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2023/03/06 19:15

 

YMOの1stアルバム海外盤ジャケモチーフ「テクノ屏風」 一般公開決定

 

YMOの海外盤ファースト・アルバムのジャケットをモチーフにした「テクノ屏風」が、2023年3月3日(金)に東京日本橋・水戯庵にて公開された。

これは音楽とアートを融合"(United Music and Art)をコンセプトに掲げる音楽レーベルのユーマ設立20周年記念事業の一環として制作されたもの。代表の弘石雅和はYMOが在籍したアルファレコードを経て様々なテクノ/エレクトロニック・ミュージックに携わり2001年に同レーベルをスタートさせた。設立時からのテーマであった音楽とアートの融合をこの金屏風で具現化した。

会場となった水戯庵は能舞台があるスペース。テクノ屏風開封に先立ち、能舞台では内田輝のクラヴィコードと、東野珠美の笙の演奏が始まる。14世紀にヨーロッパで生まれた鍵盤楽器と、奈良時代から伝わる雅楽器の共演でYMOの「東風」が奏でられる。続いては東野珠美の笙と龍笛、鼓の演奏に移る。左右の角には和蝋燭が灯され背面となる鏡板にはプロジェクション・マッピングが映し出される。幽玄な雰囲気に場内が満たされる中、能装束の女官ふたりが能舞台に表れる。運び込まれた金屏風の前で舞いを奉納した後、舞台に灯りが入り、遂にテクノ屏風の全容を表す。五尺2曲(高さ約1.5m、幅約1.4m)の堂々たる大きさの屏風が鮮やか黄金色を放つ。その圧倒的な存在感に、集まった取材陣の息を呑む気配も伝わってくる。さらにテクノ屏風地色の金は、見る角度によって、その金を違った色に見せる不思議な輝きをみせる。

続いて同会場にてゆかりのゲストを招いてトーク・イベントも行われた。トーク①にはユーマの弘石とカワムラユキのナビゲートのもと、テクノ屏風を制作した118年の歴史を持つ広島の工房、歴清社の久永朋幸と、NFTを活用したアート証明書「Startrail PORT」の実装を担ったシャワーの舘龍太が参加。トーク②では冒頭で演奏を披露した内田輝と東野珠美が登壇。トーク③では宇川直宏(DOMMUNE)、吉村栄一(ライター)、ケンイシイ (DJ)の3人が、YMO関連のトークで盛り上げた。さらに、テクノ屏風のモチーフとなった海外盤1stアルバムのイラストを手がけたルー・ビーチと、YMOが在籍したアルファレコードの創業者、村井邦彦がビデオを通じてメッセージを寄せた。

テクノ屏風は50隻限定でこの日より受付がスタート。詳細及び申し込みはテクノ屏風公式サイト参照。また、3月11日(土)より東京・弘法寺にて期間限定(26日まで)、テクノ屏風が一般公開もされる。入場無料で要予約。申し込みは下段参照。

TechnoByobu (テクノ屏風)概要
品番:TB-01
タイトル:Electronic Fan Girl
アーティスト:Lou Beach
サイズ:五尺二曲(縦:約1500mm × 横:約1400mm)
重量:約4 ㎏
NFT 証明書:Startrail PORT
価格:880,000 円(税込)
販売数量:50 隻

イベント情報
〈TechnoByobu (テクノ屏風)「OHIROME」〉
日時:3月11日(土)~3月26日(日)/開催曜日:月、火、金、土、日
平日:12時~18時/土日:10時~12時、13時~19時
会場:東京三田・弘法寺
https://koboji.jp/
完全予約制(入場無料);
平日:前日までのご予約 / 当日:各開始時間30分前までのご予約
予約受付サイト;
https://technobyobuohirome1.peatix.com/

インフォメーション
・TechnoByobu (テクノ屏風)公式サイト
https://technobyobu.jp/

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[ニュース] YELLOW MAGIC ORCHESTRA, YMO

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