2022/08/12 14:00
「えっ!?生地から作るの!?」と、ステージに上がった瞬間のサプライズに思わず大声を出す柴田。
マニュアルを見ながら進めていくものの、工程ごとに文句を言いつつ生地のもとをまぜまぜ。「いいんだよ、細かいことは。「気まぐれピザ」なんだから。ていうかシェフのきまぐれとかって、あれ何?ちゃんとやれよ」とブツブツ。これまで〈ボッチン〉のステージに上がってきた出演者たちの料理はすべて美味しく完成しているだけに、プレッシャーを感じているようだ。
調子が上がってきた柴田は、「スピーディーに行きます」と、「中年かまってちゃん」を思わせるリズムで次々と野菜を切っていく。ところが、ふと顔を上げてスタッフを見ると「ケンタッキー食ってる人がいる!俺もこんなわけわかんないピザ食うよりケンタッキー食いたい」と激怒。とはいえもう柴田のケンタッキーは残されていない。あきらめた柴田はピザ作りを続行。網の上にアルミホイルを乗せて生地をベコベコ音を立てながらのばしていく柴田。「網から下ろしてやった方が良いのでは?」とのスタッフの指摘に「うるせえっ!指図すんじゃねえ!」と激おこ。荒ぶりながらも、トマト、ピーマン、ソーセージ、コーン、とろけた(ex.とろける)チーズなど具材を乗せていく。「イキフン(雰囲気)出てんじゃん」と、40代のミュージシャンらしく業界用語を駆使しつつ、きまぐれピザ完成へと近づいていく。
「めっちゃいい匂いしてきた!」
焼き上げること15分。見るとピザというよりも、具材全部盛りのパン。再びトースターへ戻し10分ほど。取り出してカットすると熱々を(箸で)口に運ぶ柴田。
「うそ!?美味い!パンが美味いぞ」
と興奮気味。まさか本人もこんなに美味くできるとは思わなかったようだ。見守っていた配信視聴者、スタッフ一同も驚いた。美味しそうに完食した柴田。本当に相当美味しかったようだ。
しかし、気まぐれ&適当に作ったのになぜこんなに美味しくできたのだろうか?その美味しさの理由について、大学のサークルにピザ窯があるというピザ焼き経験者のスタッフUくんに分析していただいた。
「時間・量・トマトの水分量。そのすべてが調和したことから、完成度の高いピザが出来上がったわけなんです。☆3つですね」
とのこと。
2022年8月12日(金)11:50~孤立ステージ
「柴田隆浩気まぐれピザを焼くもぼっち飯」
出演:忘れらんねえよ
https://bit.ly/3CjRpQf
https://twitter.com/wasureranneyo
文と写真:岡本貴之