頭に浮かぶことがたくさんありますが、ただひとつ言えることは、僕は本当にUNIVERSEのみなさんに会いたかったし、すごく愛しているということです。こうして8人揃って日本にきたのは本当に久しぶりで、僕が日本にきたのは3年以上ぶりです。(涙を流したあと)僕が最後に見たその姿のままでいてくれて、みなさん本当にありがとうございます。」

SHINWON「みなさんと久しぶりに会えて本当によかった。なぜならHONGSEOKが帰ってきたし、僕はいつか最後になるかわかりませんから、いつも今日は最後かのようにしていますが、今日は最後じゃない、明日もあるから本当によかったね笑。それで、いつもUNIVERSEの方々を最後かのように見たいです。今日はありがとうございます。」

WOOSEOK「韓国でラジオDJをしていますが、僕の本業は久しぶりにUNIVERSEと一緒にステージしたらなんてたのしいんだろう。一度きりの人生だから、ここにいるみなさん見てくださっているみなさんと一緒にこの人生を生きていきたいと思います!」

ラストは「Spring Snow(Japanese ver.)」で再び1階の客席に降臨。会場が割れるほどの歓声に包まれながら熱唱を終えると、「ありがとう、バイバーイ!」とステージから去っていった…と思いきや、ミックス曲「Spring Shine」の「Shine」部分が鳴り響き再びメンバーが走るようにステージへ。最後の最後、曲がストップするまでメンバーとUNIVERSEの喜びが爆発し、曲を終えたメンバーは全階にいるひとりひとりを見渡すようにたくさんの感謝と愛を伝え、1日目のファンコンが大盛況のうちに幕を閉じた。

セットリスト
〈PENTAGON 2023 FAN CONCERT ~ UNIVERSE 君への詩 ~〉セットリスト
Shine
DO or NOT
詩(shh)
HAPPINESS
WTH (フイ/シンウォン)
ケルベロス (ユウト/キノ/ウソク)
366日 (ヨウォン)
ペテルギウス (ジンホ)
Lemon (ホンソク)
Feelin’ Like
Daisy
Call My Name
Beaytiful Goodbye

― ENCORE ―
火花
Spring Snow
Shine(別バージョン)

リリース情報

https://ototoy.jp/_/default/p/1655800

「詩 (Shh)」Special Performance Video

https://youtu.be/9ZetFASnBC0

アーティスト情報
HP https://pentagon.cubeent.jp/
Twitter https://twitter.com/CUBE_PTG_JAPAN

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