世界を変えるアーティストを! NEW SENSATION!

インディーズに力を入れるレコード店disk unionと配信情報サイトOTOTOYがガッチリタッグを組んで、1ヶ月にわたって、たった一つのアーティストを押し続ける企画、「NEW SENSATION」が始まります! この企画でもっとも大事にするのは、バイヤー目線。広告予算がなくても、メジャー・レコード会社が決まっていなくても、「こいつら、絶対すげぇ! 」そんなバンドが現場にはいっぱいいるんです。「NEW SENSATION」は、disk unionとOTOTOYがバイヤーの威信をかけ、本当に押したいもののみを展開する気合い2070%のコーナー。「本企画から必ず世界を変えるアーティストを出します!」そう誓い合い、高円寺の居酒屋で杯は交わされたのでした。(OTOTOY編集長 飯田仁一郎)

第4弾アーティストはpeno!

第4弾アーティストは、七針主宰レーベル"鳥獣虫魚"よりフォーキー・ポップ・バンド「peno」が登場!

話題の八丁堀のアートスペース七針が主催するレーベル鳥獣虫魚から、水谷貴次が中心となって様々なシーンで活動するメンバーが集結したバンド「peno」。トクマルシューゴ、mmm、oono yuuki、王舟といった七針界隈から、ARTLESS NOTE、the mornings、kuruucrewといったオルタナ・シーンで活動するメンバー等が在籍するフォーキー・ポップ・バンドです。朴訥な歌いまわし、メランコリックなサックスのメロディー、それらを優しく包み込むバンド・アンサンブル。メロディーと即興性のゆらぎから産まれるハーモニーは、幼い頃に聴いた子守唄のようにも聴こえる暖かみのあるサウンド。メロディーと即興性のゆらぎから産まれるハーモニーは、Maher Shalal Hash BazやTenniscoatsの影響も。マスタリングは中村宗一郎が手掛けている。トクマルシューゴ、王舟、oono yuukiら七針周辺アーティストはもちろん、マヘル〜工藤冬里関連やノイズ/ドローン界隈に興味がある人にも幅広くオススメです!!!

peno / Nebula

1. Nebula / 2. Nishibi / 3. Maru / 4. Kaido / 5. Untitled / 6. March of pigs and cows


第4弾 アーティストはpenoと いう八丁堀七針〜オルタナと多様なシーンで活動するメンバーからなるフォーキー・ポップ・バンド。殺伐としてきたこの時代で音楽くらいは 優しくあってほしいじゃないか。ノイズ、ドローンを通過したポップネスはどこまでも優しく、聴くものを受け入れてくれる。そんな、リー ダー水谷くんの優しい人柄が前面に溢れた作品「Nebula」。 是非聴いて見て下さい。(DISK UNION / 矢野)

七針の感じと、西洋的なドローンの感じがMIXされた、抜群にセンスの良い作品だと思います。決してオーヴァーには出てこないだろうけど、まさに2012年の今に相応しい音楽。気持ちいい音楽です。(OTOTOY / 飯田)

peno 水谷貴次 INTERVIEW

ーー自己紹介をお願いします。

ミズタニタカツグ(以下、ミズタニ) : ミズタニタカツグです。メンバーの入れ替わりが激しいんですけど、今は五人でやっています(ミズタニタカツグ(PF&CL etc...)、フクシマジロウ(Ba)、アンドウアキヒコ(Sax)、キシダヨシナリ(Dr)、イシザカトモコ(Vo&Gt))。このアルバムを録音した時はイシザカさんはいなくて、アシダユウトというメンバーがいたんですけど、アシダ君は音源が出来て脱退して、今はyumboとかoono yuukiさんのバンドに参加してます。

ーー一番最初はどのような形だったんですか?

ミズタニ : 元々は大学で結成しました。フクシマ君とアシダ君は大学の友人で、一緒にやってたメンバーがあと2人いるんですけど、今はお休みみたいな感じになってて…。その後は対バンなどで知りあった人を誘ったりして今に至ってます。

ーーミズタニさんはARTLESS NOTEのドラマーとしても活動していますよね。ARTLESS NOTEの活動は今どんな感じなんですか?

ミズタニ : ARTLESS NOTEはマイペースにやっていますね。今年の2月に自主企画を下北沢ERAでやって、今年もう一回企画やろうかなと。あとはちょいちょい録音もしています。

ーーpenoは表立った活動が少ないですよね。

ミズタニ : メンバーが皆忙しいんですよね。全員の予定が合う日が一ヶ月に一日もないこともあるし。でもみんなできる人だから、デモを送っておけば、急に合わせてもある程度のところまではできますね。みんな上手いです。

ーー曲作りは、まずミズタニさんがデモを作ってメンバーに送るところから始まるんですか?

ミズタニ : そうですね。最初の頃は、元メンバーのアシダ君と僕の二人で曲を作っていました。アシダ君もドラムをやっていて、お互いドラマーなんだけど家では宅録をやっていて、子供用のおもちゃの楽器とか、楽器じゃないものを楽器として使うような音楽の話をよくしていたんです。それで、「じゃあ家でやっていることをバンドでやってみよう」という話になって、peno名義でライブ活動を始めました。

ーーなるほど。確かに、penoの音楽は宅録から発生した音ですよね。

ミズタニ : 最初はトイピアノやピアニカを使ってライブをやっていたんです。あと、ドローン。ドローンをやっていた頃は、お客さんがみんな寝てました。PAが寝ていたこともあったし、演奏してる最中にミラーボールが回り出したりとか(笑)。下手したらノイズって言われるくらいの持続音ばっかりで、「これは違うな~」って思うようになって、変わっていきましたね。

ーーどのように変化していったのでしょうか?

ミズタニ : その頃は単純に作曲/編曲能力がなくて、宅録で出来た音の質感みたいなものをバンドに持ち込んで演奏することができなかったんです。だから考え方を変えて、曲をバンド用にアレンジするというか、どういう風に演奏したら気持ちいいかってことを意識したら、やっとうまくいくようになりました。

ヤノアリト(DISK UNION) : (penoの曲を)聞いた時に、Maher Shalal Hash Bazとか工藤冬里界隈の雰囲気もすごく感じたんです。楽曲の構成はありつつも、即興性も強いというか。元々宅録だった曲をバンドでやっても成り立たせる上でカギになったのは、やっぱり生の人間が演奏することの即興性、インプロ的な魅力なんじゃないかと思いましたね。

ミズタニ : コードやメロディーは全部決まっているから完全な即興ではないんですけどね。ただ、曲の枠組みが決まっていても、演奏する人や聞く人が遊べるような余白は残しておこうと考えるようになったんです。そこに気づけたのは良かったですね。

ーー気づいたきっかけは何だったのでしょう?

ミズタニ : 大友良英さんの展示もすごかったんですけど、やっぱり一番のきっかけは原美術館でやったサウンド・インスタレーションですね。テニスコーツが出演してたんですけど、彼らのバックに少しだけ混ぜてもらったんです。そのイベントにはステージがなくて、演者も観客もどこにいても良かったんです。美術館中の色んなところにスピーカーがあるから、テニスコーツの演奏がどこでも聴けるようになっていて。最初はテニスコーツの2人が美術館の真ん中の原っぱでいつも通り演奏していて、僕らは好き勝手なところにいるんですけど、ある曲が始まったら歌いながら近づいて来てくれと言われて。僕はギタレレを持って植野さんに合わせてアルペジオを弾いて、2人のところに寄っていったんですけど、だんだん近づいてくる音や声がスピーカーから色んな方向に散らばっていて、みんなバラバラなんだけどちゃんと「音楽」になっていたんです。

ーーへえ、それは面白い。

ミズタニ : その時にめちゃめちゃビックリしたんですよね。ARTLESS NOTEみたいないわゆる「ロック・バンド」をやっていると、ロックしか分からないじゃないですか。ライブをするときにはステージがあってPAがいる。そういう環境っていうのは、意図した音をPAが作って、お客さんはステージを観て、その環境の中で「自分達の出す音をこういうふうに聴いてほしい」っていう状態に限りなく近づけた音を聞くことになるわけですよね。 でもテニスコーツとの演奏で触れた音楽っていうのは、お客さんはどこにいてもいいし、どんな聞き方をしてもいいっていう全く逆のもので。そしてその聞き方の数だけ、ひとつの楽曲の中にもびっくりするくらい色んな表情があるということにも気づけました。そのときに音楽に対する視野が広がったというか、音楽じゃないものまで音楽に聴こえることが多くなったり…。今までは氷山の一角で音楽をやっていたんだなって思いました。ライブ・ハウスっていう環境で音楽をやったり聞いたりする行為も、音楽のやり方の一つに過ぎないなと。

ーーそれがさっき言っていた「余白」に繋がっているんですね。

ミズタニ : そうですね。ARTLESS NOTEだとガチガチな変拍子やキメも結構あって。もちろんそういうのも楽しいんですけど、penoでは逆のことをしています。サックスのフレーズとかも、元々のフレーズを忘れてアドリブで吹いてるとこがあったりするけど、そのまま使っちゃったりしてるし。あと僕は元々ドラマーなので、敢えてリズムから外れて余白だらけの音楽をやってみたくなったのかな。余白だらけだとみんな寝ちゃうんですけど(笑)。

ーーpenoの曲にはミズタニさんの持つ空気がありますよね。キレすぎたり、ざらつきすぎたりしない、ロックじゃない感じがナチュラルに出てる気がします。

ミズタニ : ロックへの反動はかなりありますね。penoって狂うクルーのメンバーもいればLOAのメンバーもいるし、僕もドラマーだから、いきなりプログレみたいなのもやろうと思えばできるんですよ(笑)。友達も誘えばやってくれるし。そんな中で、今はロックじゃなくてもやりたいことをやってみたいんですよね。

RECOMMEND

peno INFORMATION

LIVE SCHEDULE

2012年8月5日(日) @八丁堀・七針
TBA
2012年9月27日(木)@東京国立現代美術館フィルムセンター
TBA
2012年11月17日(土)@南池袋ミュージックオルグ
TBA

>>peno 水谷貴次BLOG

peno disk unionでの展開

下記の店舗で試聴機展開&7/25発行のFOLLOWUPにてインタビュー掲載!

お茶の水駅前店 / 新宿本館BF 日本のロック・インディーズ館 / 下北沢店 / 吉祥寺店 / 町田店 / 横浜関内店 / 横浜西口店 / 淵野辺店 / 津田沼店 / 千葉店 / 柏店 / 北浦和店 / 池袋店 / 渋谷中古センター / 中野店 / 立川店 / オンラインショップ

>>disk union WEB

NEW SENSATION 今後の展開スケジュール

第1回(4月下旬公開) : 笹口騒音ハーモニカ
第2回(5月下旬公開予定) : トリプルファイヤー
第3回(6月下旬公開予定) : いったんぶ
第4回(7月下旬公開予定) : peno
第5回(8月下旬公開予定) : TBA
第6回(9月下旬公開予定) : TBA

この記事の筆者
葛西 渚

自己紹介文はあとで書きます とりあえず登録だけ。 ごめんなさい。はーと

ototoy×disk union 共同企画"NEW SENSATION"第4回peno

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