KITUNE NO YOMEIRI / P-VINE RECORDS

インタビュー
キツネの嫁入り『俯瞰せよ、月曜日』インタビュー
「どこにも属してないんです、キツネは。」2006年より京都で活動するバンド、キツネの嫁入り。その中心人物であるマドナシと初めて話した時、彼はそんなことを言っていた。私が彼らの音楽を誰かに伝える時、童話作家の宮沢賢治の名を引用する。全篇通して懐かしく温かで、時にゾッと背筋を凍らせる瞬間がある。そんなところがよく似ている。ミュージシャンで例えるなら? 途端に名前は出て来ない。ポップでありながらプログレッシヴ、幻想的でありつつも辛辣。一つの言葉では括れない、確かにどこかに属しがたい音楽だ。...…

ライブレポート
キツネの嫁入り新曲フリー・ダウンロード&スキマアワーレポート
京都の4人組、キツネの嫁入りの2ndアルバム『俯瞰せよ、月曜日』が完成。5月25日の発売に先駆け、収録曲「エール」をフリー・ダウンロードで配信開始! 一足先にアルバムの断片を感じとってみてください。さらに、4月21日、22日に行なわれた、彼らの企画イベント「スキマアワー」のレポートをお届けします。「学校で聞く学校で教わらなかった音楽」をコンセプトに掲げ、京都・木屋町の廃校とライヴ・ハウスを会場に繰り広げられたこのイベント。果たして2回目の開催となった今回は、どんなイベントになったのでしょうか。ノスタルジック…

レビュー
キツネの嫁入り新作PV完成&スキマアワー開催
京都の4人組、キツネの嫁入りの2ndアルバム『俯瞰せよ、月曜日』が完成! 5月の発売に先駆け、収録曲「雨の歌」のミュージック・ビデオを公開。彼らの描く寓話のような世界を見事に表現した映像で、一足先にアルバムの断片を感じとってみてください。さらに、4月には彼らの企画イベント「スキマアワー」の開催も決定。「学校で聞く学校で教わらなかった音楽」をコンセプトに掲げ、京都・木屋町の廃校とライヴ・ハウスを使って行われるこのイベント。2011年9月に行われた第1回では、二階堂和美、キセル、タテタカコ、向井秀徳等、確かな「…

インタビュー
スキマアワー『学校で、教わらなかった音楽。』
京都には音楽イベントが絶えない。平日は夜な夜な、休日であれば昼夜問わず、ところ構わず様々な音楽イベントが企画されている。そんな京都音楽シーンの中に身を置く音楽ファンであれば、「スキマ産業」の名を一度は耳にしたことがあるだろう。キツネの嫁入りというバンドが主催するイベントだ。そしてその「スキマ産業」が京都の老舗イベント「P-hour」とタッグを組み、拡大版の「スキマアワー」として開催される。開催場所は京都のアンダーグラウンド・シーンを支えるライヴ・ハウス、木屋町UrBANGUILDと、現在は廃校となりアート・…

レビュー
きつねの嫁入り『いつも通りの世界の終わり』 レビュー by 南日久志
先日、ダニエル・ジョンストンの来日公演が発表された。 twitter全盛の昨今、その盛り上がりは手に取るように伝わってきたのだけど、なぜ彼がここまで熱狂的に受け入れられるミュージシャンかというと、アメリカの雑多なシーンにおいてもあまりにオリジナルな個性を放つミュージシャンだからだろう。さてそれでは、日本でオリジナルなミュージシャンと言われて思いつくのは誰だろう? ...…