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2019/01/25 15:42

 

ninomiya tatsuki、2ndフル・アルバム『laidback』を2月6日リリース

 

2018年1月にボーカリストYikiiとのユニット「anemone」としての処女作をリリースし、ユニットでも活動を開始したコンポーザー、ninomiya tatsuki

今回リリースされるのは2ndフル・アルバム『laidback』。ブレイクとサンプリングにスポットをあて、2018年6月にリリースされたソロ名義での1stアルバム『homebody』から約8ヶ月経て、より成熟された秀逸・必聴のアルバムが完成した。

本作においてもブレイク使いによるその見事なビート・プロダクションは鋭く冴え見せる。かつトラック・メイクにおいても、その極上なセンスとバランス感覚が全編に感じられる作品に仕上げられている。
アルバムのオープニングを飾る「in the world」、M3「nostalgia」、M8「ocelot」では、洗練されたピアノやローズなどの鍵盤に絶妙な声ネタがハマる抜群なセンスの良さを感じさせる。
また、ブレイクと女性ボーカルとの絡みが非常に魅力的なM4「midnight」とM11「timid」、重いビートに様々な上ネタが重なるM6「mania」、色々な情景をイメージさせる叙情的なインストM7「loser」M10「sepia」をはじめ、収録全12曲全てが濃厚であり個々の出来映えも素晴らしい作品となっている。

更に注目すべきポイントとして、本作ではボーカリストとラッパーの起用とその出来映えにあると言えよう。
M2「window」では、1991年生まれで新潟を拠点に2枚のCD-r音源/ビートメイカー名義kragamusaで制作したマイクリレイ曲「オトノヨスガ」7inch/「Movement」ep(2017年)をリリースしたラッパー兼ビートメイカーsleep walker krow a.k.a kragamusaをフィーチャー、疾走するビートにジャジーな上ネタが配置されたトラックにクールなラップが響き渡る。
M5「self-portrait」では、新潟を拠点にこれまで『MY SAVAGENESS BEHIND YOU(2012)』『陸 (2017)』『UUV(2018)』という3枚のアルバムをリリースしているラッパー兼ビートメイカーSonarrをフィーチャー、ピ アノにロービートが心地良いトラックに畳み掛けるようなラップの対比が絶妙な印象を残している。
そしてM9 「twilight」では、Fugenn & The White Elephants、Pawn、LLLL、M-KODAらのアルバムにボーカル参加しつつ、 2016年にはPROGRESSIVE FOrMより2ndアルバム『Star Cocktail』をリリースしたfraqseaをフィーチャー、スペイシーなサウンドにfraqseaのウィスパーな歌声が映える甘美な出来となった。

Jazzy Hip Hop的アプローチを中心としつつ、そこに多種多様かつ濃密なエッセンスを融合させるその手腕は特筆に値する。Hip Hopからクラブ~エレクトロニック・サウンド、またジャジー性を持ったサウンドなど、多くの様々なリスナーにとってあらゆる情景に寄り添う究極のBGMとでも言うべき至高のアルバムとなった。 (内)

【リリース情報】
Artist : ninomiya tatsuki(ニノミヤ・タツキ)
Title : laidback(レイドバック)
発売日 : 2019年2月6日 (水曜日)
Label : PROGRESSIVE FOrM
Cat.No : PFCD86
Price : ¥2,200+税
Barcode : 4526180473411

【トラックリスト】
01. in the world
02. window feat. Sleep walker krow
03. nostalgia
04. midnight
05. self-portrait feat. Sonarr
06. mania
07. ocelot
08. loser
09. twilight feat. fraqsea
10. sepia
11. timid
12. flat

https://soundcloud.com/progressive-form/sets/ninomiya-tatsuki-laidback

[ニュース] ninomiya tatsuki

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