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2025/02/10 17:00

 

【オフィシャルレポ】NEMOPHILA、成長と進化を追求する〈Apple of my eye Release Tour 2025〉スタート

 

NEMOPHILAが、4thアルバム『Apple of my eye』を引っ提げて全国17ヶ所で開催される〈Apple of my eye Release Tour 2025〉の初日公演を2025年2月9日(日)恵比寿LIQUIDROOMで開催した。

「出音すべてに4人の気持ちが込められていて、4人ならではのバランスと強い意志がパフォーマンスの箇所箇所に散りばめられていて、今まで以上に一致団結したNEMOPHILAを見てもらえると思います!」と開演前に語っていたNEMOPHILAのmayu(Vo)。その覚悟のライヴが幕を開けた。

ギュウギュウに詰まった会場に溢れる熱気と歓声、そしてクラップ。SEきっかけに早くもオーディエンスのボルテージはMAXに。1曲目は4thアルバム「Apple of my eye」でもオープニングを飾る「Just Do It!」。アルバムをリードするハードでポジティブな曲だが、mayu(Vo)の一声をきっかけに、たむ(Dr)のドラムが刻むビートがヘヴィー且つ高速に炸裂し、掛け声“ヘイ!!”の煽りが連鎖となってLIQUIDROOMが早くも一体と化す。続いて葉月(Gt)のギターが唸りをあげるアッパーチューン「DISSENSION」、曲間のSEが効果的に響き渡り4thアルバムから「アナタダレ」「ERROR DETECTION」、さらに「RISE」とパワフルにたたみかけるNEMOPHILA。葉月のギターとハラグチサン(Ba)のベースがスリリングに絡み、変幻自在なステージング、煌びやかなフォーメーションは今日も健在だ。

「A Ray of Light」を皮切りに中盤を彩るのは、和歌+和太鼓を取り入れたNEMOPHILAの真骨頂・和の色調が滲む「赤加賀智-AKAKAGACHI-」、そしてハスキーな高音とシャウトが光る「鬼灯」、MCを挟んで早くも終盤へとなだれ込む。今までになかったがむしゃらな感情を前に出した「Beautiful days」ではmayuもレスポールでバッキングを刻み、NEMOPHILAのメタルコア的部分をより突き詰めた「BRAINWASH」へと続く。4人体制になってギターとベースのユニゾン率も増しているが、そこも新しいNEMOPHILAの魅力と言える。MC明けの終盤はバンド史上初のギターソロなし曲、バンド全体のグルーヴとパッションに加えmayuのシャウトが命の「G.O.D」、シンセも交えてフュチャーリスティクでメカニカルなテイスト曲「PROGRESS」を披露。バンドの幹となる疾走感と鮮やかさがクロスする、らしさNo.1曲「REVIVE」で圧巻のパフォーマンスを見せてくれる。本編最後はアルバムでも最後を飾る「Good as hell quartet」、曲も歌詞もストレートで爽快なナンバー。リリースツアーということで4thアルバム収録全10曲を完遂した。

ベーシストとしての追求がバンドの進化につながると言ってるハラグチサン。ヴォーカル以外に主メロを奏でるのはギターで、その責任感と出音への探究心が増したという葉月。全力で叩きながらもライブ自体をひとつのショーと捉えここはグルーヴ感を、ここはヘヴィーに、気持ちをビートに込めてと鳴らすことを意識してるというむらたたむ。mayuもエモーショナルでハスキーな歌に加え持ち味のスクリーム&シャウト、今回はさらにキュートさをプラスし表現力豊かに歌っている。メンバーひとりひとりの個性という音が粒となり、バンドとしての音圧となり、エネルギッシュにパワフルに会場に放射した夜。妥協なく音楽的な理想を追いかける4つの魂は、常に成長と進化を追い求めている。

ツアーの最終地点は元旦に発表された、2025年5月6日(火)比谷野外大音楽堂で開催される「やめられない止まらない、NEMOPHILA地獄の全曲ライブ」。今までに発表してきた全楽曲を演奏するという驚きの内容だ。

この日に向けてむらたたむが筋トレを積んでるという噂もあるが、自信に満ち溢れ堂々としたパフォーマンスを魅せてくれた今日のライブを見る限り、17本という場数をふんだ上で立つ野音のステージには、とてつもなくレベルアップし煌めいた4人がそこにいるはずだ。

PHOTO:佐藤広道(サトウヒロミチ)

ツアー情報
〈Apple of my eye Release Tour 2025〉
2月9日(日)東京・LIQUIDROOM
2月14日(金)名古屋・DIAMOND HALL
2月15日(土)京都・KYOTO MUSE
2月22日(土)金沢・EIGHT HALL
2月23日(日)長野・NAGANO CLUB JUNK BOX
2月28日(金)福岡・DRUM LOGOS
3月2日(日)広島・HIROSHIMA CLUB QUATTRO
3月15日(土)岡山・CRAZYMAMA KINGDOM
3月21日(金)大阪・UMEDA CLUB QUATTRO
3月23日(日)松山・WStudioRED
4月4日(金)仙台・Rensa
4月5日(土)茨城・水戸LIGHT HOUSE
4月6日(日)葉・柏PALOOZA
4月11日(金)北海道・札幌ペニーレーン24
4月12日(土)北海道・旭川CASINO DRIVE
4月26日(土)神戸・神戸VARIT.
4月27日(日)島根・松江AZTiC canova
<全会場共通> 前売:7,000円 当日:7,500円(ドリンク代別)
チケット:https://l-tike.com/nemophila

ライヴ情報
  〈やめられない止まらない、NEMOPHILA地獄の全曲ライブ〉
2025年5月6日(火)日比谷野外大音楽堂
OPEN/14:45・START/15:30
前売指定:7,900円
チケット:https://l-tike.com/nemophila

アーティスト情報
・オフィシャル・ウェブサイト
https://nemophila.tokyo

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