2022/08/11 11:10
忘れらんねえよが2022年8月6日(土)・7日(日)／11日(木・祝)・12日(金)・13日(土)の5日間、計55時間に及ぶ長時間の無料生配信を行う企画〈ボッチインジャパン〉(以下〈ボッチン〉)。その後半戦が本日11日(木・祝)公式YouTubeチャンネルにてスタートした。
OTOTOYニュースでは〈ボッチン〉前半戦18本のクイックレポを掲載(https://ototoy.jp/news/108093)。また、そのまとめをWEBカルチャーマガジン「StoryWriter」、音楽情報サイト「BARKS」に配信させていただいた。
いきなり余談で恐縮だが、記事掲載翌日に某所でStoryWriter主宰の西澤裕郎氏とバッタリ。さらにその直後にBARKS編集長が現れる奇跡に遭遇。後半戦取材に向けて否が応でも気持ちが昂る出来事だった。というわけで、今日からスタートする後半戦もOTOTOYニュース掲載のクイックレポを中心に、OTOTOY、StoryWriter、BARKSの3メディアによる「ボッチン・トライアングル」で詳細をお届けしていこうと思う。
チャット欄を見ながら、祝日ということもあり布団の中で見ている人が多いであろうということで、「そんなやつらに」と歌い出したのは、「わたしは部屋充」。のんに提供した楽曲だけにキーが高かったようだが、「ちょっとずつ仕上がっていくのではないかと思う」と、今後も歌うことを示唆。〈ボッチン〉中にどのように進化していくのか要チェックだ。後半戦のためにいろんな曲を練習してきたそうで、「体内ラブ〜大腸と小腸の恋〜」はオリジナルのアッパーなリズムをガラッと変えて、バラードバージョンで歌唱。じつに味わい深い歌いまわしで、大腸と小腸の恋模様がシェイクスピア戯曲のように描かれていた。
オーディエンスからの声援に耳を傾けつつ、リクエストに応えて小気味良いリフが印象的な「だんだんどんどん」を歌うと、「なつい」とひと言。今回、〈ボッチン〉を通して様々な懐かしい曲を歌うことで、作者として思うところがあるのかもしれない。「CからはじまるABC」は、〈いつのまにか四十路になっていた〉と歌詞を変えて歌うことで三十路だった過去からタイムリープ。
四星球のギタリスト・まさやんが〈ボッチン〉をちょいちょい見てくれているとのことで、「まさやんのことが本当に大好き。かわいいんですよ」と、相思相愛っぷりをアピールして全女性ファンを嫉妬させる柴田。後半戦もひと時たりとも俺から目を離すな、と言わんばかりのジゴロ的でセクシーな裏の顔を覗かせた。
ひとりで戦う〈ボッチン〉のはじまりということで「戦う時はひとりだ」を歌うと、同曲の歌詞違いバージョンとして長年テレビCMで使われている「マイナビバイトの歌」を歌うファンサービス。曲の制作過程も語られる貴重なコーナーとなっていた。チャットで配信視聴者とやり取りしながら何を歌うか考えた上で披露されたのは、5thアルバム『週刊青春』のラストを飾る「喜ばせたいんです」。流れるようなキャッチーなメロディ、ひねくれたところがないピュアな歌詞で、ベストソングに挙げる忘れスタッフもいるほどの名曲だ。ギター弾き語りということもあり、曲の良さが際立って聴こえた。
最後は右手を左右に振りながら始まった「忘れらんねえよ」。休日の朝らしく、ゆったりとした空気感で歌い上げて、チャット欄はライトをつけたスマホを絵文字で掲げる大観衆で埋め尽くされた。「今日も最後の弾き語りには全員集合な！」と、ヘッドライナーを務める忘れらんねえよにエールを送りながらステージを降りた。
2022年8月11日(木・祝)10:00～ぼっちステージ
「弾き語りライヴ」
出演：忘れらんねえよ
〈セットリスト〉
1. わたしは部屋充
2. 体内ラブ〜大腸と小腸の恋〜
3. だんだんどんどん
4. CからはじまるABC
5. 戦う時はひとりだ～マイナビバイトの歌
6. 喜ばせたいんです
7. 忘れらんねえよ
https://bit.ly/3CjRpQf
https://twitter.com/wasureranneyo
文と写真：岡本貴之
