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2024/10/09 18:00

 

【連載コラム】にじの音楽旅行記vol.1 - 都市散歩×エモい音楽

 

皆さんこんにちは。秋が深まるこの季節、いかがお過ごしでしょうか?天気予報によると、本州はまだまだ夏のような暑さみたいですね。これぐれも体調にお気をつけください。さて今回は、札幌市在住の筆者が、身近な自然に目を向けつつ、少し遠出もしながら音楽とともに旅をするコーナーです。

まずはこちら!筆者が訪れた時期は、まだ緑が多かったものの徐々に木々が色づき始めていました。北海道だと、大雪山系の旭岳や黒岳が有名ですが、実は紅葉スポットは札幌市、恵庭市など近郊でも多く見受けられます。こちらの写真は昨年、札幌・円山公園で撮影したもの。同公園では、サクラ、ヤマモミジ、イチョウなどが群生しており、運がよければ野生のエゾリスが走っているかも!?オフィシャル・ウェブサイトで紅葉情報が更新されているので、詳しくはそちらをご覧ください。

私は、こういう場所では王道のビル・エヴァンス「Autumn Leaves」から、サザンオールスターズ「逢いたくなった時に 君はここにいない」、レディオヘッド「No Surprises」まで、少し切ない楽曲を聴くことが好きです。アコースティックギターとピアノ(キーボード)の親和性が高く、美しいメロディを奏でる。感傷的な気持ちに浸りながら散歩したいときにおすすめの楽曲です。

次に、訪れたのが小樽。札幌から高速道路を使えば車で45分ほど、距離は約40キロの有名観光地です。道外から訪れる観光客で毎シーズン混雑しているイメージがあります。でも、そんな小樽にも隠れた名所があるのです。

こちらは、龍宮神社。小樽JR駅から徒歩で5分ほどの場所です。あまり観光客は見受けられず、地元の方に愛される神社です。元々は榎本武揚が、遠祖である桓武天皇を祀ったことを始まりとして、創建されました。お守りやお札、御朱印も竜宮神社の名に相応しく、龍をモチーフとした授与品が多く、金の昇り龍が描かれたものまで!要望があれば、遠方への郵送も行っているそうです。神社からみえる坂の景色は“ノスタルジック”。晴れた日には輝く海の向こうまで見えるのでしょうね。何故だかJAYWALK「何も言えなくて…夏」、Anly「Venus」が聴こえてくるようでした。計らずも、ここへ来ることによって昂った精神を整えることができるのかもしれません。

陽も大分暮れてきたので小樽堺町通りを散歩。明治から昭和初期にかけて栄えたレトロな石造りの建物が多く立ち並ぶエリアには「北一硝子」も並んでいます。ここで思い出していたのは、ザ・ヴァーヴのアルバム『Urban Hymns』収録曲「Bitter Sweet Symphony」で、リチャード・アシュクロフトが歌いながら歩きつづけるミュージックビデオ。本家は人にぶつかろうが、障害物があろうが気にしない“ロックスターの意地”を体現しておりますが、さすがに私はできませんでした(笑)

いかがでしたでしょうか?第1回目とのことで今回は札幌近郊をご紹介させていただきました。北海道は広大なので、魅力的なスポットが満載。次回はどこに訪れるのか?楽しみにお待ちくださいね。

文・写真 にじ

楽曲情報
・ビル・エヴァンス「Autumn Leaves」
・サザンオールスターズ逢いたくなった時に 君はここにいない」
・レディオヘッド「No Surprises」
・JAYWALK「何も言えなくて…夏」
OTOTOY配信中 ロスレス:https://ototoy.jp/_/default/p/108896
・Anly「Venus」
OTOTOY配信中 ハイレゾ:https://ototoy.jp/_/default/p/821946
ロスレス:https://ototoy.jp/_/default/p/890141
・ザ・ヴァーヴ『Urban Hymns』収録「Bitter Sweet Symphony」
OTOTOY配信中 ロスレス:https://ototoy.jp/_/default/p/144444

インフォメーション
円山公園オフィシャル・ウェブサイト:https://maruyamapark.jp/
竜宮神社オフィシャル・ウェブサイト:https://ryugujinja.jp/
小樽観光協会オフィシャル・ウェブサイト:https://otaru.gr.jp/

Photo Gallery

[ニュース] Anly, JAYWALK, ザ・ヴァーヴ, ビル・エヴァンス

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