忘れらんねえよ〈ボッチン〉 肉じゃがを作ってわんぱくにパクパク “全然イケる！”

「作り方を調べるところからが、〈ボッチインジャパン〉です」ということで、最後の気力を振り絞ってステージ(台所)に立つ柴田隆浩(Vo.Gt)。じゃがいもとにんじんの皮をピューラーで剝き、乱切りにする姿がさまになっているロックンローラーは柴田ぐらいしかいない。バンドマンとしてデビューしていなかったら、料理人になっていたのかもしれない。そんなことを思っていると、炊飯器からごはんの炊けた音がピーっと鳴り、体がピクッと反応する柴田。やはり根っからのミュージシャンだ。

調理が進むにつれて、ステージ中に美味しそうな匂いが漂ってくる。日本の家庭料理の第一位はやっぱり肉じゃがだ。配信視聴者のバックアップを受けて、肉じゃがの仕込みを終えて落し蓋をして煮ること20分。待っている間、空腹に耐えかねた柴田は、本日大活躍ののりたまをごはんにかけて、美味しそうにパクパク。わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい。そう願わずにはいられなかった。

出来上がった肉じゃがをひと口食べた柴田は、「うん、全然いける。美味くはないけど。いや、美味い。俺もどっちかわからん」と、オリジナリティのある食レポで味を伝えた。

さあ、次はいよいよDay1のヘッドライナー、忘れらんねえよが「ぼっちステージに」登場する。

文・写真：岡本貴之