2023/06/21 16:30

ロイシン・マーフィー、自ら監督を務めた新曲「Fader」MV公開

ロイシン・マーフィーが、2023年9月8日(金)にCD、LP、ストリーミング / デジタル配信で世界同時リリースされるニューアルバム『Hit Parade』より第3弾シングル「Fader」をリリースし、ミュージックビデオも公開した。

新曲"Fader"は、リスナーをまるで別の音の世界に運んでしまうような、デイジー・エイジのサンプルデリック・ヒップホップの勢いを持っている。ブレイクビーツのドラムワークがシャッフルとスイングで揺れながら、マーフィーの予言的な歌詞が響きわたる。「いつかは自分の創造主に会う、その時が来るまで」。DJコーツェは曲全体にわたって鮮やかな楽器と歪んだボーカルエフェクトを使って、マーフィーの存在的な遊び心が輝く豊かな環境を作り出している。

ミュージックビデオは、90年代初頭のクラシックなヒップホップビデオに影響を受けた、モノクロで撮影された。また、マーフィー自身がこのビデオのクリエイティブディレクターを務めており、自身の故郷であるアークローの道路を封鎖して、アイルランドのダンサー、マーチングバンド、ガールガイド、ボーイスカウト、地元の農家など、150人のアークローの住民が参加し活気あふれるストリートパレードを再現している。

ニューアルバム『Hit Parade』にはヴァラエティ豊かな13曲を収録。エレクトロニック・ミュージックの鬼才DJコーツェとのコラボレーションで制作され、ジャンルを超えて音響的な境界を押し広げている。アートワークは、アーティストのベス・フレイがAIで生成した画像にマーフィーを重ね合わせ、ブラウリオ・アマドがグラフィックデザインを担当し、FKAツイッグス、キャロライン・ポラチェック、シャイガールなどを手がけるクリエイティブ・スタジオ〈Object & Animal〉が担当し、マーフィーもクリエイティブディレクターとして名を連ねている。

『Hit Parade』国内流通仕様盤CDには解説書が封入される。LPは、通常盤(ブラック・ヴァイナル)に加え、インディー限定盤(ローズピンク・ヴァイナル)、デラックス盤(パープル・マーブル・ヴァイナル)の3形態で発売される。

ロイシン・マーフィーコメント
このようなビデオを撮影することは大きな責任があり、圧倒されることもあった。しかしアークローの人々は私をとても誇りにさせてくれ、この日が私の人生で最高の一日になった。このビデオは、私の故郷であるアークローでしか撮れない。

ロイシン・マーフィー
『Hit Parade』
2023年9月8日(金)リリース
予約・購入URL : https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13421

〈収録曲〉
1. What Not To Do
2. CooCool
3. The Universe
4. Hurtz So Bad
5. The House
6. Fader
7. Free Will
8. You Knew
9. Can’t Replicate
10. Crazy Ants Reprise
11. Two Ways
12. Eureka