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2022/11/29 17:00

 

【オフィシャルレポ】クマリデパート「くまちゃんのわ!日本全国大行進大拡大大作戦」ファイナルで魅せたカラフルで熱いライヴ

 

クマリデパートが、2022年11月27日(日)東京・中野サンプラザホールで全国ツアー『クマリデパート ツアー2022 「くまちゃんのわ!日本全国大行進大拡大大作戦」』のツアーファイナル公演を開催した。

2023年3月30日に日本武道館単独公演『クマリデパートのおいでよ! 日本武道館!』の開催を発表しているクマリデパート。初の武道館へ勢いをアップするように、彼女たちは9月11日の名古屋公演から全国13都市を回る今回のツアーを敢行。日本中でパワーをチャージした彼女たちは、ツアーファイナルの中野サンプラザでカラフルで熱いライヴを見せた。

ライヴ中には、来年1月31日にニューアルバム『コスモデパート』の発売を皮切りに3カ月連続リリース決定が発表された。

大勢のファンの集まるソールドアウトとなった会場に、早桜ニコ、優雨ナコ、小田アヤネ、楓フウカ、山乃メイ、七瀬マナのメンバー6人が登場。ライヴは、クマリデパートのテーマソング「おいでよ!クマリデパート -世界ver」で幕を開ける。そして彼女たちは10月25日に発売した9枚目のニューシングル曲「止まらない!ト・マンナヨ!」を披露。メンバー6人は、エキゾチックなムードとキャッチーなブチ抜け感が交差するナンバーで、刺激と楽しさを中野サンプラザに振りまいていく。続けて「SUN百6じゅ~GO!日ッチ☆」を弾けるようにパフォーマンス。さらに早桜が「中野サンプラザみんな楽しんでいくよー!」と声を上げ「あみだ☆ふぉーちゅーん」を披露。ライヴ冒頭からアップチューンの応酬で、会場のテンションは一気に高まった。

MCタイムに入ると、早桜は「今日もつやつやのボブで来ました。中野で一番キラキラできるように精いっぱいがんばります!」、楓は「今日は広い中野サンプラザに来てくださったみなさんひとりひとりにお歌を届けられるようにがんばります!」、小田は「今日は中野サンプラザの端から端まで、みなさんに情熱を届けたいです!」、山乃は「全国でお蕎麦、ラーメン、うどん、いろんなチュルを食べて回ったので、今日はチュルチュルパワー全開でがんばります。チュルン!」、七瀬は「七瀬マナと言えばモンスター! みなさんをでっかいお口の大きな笑顔にできるように今日1日がんばります!」、優雨は「今日はみんなを満開の笑顔にさせます!」と自己紹介。9月から始まった全国ツアーもいよいよツアーファイナルということで、早桜は「行かせてもらった各地から中野に来てくれた方もいると思います。みんなと中野でまた会えてうれしいです。今日はみんなと楽しい思い出をいっぱい作りたいと思います!」とライヴへの意気込みを口にした。

ライヴに戻ると、小田の「中野来たー!」の掛け声からメンバー6人は「ウダガワ・ヨッキュー」で攻めのパフォーマンスを見せる。カラフルなペンライトの波が揺れる中、彼女たちは料理で世界平和を訴える「幸せハッシン!フロムキッチン」を歌唱し、「YESモチFEVER」で餅のパワーでファンキーに盛り上がる。最新シングルに収録された新曲「私と僕らの十字キー」では、ハロー!プロジェクトを彷彿させるこぶしを効かせたボーカルをクールなユーロビートサウンドに乗って中野サンプラザに響かせた。

VTRを挟んで再び「おいでよ!クマリデパート」が流れると、メンバーはこの日限りの中野サンプラザ衣装にチェンジしてステージに登場し、ソロコーナーに入っていく。七瀬はミディアムテンポの「シリウス」で伸びやかなボーカルを聴かせ、早桜は「さおてゃんだよ」を連呼する衝撃ナンバーの第二弾「さおてゃんだよ~‼第二章」を炸裂させた。山乃は電波ソング「相対的☆ちゅる理論」を高速で歌唱し、優雨は切なくポップな「お花になりたい」で会場中をピンクのお花畑にする。小田は「あんびしゃすクエスト」でアッパーに観客をアゲまくり、楓は「たからものさがし」でかわいいボーカルを観客に届けた。それぞれのキャラにマッチしたソロ曲を歌い終えると、6人がステージに揃い「二十四時間四六時中」で大好きな人への想いを歌で届け、会場のボルテージをアップさせた。

彼女たちはライヴの勢いをさらに上げるように「サクラになっちゃうよ!」を披露。ステージ上の2つのミラーボールが強力な光を放つ中、ファンキーな「極LOVE浄土」で渾身の歌とダンスで見せていく。楓のソロ歌唱から始まる「ゴイリョクタラズ」では、メンバー6人のきれいなハーモニーを会場いっぱいに響かせた。アッパーで楽しい「恋のハッピーチョモランマ」では、曲中にメンバー全員が「みんなありがとー‼︎」と叫ぶと銀テープが発射され、会場をキラキラの空間にチェンジさせた。

VTRを挟んで、6人全員のさらに新しい衣装の全身写真がスクリーンに映されたあと、新曲「2060年チェリーブロッサムの旅」が初披露された。新曲は、玉屋2060%(Wienners)とサクライケンタが3回目のタッグを組み宇宙をコンセプトに制作されたナンバー。メンバーは、爽やかで明るく弾けるサウンドに合わせて太陽系や宇宙をイメージした歌とダンスを見せると、最後は無重力決めポーズで曲を締めた。

MCタイムでは、新曲「2060年チェリーブロッサムの旅」の話題や、新衣装が惑星モチーフであること、メンバーそれぞれ担当惑星があることなどを語った。するとここで早桜が「重大発表があります!」と声を上げる。今、披露した新曲「2060年チェリーブロッサムの旅」が収録される3rdアルバム『コスモデパート』が来年1月31日にリリースが決定。さらに2月にはこの中野サンプラザ公演が収録されたBlu-ray作品の発売、そして3月にはニューシングルの発売もあるという。3カ月連続リリース決定のうれしい発表に、会場は大きな拍手が沸き起こった。

ライヴもいよいよラストスパート。切れのいいシンセと跳ねるビートの「シャダーイクン」で、メンバーと観客は一体となって盛り上がる。そしてラストナンバーの「アンサー!!」が届けられる。メンバーは出会いの素晴らしさをユニゾンで歌い、輝くミラーボールのもと躍動感たっぷりにパフォーマンス。早桜の「僕は幸せだー!」のセリフが響き、会場はハッピーな空間となってライヴ本編は終了する。

鳴り止まないファンの拍手に応えて、小田がデザインした白のツアーファイナルTシャツに着替えたメンバーがステージに戻る。彼女たちはもうひとつ重大発表として、来年1月18日〜20日にZepp Diver Cityで3days公演『おいでよZeppデパート!ワン!ツー!スリーデイズ!~大舞台へ一直線!~』の開催決定を告げる。この公演では、OCHA NORMA、ukka、虹のコンキスタドールとの2マンライヴが行われるという。

ここから、ツアーの感想や今の思いがメンバーから語られていった。七瀬は「ツアー初日は自分がボロボロになってしまったんですが、ツアーを回って自分たちでも成長してるなって思えるぐらい1回1回どんどんいいパフォーマンスができるようになっていきました。今日、こうして中野を迎えられてうれしいです。いつも私たちがみんなを幸せにする笑顔にするって言ってるけど、結局みんなが私たちを元気にしてくれるんです。だから、私たちが大好きなクマリデパート、みんなが大好きなクマリデパートを、もっともっとたくさんの方に知ってもらいたいし、日本武道館に向けて、その先に向けて、もっと“くまちゃんのわ!”が広がるように、みなさんのことを幸せにできるようにがんばります!」と涙を流しながら語った。

早桜は「私がアイドルを始めたきっかけの場所が中野なんです。なので、中野サンプラザでライヴができてめちゃめちゃうれしい! 振付師のいどみん先生にも「あなた、中野のマスコットキャラクター」って言ってもらえてすごくうれしかったです。今日は中野でやれてルンルンって感じで、楽しくライブができました。ツアーも楽しい思い出がたくさんできました。ですけどツアーを通して、毎回のライヴで課題が見えたりもしました。でも課題が見つかるってことはまだまだ成長できる、パワーアップできるんだなって思ったんです。今日の中野サンプラザもすっごい素敵な景色が見れてうれしかったんですが、もっともっとたくさんの方にライヴを見ていただけるようなアイドルになっていきたいです。来年3月30日の日本武道館では、もっともっと素敵な景色をこの6人で見たいです。みなさん、これからもクマリデパートに着いてきてください! 来年の3月30日、日本武道館公演、よろしくお願いします!」と熱い思いを語り、会場から大きな拍手が送られた。

エモさあふれる会場に届けられたアンコールのナンバーは「限界無限大ケン%」。無限に突き進んでいく思いを、メンバーは広いステージを動き回り、精いっぱいの歌とダンスで伝えていく。メンバー6人は、銀吹雪の中「無限大サイキョー!」と渾身のパワーを歌い切り、ライヴを大団円で締めくくった。

中野サンプラザというビッグマッチを成功させ、見事ツアーを完走したクマリデパート。来年1月31日に発売されるニューアルバム『コスモデパート』からの3カ月連続リリースや、1月のZepp Diver Cityでの3days2マン公演など、3月30日の日本武道館公演に向けてクマリデパートの勢いは全開。この日の公演は、武道館を超えたその先のいい未来も予感させる熱く楽しくハッピーなライヴだった。前進し続けるクマリデパートの動向に、ぜひ注目してほしい。

PHOTO:Jumpei Yamada

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[ニュース] クマリデパート

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