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2019/02/23 11:00

 

Chaka Khan『Hello Happiness』レビュー (Sampling-LoveのBlog)

 

ナイル・ロジャースやトニー・アレンなどのかつて一時代を築いたレジェンドたちが、現在もなお新しい世代の人たちと組んで活躍を継続しているのを見ておりますと、ほんの少し前は元気な爺さん達だなくらいの感覚でしたが、現在はステキで憧れるお爺さん像に変わってきたのも老化でしょうか。

先週出ましたChaka Khanの新アルバム『Hello Happiness』もそういった今のモードで作られた現役バリバリといっても差し支えない攻めた内容で、彼女を支えるのはMajor RazorのオリジナルメンバーだったSwitchであります。先行で公開されたMVがあまりにカッコ良かったのもありずいぶん期待しておりましたが、その期待通りの内容になったと思います。

ダンスミュージックからギターギンギンなバウンス、そしてレゲエ・ダブ風味までとバラエティに富んだ近代的な音像のトラックの上で、全盛期と変わらぬ力強いボーカルを聴かせてくれるところと楽曲の部品的な役割を果たす今っぽいところなんかが共存しており、個性が出ながらも演歌感も無くベストな落としどころになっているかと。

御年65歳ということではありますが、コートの隙間から太腿をドーンと出して、右手にはハリセン?巨大扇子?のようなものを持ち、ナメた口きいているとソレでぶっ叩かれそうな、、、そんなパワーがジャケからも漲っておりますね。最近の人たちの楽曲に慣れておりますと、とても新鮮な内容でありました。

●この記事は下記ブログからご寄稿いただきました。
[Sampling-LoveのBlog]

[ニュース] チャカ・カーン

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