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2021年07月25日03時00分

 
【ライヴレポート】真っ白なキャンバス、約3年ぶりの生バンド編成ライヴ〜5日間連続ライヴ「Be the IDOL」4日目レポート
 

真っ白なキャンバス(以下、白キャン)が2021年7月21日から25日にかけて開催する5日間連続ライヴ「Be the IDOL」。24日に、その4日目となるライヴ「Be the IDOL 4」が渋谷TSUTAYA O-EASTで開催された。

この日は、白キャンにとって約3年ぶりのバンド編成でのライヴ。オープニングSEが流れるなか、ギター、ベース、ドラム、キーボードのプレイヤーがステージにセッティング。すると、ステージ上に飾られていた「Be the IDOL」のロゴのバックドロップがゆっくりと降ろされ、ステージ上に5つの真っ白い幕が登場するという演出とともに、「アイデンティティ」でライヴはスタートした。ステージに登場した白キャンは、この日だけの「ロック衣装」。ふだんはグループ名通りの真っ白な衣装を着ているが、この日は真っ黒な衣装を着用していた。

ベースとドラムによるリズムセクションの音が会場にヘヴィに響くなか、「ダンスインザライン」へ。さらに「桜色カメラロール」へと続き、原曲よりもロック寄りになったサウンドを生演奏で聴かせた。

MCの自己紹介では、橋本美桜が「ミオ・クランベリー」、西野千明が「チアキ・チャイルド・キック」、小野寺梓が「キュア・アズサ・レイジー」、浜辺ゆりなが「ユリナ・レインドロップ」、三浦菜々子が「スイーツ・ナナ・アイス」と自己紹介。突然の設定変更かと思いきや、これは振り付けを担当するゲッツがロック衣装を見て命名したものだという。なお、小野寺梓は最初は「アズサ・デストロイ」と名づけられたものの、「もっとかわいい名前がいい」とリクエストして変更されたとのことだ。

「全身全霊」に続いて、ギターで「清涼飲料水」のイントロが奏でられると、会場からは驚きの声が上がった。CDや配信などで音源化されておらず、ライヴでしか聴くことができないキラー・チューンだからだ。しかも、5日連続ライヴの4日目にしてようやく登場するという真打ちぶりだ。ギターの奏でるフレーズも鮮やかで、実にバンド映えのする楽曲に仕上がっていた。

「モノクローム」は、キーボードのしっとりした演奏のなか、小野寺梓と三浦菜々子がそれぞれワンフレーズずつ歌うと、バンド全員でBPMを上げた演奏へと流れこんだ。メンバーと歌とバンドの演奏が、内面の深い葛藤を描く「モノクローム」を彩った。

そして、白キャン最大のキラー・チューン「SHOUT」では、終盤のアウトロにいつもとは異なる新たなメロディーが挿入されており驚かされた。そのまま演奏はノンストップで続き、キーボードがサルサのフレーズを刻む「レイ」へ。さらにレア曲である「untune」へと続き、メンバーとファンが同時に手を挙げることで一体感を生みだしていた。

「ルーザーガール」のバンド演奏にも驚かされた。この楽曲は、ツユの「ぷす」が作詞作曲したもの。ネット発の音楽ユニットによる提供楽曲である「ルーザーガール」が、生歌と生演奏によって、よりフィジカルになっていた。

MCでは、ふだんからバンド好きを公言する西野千明が、リハーサルでの感動を「ギターがバーッ!と鳴って千明もワーッ!となって」とほぼ擬音のみで表現していた。

そして、バンド・メンバーが紹介されながらセッションで演奏を展開し、そのまま「オーバーセンシティブ」へ。三浦菜々子のシャウトが強烈な楽曲だ。「空色パズルピース」では、最後を締めくくる小野寺梓の高音が輝いていた。その小野寺梓によるアカペラで、コレサワが作詞作曲した「レガシー」がスタート。そして、「レガシー」の終わりと同時にセミの鳴き声が会場に響いた。「いま踏み出せ夏」の始まりである。楽曲の最後では、西野千明が最後に「せーの!」とジャンプして演奏を締めた。

アンコールでは白キャンの代表曲のひとつである「PART-TIME-DREAMER」を披露。そして、節目となるライヴで歌われることが多い「自由帳」がアンコールの最後を飾った。3年ぶりのバンド編成ライヴは、節目と呼ぶにふさわしいものだった。

こうして、5日連続ライヴ「Be the IDOL」の4日目である「Be the IDOL 4」は終わったが、連日のライヴによる喉の酷使にメンバーがよく耐えきったとも感じた。初日である21日の「Be the IDOL 1」は10曲連続ライヴに追加で1曲を歌い、全11曲のステージを展開。2日目である22日の「Be the IDOL 2」は、ユニット・ライヴと称して、メンバーが2人あるいは3人で白キャンの楽曲を歌い、ふだん歌わないパートも歌うことで、ヴォーカル面の大きな成長を感じさせた。3日目である23日の「Be the IDOL 3」は、PARADISESとのツーマンライヴだったが、白キャンは11曲も披露したのだ。

こうした過酷なほどの連続ライヴを行いつつ、25日には5日目である「Be the IDOL 5」が渋谷duo MUSIC EXCHANGEで開催される。しかも、その前には「橋本美桜生誕祭2021」も開催され、1日2ステージを行うことになる。まだ当日券を買えるチャンスがあるので、どんなライヴになるのか、ぜひ現場で見届けてほしい。

文 : 宗像明将
撮影 : 真島洸(M.u.D)

■OTOTOYでの個別インタヴュー連載「真っ白なキャンバス Road to Be the IDOL」

・コラム「“真っ白なキャンバス”にどんな大きな夢が描かれるのか」
https://ototoy.jp/feature/2021062401
・浜辺ゆりな「不安もあるけど、やるしかない」
https://ototoy.jp/feature/2021062402
・西野千明「目の前のことをコツコツやっていくのが大事」
https://ototoy.jp/feature/2021070101
・橋本美桜「かわいいだけじゃないアイドルがいい」
https://ototoy.jp/feature/2021070801
・三浦菜々子「環境を自分で変えていかなきゃいけない」
https://ototoy.jp/feature/2021071501
・小野寺梓「ファンのみんなが自信をつけさせてくれた」
https://ototoy.jp/feature/2021072001

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