DAIZAWA RECORDS / UK.PROJECT

インタビュー
“はみ出した人”を照らす、ART-SCHOOLのささやかな光──揺れながらも歩み続けた25年、その先に迎えた新たな境地
結成25周年を迎えたART-SCHOOLが放つミニ・アルバム『1985』は、2003年に発表された『SWAN SONG』を“今”の感覚で再構築するという試みから生まれた作品だ。荒々しさや切実さのなかに、月の光のように静かに射し込む優しさや希望──そんな余韻を纏った本作は、これまでの旅路を振り返ると同時に、新しい景色へと向かう意志に満ちている。そこには、木下理樹(Vo. / Gt.)の創作の核にある“敬意”と“ときめき”が息づいている。自身の感性を決定づけた音楽や映画との出会い、心を奪われたあの瞬間のきらめ…

連載
嗚呼、喝采──〈アーカイ奉行〉第38巻
歴史を追いかけ過去から未来、情報過多の現代社会、デジタルの海に散らばったあの名作、この名作たちをひとつにまとめる仕事人…!〈アーカイ奉行〉が今日もデジタルの乱世を治める…!'''〈アーカイ奉行〉とは…'''1.過去作の最新リマスター音源 2.これまで未配信だった作品の配信解禁 ...…

インタビュー
テーマは「喪失」と「再生」──ART-SCHOOLがたどり着いた最高純度の世界とは
昨年奇跡の復活を遂げたバンド、ART-SCHOOL。なにも“奇跡”というのは、全く大袈裟な話ではない。フロントマン、木下理樹の体調不良を理由に2019年に活動休止を告げた後、戸高賢史(Gt / Vo)は「もう戻ってこれないかもしれない」と思い悩んでいたという。そうしたそれぞれの葛藤の末に生まれた前作『Just Kids .ep』は、木下が療養中に体験した出来事や回復して芽生えた想いが綴られたパーソナルな復帰作となった。それから約1年。今度の新作『luminous』は木下が味わった「喪失」とバンドが目指した…

インタビュー
どこでも踊ろう!──the telephonesを全員で見つめ、生まれた“極踊”な新作
ダンス・ロック・サウンドを届け続けてきたバンド、the telephones。2年ぶりのアルバムとなる『Come on!!!』は、“極踊(ハイパー)”・フル・アルバムと明言している通り、ライヴハウスはもちろん、家でも、どこでも踊れるような至極のナンバーが10曲収録されている。今作についての話をきいていると、コロナ禍になったことで楽曲制作やライヴパフォーマンスについて、様々な変化があったようだ。今作の収録曲とバンドに訪れた変化点について、バンドのフロントマンである石毛 輝にじっくりときいた。 ...…

インタビュー
【対談】木下理樹(ART-SCHOOL) × UCARY&THE VALENTINE──光が差すこと、色を塗ること、続けること
2016年、自身の闇と向き合うことで完成されたフル・アルバム『Hello darkness, my dear friend』をリリースしてから約2年。2018年3月7日(水)にART-SCHOOLが光と向き合う9枚目のフル・アルバム『In Colors』をリリースする。バンドのフロントマンでソングライターである木下理樹を纏う闇が向かう、色鮮やかな世界はどんな世界だったのだろう。...…

インタビュー
初のBサイド集から紐解く、ゼロ年代ART-SCHOOLの真実
2000年に『SONIC DEAD KIDS』でデビューを果たしたART-SCHOOL。以来、6枚のシングル、11枚のミニ・アルバム、9枚のオリジナル・アルバムをリリースしてきた。そんな彼らが2017年1月25日に初のB SIDES BESTをリリース。事前に行ったファン投票を反映し、メンバーの思い入れと共に選曲した全18曲。 隠れた名曲達が多く収録された今作には、ART-SCHOOLの歴史と思い出が詰まっている。今回は木下理樹(vocals/guitars)にインタヴューを敢行。これまでの活動について彼の…

コラム
OTOTOY AWARD 2016──2016年、年間ベスト、50位〜31位
2016年もあと少し。ということで、今年もやってまいりました。その年の音楽総決算、OTOTOY AWARD。2016年のOTOTOY AWARDは、ジャンルの垣根をぶち抜いて、総合チャートとして、アルバム、シングルに関わらず50枚を選出しました。まずは50位から31位までの20作品を発表いたします!...…

インタビュー
ART-SCHOOL、木下理樹主宰レーベルより8thフル・アルバムをリリース
「今のメンバーで、今の状態でデビューアルバムをもう一度作ろう」というテーマで制作された、ART-SCHOOLの8thアルバム『Hello darkness, my dear friend』。先行配信がスタートした。2012年に木下理樹(Vo, Gt)、戸高賢史(Gt)に加えて、中尾憲太郎(Ba)と藤田勇(Dr / MO'SOME TONEBENDER)がサポート・メンバーとして加入し「第3期 ART-SCHOOL」として確立して4年。そして2015年に一時活動休止を発表、木下が自身主宰のレーベル〈Warsz…