NEWHERE MUSIC

インタビュー
OLAibi、石橋英子Wリリース! 鼎談 : 石橋英子×OLAibi×トンチ
前作『imitation of life』から間を空けることなく、クラッシック、ジャズのエッセンスも含んだシンプルなピアノ・ソロ・アルバム『I'm armed』をリリースした石橋英子。そして、パーカッショニストが奏でる音楽でありながら、今回新たに実験的かつ室内楽的で密室性の高いテイストを組み込んだ3年振りのサード・ソロ・アルバム『new rain』をリリースしたOLAibi。今回は両者のリリースを記念して、スティール・パン奏者のトンチを迎えての3者鼎談を開催。3者に通じる“音楽観”を読み解いてほしい。...…

レビュー
石橋英子『imitation of life』
「枯れることのない泉のようなものを欲する部分がある」との言葉に集約されるように、未踏のサウンドを追い求め、即興演奏家やプロデューサー、そしてシンガー・ソング・ライターとして、文字通りあらゆる領域で活動する稀有な音楽家、石橋英子。前作『carapace』から約1年半、引き続きジム・オルークのプロデュースのもと、自然と集結したメンバーたちには「もう死んだ人たち」との名が与えられ、彼女の描いた脚本によって自在に舞い踊る。そんな鉄壁の布陣で構築された新作は、プログレッシヴ・ポップとも呼べる未知の世界である。...…

インタビュー
石橋英子『drifting devil』インタビュー
石橋英子を「PANICSMILEのドラマー」と捉えている人が居るならば、是非ともこの機会に「シンガー・ソング・ライター」としての彼女の音楽を聴いてみて欲しい。最新ソロ・アルバムdrifting devilは多数のゲスト・ミュージシャンを迎えて制作され、楽曲は音の粒がアグレッシヴなものから、ゆるやかに唄とメロディが紡がれていくものまで、色彩感に富んだグッド・ポップ・ミュージックが詰まっている。インタビュー中、”可能性”という言葉を何度も口にした彼女にとって”ポップ”とは一体どんな存在なのだろうか。...…

インタビュー
石橋英子『carapace』
石橋英子の、ソロとしては3枚目の作品となる『carapace』。この作品を聴きながら、何度も夢の中に引きずり込まれるような感覚を覚えた。夢の中の世界独特の、形が掴めない曖昧な、でもきっと意味深い、起きてからしばらくぼーっとしてしまう、年に数回しか会えない強烈な印象を残す夢。浅い睡眠の中で自分の記憶の中まで旅をした時に見る、あの変な夢。石橋英子が歌詞の中で描く風景は、夢の中で見る曖昧な風景に似ている。懐かしくて大切だけれど、どこか怖くて触れがたい。...…

ライブレポート
ジム・オルーク Live Report &ライナー・ノーツ単体発売!! text by 高橋健太郎
ジム・オルークによる最新作『All kinds of People 〜love Burt Bacharach〜』。ポップス界最高峰の音楽家バート・バカラックが作り出した楽曲を、アヴァン・ポップスの異端児ジム・オルークと、東京、大阪とアメリカのミュージシャン達で解き明かす本作。オトトイでアルバム特典としてプレゼントしていた、高橋健太郎執筆による1万字越えのスペシャル・ライナー・ノーツの単体販売を開始。2010年4月15日にBillboard tokyoで行われたJim O'Rourke x Bacharach…

その他
Jim O'Rourke 『All Kinds of People〜love Burt Bacharach〜』高橋健太郎が執筆する1万字越えのスペシャル・ライナー・ノーツ付き!
ポップス界最高峰の音楽家バート・バカラックが作り出した楽曲を、アヴァン・ポップスの異端児ジム・オルークと、東京とアメリカの11人のミュージシャン達と解き明かす本作。ジム・オルークが、ボーカルのほか、ギターやバンジョー、キーボード、ベース、ハープシコードなどさまざまな楽器を演奏し、編集やミックスまでも自らが担当する傑作アルバムです。オトトイではアルバム特典として高橋健太郎が執筆した、1万字越えのスペシャル・ライナー・ノーツをプレゼント。21世紀、20世紀のアメリカを代表する作曲家ジム・オルークとバート・バカラ…