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KOHHとKEIJUの新作から考える“コンシャス”──斎井直史「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第25回

連載

KOHHとKEIJUの新作から考える“コンシャス”──斎井直史「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第25回

2月はあっという間ですね! ギリギリ滑り込みで今月の「パンチライン・オブ・ザ・マンス」をお届けです! 前回は現在20歳のビートメイカー/ プロデューサーしてANARCHYが新プロジェクトとして立ち上げた〈1%〉からアルバム『Arsonist Under』をリリースしたYamieZimmerをピックアップしました。今月は『DIRT II』から2年半ぶりの新作となったKOHHと〈Sony Music Labels〉と契約後まとまった音源としては1枚目となるKEIJU、どちらもゲリラ・リリースで話題を集めた2作品…

畠山美由紀、演歌・歌謡カヴァー集をDSD&ハイレゾで配信

レヴュー

畠山美由紀、演歌・歌謡カヴァー集をDSD&ハイレゾで配信

畠山美由紀が、昭和の演歌・歌謡曲のカヴァー・アルバムをDSD2種、ハイレゾ2種でリリース。すでにCD音質で聴いた方には、あきらかな音の違いを比べてみてほしい! と強く思うほど、音の印象が違います。マスタリングはオノセイゲンが担当(下記に本作についてのコメントあり)。...…

Yamasuki、フレンチ発珍妙日本語レア・グルーヴ再発

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Yamasuki、フレンチ発珍妙日本語レア・グルーヴ再発

謎すぎる空耳チックな日本語、楽しきサイケ・ガレージ……これは1971年にフランスにてリリースされた、フランスのYAMASUKIなるアーティストの作品だ。ヤマスキ? 妙な臭いのプンプンするこの作品がなんとこのたび再発され、今回OTOTOYでも配信が開始される。いわゆる普通のリイシュー=端的に言えば現在の音楽の正統なルーツたる音源の再発や音楽史に残る名盤ではなく、このYAMASUKIの様に、ジャンルや音楽史の中心から少し外れたところにありながらも、時代を超えて、いや時代を超えたからこそ楽しめるオブスキュアな音源…

畠山美由紀、「わが美しき故郷よ」に続く、待望の6枚目のオリジナル・アルバム「rain falls」。

レヴュー

畠山美由紀、「わが美しき故郷よ」に続く、待望の6枚目のオリジナル・アルバム「rain falls」。

東日本大震災で被災した故郷、宮城県気仙沼への想いをつづったアルバム『わが美しき故郷よ』より約1年半ぶりとなる6枚目のオリジナル・アルバム『rain falls』。世界的評価を得ている中島ノブユキをプロデューサーに向かえ、本作では「雨のアルバム」をコンセプトに美しい畠山美由紀の歌声が堪能できるアルバムとなっている。...…

OTOTOY Award 2011トロフィー授与!

その他

OTOTOY Award 2011トロフィー授与!

今年も遅れてしまってすいません! 2012年1月に発表した「OTOTOY AWARD 2011」、受賞アーティストにトロフィーを渡して参りました。『Editor's choice Award』を受賞したのは、畠山美由紀の『わが美しき故郷よ』。『Editor's choice Award』を受賞したのは奇妙礼太郎の『GOLDEN TIME』。昨年のトロフィー授与の時に「2012年のトロフィーは早く渡しにいく」と宣言していたにも関わらず、ぼーっとよだれを垂らしながらお日様を眺めていたら発表から2カ月近く時間が経…

OTOTOY AWARD 2011受賞作品決定!!!

コラム

OTOTOY AWARD 2011受賞作品決定!!!

決定しました、OTOTOY会員のみなさまの投票により選ばれる「Member's choice」! 1位に輝いたのは昨年12月にリリースされたばかりの畠山美由紀『わが美しき故郷よ』。宮城県気仙沼市出身の彼女に震災直後の動揺、彼女が背負った使命、歌い続けることへの意味を語っていただいたインタビュー記事は、多くの反響を集めました。アルバムの最初から最後まで震災と向き合った、2011年に出されるべくして出された本作。「2011」と言わず、何十年先も古くならないであろう、美しく、強く、優しい普遍的な名作でした。..…

畠山美由紀『ふたりのルーツ・ショウ -Live at Nikkei Hall 2011.09.11-』

その他

畠山美由紀『ふたりのルーツ・ショウ -Live at Nikkei Hall 2011.09.11-』

ともに今年がデビュー10周年にあたる2人の歌うたい、畠山美由紀とアン・サリー(しかも誕生日も1日違い! )。彼女たちが、2011年9月11日、日経ホールにて開催した『ふたりのルーツ・ショー』。その名の通り、それぞれ自らの音楽のルーツとなる楽曲をカヴァーした一夜。そして、12月7日にリリースしたオリジナル・アルバム『わが美しき故郷よ』の記憶もまだ新しい畠山美由紀のこの日のライヴの模様を、OTOTOY独占で配信開始いたします。新曲「わが美しき故郷よ」は詩の朗読から歌へとつながる10分に及ぶライヴ・バージョンをノ…

畠山美由紀『わが美しき故郷よ』リリース&インタビュー

インタヴュー

畠山美由紀『わが美しき故郷よ』リリース&インタビュー

雑誌「SWITCH」に載った畠山美由紀の散文詩「わが美しき故郷よ」を見たとき震えが止まらなかった。故郷への愛をただひたすら綴る。たったそれだけのことなのに… 3月11日以降の彼女の苦しさが体を駆け巡った。こんなに愛に溢れた文章に出会ったことはなかった。その散文詩が発表された半年後、その詩をタイトル曲とした新作が届いた。彼女と活動を共にした多くのミュージシャン達の演奏力の高さにただただ驚くばかりだが、そんな図太い屋台骨に支えられた彼女の歌と詩があまりにも力強い。多くのアーティストが、震災ソングや救済ソングを発…

畠山美由紀「わが美しき故郷よ」のLIVE音源をDSD配信

ライヴレポート

畠山美由紀「わが美しき故郷よ」のLIVE音源をDSD配信

今年でソロ・デビュー10周年を迎える畠山美由紀が、9月11日、日経ホールで行われたライヴ「ふたりのルーツ・ショー」より、「わが美しき故郷よ」をDSDとHQD音源で配信します。アン・サリーとの共演で行われた本公演では、それぞれが自らのルーツとなった音楽をカヴァー。その公演で唯一の畠山美由紀のオリジナル曲として披露された「わが美しき故郷よ」をシングルとしてリリースします。この楽曲は12月7日にリリースされる同タイトルのニュー・アルバムに収録されており、すでに全国各地のライヴで大きな感動を巻き起こしている新曲。毎…

安田寿之 × クレア・マルダー対談

インタヴュー

安田寿之 × クレア・マルダー対談

「きらきら星」「マイム・マイム」「黒猫のタンゴ」「蛍の光」など、世界各国で受け継がれているなじみ深い童謡スタンダードが、『Children's Songs 2050』として、カラフル&スタイリッシュに生まれ変わって登場! 『過去・現在・未来』全ての子供たちに贈る、楽しい音楽の『未来設計図』を手掛けたのは、音の建築家・安田寿之。エレクトロ・ハウス、ボサノヴァ、アシッド・ハウス、スウィング・ジャズやルーツ・ミュージックなど、あらゆるジャンルを行き来するサウンドで、スタンダード・ナンバーに新たな煌めきを与えていま…

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