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2019年12月05日10時00分

 
U2、13年ぶりの来日公演で名作『ヨシュア・トゥリー』を完全再現―オフィシャルレポート
 

U2が「ヨシュア・トゥリー・ツアー2019」で来日、12月4日さいたまスーパーアリーナで13年ぶりの日本公演を行った。

前回の来日公演は2006年の「ヴァーティゴ・ツアー」で、全3公演の最終日は奇しくも12月4日だった。

「ヨシュア・トゥリー・ツアー」は、U2が1987年にリリースしたアルバム『ヨシュア・トゥリー』とそれに伴うツアーの30周年記念ツアーとして2017年にスタート。北米、ヨーロッパ、南米で270万人以上を動員し、同年で最も成功を収めたツアーとなった。

「ヨシュア・トゥリー・ツアー2019」では、アルバム『ヨシュア・トゥリー』の完全再現とU2全キャリアからの名曲の数々が演奏されるだけでなく、2015年の「イノセンス+エクスペリエンス・ツアー」と2018年の「エクスペリエンス+イノセンス・ツアー」という2つの屋内アリーナ・ツアーからセレクトされた楽曲や映像が、ツアーで使われるものとしては最大級のLEDスクリーンに映し出される。U2初となるシンガポール、ソウル、マニラ、ムンバイでの公演もあり、2019年12月15日ムンバイでの最終公演までに、ヨシュア・トゥリー・ツアーは世界66公演で300万人近い観客を動員したことになる。

ショーは『WAR(闘)』(1983)収録の「サンデイ・ブラッディ・サンデイ」でスタート。『ヨシュア・トゥリー』以前の代表曲を、ヨシュア・トゥリーの木の形をしたBステージで演奏し、メインステージに向かってメンバーが花道を歩き出すと、『ヨシュア・トゥリー』の1曲目「ホエア・ザ・ストリーツ・ハヴ・ノー・ネイム(約束の地)」のイントロが鳴り始め、巨大スクリーンが真っ赤に変わる。ヨシュア・トゥリーの下に4人のシルエットが映る、このツアーの象徴的なシーンが目の前に広がった。

ボノは「コンバンワ!みんな、辛抱強く待っていてくれてありがとう!」と、この日を待っていた日本のファンに嬉しい言葉を投げ、「日本の子供ために、平和に思いを馳せよう。この地域、そして世界へ向けて平和への祈りを、そして感謝を捧げよう」といったメッセージも。

『ヨシュア・トゥリー』が終了した後、アンコール1曲目の「エレヴェイション」の前からU2の公式Facebookで生配信が開始。事前に「U2から素敵なニュースがあります」と告知されていたが、スクリーンには「U2X RADIO」と映し出され、下記メッセージが投影。これは北米のラジオ局「SiriusXM」とU2とのパートナーシップのもと、ラジオがローンチすることの発表だった。この発表の後には「エレヴェイション」の生配信を行った。
(生配信の映像はこちら https://www.facebook.com/u2/videos/1238531879685546/

I remember radio keeping me company under the sheets
ラジオを聴いてよくベッドに入った
I remember pirate radio out at sea rocking me to sleep
ラジオの海賊放送を聴いてよく眠りについていた
I think of radio as air you can be on
ラジオはまるで横たわれる空気のような存在
I think of radio as bringing me to song
ラジオは僕を歌に導いてくれる存在

その後演奏された「ウルトラ・ヴァイオレット」では、めまいがするくらい大きなスクリーンを使って、貧困救助のための非営利団体[ONE キャンペーン]の活動の“Poverty Is Sexist Campaign”の一環として、今世界の最前線で活躍する女性を写真と共に紹介した。グレタ・トゥーンベリ、エマ・ゴンザレスら若い活動家や、日本人のオノ・ヨーコ、草間彌生、紫式部、川久保玲らの名前も紹介された。アンコールの最後には「ワン」が演奏され、満員となった会場の歓声とともにU2のメンバーはステージを去った。

来日公演は12月5日(木)も同じくさいたまスーパーアリーナで行われる。

Photo by ROSS STEWART


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