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2021/09/22 12:00

 

忌野清志郎に捧ぐアート展 北アルプス国際芸術祭裏芸祭『俺のマント展』 9/23(木)いよいよファイナル

 

2021年8月29日(日)から、長野県大町市にある”現代の文化屋雑貨店“と呼ばれる古着屋『大正舘ゲイジュツ』にて開催された、忌野清志郎に捧ぐアート展 北アルプス国際芸術祭裏芸祭『俺のマント展』。

県内からたくさんの人が訪れ大盛況となった同アート展が、いよいよ9月23日(木/祭)にファイナルを迎える。

このイベントのプロデューサーは”記憶を呼び起こすアート“で有名な芸術家・タマム。彼女が市や県の助成を受けずに、資金捻出にはじまり、作品はもちろん会場の設営~装飾、宣伝 etc、全てをたったひとりで行い、この展示会を実現させた。

内容も異端でおもしろい。忌野清志郎のものを展示するのではなく、清志郎の宣伝マンとしてファンの方にはおなじみの高橋Rock Me Babyの私物を、タマムがアート作品として創作。マントや衣裳、本、そして貴重な写真etcが、タマムの手により新しく生まれ変わり、それぞれの物が持っている記憶を呼び起こすというもの。

店内を清志郎にまつわる人々にインタビューした書籍『I LIKE YOU 忌野清志郎』(岡本貴之:編/河出書房新社)にあわせてピンクに塗り替え、天井や壁、窓や照明etc、360度全方向を清志郎にまつわるアート作品で取り囲み、作品と観ている人の双方向の記憶を呼び起こしていく。しかし、それはけっしてノスタルジーではなく、観ている人たちの現在を更新していく。

なかでもローリング・ストーンズの日本人唯一の公式写真家・有賀幹夫氏の写真をタマムが屏風にアートした作品は圧巻で、SNSを通じて日本全国、そして海外からもリアクションがあり、地元である長野県大町市を世界の音楽リスナーへ広めることに貢献することとなった。いよいよ明日23日がファイナル。これを読んで何かを感じたら、長野県大町市『大正舘ゲイジュツ』へ足を運んでみよう。

イベント情報
〈北アルプス国際芸術祭裏芸祭『俺のマント展』〉
2021年9月23日(木/祭) 11:00~20:00
大正舘ゲイジュツ
長野県大町市大町3303-21→味玉屋(Google検索出来る)
【公式Twitter】
https://twitter.com/urageisai?s=09

●大正舘ゲイジュツ 天狗レーベル ( taishokan )のオリジナルアイテム
通販 ∞ SUZURI(スズリ)https://suzuri.jp/taishokan
消しゴムハンコ作家の百世が描いたロゴを使って、タマムがデザインしたイベントのオフィシャル・グッズは予定数完売となったが、各地からの要望により、新たなるアイテムも加えて、SUZURIで限定販売される。


[ニュース] 忌野清志郎

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