News

2023/11/21 21:15

 

【オフィシャルレポ②】ONIGAWARA、「10周年だよ!ガワラまつり」第二部で10年ぶり竹内電気が復活、盟友UNISON SQUARE GARDEN、cinema staff エモさ爆発

 

ONIGAWARAが主催フェス「10周年だよ!ガワラまつり」を2023年11月18日(土) 東京・新宿LOFTにて開催。集まったガワラー(ファンの総称)、共演者のファンも巻き込んで、10周年を盛大に祝うパフォーマンスで魅了した。

このイベントは二部構成で、ONIGAWARAの2人、竹内サティフォ(Vo.Gt.Pro)、斉藤伸也(Vo.ガヤ.Pro)に加え、12時からの第一部【アイドルまつり】には、彼らが楽曲提供をしているukkaCROWN POPDIALOGUE+(内山悠里菜&宮原颯希のみ)が出演。17時30分からの第二部【バンドまつり】には、彼らにとって前身バンド・竹内電気時代からの盟友だというUNISON SQUARE GARDENcinema staffが出演。さらに竹内電気がなんと10年ぶりに復活して出演することも当日に発表された。10周年イベントに相応しい豪華ラインナップということで、チケットは一部二部共にソールドアウトとなり、LOFTのフロアは立錐の余地もないほど、たくさんのお客さんが詰めかけていた。※このレポートでは第二部の模様をお届けする

第二部【バンドまつり】
●UNISON SQUARE GARDEN
幕が上がり、SE「絵の具」が流れるステージに登場したのは、UNISON SQUARE GARDEN(斎藤宏介(Vo.Gt)田淵智也(Ba)鈴木貴(Dr))。貴重な新宿LOFTでのライブを目撃しようと、フロアはギッシリだ。期待感の中、オープニングを飾ったのは「フルカラープログラム」。一斉にステージに右手を上げてバンドが放つ強烈な演奏と歌に反応するオーディエンス。すぐさま斎藤がダウンカッティングを刻むとドッと会場が沸いて、1stアルバムからの「デイライ協奏楽団」を披露。中盤、淡々としたリズムの中で斎藤が変幻自在なプレイを聴かせて曲の世界に引き込んだ。

ダンサブルな「MR.アンディ」は、「フルカラープログラム」同様、インディーズ時代の『流星前夜』バージョン。初っ端からオーディエンスを目一杯踊らせると、斎藤がMC。「ONIGAWARA10周年、おめでとうございます!それと竹内電気が今日限りの再結成ということで、僕ら今ツアー中なんですけど、めちゃくちゃ無理してここに来ました(笑)。当時竹内電気と対バンしていたとき斉藤さんがサウンドチェック中によく弾いてくれていた3曲をやりました。次の曲は、転換中によく弾いてくれていた曲です」と始まったのは「カラクリカルカレ」。赤い照明が激しい演奏とリンクしてカオティックなムードに包まれた。続けざまに「ライドオンタイム」に突入すると、鈴木のダンサブルなドラムに乗って田淵がステージ上を移動しながらフロアを煽り、イントロでドッと湧いた「23:25」では、凄まじいベースソロからワウを使ったギターソロで興奮の坩堝となった。ラストの「オリオンをなぞる」まで、初期の曲を中心としたセットリストでONIGAWARA、竹内電気へのリスペクトを示すと、「次は竹内電気です!」とバトンを渡した。

●竹内電気
山下達郎「SPARKLE」がSEで流れるステージに、山下桂史(Vo.Syn)、斉藤伸也(Vo.Gt)、竹内サティフォ(Gt)、加藤広基(Ba)サポートを務める吉田昇吾(Dr/ UNCHAIN)がステージに。「お久しぶりです!竹内電気です!」と斉藤が挨拶して、大歓声を受けて「YOU&I」でライブがスタート。山下と斉藤がハーモニーを作り躍動するポップソングに、サビでは合唱も起きた。山下を挟んで竹内がストラトを、斉藤がテレキャスを弾く構図も新鮮に映った。「milk tea」では、斉藤が弾くディストーションを効かせたギターと山下が弾くシンセ、ボトムを支える加藤のベースと、ONIGAWARAの尖った音とは違いマイルドな音作りをしている竹内のギター、山下の柔和な歌声が一体となってあたたかな空気に包まれた。

斉藤が英作詞を手掛けた「do not disturb」では、ブラッシングから軽やかなカッティングを繰り出して、斉藤、山下のリレーボーカルで歌い上げた。MCでは、「俺たち、15年前からユニゾンのマブダチなので。よく対バンしてました」(斉藤)「マブダチだった縁で、ユニゾンの後にこんなところに放りだされるとは思ってなかった(笑)」(山下)。「まあでも、ユニゾンをトップバッターにできるのってうちらぐらいっしょ?」と胸を張る斉藤に拍手喝采。山下が「改めて、ONIGAWARA10周年おめでとうございます」と祝福すると竹内は、本来のメンバー苅谷達也(Dr)の都合がつかず、吉田にサポートを依頼したことを告白。「フルメンバーじゃないということもあって、当日まで発表しなくてすみません。でも2人(山下、加藤)が祝いに来てくれるっていうので、どうしてもやりたくて僕らの我がままでやらせてもらいました」と再結成に至った経緯を話すと、大きな拍手が送られた。タイトなリズムとストレートな演奏による「boys be」から、「たぶんYouTubeで一番再生されている曲」(斉藤)と紹介された「sexy sexy」へ。ベースラインを軸にした情熱的で洒落たラテンテイストのアレンジが心地良く、フロア中から右手が上がり沸き立った。「最後の曲です!」と告げる斉藤に、「えー!」と終わりを惜しむ声の中で始まったのはディレイの効いたギター、スペーシーなシンセが彩る「Hello Mr. Regret」。斉藤は、「みんな、後悔(Regret)だけはするなよー!」と呼び掛けて、竹内のギターソロを呼び込む。〈笑い合える日が来るはず〉と、10年振りの再結成を象徴するフレーズも印象的な曲を終えて、「ありがとう!またいつかお会いしましょう!」(斉藤)とライブを終えたメンバーたちに、しばらく拍手が鳴りやまなかった。

●cinema staff
cinema staffの4人は(飯田瑞規(Vo.Gt)辻友貴(Gt)三島想平(Ba)久野洋平(Dr))が盛大な拍手に迎えられてステージに上がると、大音量のフィードバックから一斉にラウドな音を放出。飯田が「cinema staffです。お待たせ!いこうぜ!」と叫んで、今年リリースされた楽曲「フェノメナルマン」でライブを開始した。ひたすら疾走する演奏とアティテュードを示した歌詞が熱い。真っ赤なライティングに染まったステージで始まったのは、「great escape」。久野が叩く怒涛のドラムが煽り、辻と三島がステージ前に身を乗り出して挑発する。アニメ『進撃の巨人』後期エンディングテーマとして知られるこの曲は、オーディエンスが一体となるにはもってこいのヒット曲だ。飯田がギターをかき鳴らして、ダンサブルな「海底」へ。飯田と三島による二声のハーモニー、4人の演奏が創り上げるサウンドスケープに圧倒された。

「ONIGAWARA10周年おめでとうございます!そして竹内電気再結成、ありがとう。竹電最高でしたね。僕らは竹電にとって名古屋の直属の後輩なんですよ。ずっと一緒にやってきたから、今日のライブを観て昔のことを思い出して体が震えるというか、むちゃくちゃ感動しました。特別な日に来てくれてありがとう。ちなみに、俺らもユニゾンとマブダチなんで(笑)。昔の懐かしい曲もやってくれていたので、俺たちも楽屋で急遽セットリストを変えました。竹電の斉藤さんと桂史さんからリクエストを受けて」との飯田のMCから披露された曲は、1stミニアルバム『document』からの「KARAKURI in the skywalkers」。親しみやすいメロディの一方でノイジーなサウンドが耳を震わせる。最後に聴かせた飯田のロングトーンに、このライブへの想いが漲っていた。「drama」では、「スーパーギタリスト、辻友貴!!」とコールされた辻がアヴァンギャルドなソロを聴かせて、「I SAY NO」では幻想的なイントロで別世界へ誘う。「ラスト1曲、サティフォのリクエストで、彼が一番好きな曲をやって終わります」と飯田が歌った曲は、「君になりたい」。4人がパッションを爆発させながら紡ぐグルーヴは感動的だった。

●ONIGAWARA
いよいよ、「10周年だよ!ガワラまつり」第二部【バンドまつり】は、大トリのONIGAWARAのライブを残すのみ。レーザーがステージを照らすと「サティフォ!伸也!ONIGAWARA!」のコールが織り交ぜられた4つ打ちのSEから、焦らしに焦らして主役の2人が登場。「ポップミュージックは僕のもの」で、先ほど見せたバンドマン姿とは打って変わったスーパーJ-POPユニットぶりを発揮して、人々を明るく照らす。斉藤が「たくさん集まってくれてありがとう!盛り上がっていますか!?盛り上がっていませんか!?ああ~、目が死んでてつらいよ!」と叫んで「MEGA☆DEATH」を歌い出した。カラフルなレーザーを後光のように浴びながら〈目がめっちゃ死んでる 目がめっちゃ死んでる〉と歌う2人と一緒に歌うガワラーたちの目はキラキラと輝いている。サーフロックなギターが先導する「恋のメリーゴーランド」はオールディーズ風のコーラスで、甘酸っぱい空気が広がった。

MCでは斉藤が「さっきユニゾンとかシネマを観ていた人たちは、何が起こってるんだって思かもしれないけど。俺たちがONIGAWARAです、よろしくお願いします!」と自己紹介。竹内は「こんな幸せな日ないよね。10年、気付いたら2人でした」斉藤「俺ら、バンドマンがバグってこうなっちゃたので(笑)。それで10年続いちゃって今回お祭りが開けて、こんなに素晴らしいゲストのみんなとお客さんが集まってくれて最高のイベントになりました。ありがとう!おまえたち、最高だ!」と、「目立ってます」へ。「俺を称えろ!」と求める斉藤に一斉にペンライトが向けられた。マイクスタンドをフロアに向けてさらにコーラスを煽る斉藤。曲の終わりにはマイクスタンドを永ちゃんばりに持ち上げて熱唱するロックパフォーマンスを見せた。「バカになるほど恋したい」で揃いの振付けで踊ってポーズをキメると、エレクトロダンスポップ「Eじゃん」ではフロアにマイクを向けてコール&レスポンスでお客さんとコミュニケーション。「長きに渡った「ガワラまつり」、最後の曲です!」と斉藤が告げて、「タンクトップは似合わない」で、ミラーボールがまわりイベントはついにクライマックスヘ。オーディエンスと共に「O、N、I、ONIGAWARA」と人文字を作りフィジカルを鍛えてから、「ギターソロで「ガワラまつり」終わらせてください!」と斉藤が叫ぶと竹内が冴えまくりのソリッドなギターソロを聴かせて曲を終わらせた。

手拍子と「サティフォ!伸也!ONIGAWARA!」の声に応えて、「ガワラまつり」Tシャツ姿で戻った2人。「今日は「ガワラまつり」の名に相応しく、一部はアイドルばっかり、二部はバンドばっかり、ONIGAWARAはONIGAWARAのまま。これがONIGAWARAだ!みんなのおかげで良いお祭りでした、ありがとう!」(斉藤)「新宿LOFTスタッフのみなさんも朝早くから本当にありがとうございました!」(竹内)と感謝を告げた。「2024年も、今まで通りONIGAWARAはやります。まずは毎年恒例のバレンタインワンマンからスタートします。2月14日新代田FEVER、是非遊びに来てください」と来年へ向けて、まだまだ続いて行くONIGAWARAの活動を発表した。

ラストは「シャッターチャンス’93」で賑やかなパフォーマンスを見せた。おなじみの撮影タイムには、cinema staff、竹内電気のメンバーも参加してファンサービス。「よし、「ガワラまつり」終了!」(斉藤)「ありがとうございました!」(竹内)。最後は斉藤が音頭を取って、生声で「お手を拝借、よぉー!」と一本締めして、ONIGAWARA 10年の歴史を多角的に魅せて大いに盛り上がった「10周年だよ!ガワラまつり」は大団円となった。尚、ライブ中のMCでは、10周年イヤーの締め括りとしてONIGAWARAが提供した楽曲のセルフカバーを11月から2ヶ月連続で配信リリースする予定であることも発表された。今年後半から来年へ向けて新たなONIGAWARAの活動に注目しよう。

取材・文:岡本貴之 
PHOTO:ニイミココロ

イベント情報
ONIGAWARA主催フェス「10周年だよ!ガワラまつり」
2023年11月18日(土) 東京・新宿LOFT
【第一部 アイドルまつり】
出演:ONIGAWARA / ukka / CROWN POP / 内山悠里菜&宮原颯希(from DIALOGUE+)
【第二部 バンドまつり】
出演:ONIGAWARA / UNISON SQUARE GARDEN / cinema staff /竹内電気

【第二部 バンドまつり】
〈セットリスト〉
UNISON SQUARE GARDEN
1. フルカラープログラム
2. デイライ協奏楽団
3. MR.アンディ
4. カラクリカルカレ
5. ライドオンタイム
6. 23:25
7. オリオンをなぞる

竹内電気
1. YOU&I
2. milk tea
3. do not disturb
4. boys be
5. sexy sexy
6. Hello Mr. Regret

cinema staff
1. フェノメナルマン
2. great escape
3. 海底
4. KARAKURI in the skywalkers
5. drama
6. I SAY NO
7. 君になりたい

ONIGAWARA
1. ポップミュージックは僕のもの
2. MEGA☆DEATH
3. 恋のメリーゴーランド
4. 目立ってます
5. バカになるほど恋したい
6. Eじゃん
7. タンクトップは似合わない
EN1. シャッターチャンス’93

[ニュース] CROWN POP, DIALOGUE+, ONIGAWARA, UNISON SQUARE GARDEN, cinema staff, ukka, 桜エビ〜ず

あわせて読みたい


TOP